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Saturday, August 31, 2024

Today’s Aria Sinsonido

 memo: Aria の Sinsonido という一種のサイレントギターのジャンクが出ていたので買ってしまった、とても気に入ってしまったという、しょーもないお話

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エレアコ的なギターがあればいいな、と思いつつ、弾けるわけでもなく、買ったところで音も出せない、置き場所もない・・・ 

ミニギターならいいかな、なんて考えつつも、新しいものをホイホイと買える身分でもない・・・

という時に、ハードオフのジャンクとして出ていたのが、これ。 結構古そうだけど、状態は特に悪そうにも見えない、電池を入れて音が出るのも確認した・・・ので買ってしまった。

Aria Sinsonido 型番はよくわからないけど

アメリカのメーカーのライセンス品らしい
ヘッドレス、ゼロフレット仕様


ボールエンド仕様の弦を使う前提の機種だけど、普通のナイロン弦の端を結んで玉をつくってやれば引っかかって問題なく使える。ネックは普通のナイロン弦のギター=クラシックギターよりは細いけれども、手持ちのエレキよりは弦間隔が広く、ちょっと太い。


ブリッジとチューナー部分。この黒い円筒のブリッジの内部にマイクが仕込んであるらしい。 それもピエゾではなくエレクトレットコンデンサマイクという話らしい。
ギターアンプにつないで近くに持っていくと、フィードバックする。コントロールはボリウムとトーン。

このモデルは、ブリッジが固定なので弦高調整は出来ない。
当然オクターブ調整もできない。高音弦側で高いフレットでピッチが上がるのが少し気になるが・・・クラシックギターとか、どうしてるのか、よく知らないので、気にしないことにする。調整できないから仕方がない。

弦高は12フレットで4mm程で、これが鉄弦のエレキやエレアコなら、ちょっと高すぎるのかも知れないが、ナイロン弦のギターは、どうもこれぐらいが普通らしい。最初は抵抗があったけど、ナイロン弦は鉄弦よりは柔らかいので、慣れれば全然問題ない。これ弾いたあとにエレキに持ち替えると、逆にものすごく低く感じて、かえって弾きにくく感じるから、不思議だ。トレーニングに良いかも知れない・・

アルミの疑似ボディー、本来は樹脂に覆われてるらしいのだが、脱落してむき出しになっていたので


ホームセンターで売っていたウレタン材質を接着剤で貼ってみた。
鉄製の戸棚のアングルや金属板の端に挟んで子供が怪我をしないように保護するなど、保護用の素材として売られているもの。車のドアやトランクなどについてる、ウエザーストリップという防水機構のゴム、あれに似た材質と形のもの。

実は、あまりうまく貼れてないのだけど、遠目にはいい感じにはなった。



電源は006P.電池ボックスを開けて電池を外すと、トラスロッドの頭が出ていて、調整出来るようになっている。

出力は標準プラグの、ステレオ仕様だった。直接ステレオヘッドフォンを刺して音が聞ける様になっている。ラインとして普通のモノのシールドも刺さる。そうすると原理的には右チャンネルがショートしてしまので、内蔵アンプの負荷になりそうだけど、とりあえず音がでるので気にしないことにする。

とにかく、軽くて、かさばらず、ナイロン弦のポロロんという弾き味に和みを感じて、とにかく、ジャンク品だったけど、とても気に入ってしまった。


2026/03/12追補

アルミのフレームに黒いゴムを張ったものは、機能性や見た目は良かったのだけど、接着に難がでて、べろっと剥がれるのを騙し騙し使っていたのだけど、ぴらぴらするし、剥がれたところの接着剤のネチャネチャが髪の毛や埃を溜め込んだりするし、だんだん鬱陶しくなってきたので、安直に、安いビニールのホースを買ってきて交換した。


如何にもホースという見た目


★ 余談 ★

で、ちょっとやってみたいことがあった・・・このギターはいわばヘッドレスで、しかもボディーがなく、ボディーの輪郭をアルミ棒で形成している。

ということは、膝の上に乗っけた時にバランスが取れる KleinElectric的なものが簡単に作れるかも知れない・・・ということで、アルミ棒を買ってきて適当に曲げて試作してもたのだが・・・


