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My Soundcloud Channel --- Testing :D
Saturday, February 28, 2015
Monday, February 23, 2015
Tuesday, February 17, 2015
Sunday, February 15, 2015
Thursday, February 12, 2015
Today's TickTick : KORG SQ-1 sync test with Metronome
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解説
偶然ヤマハ製の古いメトロノームを手に入れた。木製筐体で1958年製。
(余談:ドイツ製の2万前後の木製メトロノームが"高級品"として売られているけれど、裏から覗いてみると驚愕の事実、ギヤや拍子を打つホイールなどほぼ全て白色のプラスチック製だったりする。機械的には安物を木製筐体で飾っているだけ。それと比べるとこういう古い機械や国産のニッコーなどは比べ物にならない程高給品と言える。)
そして、この完全な機械式メトロノーム、出てくる音は当然完全無欠のアコースティックサウンド、コチコチと言わせると、なんか和む。電子音のピコピコやPCMのドラム音源とも違う生の音だ。
で、和む以外に使い道もないのだが、思いつきで先日買ったSQ1と同期させてみる実験を行ったのが上のビデオ。
メトロノーム内にコチコチ音を拾うマイク(昔SONYの小型短波ラジカセに付属していたステレオ仕様のタイピン型マイク)を入れて、接続したレコーダー(SR1)をマイクアンプとしてレコーダーのLine出力をKORG MS-20miniのESP入力に入れる。ESPのレベルやらフィルターやらを調節すると、コチコチに同期したトリガー信号が得られるので、それをSQ1のSync inに入れてやると見事に同期するのである。
マイクを使っているので、全体のモニターはヘッドフォンで行わないとフィードバックとか色々面倒な事になるとは思うが、何の苦労もなく予想以上にうまく同期できた。
こんな事してもあんまり意味はないのだが、メトロノームに限らず、例えばマイクをピエゾマイクにして、木片だの空き缶だのを叩いてシーケンスを進める、とか、MS20自体をシンセドラムにするとか、ESPをからめて色々応用出来る気がする。
Friday, February 06, 2015
Thursday, February 05, 2015
Monday, February 02, 2015
Sunday, February 01, 2015
今日の KORG SQ-1
買い物メモ: NAMM2015と共に発表された、KORGのステップシーケンサーが早くも販売開始となったので買ってみた..
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アナログシンセサイザーを復活させたKORGが、今年のNAMMショーで、また新しいアナログ関連商品を発表した。銘機ARP Odyssey の復刻、MS20復刻版をベースにしたモジュールの組立キットMS20M、そしてステップシーケンサーSQ-1。そして、MS20MとSQ-1は商品発表=NAMMショーの一週間後に発売されるという展開。
何よりSQ-1は1万円程度という手に入れやすい価格であったので、即座にAmazonに注文を入れ入手した。
こういうステップシーケンサーは、モジュラーシンセメーカーが作っているぐらいで、取り扱いにくかったり、値段も高い。それをKORGが大衆的な価格で出したのだから手を出さない理由はない....
