google tag

My Soundcloud Channel --- Testing :D

Monday, June 09, 2008

今日のElekit TU-879S に EL34 を挿してみた

どういう訳か本サイトへは TU-879というキーワードで飛んで来られる方が大変多い...のは、このBloggerがgoogleと親和性が高くて検索結果がけっこう上位に出るからのようだ。大した記事もなくて申し訳なくもあり、また、こういう気軽に作って楽しむプラモ的なキットにいったい何を求めているのだろう、Hi-Fiだったらお笑いだよなぁ、なんて思ったりもしている。まぁ、そういう事もあるので、今回ちょっとしたネタを上げておく事にする...
---
先日楽器接続用に小型の安いミキサーを通販で買ったのであるが、同時に"球"も注文していた。 Elekit TU-879Sの交換用と言うか予備として、 12AX7 1本と EL34を2本。 ちょっとした酔狂で買って組んでみたTU-879Sなのだが、なんのかんの言っても、すっかりヘッドフォンアンプとして定着してしまったので、予備を仕入れておこうか、という感じである。楽器屋でもギターアンプ用の品種はけっこうある。 もちろん選んだのは当然 一番"安い"ものだ。TU-879はシングルアンプなのでペアマッチングも無用、バラ売りの安いのが選べるのが利点だ 。

そして来たのは12AX7がJJ(スロバキア) ,EL34はエレハモ/ロシアと印刷がある...

KITに付属していた12AX7は中国製なのだが、マイクロフォニックノイズが酷く、アンプの置いてある机にちょっとモノをおくだけでもカツンカツンと響く。指先でピンピンと弾くとカツカツコンコン響くのが、突然ポコっと響かなくなったりもするので、半分不良品みたいなものなのだろう。

今回来たJJの12AX7は全然響かない、当たり品(というかそれが当り前なのだろうが) だったので中国製には退場してもらった。

一方EL34の方は.... あたりまえだけどちゃんと綺麗に音が出る...が、一つ気になる事が...


とっても熱い!

なんかちょっと不安になった、が、プレート赤熱してるとかもなく、きちんと綺麗に音も出てるので動作不良ではない...そもそもメーカー自身が差し替え可能品種として公称しているわけで設計上も問題ないはず...なんでだろう♪
---
で、もしや...と、元の6L6-GCEL34の諸元の差を見て納得...

ヒーター電流が全然違う!0.9A vs 1.5A で EL34の勝ち...

EL34の方が遥かにヒーター電流が大きいので当然ヒーターからの熱量も大きいのだ。アンプの筐体表面がこれまでになく熱いのでびっくりしたが...電源トランスにも余計に負荷が掛かる訳だし、これは仕方が無いようだ...

---
これから夏になるわけだが、そもそも 白熱電球が生産中止になる御時世に、エアコンガンガンかけて真空管アンプなんて理にかなわない、というか非エコの最右翼じゃないか...と思う...ので、夏には自粛という事になると思う。というか、昨年みたいに猛暑が続く様なら使うの止めるのが国民の義務かもしれないと思ったりもする。 原発まだ動いてないわけだし.... 冬季には暖房の"足し"にもなろうが...

と言う事でしばらくは球のバーンインがてら ^^;) 使うにしても蒸し暑くなってきたらまた6L6-GCに戻して本格的な夏になったら真空管は涼しくなるまで使用禁止...かな...たぶん....