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Wednesday, December 23, 2015

Today's Princess Leia : Moog Etherwave Theremin

今日の BOSS RC-505

買い物memo: 楽器のお遊びの道具として、BOSS の5トラックのルーパー、 RC-505を買ってみたというお話・・
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突然だが、BOSSのRC-505という5トラックのルーパーを購入してみた。
ループで音を重ねて行くのはカオシレーターで学んだ楽しさなのだが、こういう単体のルーパーだとどんな楽器でも使える事になるので、楽器遊びにもってこいの機材だったりするのだ。

ということで、お約束の開封〜テスト動画


基本的には録音装置で、適当な長さでループ再生とオーバーダビングを繰り返し行えるものである。元々、ギターと一緒に使って練習や一人アンサンブルなどを楽しむという商品分野なのだが、近年はいろんな楽器と組み合わせた演奏パフォーマンスを披露する目的や、ボイスパーカッション、ビートボックスと言われるパフォーマンスなどにも使われる事が増え、今回購入したものはギター用のペダル型ではなく、デスクトップで使われるべく企画された機種。

ルーパーは、過去にDigitechのものを購入したものの故障で返品、その後ルーパー機能を持ったVOX DelayLab を購入したのだが、DelayLabはループ時間が20秒程度と短かく、トラック数も1つ、アンドゥ、リドゥも効かないと制約も多かった。

ということで、もっと長い記録時間を持つものを使ってみたい、と思っていたわけなのだが、機種選定でちょっと思案を要した。

近年流行りの、シンプルな1トラックのものが値段的に魅力だが、できれば2トラックは欲しい。一方2トラック以上使えるものは実質BOSSがほぼ独占で選択肢もあまりない状況で価格も高値安定。ローランド(BOSS)ってあまり値引きをしないのがちょっと癪だったりする。

良いなぁ、と思ったのはエレハモの4トラックの機種なのだが、これは国内正規価格が随分高い、例によって趣味分野の輸入物品は大概ボッタクリ、という感じの内外価格差があるのだ。

機能面と価格から、BOSSの2トラックのペダルにするか、本機の5トラックのデスクトップ型にするか、という消極的な選択になってしまった。

キーボードと使う場合も、ギター同様に、操作は足で行う方が使いやすいのだが(両手が塞がるから)最終的に、置き場所や使い勝手を優先して、ちょっとお高いのだがRC-505を購入することにした。キーボードやミキサーは基本卓上で使うもので、信号ケーブルなどの引き回しから言っても、各種操作設定に関しても本体は卓上に置いた方が便利だからである。ペダル型だと設定を変える度にかがんだり這いつくばってツマミなどを回す必要があるが、キーボードと組み合わせて色々実験、試行錯誤しながら使う場合はとても不合理だ。


流石にお高い機種だけあって、品質的にはよく出来てるのだが、ペダルはジャック経由で、最高2つのスイッチペダルが使えるものの、予め設定したトラックでしか機能しない。全くの手放しだと設定した1つのトラックの操作を設定できるだけなので、ペダルでの操作では1トラックのルーパーより、むしろ劣る事になる、という欠点がある。

メーカーとしては、ペダル操作が大事ならペダル型を買ってくれという方針なのだろうが、5トラックもつかえるペダル型はなく、3トラックのBOSS製品は価格は同等でデカくて重い。キーボードなどと組む場合ちょっと使いにくいのだ。
例のDigitechのルーパーはかなり大型のペダルだったので、キーボード上に載せる事もはばかられ、かといって足元に転がしておくにも邪魔だった。

本体はデスクトップ、操作はペダル、足元にペダル置くだけ、というものが、信号の取り回し、設定操作、足元の配置など全てに関して有利で理想だとおもうが、本機はペダルに関してはプアで、もうすこし柔軟な設計もできたろうに、という所が残念ではある。

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ということで弄り始めているのだが、基本的には自分の演奏をリアルタイムで録音して再生ループ、オーバーダビングを行う録音再生装置以外のなにものでもない。


デジタル録音なので基本音質は良い。
ただどんどん音を重ねていて音圧が上がってゆくと細かな色艶が聞こえなくなってくる感じもある。無限に重ねられるとは言っても考えなしにやると音のカオスになるし、限界はある。操作は簡単でも実演奏でうまくループさせたりアンサンブルを重ねるのは機械ではなく自分の腕前、という、結局は楽器として、その特質を自分のものにして使ってゆかねばならない宿命は当然のように存在するわけだ。


YouTubeなどに、こういうルーパーをアクロバティックに使いこなす演奏パフォーマンスが色々出てるけど、結局同じ機材を前にして使いこなす人、使いこなせない人に分かれてしまうのも、また楽器の性・・・

