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Tuesday, November 25, 2014

Today's Dancing in the air : KORG DSN-12

今日の楽器フェア2014に行ってきた

随分昔サンシャインで行われてた時に行ったきり、しばしご無沙汰の楽器フェアに行ってみた。どうしても気になる楽器があった、というわけでもないのだが、まぁDSN-12がらみでDetuneの佐野氏に会いに行った様なものだ。

と言う事で、なんとなく会場をぷらぷらして来た、というだけなのだが、ZOOM Q4を持って行って適当に撮ってきたビデオを張っておく。会場の雰囲気ぐらいは伝わるだろうか。ZOOM Q4のテスト撮影してきた様なものかもしれない...普通のカムコーダーでは録れない音声品質で記録されている... と思う。


YMO楽器展というのが行われていて、たまたま前を通りかかったら、YMOワールドツアーのマニュピレーターだった松武氏がシンセドラムのチェックをしていた。これはばっちり真正面から撮れた。意外にもコンパクトなドラムキット。これをあの高橋幸宏氏が叩いていたのだね..


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所感:

全般的に活況、外資ファンドにやられちゃったあのローランド、元気がないのかと思いきや、随分力を入れてる感じであった。

ワンフロアーにブースがひしめく形なので、大手メーカーの音圧の高いライブの音でよく言えば賑やか、喧騒、悪く言えば非常に五月蝿い会場でもあった。音圧を規制すると賑やかさが無くなるという事になるそうだが、規制しないと各種試奏コーナー的なものや、同じライブでも音圧の無い純アコースティックなものは喧騒にかき消されてとても残念な感じになってしまう。

例えば、 KORGブースで Volcaの新製品であるVolca sample、同社が代理店のMOOGのThereminiなどを試してみたのだけど、この両機は音量が小さく、同社でミニライブが行われていた事もあり、共に密閉型ヘッドフォンでの試奏にも関わらず、試奏した楽器音がほとんど聞こえず残念だった。Electribeなどは音が大きくヘッドフォンでよく聞こえたのだが..
規制するしないは別にしても、音圧管理はして、試奏場所は外部から音が回りこんだり、特にヘッドフォンで抑えられない低音を遮断する工夫が必要ではなかろうか、とも思った。

上のビデオに、通りかかったハープとリコーダーのデュオ、19世紀の英国ピアノの復元品でのデモ演奏を長めに収録してみたのだけど、どちらも他の高音圧のライブの音で聞く側の立場としてはとても残念な感じであった。楽器業界のお祭りとしては賑やかで結構なのだと思うが、静寂もまた音楽であり楽器にとっても大切な事でもあるのだから、フロアを分離できる会場で開くとか、何らかの配慮も必要なのじゃないかなとも感じた。無料イベントではないんだから。

あと、スマホを持ってないと配布物などお土産もらえない、という、なんでもスマホ、スマホ、な感じだったのは閉口した。昔の様にカタログ詰め合わせやノベルティーを山積みで配るというのではないのは時代なのだろうが、ひねくれた見方をすると、スマホ持ってない奴は客じゃないというやり方は残念に思った。

ビデオ取りながらプラプラしてたのだが、カシオブースを通りかかったらミニライブやってたのでカメラ向けたら撮るなと言われた。他のメーカーでは言われなかった。それぞれ何らかのポリシーがあるのだろうけど、何を気にしているのか理解に苦しむ..

その辺の楽器店には一生置かれないであろうものが沢山あったけど、電子楽器などは、初めて触る機材をその場で理解して色々試せるものでもなく、さりとて自分だけが何十分も張り付いて独占するわけにも行かず、結局大半が音が出るな、という確認程度になってしまったのが残念と言えば残念。楽器店によっては、せっかく電源入れて展示してるのに客に音出させない残念な店もあるので、短時間でも自由に触れて音が聞けるだけでも御の字なのである。

モジュラーシンセの壁があったけど、普段弄ってる人でもないとその場でさくさく弄れるものでもないので、触れるのだけど触らなかった‥
前から気になってたBuchlaのイーゼルも置かれていた。これもぱっと見てどう弄って良いか解らなかった..未体験の楽器というのはやはり自分の物として手元に来てから追及が始まるものだと思った。けっこうな値段なので手が出ないけど。

上のビデオにもやたらピアノが写ってるのだけど、買えても置けないもどかしい楽器、普段触れない楽器(楽器店でもたいてい鍵盤の上に勝手に弾くなと表示が置かれている)が自由に触り放題だったから、ついつい立ち寄ってしまった。さりとて、ちゃんと弾けないので触ってるだけなのだけど。ショパンとか弾いてる人映ってるけど、ああいう人がウロチョロしてる所でデタラメ弾きはなかなか勇気がいる...