全然バランスが取れない。KleinElectricのあのボディーは全体のバランス、重心位置などからあの形になっているのであって、形だけ真似してもダメらしい。

しかし、このギターは1x4とか2x4的な板一枚から削り出して作られている。指板、ネック、ボディー、全部一体の完全なスルーネックで、とても軽い。ウクレレみたいにストラップ無しで手に持って弾いても全然苦にならない。

むき出しのアルミ枠にウレタン貼ったら座って弾いても、とても安定して、膝と右脇の所の枠&ウレタンのグリップ、そして本体の軽さで、完全にポジションが決まって安定する事がわかったので、このアイデアは、ボツ・・・

おしまい

Sunday, April 09, 2023

今日のNSX-39オンドマルトノ風リボンコントローラー改造

 memo: 以前作ったアナログシンセ用オンドマルトノ風CVコントローラーのリボコン部分を学研NSX-39で利用出来るように改造してみた・・・というどうでも良いお話

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昨年USB端子が脱落して修理したNSX-39なのだが、修理時に外部からコントロール出来るようにNSX-39の抵抗板(キーボード)とスタイラスの配線を3.5mm TRSジャックで外に取り出せる様に外部接続端子を仕込んでおいた。



で、今回、以前作ったオンドマルトノ風リボンコントローラーの1KΩのポットを100KΩと取り替えてNSX-39でも使えるようにしてみた。 

NSX-39で使うには、50kΩとか100KΩぐらいの抵抗値でないとうまく行かない。


NSX-39の抵抗板やスタイラスの代わりに多回転ポットを接続するだけなのだけど、ボタンを押すと音が出るように、またNSX-39のドレミモードと呼ばれるクロマチックな音階も出るようにするため、小さなケースに押しボタンと切り替えスイッチも仕組んで、リボコン、NSX39と接続して使えるような体裁にした。

NSX-39はMIDIで演奏するのも面白いけど、人の声を模すという意味では、こう言うふうに多少音痴でもリボコンで演奏したほうが味がある、と思う。スタイラスで演奏してもいいのだけど、あれは結構難しい。


しかし、こうして作っても、リボコンは大きくて常設するわけにも行かない、使いどころがない気もするが、こういうベタな改造例は無さそうだ、ということで一度やってみたかったのであった。

発売から9年経って、弄ってる人も少なくなっているみたいだ。
しかし、スタンドアロンで人の声が出る楽器というのは、ありそうで、なかなかない。後継も出ないし、KORGのギター用ペダルも生産終了みたいでプレミア付いてるし、そういう意味では自分的には今でも貴重な楽器で、売れ残って特売になってた時、予備を買っておけば良かったなどと思っている。
USB-MIDIホストを買うまでは使うこともなかったのでスルーしていたのだ・・・

おわり




Tuesday, February 08, 2022

今日の 3DSLL のヒンジが壊れた

 memo: 3DSLL の筐体のヒンジ部分が壊れてしまったので、やむなく中古の3DSを入手してDSN-12などダウンロードソフトを引っ越しさせた・・・ というトホホな話

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DSN-12のために、DSN-12発売日に電器店に走って購入した3DSLLであるが、購入以来 DSN-12やM01Dで創作活動をしていた・・・のは数年だけで、いつしか、マリオカートやリッジレーサーなど暇つぶしの道具に成り下がっていたりするのだが、先日、蓋を開けた時、突然ディスプレーがポロッと外れそうになってびっくりした・・・


よく見ると


ヒンジ部分が破断している・・・ 別段大きな衝撃を与えたこともないのだけど、ポロリと壊れた。構造的に弱いのだろう、知らず知らずのうちに小さなクラックが破断に至る程成長してしまったのかもしれない。 ググってみると、同様に壊れている事例が色々出てくるので、この機種の欠点かもしれない。電気的には壊れていないのが幸いで、このまま動かせるのだが、ディスプレーが外れかけてるわけで、このままではフレキシブルケーブルなどが傷んで、電気的にも壊れてしまう。

で、当然、買い替えか、修理ということになるのだけど、3DS関連は、既に新型含めて生産終了、3DSLLは任天堂が部品枯渇の為修理受付終了ということであり、自分で修理するか、中古に乗り換えるか、という選択になる。