ただ、単純な録音機として見た場合、もっと別の使い方も見えるわけで、結局自分が使いたい様に使えばよいと言うことでもある。それもまた楽器という事なのだろう・・

おしまい

Wednesday, December 02, 2015

今日のOPアンプでヘッドフォンアンプのナゾ

工作memo: ありあわせの材料で、ありがちなOPアンプ回路でヘッドフォンアンプを作ってみたというだけのお話・・
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なんとなく、ラインレベルの信号を入力して音を出すヘッドフォンアンプがあったら便利かな、と思いついて、ありあわせの材料で適当に作ってみた。

想定ヘッドフォンは現用のAKGのK270とK702である。インピーダンスが70Ω前後で、能率が93dB/mW前後と感度が低めのヘッドフォン。もはや音楽を聞くことはあまりないのだが、楽器の演奏・録音モニターとしては常用している。

最初は勉強を兼ねて簡単なディスクリート回路で組もうかとも思ったのだが・・だんだん面倒臭くなってきたので、結局ありがちなOPアンプをそのまま使う回路を作ってみることにした・・

電源は電池又はその辺に転がってる余ったACアダプタを突っ込んで使える様な簡易なもの、接続機器を壊さない様、安全第一として入出力はDCが出ない様にコンデンサでカップリング、正負電源ではなく単電源仕様にする、ゲインは少なめ、ケースを含めて、すべて手持ちの部品だけで作る…という条件で考えた。 ちまたのヘッドフォン、イヤフォンブーム、ハイレゾブーム的な良い音云々は考慮しない・・

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という事で回路。オペアンプ1石によるステレオヘッドフォンアンプ。

オペアンプは、本来ヘッドフォンの様なインピーダンスの低いものに電力を送るにはあまり適しているとは言えない。ラインレベルで600Ω負荷をドライブ出来る高出力が売りの5532などのオペアンプがあるが、それでもやっとこ600Ωをフルスイング出来る、というのがオペアンプICの能力なのである。真面目に考えるなら、ヘッドフォンのインピーダンスは更に低いので、トランジスタでバッファを入れる必要がある。

ただ、実際にはヘッドフォンを繋いでも、安全動作の範囲内で実用になる程度の出力を出す事は可能、という事で、オペアンプだけを使ったヘッドフォンアンプは、アマチュアに人気のある方式。



ありあわせの部品を適当に使っているので、個々の定数に意味があったりなかったりする。何で50Ωなのか、6.8uF、220uFなのか・・というと、たまたまその値の部品があったから、これ使っとけ、というやり方である。
( 例えば出力カップリング用の220uFは少なめで、この値だと低インピーダンスのヘッドフォンだと低域が減衰してしまう・・のだが)

教科書的な非反転増幅そのまま。OPアンプ回路で6倍だが、その先に直列に50Ωの抵抗を入れているので実質はヘッドフォンを繋ぐと3倍程度になるはず。

この出力の抵抗は、OPアンプから見てなるべく負荷をかるくする、あるいは電流制限の保護抵抗的な意味なのだが、電子楽器系で使う機器では、それだけではなく、ステレオジャックにモノラルのフォンジャックを突っ込む事も考えられるので、この直列抵抗は入れておいた方がよいのである。

ヘッドフォン以外絶対に使わないのであれば関係ないのだが、楽器機材の延長で使う場合は、安全性や使い勝手の面から抵抗は入れておいたほうが良い。

ステレオプラグを挿せばステレオ、モノを挿せばモノ(左)として出た方が使い勝手が良いのだが、抵抗無しの直結だとモノプラグを刺した場合、左の出力がモノとして出るには出るが、右は短絡なので、短絡したまま音を出すと、IC内の出力トランジスタが加熱してしまいうまくないのである。

今回のこの回路でもモノプラグを挿せば右側出力はその50Ωが負荷になってしまい、それはそれでオペアンプから見ると十分過負荷なのだが、直結のショートよりは断然マシでICにも優しい。

(余談だが、モノラルIC出力をそのまま左右に振り分ける回路もあるけど、直結だとモノラルプラグを突っ込むとショートしてしまい、音が出なくなるKORGのmonotronの出力が正にそれで、ステレオミニ出力→標準フォン変換アダプタに楽器用のモノラルプラグを刺すと右側がショートしてしまい、結果として音が出ないというトラブルになる。当方のYouTubeの動画にも音が出ないとコメントが入ったことがある。数10Ω程度入れておけばレベルは下がるけどICも問題なく音も出るのだが・・)

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ということで、これをさっそく適当に基板に組んでみた。全部あり合わせの部品なので、コンデンサがデカいとか見てくれは悪い・・


