先週某所のHard OffなるリサイクルショップでBOSSのJS-5というバッキングマシンが¥10500円出ていたのを目にした...これはちょっと欲しいかも...ギターやキーボードでソロをとるミュージシャンごっこにもってこいじゃないか!
と言うことで、意を決して本日買ってきた...早速音を出してみたのだがなんか....音はちゃんと出る、のだけど...
ジョグダイアルが効かない!
したがってプリセットのソングの切り替えもエフェクトのかけ具合も各種設定も、殆どな~んにも操作できない....ただのゴミだった orz
こんな基本機能がダメなものを売るなんて...
ロクに検品していない、か
確信犯的に解っててやっているのか
何れにしても杜撰としか言いようがない
保証が3ヵ月ついてたからよかったものの...速攻で返品したけど、なんか納得がいかん...
使ってて壊れたのならまだしも、最初から故障してんだものなぁ
元々印象のよくない店なのだが、益々印象を悪くした事件であった...
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Sunday, April 19, 2009
Sunday, April 05, 2009
Thursday, April 02, 2009
今日の AtomなPCを組んでみた Debian Lenny パフォーマンス編
Atom PC 設定メモ編 つづきと、Atomマシン (MSI WindBoard330) の体感的パフォーマンスについてのメモ
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フレームバッファー
インストールしたままだと、起動時のコンソールCGAだかVGAだかの解像度が引き伸ばされて表示される。 なので 起動時のコンソールを XGA (1280x1024) 24bpp のコンソールにしておいた。 /boot/grub/menu.lst にカーネル起動オプション vga=795 を追加する。 24bppにする意味はあまりないけどね... (でも mplayer vo=fbdevとかでフルカラーで動画が見られる...)
# defoptions=quiet vga=795
としてupdate-grubする。
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lm-sensors
lm-sensors をaptitude で入れて、sensors-detectを走らせてデバイスを検出、/etc/modules に書き加えた 設定は次のとおりとなった。
# Generated by sensors-detect on Sun Mar 15 16:29:51 2009
# Chip drivers
f71882fg
で、 sensors を走らせるが、CPU温度 しか出ない...けど、 gkrellm の sensorsの表示はtemp1とtemp3が出る...
/etc/sensors.conf と /etc/sensors3.conf と confファイルが二つあるけど...これらの中の f71882fg の設定部分を見ると temp1がCPU, temp2 が System, temp3 が ignore になっている。どうも 今回のPCに採用したボード MSI WindBoard 330 は temp1 が CPU, temp2がなし、temp3が System みたい。なので、その部分を次の様に書き換えてみた
chip "f71882fg-*" #<----for MSI Windboard 330 # Temperature
label temp1 "CPU"
ignore temp2
label temp3 "System"
しかし、sensorsで得られるこれらの温度は正しいのか、そもそもTcなのかTjなのか分からない.... で、Tcを検出していて、おおむね数値も正しいとすると、小さいminiITXケースに入れたこともあるのだろうが、Atomは温度が高めだなぁ、と思う。室温20度で CPU温度が アイドルで50度ちょい、軽い負荷で55度を超え,重い負荷をかけると60度を越える。室温+30~40度というところか。 Systemは 40-45度ぐらいである。 昼間無人で帰宅直後35度になってる真夏の部屋だと、CPUは75度ぐらいになるかもしれない。CPUはファンレスだから真夏にはそれぐらいになるのだろうが、定格は越えない様なので、あまり心配することもないかもしれない。ただちょっとヒートシンクに風を当ててやりたい気がしないでもない... HDD温度 は hddtemp を入れてモニターする。 小さいケースにしてはそこそこ風が当たってるみたいで 室温20度で 30度ちょい、これだと真夏で45度ぐらいだから心配するほどは上がらなさそう。
なお、Atom 330はデュアルコア かつ、 1コアを2CPUに見せかけるハイパースレッディングなCPUなので、CPUが4つに見える...