3DSLL自体はこうなった以上先は長くないので、捨てる選択になるけれど、問題はDSN-12やM01Dといったダウンロードソフト。このまま終わりにするのは、もったいない。DSN-12はYouTubeに上げたパフォーマンスがCDに収録されたという思い出もあり、できればずっと手元に残して置きたい。

ソフトを温存させるには、壊れた3DSLLが電気的に生きているうちに中古か何かを手配してソフトの”引っ越し”作業を行わないと、失われてしまう。

ということで、適当な無印3DSの中古を、ハードオフで買ってきた。LLはまた同じ壊れかたするかも知れないので、無印のものを選んだ。 小さいので使いにくいけれど。


移行は、指示通り操作するだけで、WiFi経由で行われる・・・




ということで、、無事ソフトを移行できた。あまり使わないけど、DSN-12が温存できた…


★★★

おまけ: まさに 糊塗する 修理の顛末

3DSLLの筐体部品は中国あたりの通販で手に入りそうでもあるのだけど、根っから手先が不器用なので、絶対なにかやらかしてしまいそうなので、避けた。 アナログスティックを交換したことはあるけれど、筐体入れ替えは自分では無理そうだ。

安易だけど、ダメ元で、接着してみることにした。

単純に破断面を接着してみたけど、接着面積が小さすぎるのか、ダメだった。

もっと接着面積を増やし、さらに周りを肉を盛るように補強しないとだめかも、ということで、フリスクのケースから取ったプラ材を補強として、瞬間接着剤+硬化促進剤で盛って固めてしまう、ということをしてみた。もう見えも何も、どうなってもいいということで。

瞬間接着剤にスプレーの促進剤を使うと、かなり大胆な接着剤盛りが出来て、固まると硬い樹脂のようにもなるので、それでなんとか保持できないかと、ヤケクソな方法を取ってみたのだけど、

一応は固まって、ヒンジとしてなんとか動作出来るようにはなったのだが・・・

盛りすぎたせいで、接着剤が裏側の Rボタン と筐体の隙間にまで回ってしまい、ボタンが完全に接着剤で固まってしまった・・ 馬鹿だね。やらかしてしまった。

DS10やM01のROMカートリッジを動かす分にはRボタンは使わないので、そういうものであれば、まだ使えるのだが


ゲームには使えなくなってしまった。

気がつけば購入後7年以上経つので電池もヘタリ気味だったし、寿命と言えば寿命なので執着はしないが、なんか、糊塗するという意味そのまんまの顛末に嗤うしか無い・・・ ちゃん、ちゃん・・・


お粗末様でした

Saturday, November 13, 2021

今日の Olympus SZ4045T用の照明を220円+αで作ってみた

 memo: Olympus の実体顕微鏡 SZ4045Tをジャンク入手したので、低予算でかんたんなLED照明を作ってみたというジャンク買い+工作メモ。

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今回、またしてもジャンク買いから始まる話・・・

実体顕微鏡は、NikonのSMZというものをすでに入手しているし、正直頻繁に使うものでもないのであるが、某ハードオフにジャンクが転がっていたので、もう一台入手してしまった。

今度は Olympusの SZ4045Tという機種である・・・ジャンク買いの悪癖再び・・・ でもね、


この値段なら、とりあえずは、誰だって買っちゃうよね・・・・理系男子なら・・・


あんまり安いんで、壊れてるとか、状態劣悪なのかも、と思ったのだが、持って帰ってみると、普通に使えるレベルのものだった。アイピースはG15という15倍が付いていたが、割と綺麗だった。

残念ながら対物の保護フィルターが内側からなのか、外から拭いてもとれない曇りがあって、だから、内部のレンズやプリズム、ミラーなどの状態も良くないのかもしれないし、おそらく厳密に検鏡すればコントラスト低下など有るとは思うのだが・・・






まあ、これぐらい見えれば・・・





素人がどうでも良いものをたまに見るぐらいなら、十分でしょう・・・・

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で、本題は、これに使う照明のお話。

SMZのときは、マグライトを使ったり、最終的にはフレキシブルなアームの先にLEDライトがついてる安物のデスクライトみたいなものを用意した。さて今回はどうするか・・・

 数千円出せば、アマゾンなどで、中華製の、実体顕微鏡専用のLEDリングライトが買えるし、買って損するものでもない・・・けれど、それじゃ面白くないし、せっかく本体が安く買えたのだから、照明も安く済ませようとビンボな発想をしてみる。

