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My Soundcloud Channel --- Testing :D

Sunday, April 30, 2006

今日のナゾのOPアンプ

仕様がさっぱり解らないLX108というOPアンプのジャンクを持っているのだけれど、動作するのかどうか、ピン配はどうなのか...前々から気になっていたまま放置していたのだが、今日はとりあえず調べてみる事にした。

さ すがのGoogleでもこのICの情報は殆んど出てこない...メーカーのサイトは存在するのだがかなり古いモノらしく情報はなにもなかった。ジャンク部 品について、メーカーに問い合わせるのも気が引けるし...海外のデータ−シートサイト? にファイルがある様なのだが有料だったので見れず。

外形から見ると有名なAPI2520と似た感じで、ピンの出方も同じだ...
なので、多分ピンコンパチではなかろうか?、という事で、電源として006P を4ヶで +-18Vを作って、非反転回路を組んで調べてみた...



で、入 力に1.5V電池繋いで出力をみたけどちゃんと振れる。ピン配はAPI2520と同じみたいという勘は当たりだった。




100 ohm負荷でも出力が振れるし抵抗が温まるので、それなりに電流能力はあるみたい。パスコン入れなかったので (おい) 発振してるのかハムを拾ってるのか出力に交流が出てる...増幅してる証拠....入力手で触ったりいろいろするとACで12Vとか出てるみたい...デ ジタルテスターなので怪しいけれど...

なのでAKG K1000も駆動できそうだけれど、ちゃんとした電源用意しないと006Pじゃ数時間も持たないだろうな... IC自体の定格も不明だから安心しては使えないのだが、どうするかな...
API2520互換品はいくつか入手できるみたいだけれど結構高い。このLX108は互換かどうか疑わしいけれど、一応似たようなOPアンプであることには変わりはないようだ。
あと、Trim端子はAPI2520と同等だとすると入力の差動Trのコレクタ抵抗の所が出てるのかな?電圧見るかぎりそうみたいだけれど...

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それより 目のピントが合わない...ハンダ付けがうまくいかない....完全に老眼になっちまってる ....orz... 作業様にメガネかわなきゃいかんなぁ...最近職場で回路図見る時もルーペ使ってるしなぁ...コンタクト + メガネなんて...orz

Thursday, April 20, 2006

今日のLED点灯回路試作

日曜日に某所で 2AA(単三2本) のMAGLITEをLED化するバルブ交換キットなるものを見つけたので買ってしまった。1200円ぐらいでLEDが3つ、プッシュボタンスイッチ付き尾錠、というか電池の蓋つき。NITIZEとかいうブランドの奴だ。

夏 期などには落雷による停電などがままるので、MAGLITEはいつしか常備する様になって久しい。停電などあたりまえの電力事情のP国に赴任した時も持参 したし当然の様 に何度も役にたった。 日本で停電はそれほどではない、けれど、例えばPCケース内を弄る時の照明にも使うので2AAの奴はいつも手元に置いてある。さらに玄関と車には単一4本 及び2本用のを常駐させていたりする。単一のやつはごついので武器にもなるし ^^;)
そういや通勤用MTBにも付けてた事があったなあ...

そんなタフで明るいMAGLITEだが、欠点は電池とバルブである。

推 奨電池は当然の様にアルカリマンガン電池という事になっているが、まずこいつが曲者である。というのはアルカリ電池は容量が大きく高負荷に耐えるので特 性てきにはよいのだが、長期の信頼性には非常に欠けるのである。うっかり点灯したまま放置したり、長い間しまっておいたりすると...液漏れを起こす。

やっかいなのはアルカリ電池の電解液は強アルカリで、MAGLITEの筐体はアルミ合金という事である。つまり液漏れが起きると強アルカリによって筐体が激しく腐食してしまう。結果として電池と筐体が固着して取れなくなったり、ねじ込みが激しく腐食してえらい事になる。
過 去に2本パーにした経験がある。数本直列に使う機器は電池容量を使いきる頃に中の一本が完全に放電してしまうと、その放電仕切った電池にいわゆる逆充電 という現象が起きてしまうが、アルカリ電池はこの逆充電に非常に弱いようだ。使い古しの電池と新しい電池を混ぜて使うとこれが起きるので注意する必要があ る。