まずは006P電池で動かしてみた・・・

JRCの 4580 と 5532 をつかってみたのだが、音が良いとか悪いとかは別にして、どちらも十分使えるレベルの音圧が得られた。とりあえず今回は5532を使うことにした・・


f特がどうのS/Nがどうの最大出力がどうの、測定も何にもしていないが、とりあえず鳴ってるからいいや、という事で置いておく。ケースもありあわせの、なんの飾りもない、裏蓋もない、ジャンク的な汎用ケースでバラック的に組む・・

このままACアダプタ端子を止めて電池仕様にしてしまおうか、と思ったが、電池の交換、出し入れ、固定、など、面倒なので、最終的にはACアダプタ仕様とした。

ACアダプタはギター系9Vセンターマイナスでも、今時一般的なセンタープラスの奴でも両方使える様にダイオードでブリッジを組んでいる。AC出力のACアダプタ(変な言い方だけど)も当然使える・・ 

電圧は 5Vだとなんとか音は出るけどよほど小さい音以外は歪んでしまう。ICの動作下限以下だから仕方がない。

9Vだと十分鳴る感じ。

原理的には、OPアンプの耐圧まで、5532だと片電源で36V程度までは上げられるはずだが、今回は電源ラインのケミコンの耐圧が16Vなので、そこまでしか使えない。また結局ヘッドフォンはOPアンプから見るとやはり重たい負荷なので、いくら電源電圧を上げても内部の電流能力の制限にひっかかってパワーが増やせるわけではない

先日買ったジャンクのSONYミキサーの出力につないでみたが、こういう民生用品のラインレベルのモニター用に十分な音量が出る事を確認できた。


ただ、このミキサーのヘッドフォン端子は低インピーダンスかつ高能率のヘッドフォンを想定しているのか出力が電圧的にも低くて、今回のアンプのゲインではそれを補う事はできなかった。汎用性をもたせるなら、もうちょっとゲインを上げてもよかったかな、という事かもしれない・・・

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どんなACアダプタを突っ込んでも動くというコンセプトは、たしかに使い勝手は良いはずなのだが、結局現実のACアダプタは、プラグのサイズ、形状が様々であり、極性は吸収できてもサイズ差は吸収できない・・ 例えばプラグ外径は合致して刺せても、内側の穴のサイズとピンの差があるとか、刺さっても寸法が微妙に違って接触が悪い・・などと現実は厳しい・・

とりあえずそこそこ鳴るので、やっぱ内部で正負電源作って出力からコンデンサを外したほうがよかったかも、DC出ても抵抗入れときゃヘッドフォンが焼けるまでいかないだろうし、などと思えてきたりもしたのだが、とりあえず動くものが出来たのでしばらくこのまま使ってみる事にする・・

おわり

Tuesday, November 03, 2015

今日の SONY MX-670 を分解してみた・・

memo: SONY の MX-670 という6ch ミキサーのジャンク品を入手したので、とりあえず整備がてら分解してみた・・
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以前から、ハードオフに、ソニーのミキサーのジャンク品、それもかなり汚い感じのものが動作未確認でありながら数千円などという値札がついていたりしているのを見かけていた。
デザインもよく、割としっかり作られている様でもあり、しかし本格的なプロ用とまではいかない、学校や企業での簡易PA用途なのかもしれない、そんな感じで見ていた。

つまり、興味はあったけれど、買うほどのものもでもないという判断だったのだが、先日、初めて訪れた店舗で、割と綺麗な状態のものに540円という値札がついていた・・
(ポータブル機なのだが蓋が欠品だったが・・)

ガラクタを増やしてどうする、とも思ったけれど、500円だし、部品取りにしても安いんじゃないか、という事で買ってしまった。

ネットにはあまり情報がない機種でマニュアル類も拾えなかったのが残念だがとりあえず調査とガリ取りの為に分解してみたので、簡単にレポしてみることにする・・・
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そこそこ厚い、黒のアルミヘアラインのパネルはなかなか綺麗だ・・昔はそれなりの値段がついていたんじゃなかろうか・・


基本は6chのマイクミキサー、1,2はphono端子でRIAAイコライザ付き
4-6はライン入力付き、マイクにはフォンジャック、フォノとラインにはRCAコネクタと入力が分かれている。各chはパンポット付き、AUX送りはなし。
各入力フェーダーの横のフェーダー状のノブは、フェーダーポジションを記録する、ただのマーカーらしい。


アナログのVUメーターが付いてるのがポイントが高い。
実用性というよりは、メーターが振れるアナログ感を愛でるいアイテムだと思う。

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分解は特に悩むことはなかったのだが、入力とパンの丸いノブが非常に強固に固着していて取り外すのに苦労した。


普通の、ローレットのVR軸に押し込むノブなのだが、抜けどめなのだろうが、シャフトに傷がつけられ、それがノブを非常に抜けにくくしていた。指で引っ張って取れたのは数個のみで、仕方がないのでドライバー類でパネルとの間をコジる感じでなんとか引き抜いた。シャフトが抜けるんじゃないか、と思うぐらいかなりの力を要した。