以前、百均で売ってるライトが実体顕微鏡で使えそう、という話をtwitterで見かけたので、試しにそれっぽいものを見つけて買ってみることにした。

マルチアングルマグネットライト、とかいうもので、ダイソーやセリア、その他の百均で売っている。
チップのLEDが6個使われていて、結構明るい。丸い本体にマグネットのついた足の様なものが付いていて、なにかに貼り付けて、角度が自由に変えられるというもので、それを上下する台座や支柱の金属部分に貼り付ければいいのかな、と思ったのだが、このステージ、磁石の効く場所がほぼ無いのだ。台座も支柱も可動部もアルミ合金かなにかなのである。

ということで、



こんなふうに上に置いて隙間から照らすか、

(2つ買ったのだが色が選べることに気が付かず白黒色違い)

ステージ上の観察対象近くに置いて照らすか、という感じになってしまう。

ということで、このライトを鏡筒を乗せる部分に装着すべく、手持ちの物資でジグというかアダプタ的なものを即席で作ってみた・・・ 

材料は、以前オシロや、CRTモニター撮影用フードを作った時の余りの版画用シナ合板と木片。

薄い合板に鏡筒と同じ径の穴を開けて、それを鏡筒と上下動する架台の間に挟み込む形でセットするというアイデア・・・

(余談:この機種/架台は鏡筒固定ネジに対する鏡筒側の溝が広くとってあって、上下方向に遊びが許されるので、これが可能になる。 Nikon の SMZは、鏡筒の固定ネジに対する溝はネジの頭が当たる程度の幅しかないので遊びがなく、このアイデアは使えない・・・)


鏡筒の穴から木片の腕を伸ばして、缶コーヒーのブリキを切り取って折り曲げたものを接着して、磁石が効くようにして、ライトのスタンドの磁石で装着する・・・様に作ってみたのだけど・・・


磁石で吸い付いてはいるけれどちょっとした拍子でズレてポロッと落ちてしまった。

磁石は、引張方向には強く働くのだけど、足の部分を水平に横一文字になる方向で、上下動の振動や、ちょっとした接触で掛かる下側にモーメントが加わるような力には案外弱く、鉄板に強く吸い付いてはいるけれど、ちょっとした拍子でズレてポロッと落ちてしまうのだ。アイデア倒れ・・・

ということで、Keep It Simple Stupid, 磁石ではなく、直接接着してしまうという事にした。


最終的にこういう形態で、


この様に装着して鏡筒を乗せて使う。


不細工だし、光量も流石に高倍率時には不足して暗い感じではあるが


まぁ200円だし、何かをちょっと見る程度なら十分かなと言う感じになった。
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ということで、またガラクタを一つ増やしてしまった・・・
でも、一流ブランドの光学製品が二束三文で転がってたら、とりあえず買っちゃうよね・・・

おわり       




おまけ

ライト調達の時に見つけた、栄養ドリンクが3つ入るということが売りのトレイみたいなのが


なんか双眼鏡の接眼レンズのカバーぽいよなあ↓


と言うことで


接眼レンズのダストカバーにしてみた・・・もう少し幅が狭かったらピッタリなのが惜しい・・・
双眼鏡には大きすぎで使えないけど、こういう使い方なら、まあアリかも・・・

お粗末さま

Friday, September 24, 2021

今日の Behringer Eurorack MXB1002

 memo: Behringer の MXB1002 というミキサーを入手、程度が良かったので10年以上使っているヘタリ気味の現用TAPCO MIX100と入れ替えた... 情報としては、Behringerの小型ミキサーの電源の3pinのソケットの規格は miniDIN の3pin である。

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Soundcraft Spilit のジャンク品を使えるようにしたばかりなのだが、またまた凝りずにジャンクなミキサーを入手。今回は Behringer Eurorack MXB1002 というモデルで、やはり電源アダプタなし品。この機種は006P電池2本を内蔵してバッテリー駆動が出来る機種でもあり、電源はどうにでもなるだろうと見込んで。小型ミキサーとしては結構機能充実しているし、まあ、千円だったし、ダメなら部品取り・・・

(フェーダーのノブを外している)