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wine
wineを使う例として 過去に LTSpice と 歌声りっぷ を紹介していた。今回二つとも同様に試してみたのだが、ちょっと進展があった。 LTSpiceはメニューの sync release でオンラインで直接データベースがupdate出来た。また歌声りっぷは、音声のプレイバックでちゃんと音が出る様になった。 もしかしたら Lennyのwineが進化したのかもしれない...
余談だけれども、 Mac 歌声りっぷ の様なキーワードで本サイトに飛んで来られる方がけっこう居られるのだが、 Linuxのwineで動くので、Intel版Macのwineやcrossoverなら動く可能性が高いと思いますよ。Macの事はよく分からないけど、 wineも歌声りっぷもロハなのでダメ元で試しててみる価値はあるかもしれないですね。
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PicasaとGoogleEarth
Google謹製の Linux版 PicasaとGoogleEarthも当然動く...PicasaのLinux版は 基本的にはWindows用のバイナリをwineで走らせると言う仕組みの様だ。CPU負荷が重いけど、そこそこの速度で動く。
問題はGoogleEarth...
GoogleEarthは、旧マシンはビデオカードが嫌われて(G450)起動しなかったのだが、今回のAtomマシンは一応起動した...のだが、デフォルトのままだと"使えない"と言ってよい位動かない。地球をぐりぐりするなんてとんでもない、というか地球がなかなか出てこないし..出てきてもほとんど固まってて動かない..
では全く使えないか、と言うと、ちょっと根気が入るけど、ほぼ固まった状態のメニューをのんびりと操作して次の様な設定を試してみよう...
これはもう、Atom CPUの限界なんだろう。まぁしかし、遅いながらもちゃんとStreetViewもFlightSimulatorも動く。
Webコンテンツは、Flashやらスクリプトやらが当たり前の様に使われて年々重たくなって来ている。Webブラウザーも年々重くなってきている気がする。
私は概ねFirefoxを主に使っているのだが、旧マシンではほとんど固まってしまったり、落ちたりする事がままあった。もはやFirefoxは軽いとは言えないほど重い上に、Flashやスクリプト満載のページがCPUやメモリーのリソースを食いつぶすのである。
例えばYouTubeのFlashプレイヤーが1ページにたくさん張ってあるページはCPU負荷が目一杯上がって、カリカリとスワップが始まり、スクロールもままならない、落ちる、killせざるを得ないぐらい反応がない etc...
ルーチンで巡回するサイトの中でそれが顕著に出るのが、Make Blogだ。このサイトはお気に入りなのだが、重いのに閉口していた...
で新マシンでは、やはり重い事は重いが、まぁとんでもなく重いという程ではない。旧マシンのメモリーは500Mで、FirefoxでTabを多く開くとswapしまくりだった。新マシンは2G積んでみたのだが、全然swapしない。1Gでも十分かもしれない。
Flashを全面使ったGoogle MapのStreet Viewも、まぁ問題なく動く。GoogleEarthは上述の様にちと難ありの気があるが、ブラウザの Google Mapはまぁ実用的に使える感じだ。
YouTubeなどの動画も、デフォルトの画質/サイズであればまぁまぁ見れる。大きなサイズ、HDなどの動画再生でコマ落ちする場合は 、一旦ポーズをかけてキャッシュを最後まで貯めて、キャッシュを直接 mplayerなどで再生するのがCPUにやさしい。 Firefox + Flash の場合キャッシュは /tmp に貯まる。
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まとめ
これまで Celeron 1.3GHz/500MB RAM で過ごしてきたというアナクロな人間だからかもしれないが、ネットブラウジングなどが中心と言った用途には十分の能力がある、と感じた。
性能/価格 に関しては、あまりよいとは言えないだろう...と言うのは、サーバー機の投げ売り、HPのOSなしモデル等、3万以下でもっと速いCPUを積んだ完成機が販売されていたりするからである。しかしまぁ、AtomというIntelの最新プロセスで作られたファンの要らない低消費電力のCPUで過ごすのも悪くないと思う。
思えば7年程まえ、旧マシンを組む時に、あえてPentium4ではなくPentium3系を選んだのも、Pentium4の熱の問題を嫌ったからであった。当時低価格のPentium4は古い1.8umルールで80~100W、その半値のPentium3コアのCeleronは当時最新の1.3umルールで30W台、と妙な逆転現象が起きており、しかしベンチの値はたいして違わないものだった。
最近のCPUは巨大なヒートシンクを、これまた巨大なファンで冷却して、アイドル時のCPU温度は結構低い、けれども一旦負荷がかかるとどかーんと高熱になる。マルチフェイズ電源で綿密な電源管理がなされているわけでもあるけど、埃が詰まったらどうなるのかなぁ、とか、心配な面も多い。100Wって事は、1Vで100Aだからね...それにグラフィックカード、これも最近のは凄い熱が出る...
