以下、Twitterで色々書いたこのなのだけれど、Twitterって流れちゃうから、簡単にBlogに記事にしておく...
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AUよりダイレクトメールがあった。
9月より請求書の郵送が有料になり、代わりに "WEB de 請求書"に変わるという案内だ。
しかしWebで請求書をみるにも、AUのお客様サポートサイトはLinux端末ではログインできないと言う事実に遭遇。
この件は昨年11月に機種/契約条件変更時に気がついていて、クレームをつけていたことだ。
当時は、貴重なご意見云々、担当部門にあげて云々、定型的な返答が帰ってきただけであった。
しかし、あれから半年程たって何かが変わったのか?、というと何も変わっていないのだ。
以前と同様にログインできない。ログインIDとPassを入れると、ロックされて入れないのだ。
"パスワードを忘れた方"と言う所に行ってリセットをかける事はできるのだが、再発行されたPassで再度ログインしても同じ事が起きる。
使用したブラウザはFirefox3.6 Opera10.10, GoogleChrome(unstable 6.0.4).. いずれも現時点で最新のものである。
そもそも本来公共のWebサイトはOS依存などあってはならないはずである。
動作を見ると、あきらかにUAを判別して意式的にLinuxを排除している節がある。
(UAをiPhoneに偽称すると通るという情報もある)
これまでなら、単にログイン出来ないだけ、サイトを利用しないだけで済ませられた。
Linuxで入れないバカなサイトを作る大企業を笑っていればよかった。KDDI大丈夫かよって。
しかし、今回は違う。一方的に郵送の有料化を宣言し、一方そこにアクセス出来ない状況を放置しているのだから。
と言うことで、再度AUに"なぜ意図的にLinuxを排除するのか"その理由を問い合わせを行ってみたのだが、残念ながら返ってきた答えは以前と同じお詫び文で、質問には答えず、であった。
マトモな答えをよこさず決まり文句だけ返して来たことに大変失望した..
今回Googleで検索してみてわかったのだけれど、回答文の言い回は他の方のクレームに対する返答と殆ど同じ、なのである。テンプレかなにかがあるのだろう。
要するに、私の様な個人が何を言ったところで、即座に動くつもりはない、という事なのだろうと理解した。
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AU , KDDI, 公共性のあるインフラ企業が Linux を排除している。
オープンなLinuxを端末OSとして利用している裏で、個人ユーザーのアクセスを拒絶する。
はっきり言って、とんでもない恥知らずだ...
半年前の問い合わせ時に関連部署の要望をあげると言ったにもかかわらず放置、今回も肝心の問い合わせ内容には答えず、お詫びしますでおしまい。
対処する等の確約は何も得られなかった。
従って、この、すべてのお客様が.. というのは嘘である...
対処する約束はできないと返信に書いてあったので、
困ってるLinuxユーザーはあきらめた方がよい。
ただ一方でLinuxを利用して利益を上げている企業が一般ユーザーのLinux利用を拒絶る様なふるまいをする事に、出来れば抗議ぐらいはした方がよいと思う。
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以上、一応当方が遭遇した事実を、記録に残す意味もこめて記事にした次第である。
WWW上でLinuxで困ることは殆どない。ショッピング等でも困った事はない。
大企業のサイトがこういうバカな仕様を放置したまま、というのはものすごいショックである。
信用できない... (最近立て続けに情報漏洩してるし)
他社に変更しようかと本気で検討する契機になった事件だ...
かりにサイトが改修されてもそれは変わらないと思う。
Android端末の値段がこなれてきたら考えよう..