フェーダー、ポット類は、しっかりしたスチールのフレームに実装されていた。


ガリ退治は、VRの隙間に楊枝に巻いたキムワイプにアルコールを含ませて汚れを拭き取るという形で行った。本当は分解したり、洗浄できればよいのだろうが、これ以上バラすのは大変だし不器用なので壊すリスクが格段にあがるから。

接点復活剤は少量塗布が出来ずベタベタになるので、仕上げとして、キムワイプに軽く含ませて表面をふいて、あとは乾拭き、という感じにした・・ 

フェーダーのスライドVRはNobleの20KΩAだった・・

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この機種は、なんとOPアンプなどのICは一つも使われていない。
全回路、完全なディスクリート構成で、入力アンプ、フェーダーの載ってるバッファアンプ、送り出しのラインアンプ、そしてヘッドフォンアンプ、何れも、2SC2785と2SC1345の2石で構成されていた。



未確定:読み違いがありそう・・

 どんな回路か、解析しようか・・と思ったのだけど、根気がつづかず止めてしまった。写真に撮って追ってみたのだが、写真だと素子の値やシルク印刷に隠れたパターンが読み取れなかったり、かと言って実物を表裏を交互に見たり導通を確認しながら接続を追ってゆくには大きく重すぎる・・やりかけたのだが、フレームのエッジで指切ったり、面倒くさくなったので挫折した・・


  入力側の基板はこんな感じ・・


ライン入力はRCA、マイクはフォンジャックと分かれている。
パンポットのノブは回転角が180度になっている・・


ぱっと見本格的なVUメーター・・


照明内蔵のメーター。節電のためか、照明はLIGHTボタンを押して数秒光るだけ


メーターとして、多分本当の意味でのプロ用の規格では出来てない気がする・・が、適当なものであっても、アナログメーターは見ていて楽しいのはたしかだ・・


  電源、ラインアンプ、ヘッドフォンアンプ回路・・
ヘッドフォンはトランスでインピーダンス変換して出している模様。回路は調べてないけど、ラインアンプ同等のものをトランスで整合させている様で、トランスを直接出力TRの負荷とするA級シングルとかAB級プッシュプルとか、そういう回路ではないみたい。
75ΩのAKG K270だとモニターはできるけど音量はかなり小さめ。もっと効率の良いヘッドフォンでないと大きな音は出ないようだ・・
メインのコンデンサは端子片方がクラックで外れていたので修正しておいた・・

1980年前後の商品なので、ケミコン類は心配だけど、総とっかえするのも大変だし、500円ジャンクに手間暇かけて整備する程のものでもないかなという事でそのまま様子見・・

入出力も、フォンプラグ仕様の方が使いやすいので改造してみたい気もするが、とりあえずは保留・・

単2が8本が電源、ACアダプタは12Vでセンターマイナス。基本的にはポータブルなミキサーというコンセプトで、バッテリー駆動で長時間使用出来るように、という意味でICが一つも使われていないのかもしれない。
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 ラジカセを繋いで試運転・・ガリも取れて、全チャンネル、ちゃんと鳴る事を確認・・・


このミキサーには、接続機器調整用として440Hzオシレターが搭載されているのだが、若干ピッチが高めにズレてるのと、メーターのフレが左右で若干差があった・・
本来は調整するのだろうが、このメーターをみて正確にレベル調整をする、というものでもないので、とりあえず放置・・
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ネットではマニュアル類などは拾えないのだが、サービスマニュアルをebayなどで売っていたりもして、その出品物の表紙の写真から、なんとか一部スペックが読み取れたので、最後に要約してまとめておく。
SONY MX-670 Specifications
電源 DC12V, Cセル8本 または AC-12アダプタ(12V, センターマイナス)
消費電力DC 0.75W 
電池寿命Sony Super Batteries SUM-2Sで約25時間 
MIC入力 6系統 (フォンジャック)
入力感度 0.31mV (-68dB) 低インピーダンスマイク用 
ライン入力 4系統 (RCAコネクタ)
入力感度 98mV (-18dB)
入力インピーダンス 82 kohm 
フォノ入力 2系統(RCAコネクタ)
入力感度 2.2mV (-51dB)
入力インピーダンス 50 kohm
RIAAイコライザ 
カスケード入力 2系統(RCAコネクタ)
入力感度 435mV (-5dB)
入力インピーダンス 68 kohm 
ライン出力 2系統(RCAコネクタ)
出力レベル 435mV (-5dB)
負荷インピーダンス 10 kohm以上 
ヘッドフォン出力(TRSステレオ)
出力 78mV (-20dB)
負荷インピーダンス 8 ohm 
周波数特性
30 - 25000 Hz +/- 1dB
歪率
定格出力で 0.1%
SN比
60dB