正直に言うと、そういうマシンでGoogleEarthなんかを大画面でグリグリと遊んでみたい気持ちがないわけでもない...
でも、そういう気持ちを我慢できれば、十分使えるマシン...それが Atomなマシンなのだ...
あとは...そうだね、Linux野郎にはぴったりだと思う。古いマシンを使いつづけてるけど、そろそろ置き換えを...なんて用途にもぴったり。省エネだし。
Windowsマシンにするとなると、自作マシンは元々割高な上にOSまで買う事になるから、結構な値段になる...部品、OSひと揃え買うんじゃ、HPやDellの特価品の方が...となってしまうから...
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という事で、ひとまずおしまい...
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追補
似た構成のIntel版のレヴュー/ベンチがあったので張っておく
http://www.neoseeker.com/Articles/Hardware/Reviews/D945GCLF2_atom_330/
最後のまとめ、なかなかよいところを突いてると思う...
http://www.neoseeker.com/Articles/Hardware/Reviews/D945GCLF2_atom_330/15.html
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フレームバッファー
インストールしたままだと、起動時のコンソールCGAだかVGAだかの解像度が引き伸ばされて表示される。 なので 起動時のコンソールを XGA (1280x1024) 24bpp のコンソールにしておいた。 /boot/grub/menu.lst にカーネル起動オプション vga=795 を追加する。 24bppにする意味はあまりないけどね... (でも mplayer vo=fbdevとかでフルカラーで動画が見られる...)
# defoptions=quiet vga=795
としてupdate-grubする。
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lm-sensors
lm-sensors をaptitude で入れて、sensors-detectを走らせてデバイスを検出、/etc/modules に書き加えた 設定は次のとおりとなった。
# Generated by sensors-detect on Sun Mar 15 16:29:51 2009
# Chip drivers
f71882fg
で、 sensors を走らせるが、CPU温度 しか出ない...けど、 gkrellm の sensorsの表示はtemp1とtemp3が出る...
/etc/sensors.conf と /etc/sensors3.conf と confファイルが二つあるけど...これらの中の f71882fg の設定部分を見ると temp1がCPU, temp2 が System, temp3 が ignore になっている。どうも 今回のPCに採用したボード MSI WindBoard 330 は temp1 が CPU, temp2がなし、temp3が System みたい。なので、その部分を次の様に書き換えてみた
chip "f71882fg-*" #<----for MSI Windboard 330 # Temperature
label temp1 "CPU"
ignore temp2
label temp3 "System"
しかし、sensorsで得られるこれらの温度は正しいのか、そもそもTcなのかTjなのか分からない.... で、Tcを検出していて、おおむね数値も正しいとすると、小さいminiITXケースに入れたこともあるのだろうが、Atomは温度が高めだなぁ、と思う。室温20度で CPU温度が アイドルで50度ちょい、軽い負荷で55度を超え,重い負荷をかけると60度を越える。室温+30~40度というところか。 Systemは 40-45度ぐらいである。 昼間無人で帰宅直後35度になってる真夏の部屋だと、CPUは75度ぐらいになるかもしれない。CPUはファンレスだから真夏にはそれぐらいになるのだろうが、定格は越えない様なので、あまり心配することもないかもしれない。ただちょっとヒートシンクに風を当ててやりたい気がしないでもない... HDD温度 は hddtemp を入れてモニターする。 小さいケースにしてはそこそこ風が当たってるみたいで 室温20度で 30度ちょい、これだと真夏で45度ぐらいだから心配するほどは上がらなさそう。
なお、Atom 330はデュアルコア かつ、 1コアを2CPUに見せかけるハイパースレッディングなCPUなので、CPUが4つに見える...