早速バッテリー端子にクリップで外部電源を接続して動作確認すると、入出力すべて正常で、ガリなども皆無ではないが軽微で、これは使えそうと判断した。前述の通り、この機種は006Pバッテリー2本で数時間の使用が可能という仕様で、外部電源を加えた感じだと、6V程度まではなんとか動作するようである。もちろん電圧が下がるとヘッドルームに余裕がなくなるので大きな入力で歪むのかもしれないが。


ノブはすべて外して洗浄。白色のノブは黄ばんでいたので、オキシドールと共にビニール袋に入れて、日の当たる窓に貼り付けておいた。雨ばかりの日々で、なんとか日の出ている時を狙って、概ね半日を2日ぐらい、という感じだったが、黄ばみが薄くなり、かなり白くなった。筐体はスチールで、結構しっかりしていて、重たい。大きな傷もサビもなく、問題なしだ。すすけた筐体を綺麗にする為に基板を取り出してみたのだが、この基板の作りが意外と良くて、びっくりした。


ガラス基板が分厚いし、ポット類はすべてアルプス製で、軸がぐらつくこともなくしっかりとした作り。例によってケミコンはよくわからないメーカーのものであったが。オペアンプはすべてJRCの4580で表面実装。

正常動作は確認できたので、欠品の電源アダプターをどうするか。前回のようにAC電源を作るか、あるいはDC電源を作って電池室から給電するか、など悩みどころで、しばらく放置してあれこれ考えたのだが、結局、今回は正規の電源端子から普通にAC給電することにした。

電源に使われるソケット/プラグは 3pin の miniDIN という規格品で、汎用部品として買えるという事がわかったからだ。



その電源だが、今使ってるヘタリ気味のTAPCOを休止させて、このミキサーに入れ替えれば、TAPCOのACアダプタが空くので、それを流用することにする。 TAPCO用電源のプラグを切って、3pin miniDIN に付け替えればよいので、実に簡単。TAPCO用の電源アダプタはやはりCT付きACで、電圧が18.5VとBehringer正規と同じ。純正品は電流容量が多いようだが、大きな電流を引くわけもないので、定格内で問題なく使える。

で、そのままプラグをminiDINに変えるのではなく、ひと工夫を加えた。アダプタを5pinのDINに付け替えて、そこから 5pinDIN - 3pin miniDIN という変則なケーブルを作って給電する、ということにした。前回Moogテルミンに倣って採用した 5pin DIN を今回も採用して、互換性をもたせたのだ。とりあえずどれでも使える、ということにする、まぁ保険みたいなものだ。TAPCOのアダプターから切り取ったプラグ(規格不明)と5pin DIN ケーブルを継ぎ足せば、TAPCOミキサーの再使用も可能になる・・これも保険として作っておいた。

これを実現するために5pin DIN のメスのプラグを買えば良かったのだろうけど、発注した時にその発想はなく、買わなかった。代わりに、普通のパネル用ソケットを適当な筒(手元にあった小さなコロンのスプレーのフタ)に入れて、プラグの様にして使うこととした


ということで、電源も確保できて、改めてAC電源での動作も確認でき、無事 TAPCOとの入れ替えを果たした。



入れ替えたところで、トータルの入力チャンネル数は同じで、運用上は何ら変わりはないのだが、Berhinger は全チャンネル 3バンドのイコライザーが使えるなど仕様的には有利にはなった。また、TAPCOは十数年使ってきて、当然の様にガリが出たり、ゲイン切り替えスイッチの接触がおかしく効いたり効かなかったり、そういうヘタリも出ているが、このBehringerは、ジャンク品とは言え、まだそこまでは酷くないので、若干の改善、若返りになるのかもしれない。

もちろん、所詮は中古、ジャンク品なので、この先どこまで使えるかは、わからないのだが・・・まぁこれもしばらくは使えるだろう・・・

おわり 

★★★

おまけ1

TAPCOについて

休止させた、TAPCO MIX100

コレはこれで、デザインもいいし、良くできてる。

TAPCO by MACKIE というブランドは消滅したが、 上位のMACKIEブランドはもちろん継続しており、この下位のTAPCOにそっくりのデザインの低価格品を売るようになったみたいだ。しかし1万前後の価格でこれだけのものを作るというのは、国産では難しいだろう。