とにかくアルカリ電池の液漏れに懲りて以来、全てのMAGLITEには普通のマンガン電池を入れる事にしている。こちらの方が液漏れ が起きに くい様であるし、起きてもアルカリ程腐食力は強くないのでダメージは小さい。職業的に毎日使って、頻繁に電池交換をするのならともかく、たまにしか使わな い非常用のライトとして装備するならアルカリ電池は適さない、と思う。今時はやたらアルカリ電池が大量に安売りされていて、マンガン電池が少なくなってい るけれど、不思議な現象だと思う。 また、以前液漏れ保証なんて付けていたのがいつのまにか保証をひっこめてしまった。おそらく保証してたら儲けなんかなくなるから、ではないかと勘ぐってし まう。

もうひとつMAGLITEの欠点は、バルブである。例えば2AA専用バルブはマッチの軸ほどの非常に細いもので、これがけっこう明 るいので熱を持つ。車の ハロゲンランプの超小型版と言って良いだろう。なので汚れを付けたりすると放熱が悪くなるのかすぐ切れるし、超小型で高輝度なのでフィラメントの蒸発なの だろうか、バルブ内部がうっすら黒く曇って輝度がおちてしまう事だ。当然電流も多いし、普通のマンガン電池との相性は当然よくない。

で、MAGLITEのLED化は上記2点の欠点を克服できるのではないか、と思ってLED化キットを買ってしまったのであるが、これが非力はマンガン電池でも結構明るくいい感じで、世の中LEDライトが流行るわけだよな〜、と改めて思った。

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と アホな買物談義やMAGLITEの蘊蓄を書いてもしかたがないけど、このLED化キット、バルブとリフレクタ−を差し替えるだけなのだが、白色LEDは 2AA = 3V 電源ではそのまま点灯しないはずだ...どうなってるのかな...何か昇圧回路が入ってるはずだが...とのぞき込むと...




よ く解らないが、Trかなにかのチップ部品とインダクタ−らしい部品が付いているのが見える。で 高輝度白色LEDをLEDのVf以下の電圧で光らせる回路はどんなものか、昇圧回路についてちょっと調べてみると... もちろん携帯機器組込み用の専用ICなんかがある事は職業柄しっているのだけど... この分野は結構DIY、つまり自作して楽しんでる人が居るみたいと言う事がわかった。各自、電源専用ICを使ったり、Trで発振させたり、色々やってます な。

そんな中で、Tr1石 + 抵抗1本 +コイル一個、これ以上部品を削れない、という回路に行き着いた。


こ れをそっくり、手持ちのジャンク部品で組んでみた。 LEDは白色ではなく青いのがあったのでそれをつかった。 これ、喫煙してた頃、車に積んでた蓋付き灰皿に組み込まれてた奴で、光る製品である事も知らずに買った上に欠陥品だったのか使ってる時は一度も光らなかっ たのだ。それが捨てる時になぜか光ってびっくり、バラしてみると電池とこの青色ダイオードが組み込まれていたので取っておいた奴なのだ。

コ イルというか、トランスというか、これはジャンクのフェライトのトロイダルコアにジャンクのフラットケーブルから二本分割いて一組の平行線状にして 12回程巻いてみた。いわゆるバイフィラー巻きの一種、になるのかな。なぜ12回か、というと見た目がちょうど良かったからといい加減。二本一組を12回 巻いてるので、計24回巻 きCT付きコイルが出来るわけである。

Trは2SD438Eというのがあったのでそれを使ってみた。一部の高hfeの品種は適さないと言う事だが(ダーリントンタイプの事?) 大抵の小型小信号用Trで間に合う様な気がする。

これを2年程前秋葉原で買ったきり使わずに放置してリアルに埃にまみれてた ^^;) ブレッドボードを発掘して、ちょちょっと組んでみたのだが...




