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両サイドのプラスチックガードを外すとぱか、と車のボンネット風に上に開く。プロ機なので現場でサーヴィスしやすい構造にしているのだろうと思う。
重たい理由は、ヤマハ製のウェイテッド鍵盤もさることながら、シャーシもパネルも全部スチール、というところにもあるのだろう。電源トランスもでかい。つまり鉄の塊なのである..
上側コントロールパネル面
左にはMIDIコントロール用のベンド、モジュレーションホイールのポットが2つ
これは音源の心臓部なのか、12音ポリなので12個回路が並んでいる
茶色の基板は不明だが、アフタータッチ用の基板?
リボンケーブルはROMカードリーダーに繋がっている
マイコンらしいチップが。その他のIC/LSIは全部DIPタイプというのが時代を感じさせるし、なんかほっとする..
これは音源のROMだと思うのだが..
3段重ねになっている..
電源が何系統にも分けられている。当然シリーズレギュレーターだと思う。
薄型だがけっこうでかい電源トランス.. 今ならぜったいスイッチング電源採用になるはずだ。
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と言う事で、実に立派な造りで、ずっと手元に置いておきたかったのだが、諸般の事情もありサヨナラする事となった..
おしまい