この機種の電源のプラグの規格は、よくわからないもので、3ピンのminiXLRに見えなくもないが、違う。 miniDINでもない。 このTAPCOは見た通りとても薄くミニマムに作ってあるので、何かを加えたりする改造には向かない。余計なスペースが全く無い。前回のサンクラや今回のベリンガーにはレギュレーターに放熱板は付いていなかったが、この機種はサイドの放熱穴に合わせて直接外気が触れるところにアルミ板金のものが付いてるなど工夫されている感じがする。

おまけ2 

MXB1002の分解について

どこかのお姉さんが、同じ機種を整備する動画があったので、よろしかったらどうぞ。




私が分解した時、筐体から基板を抜く時、背面のスイッチのノブやその周りのプラの枠が抜けることに気が付かず、相当無理して、しばらく膠着してしまったのだが、この動画でも同じところで引っかかっている。

スイッチ部は電池ホルダーと共に別基板になっているのだが、本体基板を筐体から着脱するときは、スイッチのノブや飾りのプラ枠を外すと共に、この基板も外したほうが良い、と思う。外さないであれこれヤッて、筐体背面のエッジに引っかかって、押しても引いても動かない・・・・ということになってしまったからだ。M3のナットでとまっているのだが、M3の精密なボックスレンチが無いと外しにくい。丁寧にネジロックが塗布されており、ラジオペンチだと力が掛らず滑ってナットや周辺を傷着けてしまうし、組立後しっかり閉められない。見えない所なので適当に作業したのだけど、反省してM3の精密ボックスレンチを買ってしまった・・



Monday, August 09, 2021

今日の Soundcraft Spilit Folio Notepad

 memo: Soundcraft Spilit Folio Notepad という小型ミキサーをジャンク入手したので整備して使えるようにした、というお話・・・

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またもジャンク品入手という凝りない話になるのだが、今回は小型ミキサーを入手した。Spilit というサウンドクラフトのサブブランドの小型ミキサーの電源なしのジャンクを見かけたので手に入れてみた。

Spilit by Soundcraft Folio Notepad

モノラル4ch ステレオ2ch つまり入力数は8ch、AUX1系統で、Returnがステレオで1chある。

ステレオの2chはいずれもフォノEQが掛かる様になっているので、アナログのLPプレーヤが直接2台接続可能と言うのは珍しいと思う。普通そう言う使い方ならDJミキサー使うとは思うが。

独特のデザイン、紫の樹脂筐体が格好いい感じ。少なくとも、現行の他社のものと対して変わらない形のものと違って、オリジナルで特徴的なデザイン。

あわよくば、現用の、やはりジャンク品を整備したヤマハのミキサーを置き換えようという目論見。ヤマハミのキサーは気に入っているのだが、最近スイッチ周りが接触不良になりがちだったりするので・・・出来れば置き換えたい。 ハズレても部品取りすればいいかなと。千円だったし。


1枚の基板に全部載っている、という、この手のミキサーとしては普通の構造。

何時頃の製品なのかわからないが、おそらく2000年代始めぐらいなのかな。ICはDIPで、チップ部品は不使用、そして意外なことに、中国製ではなくイングランド製となっているので、最近の商品で無さそうなことは確かだ。

筐体はプラスチックでフロントパネル面だけは金属。とても軽いミキサー。


使用オペアンプはすべてDIPパッケージのJRC製で、回路を追ったわけではないが、各チャンネルの入力系が 072,  ミキサー出力系が5532という感じに使い分けられているみたい。



ケミコンは・・・残念ながら信頼の日本製ではないし、電源レギュレーター周りに近接して居るのが気になる。このあたりのパネル裏に、うっすら茶色いヤケのような変色があった。一番の熱源はレギュレータなのだろうと思う。

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さて、電源アダプターが欠品なので、どうにかする必要がある。ネットで調べてみると、AC17.1V 400mA x2 CT付き、という定格のものらしい。 