御覧の通り、ばっちり、結構明るく光った!

デジタルテスターでの電流値は70mAぐらいを示したけど、これ、電流は脈流というかかなりバタバタしてるはずなので正確ではないかもしれないね。
今のところ、この実装で、負荷にどれだけ電流を流せるのか、どれぐらい電圧が出せるのか未知数だけれど、これぐらい光れば実用になりそうですな。

既存の電球を改造してソケット部にこの回路を組み込む、なんて例が上記リンクに載ってるけど、手持ちの部品と不器用な手と最近近い所にピントが合いにくい目を持つおいらにゃ、無理だろうな... (^o^)/~

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あーオシロで波形がみたいな〜

Tuesday, April 18, 2006

今日のWine

Linux memo ---

LinuxでWindowsのアプリケーションを動かせるという wineを試してみた。

とりあえず aptで wine wine-utils winesetuptk xwineをインストール。
で、 設定とかさっぱり解らん! のだけど winsetuptk とか winecfg とか xwineをはしらせてそこの設定を適当にしてみた。winのメモ帳とか動くのはよいがメニュー触ると落ちる、とか、中クリックで落ちる、とか非常に不安 定であった。 xwineの設定で Double Buffer (useful with OpenGL mode ) とか Direct Drawのチェックは外す..とか、 winesetuptk の Look & Feel で DirectDraw関係を全て外すのがよいみたい...? その辺をなんやらいじってると落ちなくなった。


XWine

で、とりあえず xwineとか使わなくても、コマンドで

wine hoge.exe

と 直接winの実行ファイルを走らせる事ができる...が、なんたらDLLが必要、とか複雑な奴はすんなりとは行かない。 つまり万能ではなさそうである。バイナリファイル一つで動くようなソフトだと動きやすく、DLLやらなにやら沢山使うやつはDLLをインストールしたり設 定したり?が必要なのかな。さっぱりわからん。


メモ帳ぐらいなら動くけど...


あと、ライセンス的に M$のOSに含まれるアプリを抜き出して別マシンで使うのはいけないのかもしれないな。いわゆるオンラインソフトやらフリーソフトは問題なさそうだろう。

Win3.1 時代にシェアウエアを正規に購入したACDSEEというビューアーのファイルが残ってたので試してみたらインストーラーでインストールは出来 なかったけど、実行ファイルを直接動かせた。ライセンスキー入れたらちゃんと認識もした...けども Win3.1時代のソフトなのでロングファイルネームが化けちゃう...しLinuxでは GQViewとかあるから今更古いACDSEEなんか使う価値はない。

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で、Winを捨てて6年ぐらいになるので、Win用ソフトが走っても実はあんまり嬉しくはない、というか走らせたいソフトは殆んどない、のであるが、例えばこんなのが便利に使える。



Wineで動いた 2Dコードメーカー

こういうメーカー製オンラインソフトはLinux のシェアからしてLinux版が出る事はまずないからね。

Friday, April 14, 2006

今日の Allan Holdsworth

最近ちょくちょく見に行くYou Tubeにいくつか映像があったのでおすそわけ。
画質、音質共に悪いけれど好きな人にはたまらない。最後にLive見に行ったのは2000年だったな。たしかこの緑のギターは...スポンサー契約の関係なのか、ステージに置いてはあったけど使ってなかったね。やっぱりオリジナルのやつが似合うなぁ。

この人はiPod nanoにも殆んどのアルバムを入れてるぐらい超お気に入りのアーティストなのだ。



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Bloggerに貼り付けもできるって書いてあったので試してみた。
で、Bloggerの書き込みページから投稿するとhtmlエラー表示がでるけど、一応問題なく動作はするみたいね。 Flashを使う動画再生だけれど、Flashはマルチプラットフォームだから、某OSしか動かないメディアプレーヤーを強要され結局なんにも見られないというヘボサイトよりはどれだけましか。

Tuesday, April 11, 2006

今日の続iPod用スーパーバイノーラルコンペンセーター

前回作った基板を



配 線や部品が直接ストレスに晒されない様にホットグルーで軟らかく固め た上にHoltsのねんどパテというやつで固めてタッチアップペイントで塗装してみたのだが..



