買い物メモ : 7千円でお釣りの来る、ブラザー工業の低価格モノクロレーザープリンターを買ってみた.. もちろんLinuxでもちゃんと使えるゾ..
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今年になって、かつて使っていたHP955Cというインクジェットプリンタを不調の為廃棄した。プリンターは殆ど使わないのだが、それでも年に何度か印刷したいと感じる事もあるので、安い白黒レーザープリンターでも買ってみるか、とアマゾンで物色すると..
ブラザー工業の HL-2130という機種が7千円でお釣りが来る安さである。トナーの容量などを考えると、日常的に大量に出力する人には向かない機種かもしれないが、個人がたまに少数出力する位であればこれでも十分そうである。交換トナーも出力枚数は少ないが値段も安い、と個人の運用には財布にやさしそうでもある。一般業務機同様に下部にA4用紙をトレーに入れっぱなしでフェイスダウン排紙、用紙トレーは本体内に完全に収まり出っ張らない、など、エプソンやキヤノンの低価格品よりは使いやすそうでもある。
もちろんブラザーはLinux対応も怠っていない。
何よりこの価格が嬉しい.. という事でポチってしまった...
予想以上に軽い機械だった。
置き場所確保してなかったのでしばらく床置き.. かつてHP955Cを置いていた所には今はKORG MS-20 miniが鎮座しているので...
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こいつをLinuxで使うには..
Debian wheezy の CUPSには HL-2130ドライバーが含まれていなかったので、ブラザーのページからdebパッケージをダウンロードしてインストールし、CUPSで設定してみたのだが...
CUPSのテスト印刷をしてみると、印刷がズレるのであった...
用紙設定など見なおしてみたのだが問題なし.. どうしたものか..と思ったのだが、ブラザーのページにQ&Aとして解決法が書いてあった..!
説明とパスが若干食い違うのだが
/usr/local/Brother/Printer/HL2130/lpd/filterHL2130
をエディタで開いて PCL=1 という記述を PCL=0 に変更すると正しく出力される様になった。
右が修正前、左が修正後の結果
自分のページを印刷してみた。600dpiモードで、写真の階調は高級機と比べるとあらい感じがするが、一般用途には十分な品質で印刷出来てる感じだ...
文字部分はもちろん何の問題もない。
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さて耐久性は.. 何年使えるのだろうか、などは今後のお楽しみ..