どんなにデジタル音源がよくなっても、本物の弦と鉄枠と木枠と空気の振動で得られる直接耳と体に伝わる本物の音にはかなわない。録音結果は区別がつかないぐらいでも、生でリアルで弾いて直接聞く場合はあきらかに違うのだ。帰ってきたら、KORG KROMEのピアノ音がとても寂しく聞こえた..KROMEはピアノ音源としてはかなり良い音なのだけど、それでも本物の音にはかなわないのだ...

おしまい...

Saturday, November 01, 2014

今日の KORG Kaossilator 2 スイッチ脱落修理のナゾ

DIY修理メモ: KORG Kaossilator 2 の電源が入らなくなったので開けてみるとスイッチが脱落していたので修理してみた。
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2012年に購入した KORG Kaossilator 2 、久しぶりに使ってみようと電源を入れたのだが起動しない。エネループをいれていたので、放電してしまったのか、と充電済みのはずの別のエネループに入れ替えてみるが、それでも電源が入らない。さらに新品のアルカリ電池を入れてみるがやはり電源が入らない..

最後に、ACアダプタを使ってみたのだがやはり電源は入らない...
しばらく放置したら壊れてしまった。しかしなぜ...
置いておくだけで壊れてしまうなんて事があるのか...

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Kaossilator は、キーボードのない、タッチパッドで演奏する画期的な電子楽器である。
本格的な楽曲の演奏に使うには無理がある(キーボードがないから)のだが、
適当に触って面白いフレーズやグルーブが得られる楽しめる楽器なので、このまま捨てるのも惜しい。

さりとて修理にいくら掛かるのか、買い直した方がいいのか、頭の中でループしたのであるが、とりあえずダメ元で中を見て見ることにした。

こういうデジタル機器の故障は見ても分からないとは思ったのであるが...


予想に反して原因は直ぐに判明した..



なんと、電源スイッチ (SW8) と、VOLスイッチのプラス側 (SW9)が脱落している!
最後に使った時、当たり前だけど電源は入った。保管しただけで脱落するはずはないから、今回使おうとした時が最後のひと押し、致命傷になってしまった様だ。

外部に出ている黄色いボタンを介して押される、表面実装タイプのとても小さなスイッチが実装されているのだが、素人目に見てこのボタンを押すストロークや力を規制する機構になっていないか、規制していても効きが悪いのではないか、という設計的な問題がまずひとつ、それと、実装時のハンダの状態が悪く強度が不十分だったのではないか、というのが原因と推測される。横から押される形のスイッチ構造も、上から押すタイプよりも半田面に機械ストレスが掛かる気もする。上から押す形では圧縮方向の圧力だけど、横から押す形だと、せん断とか捻じれ的な力が掛かるから。

脱落したスイッチ2つは、超小型スピーカーの磁石にくっついていた。


SW跡のランド間を導体でショートしてみると電源が入ったので、他に故障は無い様だ。

こういう表面実装のスイッチをハンダ付けした経験はない。抵抗やキャパシタであれば上から熱を加えればなんとかハンダ付け出来るけど、このスイッチは電極部は殆ど表面に出ておらず、しかもプラスチック部材を含むのでベタに熱を加えると壊れてしまいそうなものである。

なので、配線を引き出して、普通の大きなスイッチを外付けして、使えればOK的なバラック修理をしてみようと思ったのだが、まずは脱落したスイッチを元通り付け直す事にしてみた。

白い小さいのが脱落したスイッチ

基板を外して作業するのが筋なのだが、それをするとディスプレー廻りなど他を壊してしまいそうな気もしたので、基板をパネルをつけたまま..

ランドに予備ハンダをした上で、スイッチの両端部に細い小手先を当てて熱してみたのだが、なんとか付いた様だ.. 

コテが入りにくく、ケーブルや筐体にコテを当ててしまってちょっと溶かしたり、スイッチもなんだかちょっと傾いたようだけど、一応くっついた様だ...(写真撮るのを失念)


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ググってみると、内外のBBSなどで、同様に電源が入らない、とか、スイッチが壊れた、というクレームをいくつか見かけたので、ロット性のある実装不良であるのかもしれないし、構造的に弱い(設計がよろしくない)のかもしれない...

保証期間内ならもちろんクレームで修理か交換になるのだが、私のはとおに保証期間が過ぎている‥という事でのダメ元的な修理を行なって、なんとか一応は成功した。

けれど、機構的な問題があるのであれば(ボタンを押すストロークや力に規制がかかっていないか、その機能が弱いのであれば)、また何時の日か外れてしまうかもしれない。

もし、同じ症状で故障されたという方は、KORGに”設計あるいは実装に問題あるのではないか”と意見を添えて修理依頼するのが懸命と思います。