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Friday, March 02, 2007

今日の SoundBlaster SBDMULX 変造のナゾ その1

いつのまにか3月になってしまった... が、それなりにネタは仕込んであったのだ、と言う事で、二回ぐらいに分割して表題の件、行ってみよう。

今回はイントロ。

SoundBlaster SBDMULXというUSBサウンドアダプターを使う様になったのだが、気に入らない点があった。 小さくて軽くてコンパクトなのは良いのだが、それが禍して、ケーブルを接続すると引っ張られてウイリーしてしまったり、いつのまにか落ちてたりと言う事になるのである。



写真はウイリー状態を示しているのだが、だめだこりゃ、って感じなのだ。( 余談だがこの下にあるのはハブ...の筐体をしたデジタルアンプ、いわゆる”カマデンキット" を ジャンクのハブに仕組んだものである ...)

さらに接続はRCAジャックであり、これも気に入らない。なぜならこのコネクタは抜き差しするのには全く適さないからである。ケーブルにしても安物はモールド部がすっこ抜けたり、メーカーブランドのモノでもシールドが編んでない安物仕様だったり(そのくせ値段は高い)、メタルでしっかりしたものは抜き差しが渋くて逆に機器側に負担を掛ける。こんないい加減なモノなのになぜだか箱に入った高級品が存在するなど摩訶不思議な世界...って事は置いておいても、ともかく個人的に嫌いなのだ。

と言う事で、適当な箱に組み換えて.... 楽器の世界では標準の .... ルーツは電話交換用で抜き差し性能抜群...丈夫で長持ち....早い安い旨い ... 1/4" フォンプラグ 仕様に改装してしまおう...と思い立ったのがはじまり...


でも適当な箱が...手持ちにちょっと大きめのアルミケースが一つあったのでそれに入れる事にして... SBDMULX の基板を眺めてると Codecが AD1885 で... ラインアンプとヘッドフォンアンプは TDA1308で...こいつはヘッドフォンアンプチップで負荷が軽い時は低歪率のラインアンプとして十分使え、さらに低インピーダンス駆動も可能と言うCMOSのアンプで...とまぁ搭載チップのデータシートと基板をにらめっこしながらマイク入力を追加したり手持ちのライントランスを組み込んで無意味なバランス出力にしたり...NEUTRIKの大発明品を1/4"フォンプラグ入力端子として使ってみたり...とまぁ... ちまちまと変造しながら...例によってシャーシの穴あけそこなってメゲそうになって...



しかしまぁ、手持ちのジャンク/死蔵部品総動員して...なんとか....





ケーブルを繋いでも落ちたりウイリーしたりしない、ちょっと (かなり) 不細工なUSBオーディオアダプターに仕上りました...

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と言う事でイントロ終り。
次回は基板の写真と解析を自分用のメモとして載せてみようか、と思う...
手持ち部品の在庫処分的寄せ集めなのだが、正直 普通の人が改めて部品を買ってまで変造する価値は全くない、とは思う。 こんな変造しないで、素直にEdirolの良い奴を買いましょう....

と言う事でつづく.....