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wine
wineを使う例として 過去に LTSpice と 歌声りっぷ を紹介していた。今回二つとも同様に試してみたのだが、ちょっと進展があった。 LTSpiceはメニューの sync release でオンラインで直接データベースがupdate出来た。また歌声りっぷは、音声のプレイバックでちゃんと音が出る様になった。 もしかしたら Lennyのwineが進化したのかもしれない...
余談だけれども、 Mac 歌声りっぷ の様なキーワードで本サイトに飛んで来られる方がけっこう居られるのだが、 Linuxのwineで動くので、Intel版Macのwineやcrossoverなら動く可能性が高いと思いますよ。Macの事はよく分からないけど、 wineも歌声りっぷもロハなのでダメ元で試しててみる価値はあるかもしれないですね。
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PicasaとGoogleEarth
Google謹製の Linux版 PicasaとGoogleEarthも当然動く...PicasaのLinux版は 基本的にはWindows用のバイナリをwineで走らせると言う仕組みの様だ。CPU負荷が重いけど、そこそこの速度で動く。
問題はGoogleEarth...
GoogleEarthは、旧マシンはビデオカードが嫌われて(G450)起動しなかったのだが、今回のAtomマシンは一応起動した...のだが、デフォルトのままだと"使えない"と言ってよい位動かない。地球をぐりぐりするなんてとんでもない、というか地球がなかなか出てこないし..出てきてもほとんど固まってて動かない..
では全く使えないか、と言うと、ちょっと根気が入るけど、ほぼ固まった状態のメニューをのんびりと操作して次の様な設定を試してみよう...
- 起時の窓サイズを小さく設定 → View- View Size - Computer Playback -320x240
- なるべく余分なものを表示させない → SidbarのLayersのチェックを最小限に
- 移動速度は最大に → Tool-Option-Navigation Fly-Toを最大にする...
- 起動時に直接どこかを表示させる → なるべく低空で起点になるところを選んで、View - Make this my start location で設定
- Tool-OptionでTerrain Qualityを低くする
これはもう、Atom CPUの限界なんだろう。まぁしかし、遅いながらもちゃんとStreetViewもFlightSimulatorも動く。
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オンボードビデオの画像クォリティは...?
ビデオチップはチップセットに統合されているオンボード。Xでの画質は、まぁ問題ないと思う。旧マシンのG450に比べると、ちょっと切れがないかな、とも思うけれど、1ドット飛びのテストチャートを出してみても特にノイズ、チラつきが出ないので合格範囲と思う。
ゲームはほとんどやらないのだが、 ppracerと flightegearを入れて試してみた。前者はペンギンが氷上/雪上滑走する3Dゲームで後者は3Dフライトシミュレーター。旧マシンは前者は問題なく遊べたけれど後者はかなり遅くて遊ぶ気にならないぐらいだった。今回のAtomマシンは、前者は全然問題なし。後者も、フレームレートがちょっと遅いけれど、まぁ遊べるかな、という感じ...本格的に遊ぶのは無理だけど...
問題は動画再生。いわゆる SDクオリティ/サイズの動画は難なく再生できる様に見える。CPU負荷もたいして高くない。 ところが、なんと表現してよいか、画質的には、画面がぱっとトランジェント的に切り替わったり、激しく揺れるシーンとか、空間周波数の高い画像のフレームが動くところとか...そういうシーンで、なんというか、同期が微妙に乱れる感じというか、横に筋が入る感じで上下に不整合部分が見える感じというか、ともかく画像の一部が乱れる感じなのだ。一度気になると、そういう目で見るから余計に気になる...これはビデオチップが悪いのか、ドライバーが悪いのか、ディスプレーとの相性なのか、水平や垂直周波数の設定が悪いのか... 旧マシンでは感じたことのなかった問題がこのマシンでは見受けられた。
DVD再生なんかも、マシンの能力的には全く問題はないです。おしい。この変なちらつきがなけりゃ...
