仕方なしに、以前使っていた 有線の Click! に切替えたら、ホイールすいすい軽快だ...そう思える程、このMX620のホイールが動かなくなったのだ。従来品のホイールの感触が嫌いだからこそMX620を選んだのに... 結局従来品の方がまし、なんて喜劇というか悲劇というか...
このゴム、切って外して、接着剤で貼り直す修理なら、自分でも出来そうだ。Googleで探してみると、実際そういう修理をしてる方が居るし。 いちいち販売店やらサービスセンターやらに持ち込んだり送ったり、待たされたり、そういう事を我慢するぐらいなら自分で修理した方がよいかもしれない。
しかし、である。 これをきちんと、直るまで何度でも修理/交換させないと 消費者として"負け" だと思う。
単純なロット性だとか、個体差でないのはもう見えている。Googlingしてみるとよくわかる。何度も何度も交換しているという事例もある... こりゃ酷い....というか、この事例を読んで腹が立って来た。
つまり、今年初めには、クレームがある事をメーカーは既に知っていたのだ!
それにもかかわらず、無対策で、さらに同じ欠陥を持つ新製品を出したり.... 要するに不具合を知っていても無対策で売り続けている、というのはメーカーとしても販売商社としても失格だと思う。私もモノは違うが物を作る商売で糊口を凌いでいる身であるから余計にそう思うのだ。
こんな不良率の高いもの、どんな分野であれ、普通のメーカーが出したら大騒ぎ。回収ものですよ。 部品メーカーがこんな不良率の高い部品納入したらえらい事になりますよ。損害賠償ものですよ、まじで... なんで放置してるの?? ホイールマウスにとってホイールの動作不良は致命不良と言って良いと思うが、致命不良の不良率がこれ程高いのは異常である。 (交換品含めて2台中2台...連続...ユーザーサイドから見ると 単純に不良率100%と言う事だね..)
たかがマウス、ホイール回らないぐらいで人が死ぬ訳でもなし、不良品はお取り換えしときます、それで良いでしょう、外資だしうちは売るだけ、対策はとりません... そのうち諦めてくれるでしょう.... とでも言ってる様なスタンスに取られても仕方がない....こんなん放置してブランドに傷つけて、なんの得があるのだろう...
それじゃいかんでしょ...
と言う事で、頃合を見計らって、クレームを付けてみよう、と思う....
ところで、Logitech (Logicool)に直接つけるのと、Buyer (大手量販店)につけるのとどちらが効果的だろうか? 営業が健全ならBuyer経由の方が強そうな気がするが...どうなのだろうか?
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家で使ってるVX-Revolutionは なぜか一年経っても大丈夫...初期の製品ロットだからか、ゴムの材質が微妙に違うみたい? たまたま当たり??
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と言う事で、残念ながら MicroGearと呼ばれる金属ホイール採用機種
- MX-Revolution
- VX-Revolution
- VX-Nano
- MX620
- 他 (あったっけ?)
- 不具合報告が多数
- 交換対応が行われるが、不具合対策品ではないので再発
- メーカーから公式なアナウンス等が皆無
メーカーからはっきり対策されているというアナウンスがない限り、症状再発の恐れがある。
業務で長時間マウスを使う人間にとって、ホイール動作の軽快なマウスとしてMicroGear機種は大変魅力的であるわけだが、残念ながら現状では業務で使い込める程の信頼性があるとは言えない。