TP600に Debian Etch をインストールしたら USB動かず音もでずボロボロ
だったのだが、その後もしつこく調査... なにかが USB や音で使う IRQを勝手に占拠しちまってる...ので USBが使えずサウンドドライバーも読み込めないのではないか...?? という雰囲気が ... /proc/interrupts だの /proc/irq/以下 だのを見て感じられた.... acpi がらみ が目立つ!
なのでカーネルの起動オプションに acpi=off apm=on と acpiを使わず apm を使う設定にしてみた。apm はカーネルモジュールなので 起動時に確実の読む様 /etc/modules に apm と記述してみた。 さらに acpiがらみのパッケージを remove, /etc/rc2.d の acpi がらみのスクリプトを消去。 このカーネルオプションで起動すると....ビンゴ! USBの動作不良が解消した。 やれやれ。
さてサウンドの方は... snd-cs4232 だの snd-cs4236 をロードは失敗。と言う事で OSSの cs4232、これは sargeの時も使っていた奴なのだが、これをロードしてみた。
/etc/init.d/alsa unload
rmmod cs4232
で念の為サウンド関係をクリアしておいてから
modprobe cs4232
で...無事音が出た!
いちいち手動でロードはバカらしい、ので /init.d に cs4232load と言う適当な起動スクリプトをこんな風に
#!/bin/sh
/etc/init.d/alsa unload
rmmod cs4232
sleep 4
modprobe cs4232
適当に置いて、 rc2.d に S99cs4232load というリンクを貼って置く事にした...
これで mplayer で動画も見る事ができる。まだまだ現役だ...
と言う事で なんとか 元の 233MHz ビンテージなマルチメディアPCに戻れた...
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alsaがなんでうまくロードできないのかよくわからない。 irqだのdmaだの明示的に示してみてもダメだった... alsaってやたらめったら自動でなんでもロードしよう、という節があってそれで余計なモノが入っちゃってダメ、なのかも? よくわからない。
あと、acpi =off の副作用なのか...よくわからんが、 apm=on にしてるのに shutdown 後 電源が自動で切れない....という問題が残ってしまった... ちょっとショボイが、音が出ないとかUSBが使えないよりはマシだという事で我慢.... ちなみにフレームバッファコンソール用のオプションを含めたカーネルオプションはこんな感じ...と言うことをメモしておく。
acpi=off apm=on vga=0x317 video=neofb:mtrr,ywrap
vga以下の オプションは sargeインストールの時の旧blogを自サイ検索で見つけて反映... vesafbを指定したら固まっちゃうので...調べたら TP600の場合は neofb だった... すっかり忘れていたよ....