まぁ画質を細かく気にしなければ、一応動画もそこそこ楽しめる、そういうレベルでしょうかね
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オンボードサウンド
インストール時に自動認識され問題なく音が出た。音質は...とやかく言うほど聞いていないけど、一般用途にゃ十分かな...
私は楽器やアンプ、ミキサーなどとつないだりする都合で、ミニジャックしか出ていないオンボードはBIOSでDisableにして、これまでと同様、変造したUSBデバイスを利用している。
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動画や音声のエンコード
ちょっとしたビデオクリップをffmpegやavidemuxでエンコしてみたけど、まぁ、実用になるレベルで動作してるようだ。CDをGrip + lameで mp3にエンコしてみたけど、これも同様に自分的には問題ない速度で動いていると感じた。
オンボードビデオの画像クォリティは...?
ビデオチップはチップセットに統合されているオンボード。Xでの画質は、まぁ問題ないと思う。旧マシンのG450に比べると、ちょっと切れがないかな、とも思うけれど、1ドット飛びのテストチャートを出してみても特にノイズ、チラつきが出ないので合格範囲と思う。
ゲームはほとんどやらないのだが、 ppracerと flightegearを入れて試してみた。前者はペンギンが氷上/雪上滑走する3Dゲームで後者は3Dフライトシミュレーター。旧マシンは前者は問題なく遊べたけれど後者はかなり遅くて遊ぶ気にならないぐらいだった。今回のAtomマシンは、前者は全然問題なし。後者も、フレームレートがちょっと遅いけれど、まぁ遊べるかな、という感じ...本格的に遊ぶのは無理だけど...
問題は動画再生。いわゆる SDクオリティ/サイズの動画は難なく再生できる様に見える。CPU負荷もたいして高くない。 ところが、なんと表現してよいか、画質的には、画面がぱっとトランジェント的に切り替わったり、激しく揺れるシーンとか、空間周波数の高い画像のフレームが動くところとか...そういうシーンで、なんというか、同期が微妙に乱れる感じというか、横に筋が入る感じで上下に不整合部分が見える感じというか、ともかく画像の一部が乱れる感じなのだ。一度気になると、そういう目で見るから余計に気になる...これはビデオチップが悪いのか、ドライバーが悪いのか、ディスプレーとの相性なのか、水平や垂直周波数の設定が悪いのか... 旧マシンでは感じたことのなかった問題がこのマシンでは見受けられた。
DVD再生なんかも、マシンの能力的には全く問題はないです。おしい。この変なちらつきがなけりゃ...
まぁ画質を細かく気にしなければ、一応動画もそこそこ楽しめる、そういうレベルでしょうかね
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オンボードサウンド
インストール時に自動認識され問題なく音が出た。音質は...とやかく言うほど聞いていないけど、一般用途にゃ十分かな...
私は楽器やアンプ、ミキサーなどとつないだりする都合で、ミニジャックしか出ていないオンボードはBIOSでDisableにして、これまでと同様、変造したUSBデバイスを利用している。
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動画や音声のエンコード
ちょっとしたビデオクリップをffmpegやavidemuxでエンコしてみたけど、まぁ、実用になるレベルで動作してるようだ。CDをGrip + lameで mp3にエンコしてみたけど、これも同様に自分的には問題ない速度で動いていると感じた。
毎日ガンガンと山の様にエンコする類の人には問題外のCPUだろうけど、たまにエンコするぐらいだったら普通に使えるレベルだと思う。長い動画のエンコが必要な時は、寝る前にしかけときゃ、朝にゃ終わってるでしょ...一度にたくさんエンコしたきゃスクリプトで連続エンコさせて寝りゃ...
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WebブラウザーWebコンテンツは、Flashやらスクリプトやらが当たり前の様に使われて年々重たくなって来ている。Webブラウザーも年々重くなってきている気がする。
私は概ねFirefoxを主に使っているのだが、旧マシンではほとんど固まってしまったり、落ちたりする事がままあった。もはやFirefoxは軽いとは言えないほど重い上に、Flashやスクリプト満載のページがCPUやメモリーのリソースを食いつぶすのである。
例えばYouTubeのFlashプレイヤーが1ページにたくさん張ってあるページはCPU負荷が目一杯上がって、カリカリとスワップが始まり、スクロールもままならない、落ちる、killせざるを得ないぐらい反応がない etc...
