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Saturday, March 11, 2017

Today's Yamaha QY-8 demo


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memo

ヤマハの QY-8という音源内蔵のポータブルシーケンサーのジャンク品を入手した。
まだ使い方が良くわからないが、デモ曲と、プリセットのバッキングに別パートを手弾きで加えてみた、というのが上記のビデオ。

ジャンク置き場の箱に無造作に放り込まれていた古びた昔のゲーム機・・・と思って手に取ると、ヤマハのシーケンサーだったという落ち。

このシリーズ、QY10など、QYシリーズは人気のあるポータブルシーケンサーという事は知っていたのだが、その中で尤も簡素なもの。他のモデルは12音階の鍵盤的なキーボードがあるのだが、この機種は見たとおりゲーム機のごときカーソルキーや押しボタンがあるだけ。

なんか気になったので、悪い癖とは知りつつ500円だったので買ってみたのだが、持ち帰ってみると、出荷時からそのままのディスプレーの保護用フィルムが張りっぱなしで、剥がしてみると無傷でツルピカ画面になった。 ゴムっぽいボタン類もよく見ると綺麗で汚れも傷もない。 電池部は残念ながら液漏れ腐食で端子がボロボロだったが、ACアダプタで通電すると正常に動作し音も出た。 おそらく、元の所有者は、買ったものの、余り使わず電池が入ったまま長年放置の後処分、というところか。



液漏れ跡を掃除し、腐食部を磨き、折れた電極部はホームセンターで買った電池バネをハンダ付けして修理完了。

音源的にはモノラルでエフェクトもない。色んなジャンル、曲調のプリセットのバッキングパターンが内蔵されていて、それを並べて、4つのソロパートを打ち込んで曲に仕上げる、というタイプのシーケンサー。 

機能が良く解らないまま、ちょっといじってみたのだが、やはり打ち込みなので、音程やその長さをチマチマと打ち込んでゆかねばならない。それをカーソルキーやボタンでポチポチと入れてゆくという手法で、ピアノロールでも面倒と思う性格の私には全く向かない方式の様に思える。 YouTubeに、これでちゃんと曲を打ち込んだ人の曲が出てるけど、結構手間暇がかかっているはずだ。私には無理。


ただ、MIDI INとOUT端子が出ており、MIDI INからの情報で音源を鳴らせたり、シーケンスを録音することもでき、押さえたキーによって、バッキングのコード認識もでき、オートコード的な伴奏も付けられる事は確認できた。 

バッキングのコード進行を打ち込めば、他のシンセ演奏用のバッキング音源で使えそうではある・・

音質は、今時で言うと量販店のファミリーキーボード的な感じで時代を感じさせるもので、デモを聞いても分かる通り、なんかカラオケにも似た感じ。