と言う事で、モノとしては、割としっかり作ってあるけれど、機能としてはあまり本格的なミキサーとも言えない。入出力がアンバラのみだし、信号レベルも低いので、やはり民生向けの商品であるようだ。

ナウなヤングがデンスケと組み合わせてナマロクしてた時代に企画された商品だから、なのかもしれない・・

今風に使うなら、ポータブル用途の設計で電池駆動という事もあるし、ガジェット系楽器をMIXしてKAOSSPADみたいなエフェクタに送る用途に合いそうだ。ちょっと大きくて重いのが欠点だけど。 あと、ビデオ素材としてVUメーター撮影とかメーター利用がいいかもしれない...

楽器用ととしてミキサーを探している、などという方には全く不向きな機種だとおもうが、スペックは弱いが筐体はかなりしっかり作られているし、この時代のもの作りの意気込みを感じさせるものではある。そのへんを見極められる人なら面白い玩具になるかもしれない・・500〜1000円ジャンクなら拾って損はない、と思う

ということで、買ってから置き場所と使い道を考えなきゃ、とやや本末転倒気味だが、なんか昔こういうのを意味もなく欲しかった記憶が蘇ったり、分解を楽しんだり、ちょっとしたインドアリクレーションになったのは確かだ・・

Wednesday, October 28, 2015

今日の任天堂3DSLL スライドパッド交換のナゾ

memo: 3DSLLのスライドパッドが疲労で壊れて外れてしまったのだが、アマゾンで互換品が売られていたので自分で修理してみた、というお話。
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昨年6月に KORG DSN-12を試してみたいばっかりに購入した任天堂の3DSLLなのだが、スライドパッドが壊れてしまった。

かくも激しくDSN-12を使い倒して壊してしまった・・のではなく、真の原因は3DSLLに付いてきた無料クーポンでダウンロードしたマリオカート7のやり過ぎだったりする。
その手のゲームはどうしても、つい無意識に力が入ってしまうのだろうと思うが、度重なるストレスによる疲労骨折的な壊れ方をしていた。


ちなみに、かつて、KORG DS-10を使いたいがためにDSLiteを購入したのだが、ゲーム類は一切やらなかった。3DSも DSN-12が発売されなければ買うことはなかった、つまり私はゲームはしない人間だったのだが、クーポンでタダで貰ったマリオカートは暇つぶしに、年甲斐もなく随分嵌ってしまったのだった・・

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さて修理に出さなきゃいけない、という事になってしまったわけだが、DSなどの修理は販売店などの店頭受付ではなく、任天堂に直接送付して、見積もり云々のステップを踏んで修理、納品も代引きで宅配、という事であり、すこし面倒くさいし、費用も数千円かかる感じらしい・・

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ふと、こういうの自分で修理してる人居るのではなかろうか、とググってみると、結局このスライドパッドは互換品が安価に売られており、簡単に交換できる事がわかった。

なんとアマゾンのマーケット業者が売っているのである・・という事で早速発注してみた。送料無料で100円であった・・

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注文後すぐに発送通知メールが来て、数日後に郵便(封書)で届いた。
純正品は黒い樹脂のボタン面にゴム質のものを被せた二重構造なのだが、今回注文したものは、樹脂の一体成型であった・・


早速、恐る恐る裏蓋を開けて交換してみたのだが・・交換作業は、フレキシブルなケーブルの脱着に気をつける以外、とくに難しい事もなかった・・
交換作業は写真付きでここに詳しく載っているので参考にされたし・・


純正より微妙に直径が小さい以外は、特に違和感もなく、当たり前だが、問題なく使えるものであった。 

100円で販売、郵便とはいえ送料を考えると、原価などたかが知れてるとは言え、大した利益にならない商品であるが、一般消費者にとっては100円で簡単に修理できてしまう、ありがたい事である・・・

Sunday, October 18, 2015

今日のカセットテープ速度調整のナゾ

memo:  YouTubeでみつけた、カセットテープの走行速度をDIY的に知る方法を試してみたらけっこう上手く行った、というお話... 
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ジャンクデンスケの修理以来、あまったベルトで、ジャンクなカセットテレコを数台入手して、ベルトを張り替えて使える様にしてみたのだが、問題は、どのテレコも全部テープスピードが違う、という事である。テープ速度は、測定用の基準テープがあれば、再生音の周波数を測って簡単に調整出来るのだが、もはや基準テープは一般には手に入らない。