ルーチンで巡回するサイトの中でそれが顕著に出るのが、Make Blogだ。このサイトはお気に入りなのだが、重いのに閉口していた...
で新マシンでは、やはり重い事は重いが、まぁとんでもなく重いという程ではない。旧マシンのメモリーは500Mで、FirefoxでTabを多く開くとswapしまくりだった。新マシンは2G積んでみたのだが、全然swapしない。1Gでも十分かもしれない。
Flashを全面使ったGoogle MapのStreet Viewも、まぁ問題なく動く。GoogleEarthは上述の様にちと難ありの気があるが、ブラウザの Google Mapはまぁ実用的に使える感じだ。
YouTubeなどの動画も、デフォルトの画質/サイズであればまぁまぁ見れる。大きなサイズ、HDなどの動画再生でコマ落ちする場合は 、一旦ポーズをかけてキャッシュを最後まで貯めて、キャッシュを直接 mplayerなどで再生するのがCPUにやさしい。 Firefox + Flash の場合キャッシュは /tmp に貯まる。
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まとめ
これまで Celeron 1.3GHz/500MB RAM で過ごしてきたというアナクロな人間だからかもしれないが、ネットブラウジングなどが中心と言った用途には十分の能力がある、と感じた。
性能/価格 に関しては、あまりよいとは言えないだろう...と言うのは、サーバー機の投げ売り、HPのOSなしモデル等、3万以下でもっと速いCPUを積んだ完成機が販売されていたりするからである。しかしまぁ、AtomというIntelの最新プロセスで作られたファンの要らない低消費電力のCPUで過ごすのも悪くないと思う。
思えば7年程まえ、旧マシンを組む時に、あえてPentium4ではなくPentium3系を選んだのも、Pentium4の熱の問題を嫌ったからであった。当時低価格のPentium4は古い1.8umルールで80~100W、その半値のPentium3コアのCeleronは当時最新の1.3umルールで30W台、と妙な逆転現象が起きており、しかしベンチの値はたいして違わないものだった。
最近のCPUは巨大なヒートシンクを、これまた巨大なファンで冷却して、アイドル時のCPU温度は結構低い、けれども一旦負荷がかかるとどかーんと高熱になる。マルチフェイズ電源で綿密な電源管理がなされているわけでもあるけど、埃が詰まったらどうなるのかなぁ、とか、心配な面も多い。100Wって事は、1Vで100Aだからね...それにグラフィックカード、これも最近のは凄い熱が出る...
正直に言うと、そういうマシンでGoogleEarthなんかを大画面でグリグリと遊んでみたい気持ちがないわけでもない...
でも、そういう気持ちを我慢できれば、十分使えるマシン...それが Atomなマシンなのだ...
あとは...そうだね、Linux野郎にはぴったりだと思う。古いマシンを使いつづけてるけど、そろそろ置き換えを...なんて用途にもぴったり。省エネだし。
Windowsマシンにするとなると、自作マシンは元々割高な上にOSまで買う事になるから、結構な値段になる...部品、OSひと揃え買うんじゃ、HPやDellの特価品の方が...となってしまうから...
---
という事で、ひとまずおしまい...
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追補
似た構成のIntel版のレヴュー/ベンチがあったので張っておく
http://www.neoseeker.com/Articles/Hardware/Reviews/D945GCLF2_atom_330/
最後のまとめ、なかなかよいところを突いてると思う...
http://www.neoseeker.com/Articles/Hardware/Reviews/D945GCLF2_atom_330/15.html
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あと、Firefox3.0は言われている程速くもない、というか明らかに遅い。
Opera9.6の方がよほど速い...
Firefoxは、基本機能以外は各自が好みのaddonで拡張するという方針で、使い勝手を良くするにはaddonを色々いれなければならないのだが、それが余計に動作を重くしているのかもしれない... addonを使わないと非常に使い勝手が悪くなるし...
と言うことでOperaをメインにしてみる...
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