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My Soundcloud Channel --- Testing :D

Monday, January 08, 2007

今日の Sound Blaster Audigy Value + Debian sarge の罠

いつのまにかPCのサウンドカード経由で圧縮音楽やら動画やらの”音”を聞く事が多くなって来てしまった。 このまえKITを組んだ真空管アンプ繋いでamaroKとかで適当に流す、とか動画を視聴する事が多くなって来たのだ。で、今まで使って来たサウンドカードは玄人志向の一番安いやつだったのだが、最近音の鳴り始めや終りにガサゴソとまるでLPレコードの針音の様な音が聞こえて来る様になった。元々スペアナソフトでみてもS/Nの悪い安かろう悪かろうなボロカードだったので、そろそろマシな奴に交換してみようか、と思っていたところである。

今度はUSBにしてみようか、とも思ったが、USBってミキサーデバイス動くのかな? ちゃんとDuplexで動くのかな?? なんて疑問があったので試してみるのも一興か...と思ったがとりあえずオーソドックスなPCIカードにしておく事にする...

Linuxの場合はどんなチップが載っているのか、それがLinuxのカーネルのOSSなりALSAなりのドライバーで動くかどうか、という事に気を付ける必要がある...動くのが"多い”のだけれど...

ALSAのページを見て、なんとなく大丈夫そうな予感がしたのと、ちゃんとした、というか名のあるメーカー謹製で値段もほどほどだったので


Sound Blaster Audigy Value

という奴にした。

で早速取り付けて alsaconfで設定してみるも...認識せず...

lspciでは

0000:02:09.0 Multimedia audio controller: Creative Labs SB Audigy LS

と出てくるのだが、こいつのチップは


CA0106

と言う奴で、だから snd-ca0106 というモジュール ( ドライバー ) を使えばよいわけ、というのはALSAのページにも書いてあるのだが... alsaconfでカードが認識できず、 modprobeでsnd-ca0106を読み込もうとしても そんなもんおまへん、と出てしまう...

で、これは認識していない、というより、ちょっと調べた限りだけど、どうも Debian sargeの stableなカーネルとalsa パッケージにはこの snd-ca0106 モジュールが入っていない様なのだ... と言う事は snd-ca0106 と言うのは割と新しいものなのかもしれない。 sargeのstableは昨年6月リリースのやつだから、古いと言えば古いのか... orz

これまでと同じ実績のあるチップのカードとどちらにするか迷ったのだけれど、激安カードから足を洗ってみたかった...という事からつまづいてしまった。カーネルを自分で上げたりALSAのコンパイルし直す、あるいは testingに移行すると動くのは分かっているのだが、色々面倒、なので 次期バージョン etch のリリースまでお預け、古いままで我慢するしかない...

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実用環境として Linuxオンリーで、メインマシン1台だけでやってるので、なかなか testingとか使う気にならないし、apt-getで楽々メインテナンス ですっかり腑抜けになってしまった...
Linux使いはじめの頃はTP600の音出すのに徹夜まがいになってあれこれやってたけど、もう元気ないや..

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*** 追補 ***

Debian Sargeでは認識できなかったが、その後 upgradeした Debian Etch では Alsaで 問題なく認識して使える事を確認しておりますです、ハイ...