車修理用材料なので強固さだけは負けないが基板のままの方がよかった...という位超不細工に 仕上ってしまった...これを持ち運ぶのか...(^o^;)

元の基板の形がイビツな上に手で丸く固めたのが敗因か。
なにか四角い枠に入れて固めた方がよかったかなぁ...

最 初は100均のエポキシパテでもいいだろうと試してみたのだが、そいつはベチャベチゃで素手では扱えない事を思い知った。Holtsのは高いけれども非 常に扱いやすい。何ごとも経験である、というか、こういう思い付き工作は失敗して経験だけが残るのである、とでも考えないと...

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ともかく見た目は悪いが iPod用スーパーバイノーラルコンペンセーター実証試験機が出来上がったのだが、残念ながら早くもお倉入りの予感...

今iPod nano 4GBに入ってるのはほとんどエレキギター系インスツルメンタルなのだ。たった4GBなのでいろいろ絞るうちにそういう事になった。で、これを使うと、音 の”芯”が非常にうすくなるのよ。同相信号が引っ込むから、及び低音が減衰するからなのだろうけど、ギター系の音で芯が薄くなるのはあまり合わない気がし た。

似たような音場改善手法としてRCフィルターで左右の音を混ぜるクロスフィードというのがあるけれど、それはどう聞こえるんだろうね。

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結論

DIPスイッチによる段階的抵抗値切替え... 色々応用が効くはず

エポキシパテによる簡易モールド... Holtsのねんどパテが作業性最高

抵抗一本で遊べる頭の体操...結果は好き好き

と言う事かな。

Monday, April 03, 2006

今日のiPod用スーパーバイノーラルコンペンセーター

久々に工作。出どころはtomoya.comこれなのであるが、昔VRを使って可変式を実験してみた事があった。これはAKG K270用に作ってみたのだが、効果を確かめたきり使っていない...^^;)。

で今回は、 iPod nano + AKG K26P用に小型のモノを試作してみた。
これを使うと定位の広がり感は増すが、同相信号が打ち消し合い弱まるので、低音が引っ込む。それが AKG K26Pのややブーストされた低音を弱められ、加えて音の広がり感が得られるのではないか、という目論見である。

AKG K26Pはインピーダンス公称32ohmなので、その 1/3、 10ohmを使えばちょうど良いのだけれど、他のイアフォン、ヘッドフォンでも使える様に調整式に、ちょうど手もとに10ohmと20ohmの抵 抗があったので、DIPスイッチと組み合わせて 0ohm 〜35ohmまで5ohm刻みで調整出来るように、手持ちのジャンクなどを用いて組んでみた。



わかるかな?

これで、抵抗値が ( 0,5,10,15,20,25,30,35 )と8段階 (3bit)切替えになる。

実装は小さなジャンク基板にこんな風に組んでみた。



で 効果は....やっぱり抵抗値を上げ過ぎると妙な感じになる。負荷の 1/3 つまり R-1/3L と L-1/3R というオリジナルの値は良い所を突いている。なので利用するヘッドフォンなりイヤフォンが決まっていれば抵抗一本で切替えなしでシンプルに組めば良いと思 う。
あと、AKG K26Pの出過ぎる低音がこれでうまく押えられるか...というと、まぁ多少はそういう感じもするけど、味が薄くなる感じもする。どちらがよいか...よくわからない。

あと元記事にもあるけれど、マルチトラック録音をガンガン重ねてミックスダウンしてる様な録音はかえって不自然に聞こえる。ミキサーやらエフェクターで音 を広げたり位相いじったりしてる様なやつはね。

ま、とりあえず作っちゃったのでエポキシ粘土で固めて持ち出せる様にしておくかな...
元々 抵抗一本で簡単に面白く遊べるというモノなので、興味があれば試してみればいかがでしょうか。