Linuxメモ...
Adobe Flash Playerの Linux版は 長らくVersion7で止まっていて、おいてきぼりを喰らっていた。 Version8は絶望的、という噂すらあった。 本来こういう 非オープンで”独占的”なソフトウェアは使うべきではない、というストールマンの言い分は全くもって正しい。正しいのだがそれを拒否すると面白いものが見られなくなる。困り者である。
それはともかく、最近は " Version8以上でないと閲覧できません、最新版をインストールしてください、"という無神経なサイトが増えて来ていたりする。しかしLinuxにおいては現時点でも正式な最新版は Version7なのである。そういう事を無視して無神経にサイト側がupgradeしてしまい、これまで楽しめたコンテンツが見られなくなった...なんて事も起きている。
なんだかな〜、と常日頃思っていたわけなのだが、先日、とうとうLinux版の新バージョン、 Version9 beta が公開された様なので早速試してみた。
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以下 Debian sargeに flashplayer-mozilla または flashplugin-nonfreeパッケージ( Version7) が入っている前提で Version9 betaを動かしてみたメモ。
http://labs.adobe.com/downloads/flashplayer9.html
ここから Installer for Linux (GZ, 2.48 MB) をダウンロード
落とした ファイル (現在は FP9_plugin_beta_101806.tar.gz ) を展開
これに含まれている libflashplayer.so を 現在の( Version7 )ものと入れ換える。
場所はここ
/usr/lib/mozilla/plugins/libflashplayer.so
mozillaのpluginの置き場所なのだが、Firefoxもこれにリンクを貼っているのだけなので、これで一応 Firefoxで Version9 beta が動く。
beta版と言う事でバグなどがあるかもしれない。自己責任の上に、というお約束。
とにかくこれで、勝手なバージョンアップでしばらく見られなかったココも無事見る事ができる様になった...