google tag

My Soundcloud Channel --- Testing :D

Friday, February 20, 2009

今日の Debian Etch => Lenny アップグレード

Linuxメモ
---
2/14に Debian GNU/Linux の最新stable である Lennyがリリースされた、のでupgradeを行ってみた。丁度仕事の谷間に当たったので、先ずは職場のCAD用に使っているPCをupgradeさせた。

以下誰のためにもならない、自分の為の チラシの裏メモ...
---
例によってリリースノート通りにすすめた。職場のPCは昨年夏 Etchを入れて 主にX端末として利用しているのだが、backportやunofficialパッケージ類は殆んど入れていない(実験でいくつか入れたものもあるが..)という状態のもの。前回はaptitudeの依存性解決がぐるぐる回ってちょっと混乱した記憶があるのだが、今回はそういう事が殆んど無く、非常にスムーズにupgrade出来た。落し穴は、/usr パーティションの容量不足.../usr/local 以下の自分で入れたアプリ類(Ooo2.4 とか 本家のFirefox とか) で、特に O00はEtchは Ooo2.0 だったが新しい Lennyは2.4が入ったので、インストール前に事前に消しておけばよかったかな。

XはEnlightenment を xsessionsで上げて、日本語環境としては canna + kinput2 , localeは Cを基本に 日本語読み書きの必要なアプリには適宜 ja_JP.eucJP をあてがう、という古い環境をそのまま引き継がせたのだが、特に問題なく動いている。もちろん ja_JP.UTF-8もあてがえば使える様にはしている。 Solaris10に Etermでsshで入って Xあげて、という時文字コードの問題が出たりするので eucはまだ捨てられなかったりするのだ...そういう事に疎い、というか、理屈が解っていない人間なので、うまく動いてる設定を変えずにいるのだ。

---
と言う具合に、職場で案外すんなり進んだので自宅マシンもupgradeしてみた。
こちらは非公式その他結構入り込んでいる...

で、職場と違って、ちょっとだけ多く "ぐるぐる"と回る事になった。 職場マシンよりは入れてるパッケージも多く、衝突などがより多く発生した様だ。

あと、ディスクの未整理 で /のディスク容量が不足した、とか、 さらに Xが上がらず... ビデオカード(Matrox)のドライバーパッケージが入らなかった...という罠もあったが、終ってみると、まぁ、何ごとも無かったように、元の環境ほぼそのまま引き継げた。

---
と言う事で、リリースノートの手順どおりにやれば、失敗することはないと思うけれど、upgradeの場合は容量不足にならない様に、/ や /usr/local 以下の整理を事前にする、というぐらいか。
職場では/usrが不足(/usr/localが圧迫) 家のマシンは/が不足 (古いカーネルや /lib 以下のEtch初期のカーネルモジュールなど) した...

まぁ、元の環境を全て引き継ぎながら、都合ただ一度のrebootだけ(upgrade終了後...新カーネルの起動の為)で upgrade出来るというのはやはり素晴しいと思う。