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Tuesday, December 24, 2013

今日の ZOOM Q4

買い物memo : ZOOM Q4 というカムコーダーが発売されたので手に入れてみた
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ZOOM Q3HDを手に入れてからYouTube用のビデオは全てQ3HDで撮っている。電源を入れて録画ボタンを押せばいいだけなのでドンドン撮れちゃう、お陰でYouTube投稿数がどーんと増えてしまった。使うにつれ、その商品コンセプトの素晴らしさが染みてくる、ある意味銘機と言って良いかもしれない。Line入力があって簡単に使える高音質カムコーダーというのはなかなか貴重で、色々欠点もあるが、いつの間にかYouTube用に手放せない機械になってしまったのだ。

で、最近そのZOOMから、新型カムコーダー Q4 というのが発売された。


JVCやSONY、その他メーカーのアクションカメラが色々出ているが、どれも小型でレンズが広角なので使いやすそう、Q3HDを補う形で使えるかな、なんて思っていた所にQ4の出現となった。

Q3HDで気になっている点が色々改良されてる感じでもあり、買い替えというより買い増しのつもりで買ってみた次第である。

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まずはお約束の開封ビデオ。この開封シーンはQ3HDで撮っているのだが、全編通して聞こえている下手糞なサウンドトラックと最後の演奏シーンは、Q4を使って撮ったものだ..
( いい歳したオッサンが何を弾いてんねんという感じだが、あまりに珍妙な曲が耳から離れず弾けるかなと自分流にアレンジして弾いてみたら最後,レパートリーみたいになっちゃったのだ... )

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という事で、買ったばかりではあるが、簡単に説明や所感などレビューを書いてみる..

まずQ3HDと大きさ比較..


スティック状と言うべきQ3HDと違ってQ4は一般的なカムコーダーのスタイルとなっている... 


とは言え一般的なカムコーダーよりは小さい..


Q3HDはシルバーの塗装で、あまり質感が高いという感じではないのだが、Q4は光沢を押さえた黒いプラスチック筐体で、造りの品質そのものはQ3HDと同程度と思うが、落ち着き感はあると思う。

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Q4の特徴の一つ、脱着式のLCDモニター。これは一般的なカムコーダー同様、角度調整が出来る様になっていて、自分撮りに便利な様に反対側にフリップも可能である。Q3HDでやりにくかった、自分に向けた撮影のカメラアングルや立ち位置の決定が楽になると思う。


ただ、LCDのサイズは2インチと大きいとは言えず、Q3HDで比較的大きく表示されていた入力レベルメーターも、Q4ではより小さく、各種文字表示なども当然小さいので、老眼にはやさしくない..  この大きさのカムコーダーなのでこれ以上大きな液晶は積めないだろうから、妥協しなければいけないのだろう。

なぜ脱着式なのか、おそらくアクションカムの様に、ウェアラブルな用途で使う場合LCDのが邪魔になるから外せる様にしたのだろう。ギターに取り付けられるマウントが発売されるらしい。このカムコーダーの成り立ちをみても、アクションカムにPCM録音機を追加した様な仕様だし、カメラ部のベースはそういうアクションカムなのではないか、と思う。 (Q3HDのベースはFlipみたいな簡単ポンで撮れるカムコーダーじゃないかと思う。)

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そしてXY方式のステレオマイクはリトラクタブル式。持ち運びや使わない時は畳んでおけ
るのだが... 