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このステップシーケンサーはアナログシンセ用にCV/Gate つまり電圧を出力してMS20などのアナログシンセをコントロールするものであるが、MIDI出力も装備されており、デジタルシンセサイザーも鳴らせる。形式的には古いアナログ時代のシーケンサーなのだが中身はデジタル化されているというわけである。
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という事でお約束の開封&テストビデオ。
色んな接続を試してみたので長くなってしまった。
本体ケースは鉄製で、小さいわりには結構重量感がある。つまみは、monotronやvolcaでお馴染みの、可変抵抗の軸がそのまま出ているタイプ。
電源は電池は単3が2本、またはUSBのバスパワーである。 ビデオの最初の方を見てもらえばわかるが、電池蓋の開閉はドライバーでネジの脱着が必要で、蓋の中にある電池フォルダーもちょっと電池交換しにくい感じであった。
長時間使うなら、スマホ用などのUSB補助電源みたいなものや充電機器からUSBをケーブルで供給して使うのがよいかもしれない。
このビデオの最初では、先日買った学研の SX-150 mark2 に繋げて鳴らしている。
SX-150は抵抗板の電圧をスタイラスで受けてVCOで音を出すというしくみで、それはCVでもあるので、SQ-1のCV出力をSX-150にスタイラスにつなげれば何らかの音は出るはずである。しかし、スタイラスにCVを送るだけだと、SX-150内部のGateがかからず、音が切れない、フィルターにEGがかからない、なんとも締まらない感じになる。
最初はSX-150内のEGにトリガーをかけている回路を見つけ出してGate入力端子を追加する改造が必要か、と思ったのだが、基板から回路を追って解析するのも骨の折れる作業である。
と言う事で無改造で出来ないか考えたのが、次の回路である。発声時にスタイラスの電圧を強制的にGNDに落とすとCV電圧復帰時EGにトリガーが掛かる事を見つけたので回路を考えて試してみたらうまく動いた。
残念ながらスケール調整とかは考えてないため出来ず、またSQ-1の電圧変化の最小値はLINEARという無段階のモードであってもそれほど細かくないので、正確な音階を再現するには不適なのだが、音を楽しむ分には問題ないと思う。
2/3 追記
SQ-1の "littleBits"用の出力はCVとGateが共用になっている仕様で、SX-150にそのまま繋げられる、という話がTwitterで流れてきた。おそらく上記インターフェースと同じ様な動作になっているのだと思う。追試してみたのだが、たしかに、上記回路同様にちゃんとGateでトリガーが掛かる。
百均とかでステレオのミニプラグケーブル一つ買って来れば、上記の様な回路を組まずとも同じ事ができるので、SX-150ユーザーはお試しあれ..
monotronは以前 CV出力端子のある Moog テルミンの接続実験用に改造したもので、当然同様に鳴らす事ができる。
MS-20miniはこのSQ-1のメインターゲットで、当然相性よく接続出来、音程も正確に合わせられる。 MIDI Outを使って他のMIDI楽器を鳴らす事も出来る。
また、USB端子装備で、SQ-1はUSBでは標準的なUSB-MIDIデバイスとして動作する。Linuxからも認識して利用が出来た。ビデオの最後にUSB接続したLinux上のSunVoxというソフトシンセを鳴らしてた所をデモしている。
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以上、納品日その日に触っただけであるが、ざっとこんな所かな。
これを買ったからと言って、なにか凄い音楽が作れるとか言うわけでもない。
けれど、触っていると、こういうものに没入する人の気持ちが分かる感じもする。
興味の無い人から見ると、電子音がデタラメに鳴っているだけ、なのかもしれないが、それがとても面白く感じるのである...
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2/6追記 : USB MIDI - CV インターフェースとして使える事が判明
KORGからSQ-1に関するFAQが公開されたのだが、このSQ-1はUSB-MID CVインターフェースとして動作すると言う事である。
試しにUSB MIDIキーボードとSQ-1をJackでつないでみたら、確かに動作した。
SQ01 は MIDI 1 と MIDI 2の2つが見えるが、 MIDI-2の方をつないでみるとCV出力され、接続機器で音が出た。
MID-CVのインターフェースは現時点で他社の商品は存在するも、広く売られて流通してるとは言えない類の商品であり値段は高めである。それがこの価格で手に入るのだからたいしたものだ...
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アナログシンセサイザーを復活させたKORGが、今年のNAMMショーで、また新しいアナログ関連商品を発表した。銘機ARP Odyssey の復刻、MS20復刻版をベースにしたモジュールの組立キットMS20M、そしてステップシーケンサーSQ-1。そして、MS20MとSQ-1は商品発表=NAMMショーの一週間後に発売されるという展開。
何よりSQ-1は1万円程度という手に入れやすい価格であったので、即座にAmazonに注文を入れ入手した。
こういうステップシーケンサーは、モジュラーシンセメーカーが作っているぐらいで、取り扱いにくかったり、値段も高い。それをKORGが大衆的な価格で出したのだから手を出さない理由はない....
