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Friday, July 17, 2015

Today's Drone5 : KORG MS20mini/Yamaha MT-50/CMX100II:今日のYamaha CMX100II

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解説: Yamahaの CMX100IIというカセットMTRのジャンク品を入手し、使ってみた・・

どういうわけか、かなーり綺麗なカセットMTRのジャンクがハードオフ某店に出ていたのである。
本体、ACアダプターにマニュアルがビニルラップで結わえ付けられており、値札は税込み540円・・・

値札的には不動作ジャンクなのだろうか、テープが回らない程度なら直せるかも・・丁度SONYのTCM-5000EVというカセットデンスケのジャンク品を修理した時に仕入れたゴムベルトが沢山残っている・・・  治せなかったらゴミだけど、540円だし・・・

という事で懲りずに入手してしまった・・

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Yamaha CMX100II という機種である。いかにもYamaha なデザイン。

この個体は、なんだか、あまり使わないので箱にしまっておいた物を処分しました、的な綺麗さ。
大きなキズもスレも酷い汚れもない。 スライドスイッチの間に発砲スチロールの粒が入ってたのだが、多分元箱に入れられて保管されていたものなのだろうと思う・・・

500円ジャンクだから壊れてるのだろうな、壊れてるとしたらデッキ部分だろうな・・と電源を入れてみると・・・これが再生、早送り、巻き戻し等全く問題がない。ロジックコントロール2モーターのデッキなのだがチャキチャキと動くのである・・・ という事で、デッキ部の修理は必要ない・・・

早速各チャンネルに入力を入れて録音再生のテストをしてみると・・・
なんだか録音できない、音がでない、右から音が出ない・・・とか、そんな感じだった・・やっぱ500円は不動作の証なのか・・ゴミを買ってしまったのか・・


ハズレを引いた気になったのだが、あれこれやっているうちに、ほぼ正常動作する事がわかった。

このMTRは以前買った同じYamahaの MT-50とミキサー部のUIがちょっと違う。MT-50のミキサ部はライン入力プラグを刺すと自動でライン入力、抜くと自動でテープ入力になる。しかしこのCMX100IIは、このミキサの入力切り替えは手動なのである。プラグを刺してもスイッチを切り替えないとライン入力にならず、プラグを抜いていてもスイッチを切り替えないとテープ入力にならない・・ 音が出ない、録音できないのは操作ミスであった。MT-50より古い機種なので使い勝手も悪い、という事だ。

それとは別に、いくつかのスライドスイッチがやや接触不良気味で切り替えで途切れたりという事もあったのだが、ガチャガチャと使っているうちに安定してきた。スイッチの接点洗浄ができればベストなのだろうが、どうしても使えなくなるまでは開けない方が良い気がする。こういうものを分解するのは好きなのだけど、たいていどこか壊したりして元に戻せないという経験がままあるからである。

録音再生はほぼOK。ワウフラッターも特に気にならず、ピッチコントロールも効く。dbx装備でローノイズ、MT-50同様ハイポジション専用だが、倍速専用のMT-50と違って通常速度モードも付いているので、ハイポジ専用とは言え、一応普通のテレコとの互換性もある・・・



MT-50は各チャンネルにLo/HiのEQ装備だったが本機はミキサを通った後の2chバスに左右独立した5素子のグラフィックイコライザーが装備されており、入力側はEQなし... 録音時にEQを掛ける場合は録音を入力直ではなく、LかRの2ch入力にしてかけるという事になる。


ただ、上記の様に、入力切り替えが手動なのは使い勝手が悪い。録音時、あるいは録音後オーバーダブで次のchに移る場合、どうしても切り替えを忘れたりする。また各chが録音状態かどうか確認する術はスイッチ位置のみである。MT-50の場合は録音状態になると各chの録音スイッチ近くのLEDが赤く点灯するので一目でわかる。オーバーダブの場合、直前に録音したchを確実にOffにしないと、せっかく録音したトラックを消してしまう事になる・・ 

CMX100IIは1990年ごろ、MT-50は1995年ごろらしいので、この機種の様な使いづらさやミス誘発の改良として洗練された結果がMT-50の操作体系なのだろうと思う。本機は意匠としてのデザインは素晴らしいのだが、操作体系としての設計としてのデザインはやはりイマイチの部分があるという事だ。

などと、25年も前の機種を今更評論しても仕方がない。
使い勝手はともかく、見た目は流石ヤマハデザイン、かっこいいですな。


とにかく、一通り、スイッチの接触などちょっと怪しい部分もあるが、それでもちゃんと使えるものであったので、活用出来るようにラックに常駐させた。

という事で、早速MT-50とともに、このCMX100IIを使ってみたのが、冒頭のビデオなのである・・・
540円でこれぐらい遊べたら、既に元は取れた感じかナ・・・