このマイクに被せて使う、俗にジャマーと呼ばれる、ウインドスクリーンが付属している。


ポータブルタイプのPCM録音機は、一般的にどれも感度の高いエレクトレット型コンデンサマイクが使われているが、コンデンサマイクは"吹かれ"に弱いのだ。例えば、手に持ってゆっくり歩く程度の風と呼べない程の空気の流れでも、風圧でボコボコとノイズが入ってしまう。従って空気の流れのない室内で固定して録音するのでなければ、ウインドスクリーンが必須と言える。


Q3HDはスポンジのウインドスクリーンが他のオプション品と同梱キットという形で売られていたが、どういう訳かウインドスクリーン単体は売られていなかったので、キットが不要な私は買わなかった。

しかし、以前ビデオの効果音としてQ3HDを窓際に置き、窓を開けて虫の声を録った事があるのだが、ウインドスクリーンを使わないと、カーテンを少し揺らすぐらいのそよ風であってもボコボコと入ってしまうのである。室外に持ち出すと、当たり前に様にボコボコ言いまくりという事になる。

Q4はこのウインドスクリーンが標準で付属して来る事となり、地味ではあるがとても嬉しい改善である。このふわふわの毛のタイプのウインドスクリーンは、買うと結構高いんだよね..
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マイクや入力端子の感度はマニュアルでH,M,Lの3段階調整が可能になった。Q3HDはマイク感度2段階。LCDモニターを外してもバッテリーやカード残量、入力レベルの確認がLED点滅で解るようにもなってる。

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Q4のレンズは35mmカメラ換算で 22mmというレンズが付いており、画角130度とうたわれている。Q3HD同様パンフォーカスでピント調整機構はないが、Q3HDと比べてもかなり広角となっており、自然とQ3HDよりは近くに寄れるレンズとなっている。Q3HDでは室内撮りや近接撮影で画角が不足したり、近くに寄るとピンぼけとなったり、などと言う事になる。従って画角の確保や近接撮影の為に、ワイドコンバージョンレンズや老眼鏡を利用したマクロレンズを作るなど工夫が必要だった。

という事で、今回のQ4はその点Q3HDよりは使いやすいレンズになったと思う。

Q3HDはデジタルズームがあったがQ4は連続ズームではなく、広角と標準の2段切り替え。レンズでの光学的な画角変更ではなく、デジタルズームと同様のソフトで対応しているのではないかと思う。


写真で言う所の広角レンズの妙味というか美味しい所は、画角が広い=大きなものが写せる、という所ではなくて、より被写体に近寄れる、遠近感を強く出せる、という事である。なので逆に近くに寄れないモノを撮る場合は欠点なる。自分撮り、近接撮影、狭いスタジオや自室での撮影に向いているし、そういう用途を狙ったワイドレンズ化なのだろうと思う。

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Q3HDの電源は単3型アルカリまたはNi-MH を2本という仕様であった。何時でも何処でもいくらでも売られている乾電池仕様は汎用性が高く、とても良い仕様だと思う。



Q4は一転して Li-IONバッテリーとなった。一応BT-02というZOOM型番が付いているが SLB-10  1ICP8/32/40 などと言う表記も見られ、他社製品やその互換バッテリーが使える可能性もある.. 仮に他社のバッテリーなどが使えたとしても、例によって社外品は保証外となるだろうが..

( JVC のアクションカム ADIXXION GC-XA1 のバッテリーとそっくり..ひょっとして.. ) 


Li-IONバッテリーはこういう互換性、安全性の問題が常につきまとうので個人的には好みではないが、小型軽量化という事で仕方がないのかもしれない..


容量的に大したことないので、LCD非着装720p30fpsで3時間、なんて説明書に書いてあるけど、LCDつけっぱなしで最高画質、最高音質で撮ると余り持たないんじゃないかと思うが、未確認..  Q3HDは常にACアダプタがデフォで使ってたりするので、室内ではQ4も同じ使い方にする予定.. 

充電は本体内蔵のままUSBケーブルで行う。本体電源ON時はUSBで通電しても充電はされない。現時点で別売り電池や外部充電器が売られていないのはマイナスポイントかな..
なので、どうしても長時間撮りたい時はスマホ用のUSB外部バッテリーなんか使うのがよいかもしれない..

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Q3HDの三脚穴は樹脂製で、使ってるとすり減ってくる.. 数年の使用で、まだ山は残っているが、この様にボロボロとし始めている... 今時の安いカムコーダーは樹脂のものが多い..