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このステップシーケンサーはアナログシンセ用にCV/Gate つまり電圧を出力してMS20などのアナログシンセをコントロールするものであるが、MIDI出力も装備されており、デジタルシンセサイザーも鳴らせる。形式的には古いアナログ時代のシーケンサーなのだが中身はデジタル化されているというわけである。
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という事でお約束の開封&テストビデオ。
色んな接続を試してみたので長くなってしまった。
NAMMショー発表直後で世界的に注目度が高い事もあって、カウンターの回りが早い。
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本体ケースは鉄製で、小さいわりには結構重量感がある。つまみは、monotronやvolcaでお馴染みの、可変抵抗の軸がそのまま出ているタイプ。
長時間使うなら、スマホ用などのUSB補助電源みたいなものや充電機器からUSBをケーブルで供給して使うのがよいかもしれない。
SX-150は抵抗板の電圧をスタイラスで受けてVCOで音を出すというしくみで、それはCVでもあるので、SQ-1のCV出力をSX-150にスタイラスにつなげれば何らかの音は出るはずである。しかし、スタイラスにCVを送るだけだと、SX-150内部のGateがかからず、音が切れない、フィルターにEGがかからない、なんとも締まらない感じになる。
最初はSX-150内のEGにトリガーをかけている回路を見つけ出してGate入力端子を追加する改造が必要か、と思ったのだが、基板から回路を追って解析するのも骨の折れる作業である。
と言う事で無改造で出来ないか考えたのが、次の回路である。発声時にスタイラスの電圧を強制的にGNDに落とすとCV電圧復帰時EGにトリガーが掛かる事を見つけたので回路を考えて試してみたらうまく動いた。
SX-150用簡易CV/Gateインターフェース回路
残念ながらスケール調整とかは考えてないため出来ず、またSQ-1の電圧変化の最小値はLINEARという無段階のモードであってもそれほど細かくないので、正確な音階を再現するには不適なのだが、音を楽しむ分には問題ないと思う。
2/3 追記
SQ-1の "littleBits"用の出力はCVとGateが共用になっている仕様で、SX-150にそのまま繋げられる、という話がTwitterで流れてきた。おそらく上記インターフェースと同じ様な動作になっているのだと思う。追試してみたのだが、たしかに、上記回路同様にちゃんとGateでトリガーが掛かる。
百均とかでステレオのミニプラグケーブル一つ買って来れば、上記の様な回路を組まずとも同じ事ができるので、SX-150ユーザーはお試しあれ..
littleBits端子でSX-150を鳴らすケーブル
( YouTubeで質問来たので返答で使ったメモ図 )
monotronは以前 CV出力端子のある Moog テルミンの接続実験用に改造したもので、当然同様に鳴らす事ができる。
MS-20miniはこのSQ-1のメインターゲットで、当然相性よく接続出来、音程も正確に合わせられる。 MIDI Outを使って他のMIDI楽器を鳴らす事も出来る。
また、USB端子装備で、SQ-1はUSBでは標準的なUSB-MIDIデバイスとして動作する。Linuxからも認識して利用が出来た。ビデオの最後にUSB接続したLinux上のSunVoxというソフトシンセを鳴らしてた所をデモしている。
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以上、納品日その日に触っただけであるが、ざっとこんな所かな。
これを買ったからと言って、なにか凄い音楽が作れるとか言うわけでもない。
けれど、触っていると、こういうものに没入する人の気持ちが分かる感じもする。
興味の無い人から見ると、電子音がデタラメに鳴っているだけ、なのかもしれないが、それがとても面白く感じるのである...
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2/6追記 : USB MIDI - CV インターフェースとして使える事が判明
KORGからSQ-1に関するFAQが公開されたのだが、このSQ-1はUSB-MID CVインターフェースとして動作すると言う事である。
試しにUSB MIDIキーボードとSQ-1をJackでつないでみたら、確かに動作した。
SQ01 は MIDI 1 と MIDI 2の2つが見えるが、 MIDI-2の方をつないでみるとCV出力され、接続機器で音が出た。
MID-CVのインターフェースは現時点で他社の商品は存在するも、広く売られて流通してるとは言えない類の商品であり値段は高めである。それがこの価格で手に入るのだからたいしたものだ...
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