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Friday, December 28, 2012

今日の ZOOM Q3HD にワイドコンバージョンレンズを付けてみた

買い物メモ : ZOOM Q3HD に携帯電話カメラ用のワイドコンバージョンレンズを付けてみたというだけ
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Q3HDの画角を広げる目的で、DIGITAL KING というブランドの 0.5X ワイドコンバージョンレンズを買ってみた。

ブリスター開封前の写真を撮りわすれたのだが、こんな台紙のやつである...



レンズの裏にリング状の磁石があり、




本体側に鉄のリングを貼り付け、磁石でレンズを取り付けるという仕組みである。


簡単に着脱出来るアイデア商品、なのだが、レンズ位置が明確に固定されるものではなく若干のズレがおきる.. まぁその程度の精度の商品である



当方は近接撮影が多いので、その場合、ピント合わせやマクロ機構のないQ3HDではこのように百均老眼鏡で作ったマクロレンズをかぶせる事になる..



付属のレンズホルダーはOリングを輪ゴムの様にレンズに巻く形式のものなのだが、なんとなく外れやすかったりする..  鉄製の板などに磁石としてレンズをくっつける、という方がいいのかも、と思ってなにかのオマケについてたこんなプレートに貼り付けてみた..が、これはこれでぶら下げて持ち歩くとショックでズレ落ちる危険もある.. 


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 肝心の画質は、まぁこういう商品なので、周辺光量、周辺流れ、フレアやゴーストが盛大に出る、など決して褒められるものではない。 こういうワイドコンバージョンレンズは、原理的には逆ガリレオ式のファインダーと同じ仕組みなので直接目で覗いてみるとよく分かる..

要するにトイカメラ的な画質になってしまうのだが、それでも画角が広くなるし、お遊び用としては十分役に立つのではないか、と個人的には思っている。周辺が流れたり光量が落ちたりするのも、エフェクトの一つとして見ればいいのかもしれない。

画角の変化は、こんな感じ。ちょっとわかりにくい被写体であるが、

Q3HD ノーマル時


0.5X レンズ着装時

まともなレンズが搭載されたカムコーダーが欲しい気もするが、くっきりはっきり写るってのも逆に曲者で、まわりのゴチャゴチャしたもの、ゴミやら埃などが映り込んだりと、写ってほしくないものが写ることになるからね。

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さらにアマゾンで800円位で売られている魚眼アダプタを買ってみたのだが..


これが予想以上に使い勝手がよい。





近接させた所を大きく見せ、かつ周辺を広く映し込むという効果があって、キーボード系のデモにとても都合が良いのだ..


Q3HD素のまま、あるいは上の0.5倍程度のワイドコンバージョンレンズではここまで広くかつ手元を大きく撮れない。


安物なのだが、手放せない、なかなか使える奴である..


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2018/12/21 追記

37mmフィルター枠を付けてみた

先日偶然、Q3HDにコンバージョンレンズを付ける改造という内容のYouTube動画を発見・・・

https://www.youtube.com/watch?v=ZgLJLikTXTM


27mm-37mm のステップアップリングを接着する、というもので、常々フィルター枠があればと思っていた自分としては、その手があったか、という感じのナイスなアイデアの動画だった・・

ということで、早速27-37mm のステップアップリングを入手して、とりあえず安直にアロンアルファで付けてみた・・・

レンズはジャンクで買ってきたビデオカメラ用のワイドコンバージョンレンズなのだが、






こんな感じで着装することが出来る様になった・・

実は、49mmのリングを付けるべく、板切れに穴を開けてリングをはめ込んでQ3HDにくくりつける、というものを試作していたりしたのだが、なんとも不安定でボツにしていた。
このフィルター用のステップアップリングを接着するというのは、とても簡単に行え効果的な手法だと思う・・・ 


レンズは元々カムコーダー用で、Q3HDに対しては大きすぎてアンバランス感はあるのだが、これまで使ってきた小さなレンズよりは画質もよく、入手したものは画角も使いやすい。

Q3HDは楽器関係のメインレコーダーとして使って来ているのだが、もはや古くなったとは言え、まだまだ現役。 こうなったら、とことん使い倒す、という境地になってきた・・・


今日の KORG KROME 88 鍵盤 のエッジ

KROME 88 メモ:別にどうでも良いことなのだが、KORG KROME 88 について一つ気付いた事があるのでメモとして書いておく。
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元々下手糞未満で適当に鍵盤を弾いて遊んでいる、という類なので、ちゃんと弾けてないからこそ気付いた事だと思うのだが、なんか、微妙に..指が鍵盤の端に引っかかる感触がある.. 

なんか尖ってる気がするような?? という事で比較してみたら、エッジのまるみ、Rのとりかたが他の機種と違ってKROME 88 は Rが小さく、目視では尖って見える、のである。

SG1Dの鍵盤と比較してみたのがこれ


楽器店で、電子ピアノ類の鍵盤を色々見てみたのだが、ここまでRの小さい機種は無かった様である。

まともな弾き方であれば全然問題にならないとおもうけど、グリッサンドの時に鍵盤のエッジに指や掌を当ててしまうと、他の鍵盤と比較すると微妙に余計な引っかかりを感じるかもしれない..

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追記: なお、ネット上で誰かが KROME 88 の NH鍵盤は短鍵盤と騒いで、その結果実物を触らずしてそれを気にしている人がいる模様なので書いておきます。 現物を触ってみれば明らかなのだが、 KROME 88の鍵盤の支点が短い、根元の方で押せない、という事はありません。

短鍵盤とは何を指すのか知りませんが、KROME 88は SG1Dと比較しても支点が短く根元で押しにくいとは全く感じられません..