しかし、Q4はこれが金属製に改善されている!
地味だけれどとても良い事である、と思う。


 逆に樹脂に金属を埋めてる形なので樹脂と金属の結合が心配になるかもしれないが...あとこの三脚穴は位置がカメラのお尻近くでバランスはあまり良くない感じ。まぁ軽いカメラだからどうって事はないと思うけれど...

この写真でストラップを通してる部分は (そういやこのQ4はストラップ用の穴が無いゾ!) 後にオプションとして出ると言われているギターマウントなどのオプション取り付けに設けられていると思うのだが、噂によると、これは アクションカム Go Pro と互換があるらしく、つまりGo Pro用のマウントオプションが使えるらしい。

Go Proみたいな気密防水のプロテクターが無いので野外で使うには難ありとは思うが、室内での演奏風景などを撮る場合、そういうGo Pro用のマウントオプションを上手く使えば、カメラ位置やアングルの自由度が格段に上がると思う..


2021/07/21 追記 

この部分が疲労して破損してしまった。元々バランスがわるくネジをキツく締めなければ頭が下がるし、キツく締めても振動で下がってしまう それを繰り返すと破断するのだろうと思う




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USB, HDMI, ライン/マイク入力、ヘッドフォン出力端子はお尻に付いてる.. 



USB接続で、USBマスストレージ、USBオーディオ、USBカメラというUSBデバイスとして認識する。何れもLinuxでも認識して使えるのでUSBクラスに準拠しているのだろうと思う。

ただUSBカメラとしてはLinuxでは普通のUVCなWebcam同様だが、Q4のWebcam と USB Audioとの同時認識はLinuxでは出来ない様で、結果としてLinuxでは使い勝手のよいものじゃない..  ただし、USBのカメラ、USBオーディオデバイス、そしてUSBマスストレージとして、排他的にそれぞれ単独でキチンと利用できる。

WebcamモードでLinux上で認識する
(↑ VLCで画像をモニターした例 ↑)

USB Audio デバイスとしても認識する
( ↑ Baudlineでマイク音の波形、スペクトラム表示例 ↑)

ミキサー表示例 (下の欄)

そうそう、このカメラはSDカードのスロットは電池室にあるので、カード経由でデータやりとりする場合は当然電池蓋を開けなければならない、のだが、三脚穴でカメラを固定してたりすると、そのままではアクセスできない.. 

じゃUSBを使えばいいか、と言うと、USBケーブルをPCからひっぱって来なければならない.. 結局スタンドなどにカメラを固定したままじゃどうにもならず、カメラを外して手元に持ってきてカードを抜くなりUSBで引っ張るなりという事になる。

そして、USBストレージ経由でも、一度電源入れて、本体設定でUSBストレージを選択しなければUSBストレージとして認識されない。

Q3HDは本体のUSBコネクタをPCに刺すだけでサクッとUSBストレージなので手間要らずだったし、カードスロットは側面にあってカメラを固定したままでも簡単に抜き差し出来るのでとても便利だったが、Q4はひと手間、ふた手間掛かってしまう。これは改悪、かな..

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Q3HD同様小型で軽いので、マイクスタンドでも十分利用に耐えるので、下手なカメラ三脚より自由なアングルで撮影できる。

写真は自作のマイクホルダー用のアダプタ。水道管用の塩ビパイプと 1/4w ボルトナット、ノブスターの組み合わせで安く簡単に造れる‥ ZOOM純正品も安いけど..



そしてこれは、市販のグースネック的な自在クリップに 上記アダプタ同様に 1/4w ボルトを仕込んだもの。


以前から使ってるのだけど、こんな風にその辺の適当なもの(写真では押入れの扉)に挟んで使えるので便利だゾ。 ネックの強度がないので、普通のカムコーダーやデジカメだと重くて根元から曲がってお辞儀してしまうだろうが、Q3HDや Q4ぐらいなら、やや不安定ながら実用になる。(Q3HDだと背が高くてお辞儀しやすいかな..)

