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Thursday, October 05, 2006

今日の Picasa for Linux

Google謹製の Picasaという画像ソフトのLinux版があったので試してみた。 Linux版と言っても実体は Winのバイナリらしく、 それをwineで動かしている様である。 Debianパッケージがあるのでインストールも楽々! と思ったがちょっとした罠があった。

この Picasa for Linux の Deban/Ubuntu用 deb パッケージは /opt/picasa というディレクトリーに Picasa 関連ファイルをインストールするのだが、この /opt 以下にインストール、ってのが曲者なのだ。 私のマシンはDebianインストーラーのサーバー仕様のおまかせで/ 以下を/usrだの/varだの/homeだの、いくつかパーティションを切ってシステムをインストールしている。で、この /opt ってのは それ用に特別にパーティションを分けていないので、 / すなわち ルートのパーティションに含まれるディレクトリーになるわけで、 /usr,/var, /home などを別パーティションにする場合、この / は、 通常大容量は不要で 、せいぜい200MB前後とかなり少なく切られるのが普通。なので、 そういうシステムに /opt以下に picasa一式だの付属のwineだのがばーっと80MB程インストールされると...容量が足りなくなる....と言う罠があるのだ。

Linuxシステム一切を一つのパーティションにインストールしてれば問題ないのだけれどね。

と言う事で パーティションを細かくスライスしていて / に余裕が無い私のマシンには、 まだ余裕のある/usr 以下に、 /usr/opt/picasa ってディレクトリーをあらかじめ作っておいて、 /opt以下にpicasaというソフトリンクを貼って対処した。

ln -s /usr/opt/picasa /opt/picasa

いい加減だけれど、こうしとけば dpkgでpicasaを入れると見掛けは/opt/picasaにあるけれど実体はリンク先の /usr/opt/picasaにインストールされ /を圧迫しない。

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さてインストール後に起動してみると、ちゃんと動きました。



一種の画像ブラウザーで、指定したディレクトリーなどを跨ってファイルを一覧できるのがなかなかよい感じである。 インターフェースはさすがプロの作品という感じですばらしい。wineで動いてるので、保存ディレクトリー構成とか、なんかに癖があるけれどね。

でブラウズだけではなく、ちょっとした修正やエフェクトがかけられる。



未確認だけれど、この Bloggerとも連係できるみたい。さすが Google謹製。

さて、こいつがどこまで使えるかは未知数だけれども、ちょっと触った感じだと、HDD内の各所に散らばった雑多な画像を探すのにもってこいだと思う。

いつもは GQView + Gimp でブラウズとレタッチをしていて、GQViewは軽快で良いんだけれどディレクトリーを跨いで一覧を見渡すなんて技はつかえない。 そういう画像のブラウズにはこの Picasaは持ってこいのツールになる。 wine で動いてるからCPU負荷がちょっと高いけどね...

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あららスライドショー、再生するとまるで同期が外れたTVみたいに縞々画面で画が出ない....手動コマ送りだと綺麗に映るのに...へんなの...