もし、正しく調整されていると思われるテレコがあれば、それで基準テープを作って、他のテレコをそれで調整すればよいのだが、当方の手持ちはいずれもジャンクだった古いもので、一番生産の新しい1台は新古で買ったものだが、長期保管品らしく、これも信頼できない・・

テープ速度だから、テープが走る、実走距離を直接測れれば良いのだが、どうすればよいのか・・テープを一定長さで切り出して時間を測る、・・・または、一定時間走らせて、走ったテープの距離を測ればよい、のだが、それを実行できる良い方法がなかなか思いつかなかった・・・

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下手の考えなんとやら、という事でググってみると、YouTubeでそれを実行している方の動画解説があった・・


要は、カセットテープの上に、一定の長さの間隔で信号をドロップアウトさせるテープを張って、そのテープに信号を録音して、信号が途切れる時間間隔を測る、という事である・・・ なるほど、これなら、直接時間を測れる・・という事で、早速真似してみた。

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とりあえず、正規のテープ速度 4.76cm/s で10秒分、476mmの間隔でドロップアウトするようなテープを作ってみた。ドロップアウトさせる所には、ダイソーで買ってきた金属箔風の飾りテープを貼ってみた。別にセロテープの様なものでもドロップアウトするとはおもうが、上記の実行例に習ってメタリックなテープにしてみた・・



こんな感じ



これに、適当な周波数の音を録音して、再生してみると、たしかにテープを貼った所の音がドロップアウトして、音が途切れるので、その時間が測れる・・

ストップウォッチなどで測ると誤差がでるだろうから、音声録音ソフト audacityで録音して、波形のドロップアウトの間隔を測ることにした。

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まずは、当方で一番年式の新しい200円のデッドストック、 SONYのTCM-400を測定してみたのだが・・


非常に綺麗にドロップアウトする、テープを貼った部分は、ほぼ音が出ない・・
そしてなんと・・・


 9.995 sec 、ほぼドンピシャで 10秒という結果が出てしまった!
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という事で、ほぼ正確なテープ速度という亊が判明したこのTCM-400を基準機として、今度は楽器のチューナーで速度調節を行う為のテストテープを作成して、他のテレコを調整する亊とした。

基準としたTCM400で、Audacityで作った 880Hzの信号音を録音し、そのテープを被調整テレコで再生して、再生音をギターチューナーを見ながら、チューニングをあわせるのである。880Hzは440Hzの2倍でAの音なので、Aに合うようにする。440Hzでもかまわないけど、気分的に1オクターブあげておいた。メーカー正規の調整は3000Hzを周波数カウンターで測定する、というものなのだが、それでは音階として楽器用チューナーでは測れない。


ワウフラッターでふらふらするので、振れのセンターを大体合わせる。テレコの姿勢差もあるので、通常つかう置き位置であわせてみた。

手持ち数台を調べたら、どの個体も、てんでバラバラの速度だったが、こういう簡単な方法である程度のところまでは合わせる亊ができる、DIY的な良い方法なのではないか、と思う。

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コンパクトカセットでうまくいったので、以前入手したマイクロカセットも調整してみた。

マイクロカセットは標準 2.4cm/s なので、 240mmの長さの感覚でテープを貼った。これでちょうど10秒になればよいわけである。


測定してみると、やはり太いベルトを無理に使ってる為か、ちょっと早めに回っていたので、ほぼ10秒になる様に調整してから、A音880Hzのテスト音を録音しておいた。半速モードの調整はそれで行った。

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最近LPとかカセットテープとか昭和なデバイスがリバイバル気味だったりするが、残念ながらテレコ類はよい商品が市場にほとんどなく、古いものを見つけて整備して使うしかない。

なので、こうやって古いテレコのテープ速度を、正規のテストテープがなくとも調整することができるのは素晴らしい。これ考えて実行した人頭いいねー...

Sunday, October 11, 2015

今日の FUJI SOUNDMIXERをフェーダーboxに変造のナゾ

memo: 古いジャンク利用の工作ネタ・・
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FUJI SOUNDMIXER というもののジャンク品を見つけた。
フェーダーが4つ付いているもので、電源もなにも無い、見るからにパッシブなミキサーなのだろう、ということで、楽器遊び用など、何かに使えるかもと入手してみた。 

調べてみると、フジカの8mmフィルムの音声録音システム用らしい。
どう考えても1970年台の商品・・

LINE 1〜4までの系統があるのだが、想定として1と2はBGM音楽用、2はフェーダーを上げると音量が下がる、つまり1と2を同時に上げ下げするとクロスフェードが掛かる仕様で2のフェーダーだけ上下逆に付いている。また3は効果音用、4はナレーション用で3と4にはフェーダーを0位置から上げるとテレコが起動出来るキュースイッチが付いている、また結局4は1〜3のマスター的な接続にもなっている、フェーダーの電気的な入出力が通常の考え方と逆(スライダー側に入力、固定側から出力をとってる)、MIXの出力レベルがマイクレベルに合わせてあるのか、かなり低い・・・など、一般の楽器用途のミキサーとは考え方がちがうので、そのままでは使えそうになかった。