そして、こんなふうに撮れる..普通のカメラ三脚じゃこういうアングルは難しい。


LCDをフリップして、位置を確認しながら手元を大きく撮れる。Q3HDの時はLCDフリップしなくて、撮影対象がフレームから外れてしまった、という事が起こりがちだった。

こうして見ると、Q3HDは自分の手元で自分の向いている方向、目の前のシーンを撮るのにとても適した形状(さっと出してパッと撮れる)が美点だったが、Q4はアクションカム的な形状なので、手元から遠い場所や自分とは別の視点でのカメラアングルでの使い勝手がよい感じである。

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と言う事で、買ったばかりの感想は以上の通りである。

総評として、Q3HD同様に、簡単に使える高音質カムコーダーとしてよく出来てると思う。そしてQ4を手にして、改めてQ3HDのコンセプト、ぱっと出して、ポンと置いて簡単に撮れる、という簡易カムコーダーの身軽さ、美点を再認識した次第である。

最近出たSONYの同様の音楽用カムコーダー( HDR-MV1 )はけっこう人気があるけれど、ウインドスクリーンが別売りすらされて無いとか、ロン毛のジャマーつけたらレンズと干渉しちゃうなと言うようなマイク位置だったり、ディスプレーがボディー横に固定で使いづらいとか、それが嫌ならWifiでスマホと繋げとか、見た目は格好良いけど実用上欠点を抱えてたりする。

その辺がまだまだ、現場を知らない人が机上でデザイン、仕様決めしてるのだろうと思う。

ZOOMのカムコーダーはやはりSONYやらCANONやらその他諸々のカムコーダーと発想が別ものだと思う。音楽好き、演奏者ができうる限り簡単に綺麗な音で撮りたい、そういうニーズ、その現場では何が必要か、何が要らないか、よく分かって取捨選択がなされている。そこが家電メーカー、カメラメーカーのカムコーダーと違うところだ。

今は、素人であってもデジタル一眼レフとPCMレコーダーを組み合わせてプロ並の動画が撮れる時代でもある。そういう方面でZOOMのPCMレコーダーがつかわれており評価も高い。しかし、動画と音声を別々に録る手法は、色々道具が増えるし編集も大変になる。高画質高音質を同時に実現するのはやはり大変でコストもかかるのである。

そこまでせずとも、という大多数のためにZOOMが作った、誰でも簡単に撮れるQ3HDやこのQ4はとても良い選択になる、と思う。マイク撮りでもライン録りでもキッチリいい音で簡単に撮れるのだから。 

画質がどうの音質がどうの、ネット上ではそういう比較ばかりだけれど、結局の所、こういう音楽カムコーダーの目的は音楽を撮るという事なのだから、自分がどういう演奏をするか、どういう表現をするか、が大事なことだと思う。

Q3HDの時にも書いたんだけど、簡単に撮れる機械を作ったんだからお前らキチンと演奏してみやがれ、とZOOMが言ってる気がする.. 自分の下手糞未満の動画を見てもそう思う...

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と言う事で、新しいカメラか来たので、こいつをボチボチと使って行こうと思う。ちなみにQ3HDは、安い魚眼アダプタを付けて撮るのが自分的にはお気に入りだったりする。

Q3HD標準、魚眼、そしてこのQ4のワイドを使い分けて、あるいはマルチで使う事を考えている。

これから使い込んで行けば、あらたな欠点や利点など気づくこともあると思うので、Q3HD同様に、何かあれば記事をupdateしてゆきたいと思う。とくに機構的にLCDやマイク部など可動部があってその耐久性とか心配と言えば心配だしファームのバグなどあるやもしれないし..

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以下追加記事
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 とりあえずWVGAモードで車に積んでみたテスト.. 逆光で若干ゴーストとか出てるが、安いデジカメ動画で出がちな酷いスミアは出てない。


車載マウントは昔作ったペットボトルの自作品...