実際回路にどれほど電流が流れるのか・・・ 最大±18V掛けられる実験用電源を持っているので、AC入力ラインに±18V掛けてみたら、


100mA程流れた。ACを入れる条件とは違うが、概ねオーダーとしてはその程度だろう。

(余談だけど、電源はAC入力だけど、DC入れても当然動くし、リップルノイズなどを極小にしたければ、DC供給にするとか、あるいはポータブルで電池駆動も可能なはずだ。レギュレーターが働かない低めの電圧でも定格は満たさないかもしれないが、動くはず。ファンタム電源はACから作ってるふうなので電圧はでなさそうだが・・)

なぜ電源なしのものを買ったか、というと、使えそうなトランスのデッドストック品を所有していたからなのであった。 

古いタンゴの製品なのだが、いずれ何かの電源に使おうと、ずっと持っていたもの。

18V0.25Aと、純正より若干電圧が高く、電流容量は少ない。電圧が高い分はレギュレータが押さえてくれるはずだし、電流もアダプタ定格までは喰わないだろう、という楽観的な考えで進める。

こんな事もあろうかと、何年か前にジャンクで入手していたケースとパーツセットが日の目をみる事にもなった。誰かが何かを作ろうとして果たせず売りに出た感のあるエレキットの未開封ジャンク品。買っておいてよかった。


いつもの通り、実にテキトーに工作・・・


AC無負荷で21Vぐらい、ミキサーをつないで1V落ちるぐらい出てたので、抵抗を直列に入れてみた。これで更に1V程落ちる。レギュレーションが悪くなる馬鹿な考えでもあるが、実動作で18-19V当たりぐらいになるはず。 

シャント抵抗入れてブリーダー流すという手もあるけど、適当な抵抗も手持ちにない。追加費用を掛けない方針なので、あるものでなんとかする。


さて、元々ピンヘッダみたいな3端子のコネクタで電源供給する様になっているのだが、そんなコネクタの手持ちはないので、別のものを付けることにした。最初は3ピンのXLRにしようかとも思ったが、Moogのテルミンは5ピンのDINを使っているのを思い出した。MIDIと被るので気持ち悪いが、MIDIは真ん中の3ピン (番号で言うと2,3,4)、Moogのテルミンは 真ん中と両端(1,3,5)を使うということで、万が一寝ぼけて接続しても焼けたりはしない・・はずだ。

MIDIでつかう5ピンのソケットは2つ手持ちがあった。また、MIDIケーブルも、5ピン全部配線されている真面目なケーブルのストックが手持ちにあった。これも古いKORGのデッドストック品を入手していたものだ。ということでDIN端子を使うことに決定。

(余談だが、手持ちのヤマハのMIDIケーブルはMIDI用の3ピンしか配線されていなかった。KORGは真面目、ということなのかとも思ったが、おそらくDINシンクというMIDIとは別規格の接続にも使える様にということなのかもしれない)

信号用のケーブルで電源というのも気持ち悪いが、せいぜい100mA前後しか流れないから、問題ないだろうと。


プラ筐体に穴をあけてDINのソケットを実装して


動作確認を行った。

全チャンネル、ちゃんと音が出たし、ノイズレベルも、まぁ普通に使えるレベルだと思った。
この小さなポット、洗浄剤を吹いても中まで届くのかどうかわからない形だけど、一応軽く吹いておいたが、幸い今の所大きなガリは出ない感じで、これも普通に使えるレベル。


供給電源電圧が若干高めなのがやはり気になるだが、しばらく放置しても、筐体が極端に熱くなるという感じでもないので、大丈夫だろうと、多分。 気休めだが、レギュレータ付近の筐体裏や背面ににドリルで放熱穴を開けておいた・・ 

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ということでヤマハの代わりに使うことにしたわけだが、今度は置き場所に困った。ヤマハと入れ替えると、入出力プラグがその上に設置した棚板につっかえて挿せない。ヤマハのは背面からプラグを入れる形なので上側のスペースは要らないのだが、このミキサーは上側から挿すので上が開いていないと使えないのだ・・・

で、プラ筐体の軽さを利用して、壁から吊るす形となった。ネットに引っ掛けるラックのフックが、ちょうどプラ筐体の外周部の隙間に引っ掛けられて、安定して吊るすことが出来た。


ということで早速使いだしている。

まぁ、当たり前だけど、動いてしまえば、まぁこんなジャンクでも普通につかえる。


ただし耐久性とか、所詮は経年のジャンク品なので不安要素ではあるが、まぁ何年かは使えるんじゃないかな。

おしまい