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Tuesday, September 26, 2017

今日の 雑誌付録のFostex OMF800Pを買ってみた

memo: 買い物、工作メモ・・ ONTOMO MOOK Stereo編 これならできる特選スピーカーユニットフォステックス編、というのを買ってみた・・というお話・・
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近年、雑誌付録にアンプ基板やらスピーカーユニットが付くというものが毎年の様に売られているのは知っていたのだが、そういうのはキリがないし、それなりの値段がするので、これまでスルーしていたのだが、その実どんなものかと興味が無かったわけでもなく、今回このスピーカーを買ってみる事にした・・


ONTOMO MOOK Stereo編 Fostex OMF800P

と言っても、この本が目的とするHi-Fi用とかの高い理想のためではなく、とりあえず音が出ればいいやという汎用のモニター的なものが念頭にあった。

ユニットそのものは、正直、ちょっとねじ込んだだけで簡単に縁が曲がるちゃちなプレスのフレームだったりして、かつての昭和時代のユニットを知っていると、物価の差を考えても値段相応のものと言う感じはした。

ぱっと見金属のフェーズプラグがついていて、変な表現だがコーン紙が金属で格好いい感じもするが、残念ながら、能率が83dB/mと低く、耐入力も5Wと低いので大きな音は出せないユニットでもある。なので楽器用にも使うといっても爆音など出せない、あくまで家庭内のモニター。

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と言う事で、一つの箱にユニット二つでステレオ、という電池駆動の楽器用アンプにありがちな簡単なものを作ることにした。

特に設計するでもなく、安いSPF材1X6の板を切って接着で適当な箱を作る構想・・
1X6が手持ちの工具で加工できる限界。 (以前造ったオンドマルトノ風コントローラーは1X6をベースにしたから・・)バスレフはチューニングが厄介とか、下手くそに出来ると特定の音程でベース音がハネるので、簡単で設計要らずの密閉箱とする。

現物合わせてきに作り出したのだが、最初横幅を決めあぐねたので、ヤマハのTHR-10という小型ギターアンプの大きさと同じ36cmとして作ってみたら、他の寸法も図らずしてほぼ同じという事になってしまった。


箱の枠をSPFの1X6の板で作って、1X1の角棒をバッフルの取り付け用として内部に接着。フロントとリアのバッフルは12mmのベニア、これはホームセンターで安い端材が140円で出ていたのもの。とても軽いベニアなので安物なのだろうと思うが、ユニットも安いんだし、相応かもしれない。バッフルはペイントで黒く塗ったのだが、最初は塗装なしで簡単にと黒い画用紙を貼ってみたのだが、ピンと張ったつもりだったのに乾いてみると接着剤を吸ってしわくちゃになったので、剥がして塗り直したという失敗をした・・・ 


ユニットの振動板はアルミなので、紙と違って、ちょっと触ったり何かに当てたりしただけで凹むだろうし、凹んだらおそらく戻らないと思い、保護ネットを張ることにした。
材料としては、木枠を作って、ホームセンターで見つけたアルインコ製のアルミのネットを接着で張ることにした。このネットが一番高い部品だった (800円ぐらいだったかな) 
箱そのものの材料費は千円も掛かっていないと思う。

バッフルはコーススレッドで取り付け


吸音材は・・・ とりあえず熱帯魚フィルターがちょうどよい容量で、しかも安かったので入れておいた。


という事でなんとなく完成。

ちょっと不細工だけど、低予算だし、自分の工作スキル(大変低い)や所持する貧弱な工具で、工作台も無く床に座り込んでゼロから作ったものとすすれば、こんなものだろう、と思う。取っ手をつけてみようかとか、アンプを入れてみようか、という考えもあったのだが、失敗しそうだし。

で、このSPに使うアンプ・・ ひと昔前にジャンク品を入手したPWMのヤマハチップのアンプ評価基板を使う事にした。本当ならSPに内蔵させる方が使い勝手は良いのだが、実装が色々面倒なので別組とする。

ケースは端材などを組み合わせた木製、アルミケースと違って部材が厚いので端子など部品取り付けのために裏側をえぐったりする必要があり、ケースとしては安く作れた反面手間がかかった・・


入力は、ケースが材料の関係で小さくなったので、TRSステレオフォンジャック一つとし、ミニジャックはアダプタで対応、楽器用としてはケーブル、アダプタなどでTRSステレオに変換して入れるか、スイッチ切り替えでTSつまりモノラルのフォンジャックで対応、とした。入力インピーダンスやゲインは不適当だけど、一応ギターを入れれば鳴ります。

このアンプ基板(YDA131チップ)は5V電源なので、手持ちのUSBチャージャー マクセルのエコフル(単3NiMHを2本USBで充電でき、USBチャージャーとして5V供給も出来るもの)を電源に使う事にした・・アンプがPWM(D級)なので満充電のエネループ2本で 常識的な音量で(うるさくない程度で)音楽を聞く程度の音量だと20時間近く使えた。

最後に、余った材料で、このSPを乗せてマイクスタンドやカメラ三脚に取り付けられるスタンド的なものも作ってみた。 



台の底に 3/8インチのウイットのメスを仕込んでいる。
これでマイクスタンドに直で使えるのと、カメラ三脚用には 3/8を1/4に変換するアダプターで使う。このアダプターは 1/4の高ナットと3/8ボルトをエポキシ粘土で固めて自作した・・




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音が良いとか悪いとか、そういう事が目的で造ったわけではないのだが、まあそれなりに楽しめるものは出来た感じ。密閉だしユニットが小さいので低音は出ないけど、それでもベース音もそこそこ聞き取れるレベルは出ている。小型の箱にステレオを仕込んだので当然音場とか広がりには乏しい・・能率が低く耐入力も低いので爆音は出せないが、それでも個人が自室でジュークボックス的に愉しむには十分な音量、音質はある感じ。

あれこれ考え試しながら工作する楽しみを味わう為の付録、という企画として、こういう雑誌付録をたまに買ってみるのも良いのかも知れない・・ 


おしまい