自分的にはYouTube用は基本WVGAをデフォルトにしている。理由はマシンがプアで編集はともかくエンコードに非常に時間がかかる上に、回線もいまだにADSLなのでupするのに、これまたえらく時間がかかるのだ。WVGAは言い換えるとDVD相当だから、HDと比べると見劣りはするが、色んなリソースを節約できるので、妥協点だと思っている。

Q4は最高24bit 96khzサンプリングのWAV形式で録音出来る。音質重視なわけだが、しかしYouTube用だと結局は再エンコになり、意味は無くなる。ファイルサイズも大きくなるし。

という事で、宝の持ち腐れかもしれないが、当方は音声は AAC320kbsというモードで撮っている。編集とエンコは、Linux上で動くOpenshotというオープンソースのビデオエディタを使っている。映像、音声ともコーデックやら品質やらを設定できるのだが、Videoは h.264で2Mbps, Audioはmp3 256kbpsでエンコしている。映像も音声もエンコしなおしでビットレートも下げてるので厳密に言うと質が落ちるのだが、YouTube用としては十分かなと感じる。

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一応、テストという事で1080p モードで撮ってみた... 
88鍵盤のキーボードが収まる感じで撮影してみた。やはりワイドレンズはこういう近接撮影でもピントがそこそこ合うし画角も広くて使いやすい..

パンフォーカスだけど、そこそこピントが来てる。あまりシャープじゃないけど、そんなにボケてもいない、アマチュアのデモ撮影には十分実用になる感じだと思う。 あと、これは蛍光灯の下で録ったのだが、鍵盤の白はちゃんと白く出てるし、手の色も、奥にあるVOXのエフェクタのクリーム色も.. 色の再現性は結構自然だと思う。もちろん音もいいでしょ、(演奏はデタラメだけど..)


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1080pモードテスト追加 ...



ワイドレンズは、こんな風に近くに寄る撮影でとても使いやすいと思う。この動画みたいに、あちこち視点を変えたり近寄ったりして撮る場合広角パンフォーカスが生きてくる。普通のカムコーダーでは、なかなかこんな風には撮れないと思う。普通のカムコーダーだと、画角が狭くて狭い所を舐める様に撮りづらいし、オートフォーカスが迷ってピントがフラフラとしがちになったりする。

Q4の画質はそんなに悪くないと思うのだが、どうだろうか。手持ち撮影、30fpsなので手ブレとチラチラ感が若干気になるが、そこそこのシャープさで撮れてると思う。

途中で画角切り替えをしてみたが、画質が落ちる感じもしない。ただ切り替えはLCDのメニュースイッチから行うのだが、ボタンのクリック音が入ってしまうので音楽記録途中では使いたくない感じかな。まぁタッチノイズの類で、本体マイクを使う限りどこをどうさわってもタッチノイズは入ってしまう。無用なノイズを入れたくない場合は、本体を触らない、どこかに固定という事だろう。

Q3HDの録画と4方向スイッチ、Q4の録画スイッチはスポンジ的なふにゃにゃ感があるのだが、その理由はなるべくクリック音が出ない様に、という配慮だがLCD部は例外の様だ。

このテストでは、マイク感度はAutoでMeeting という設定にしてみたのだが、ドアのバンという音でちゃんとゲイン調整されてている。ただゲインの復帰が緩やかなので、バンと言った直後のゲイン下げ〜ゲイン復帰までの音量変化が、少し不自然な感じもする。

音を主体とする撮影をする時は、ゲインはマニュアルの方が音量が揺れなくていいと思う。

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1080p 野外テスト


マイクにウインドスクリーンを付けて外に持ち出してみた。マイク感度M, Lo-cut=ON。
レベルが低めになったが、バスのエンジン音、小鳥の鳴き声、ジェット機かなにかの音など、そこそこ自然に録れてるかな..