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という事で、ステレオ入力のフェーダーボックス的なものに改造してみた。


色々考えたのだが、最終的に、モノラルの出力端子も付けてみた。
ステレオ側は ZOOMのQ3HDやQ4など、ライン入力調整用途、モノラル出力は、モノラルのテレコ録音用に使える。



パッシブなのでMIX回路をつけると若干クロストークするはず・・なので、モノを出さないときにはスイッチで切る回路にした。

モノラルのテレコの入力はマイク端子なので、普通にiPodなどを接続するとレベルが高すぎるので音量調整が厄介なのだが、こういうフェーダーを入れてやると割と楽に調節できる。
(自作ステッカーは間に合わせの穴隠し)

こんな感じで、左右のバランスを崩してモノラル化も出来る。ステレオをそのままモノラルにすると逆相成分が消えてしまうのだが、こうやって左右のレベルを崩すと音を残したりもできる・・と思う。 モノラル化したらアンビエント効果音的な声が消えてしまった、という経験がある。

ステレオ音源を右だけ、とか左だけで聞いたり、モノ化したりすると、アンサンブルに埋もれていたバッキングのフレーズがよく聞こえるようになるなど、面白い聞こえ方がすることがあるなど、不思議な効果が有ったりする。

とにかく、録音関係で、入力のアッテネーター的なものが欲しいと思っていたので、ちょっと大柄で大げさだが、丁度良いものが出来た・・


Thursday, September 17, 2015

今日の HP48 ONキー不具合のナゾ

memo: 20年もののHP48シリーズ2台が2台とも電源が入らないという事態に遭遇、結局世界的に起こってる経年劣化の現象だとわかったというどうでもよいお話・・
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もう20年以上は前になると思うのだが、なぜだかHP48G/GXというHPの電卓に興味が出て買い込んでしまうと言うことがあった。最初は秋葉原の今は亡きT-Zoneで Gの方を買って、後日GXをこれまた今は亡き米国のEduCalcという電卓専門店の通販で買ったのであった。使い方の解説本なんか個人輸入で買ってみたりもした。結局この弩級の電卓のごく一部の機能しか使いこなせなかったが、それでも無限スタックのRPN式の便利さ、Solbar という方程式の自動計算などはとても役立った・・


流石に今は四六時中電卓を叩くというわけもなく、使用頻度はとても低くなったのだが、ちょっと計算する時には無くてはならないものでもある・・イザとなったらRS232C接続のシリアル端末にだってなるスグレモノでもある・・

(Debian3.0の頃の古い写真だけど)
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さて、先日、何時もの様に計算しようとHP48Gの電源を入れてみるが立ち上がらない・・!

HP48は単4を3本使うのだが、使用頻度が低いと電池の交換頻度は年単位でかまわないぐらいぐらいだ。この前何時電池を買えたのかはっきり覚えてないけど、電池切れか、入れた電池がスカだったかも、という事で電池を交換してみたのだが動かない・・・
ONキーを押したり、あれこれいじってみると、突然立ち上がったのだが、今度は逆に電源が切れない、Cancelキー(ONキーと同じ)も効かないなど不審な挙動・・そしてリセットをかけてみても症状が変わらない・・・

20年以上の古いものだし、何かの部品が壊れたのかもしれない・・と思いつつ、もう1台のHP48GXの方を取り出してみたのだが・・・ どういうわけかこちらも同じ症状が発生していた・・ 故障としても、2台とも同じ症状なんてありえるのだろうか・・機種もロットも違うんだし・・ 今年は2015年、ソフトのバグで2015年問題とかがあるのかも(PCと同様日時年月日を表示するリアルタイムクロックが入ってる)・・などと思った・・・
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結局困った時のGoogle頼み、Googleさんに聞いてみると・・・

https://www.google.com/?hl=en&gws_rd=cr#hl=en&q=HP48%E3%80%80on+key+problem

色々出てくるのだが、
https://groups.google.com/forum/#!topic/comp.sys.hp48/RvfzLHeqZ1E

どうも、キーボードの信号バスをメイン基板に接続する部分の接触不良で、接点のコンタクトを取るために樹脂で圧力をかけてる部材が経年劣化で痩せて圧がかからなくなってしまうらしい・・ 言われてみると、フロント面を押すとミシミシと言うようになっている・・遊びが出来てしまっている証拠だ。