映像も夕暮れ前の逆光でフレア、ゴーストが出るのは当たり前だけど、そんなに酷い事になってない。けっこう使えると言えるのではないか。並のカムコーダーではこんな広角で撮れないし、広角にするために安物のワイドコンバージョンレンズなんか使ったら逆光で酷い事になるからね。

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室内、ちょっと暗めの場所で 1080p 30fps と 720p 60fps の比較をしてみた
動きのあるもの…と言う事でぜんまい仕掛けのミニカーを走らせてみた。


Q4では 720p と 480p (WVGA) で 60fps で撮影出来るので、動きの早いものは60fpsモードで撮る方がスムースな動画になる。ただしYouTube に 60fpsのファイルを投げてもYouTube側のストリーミングファイルにエンコードされる時に30fpsになってしまうので、YouTube主体の使い方だとあまり意味は無さそうである。ファイルサイズは大きくなるし、テストの通り、撮影条件によってはより暗い映像になってしまう様だ。もっと明るい所だと差はなくなるだろうけれど..

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GoPro用三脚アダプターを買ってみた

GTRA30という型番のGoPro用の三脚アダプターを買ってみた。


残念ながらピボットになる専用の締め付けボルトは売られていなかったので、ホームセンターで買える部品で間に合わせることにした。 M5が合うらしいので、M5の蝶ネジ(正式名はなんていうんだろ..?)、長さ30mmに、ナット2つとワッシャーをスペーサーとして入れる。 



その後 M5で長さ20mmのノブ付きボルトを見つけた。蝶ボルトよりは締めやすそう...




このアダプタを使え本体の三脚穴がフリーになり、三脚等につけたままバッテリーのフタの開け閉めが可能になる。 

Q4側にギザが刻まれている為か、一般的な使い方の場合、割と軽く締めるだけでしっかりと止まるが、本体最後尾にヒンジが来るという事で重量バランスが悪く、自転車などに積む場合はそれなりにしっかり締めないと段差越えなど振動があるとお辞儀をしてしまう。
また、このバランスの悪さ故に、一番小さいコンパクトカメラ用のゴリラポッドだと三脚ごと前につんのめってしまった。

最低限、こういう


Ultrapodぐらいふんばりの効く三脚が必要だろう。



( ↑↑ この時撮ったビデオの完成品は→こちら )


このアダプタ使うとカメラ角度の自由度が一つ増える(上下方向)ので、マイクスタンドと組みあ合わてたり、


自在クリップと組み合わせていい感じで使えそうだ...

上部に写ってるのは自作の撮影用7色点滅ライト


この三脚アダプタとマイクスタンド用アダプタはQ4の標準付属品にすればいいのに、と思う程だ。

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近接撮影テスト


Q4でKORG M01 の演奏を撮ってみた。こういう近接撮影の場合、Q3HDの時は老眼鏡レンズで作ったマクロレンズレンズに被せないとピンぼけが酷かったのだが、Q4はレンズがワイド化されているので、これぐらいの近接撮影でも、甘いながらになんとか使える画が撮れる。レンズからDSまでの距離は20cm足らずである。

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720p 30fps 野外テスト


1080pテストの時は音声レベルが低めだったので、今回はGain=Hにしてみた。吹かれに弱くはなるが、こういう一般的な撮影の場合は、音声ゲインはHが良い様だ。

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720p 30fps 風のある野外でテスト


ウインドスクリーンを装着して冬の北風の野外でテストしてみた。
マイクのゲインはM、LOCUT ON で録ってみた。
さすがに風の音を消す事は無理だけど、付属のロン毛のウインドスクリーンがそれなりに効果を発揮していると思う。ボコボコと言いながらも環境音はしっかり録れてる。ウインドスクリーンなしだとボコボコだけで何も聞こえないからね...

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長くなり過ぎたので、テスト動画は別ページにまとめてみた
こちら → 今日の ZOOM Q4 テスト動画まとめ

つづく...