つまり、電源が入らない、逆に電源が切れないのは、バグでも偶発的な故障でもなく、この機種の持つ欠点による運命的な故障であったようだ。

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修理は出来なくもないらしいのだが、そもそもHP48は非破壊で分解できない構造で、無理やり溶着リブを壊してパネルをこじ開けるという荒っぽい事になってしまい、それはそれで別のリスクがある・・のだが、そこは世界中に愛好者の居るHP電卓なので、とりあえずこうすればOK的な回避方法があった・・

LCDの下、ファンクションキーB〜C間の上当たりを指で押しながら ONキーを押せばよい、ということらしい。 たしかに、魔法のツボ、秘孔といった感じだが、丁度キーボードからのバスが基板に接続されるとこらへんを押すと接触が戻るということらしい。

YouTubeにupしてる人が居た↓


たしかにこれで使える様になったので、ひとまずは安心なのだが、とてもしっかり作られ、20年以上普通の使えて、まだまだ使えるはずの物が、ある日突然使えなくなる、それも2台とも、という事に遭遇して、びっくりしたのと、永遠なんてものは無いという当たり前の現実、人も機械も古くなると劣化するという現実を味わったのであった・・

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2015/11 追記
と言うことなのだが、・・なんと、いつのまにか、症状が収まっている。フロントパネル回りに出ていたギシギシ、ミシミシという緩みも感じられない・・
もしかしたら、気温が下がって、室温も下がって、パネルの緩みも収まって、接触があんていした、のかもしれない・・
ということは、来年の夏季にまた症状が出るのかもしれない・・
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2000年代初頭にHPは電卓の自社開発を完全にやめてしまい、OEM調達のHPブランドの電卓は機能はともかくキータッチなど品質面であまり評判もよろしくなく、という事となった。RPN式および、あのカチっとしたキー操作に慣れきった人間として、故障したら困るので、保存用として、現用の2台とは別に、GXを一台購入してデッドストックにしている。当時、オークションでは転売屋が、中古ですら妙に高いプレミアを付けるなど、非常におかしな様相だったので、個人輸入で普通の値段で買えるうちに買っておいたものだ。


当時の私のサイト(今は消えてしまった)の記事を読み返してみると、2003年、転売屋の不当な釣り上げに憤慨したらしく、海外では普通の値段で新品を中古より遥かに安く買えたのでザマミロ転売屋とか書いてあってある。品薄のものに目をつけて買い占めたり不当にプレミアをつける商売というのは嫌なものですな。

しかし、結局樹脂の経年劣化という弱点があるのでは、せっかく手に入れた新品の予備と言えども使わずしてもいずれ同じ症状に陥るので、あまり意味はなかったのかもしれない・・・

無論、今時電卓をありがたがる時代ではないけれども、それでもこのちょっとゴツい、そしてリアルなしっかりしたキーの具合、機械としての操作感のよさは何者にも代えがたい。スマホのアプリで再現しようと、タッチパネルではこの操作感だけは真似できない。

Friday, September 11, 2015

Today's GIMP practice : GIMPの練習




































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例の五輪エンブレムに纏わるコピペ騒動を横目にしながら、騒動をネタにGIMPの練習をしてみた・・PCから世界中が覗け、なんでもPC上でちょちょいと出来てしまう時代ならではの事件・・

佐野某という、こんな事件でもなければ知ることの無かった人物の引き起こした騒動、五輪組織の浅はかさ、杜撰さ、金権体質etc、国民が理解できない、という責任転嫁と国民をバカにする態度と発言等々、個人的にとても腹の立った事件である・・

GIMPは、普段写真の軽い修正にしか使わないので、こうして、久々にコピペやらフィルターやらあれこれ弄ってみた。これまで使ったことのなかったフィルターを発見したり、それなりの成果があったと思う・・ コピペが中心なのでチョチョイのちょいで沢山出来てしまう・・ 暇つぶしに一日1,2枚作ってたらこんなに溜まってしまったので記事にしてみた次第である・・下手くそではあるが、GIMPでも結構おもしろい事が色々出来る、というGIMP作例として見てもらえたら幸いである。

こういうお遊びはアマチュア、同人の特権であり、億の金を稼ぐプロが他人の図案や写真を剽窃、盗用するなど言語道断・・ などと書いたところで、屁のつっぱりにもならないのだが、他人の権利を平気で踏みにじるり、しかし自分はの権利は人権云々で弁護士を立ててまで主張する、そういう人物でもあり、個人的にとても不愉快なので、デザインごっこをして中指立ててみたわけだ・・

一般国民はデザインなど理解しない、と読み取れる、人をバカにする様な声明で、佐野研二郎という名前は全国民に覚えられてしまった。彼は、世間をあっと言わせるデザイナーになりたいという望みがあったらしいが、悪名を売って世間をあっと言わせたので、ある意味叶ったののではなかろうか・・・

TAMABI Kenjiro Sano Design plagiarism