KROME 88は 感触がすこし軽い、あるいはソフト、ストロークがちょっと浅い?という感じはするけれど、安いファミリーキーボードみたいに支点が短くて根元で弾きづらい、という事は全くない。

実物は押鍵時に鍵盤面手前が約10mm,この時 根元が約3mm 沈み込む。鍵盤面は150mm。微妙な測定だが、この値を元に仮想的な支点〜鍵盤端の長さを推定すると計算上214mmと言う事になる。測定誤差があるはずで、当然誤差により計算値が振れるので正確ではないが、大雑把に設計値は210mm程度ではないか、と推定できる。 (推定方法はこちら)

Today's KORG KROME 88 Demo 03: COMBI Bank A #097 The Orchestra

Tuesday, December 18, 2012

Today's KORG KROME 88

買い物メモ: 唐突だが、KORGの新製品、 KROME 88 を買ったので、簡単にレポートしてみる。
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これまで使っていた KORG の SG1Dを、この KROME 88 に置き換えたのである。SG1Dは購入後20年を過ぎたとはいえきちんといい音で動作しているのだが、この先ずっとこいつを保有したまま新しいものを買い足す空間的余裕もなく、転居などのおりに持て余すのは目に見えてる。

つまり買い替えなのだが、長らく欲しいと思っていたKORGのSV1というステージピアノが最近かなり安く買える様になったので、初めはSV1を買うつもりでいたのだが、店頭でKROMEの88鍵盤モデルに触れたり、YouTubeでデモを観たりしていたら欲しくなってきた。

ピアノタッチのウェイテッド鍵盤でありながら15kgを切る軽さ、そしてピアノ音源は全鍵サンプルされているなど、ピアノ音に特に力をいれた商品、という事で、SV1ではなく、KROME 88を買うことにした。

(オールインワンタイプのワークステーションであり、これがあれば古い楽器を捨てられる、という事もある..ずっと保有していたくても諸般の事情が発動しそうな事もある.... )
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ボディーはシャーシが樹脂製、鍵盤の上のパネルがアルミ、奥がヘアラインのアルミパネルになっている。


88鍵盤で15kg未満という軽さの理由はこの樹脂ボディーと軽い鍵盤にあるのだろうと思う。鍵盤のタッチはSV1に比べると微妙に劣るというか、僅かに軽いというかソフトなのかな、表現し難いが、そういう感じ。

無音で触ってみると、なんとなく安っぽく、頼りなさがある様な、無い様な、でもピアノ音を出して弾いてみると、音源に入っている”コツン”という打鍵音と指先の感覚がシンクロする感じで、ピアノっぽくもある。人間の感覚などいい加減なものなのだと思う。

なお、ネット上で誰かが KROME 88 の NH鍵盤は短鍵盤と騒いで、その結果実物を触らずしてそれを気にしている人がいる模様なので書いておきます。 現物を触ってみれば明らかなのだが、 KROME 88の鍵盤の支点が短い、根元の方で押せない、という事はありません。

短鍵盤とは何を指すのか知りませんが、KROME 88は SG1Dと比較しても支点が短く根元で押しにくいとは全く感じられません.. 
 
KROME 88は 感触がすこし軽い、あるいはソフト、ストロークがちょっと浅い?という感じはするけれど、安いファミリーキーボードみたいに支点が短くて根元で弾きづらい、という事は全くない。 

実物は押鍵時に鍵盤面手前が約10mm,この時 根元が約3mm 沈み込む。鍵盤面の長さは150mm。微妙な測定だが、この値を元に仮想的に支点〜鍵盤端の長さを推定すると計算上214mmと言う事になる。測定誤差があるはずで、当然誤差により計算値が振れるので正確ではないが、大雑把に設計値は210mm程度ではないか、と推定できる。(推定方法はこちら)




コントロール系はシンプルでわかりやすい。今時のシンセにしてはすっきりしている。


カラーLCDディスプレー搭載、これがタッチパネル式で、各種設定などをタッチして行えるようになっている。タッチの反応も悪くない。


ベンドやモジュレーションはホイールではなくラジコンみたいなジョイスティック式。人によっては遠いと思うかもしれない。なにせ88鍵盤の端に装備されているので、左手を大きく伸ばさないと届かない。

今時のシンセらしくSDカードスロットとUSB端子が装備されている。


USBはLinux (Debian squeeze ) からでも認識し、MIDIデバイスとしてMIDI信号の送受信が出来る事を確認した。 USB経由で専用エディターで色々プログラムできる様なのだが当方はWindowsもOSX環境も持ちあわせていないので試していない。



なぜか背面のKORGロゴのRの所がLEDで光る...

なお下のビデオの最初で測ってみた通り、起動に約1分かかる。なんらかのOS的な物が走ってるのだろうと思う。

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こういう本格的なPCM系のキーボードは初めてなので、なにもかも新しく新鮮。

例によってデモになってないド下手なデモを撮ってみた.. いい音なのは解ると思う.. (後半ノイズが入ってるのはケーブルのトラブルなのだと思う..) 長いのと、下手糞で耳が腐るので、各自適当に飛ばしながら観ておくれ..


適当にビデオ回しながらあれこれ試していたのだが、2時間3時間休みなく弄りっぱなし.. という様におもしろくて、たまらない、止まらない、という状況であった...  個人的には弦楽器やオーケストラ、つまりクラシック系のパッチがツボで、これだけで何時間も遊べる感じだと思った。

つまり相当音がよい、のであるが、ではこれまで使ってきた古いKORG SG1DやKAWAI K1 の音はそんなに悪いか、というと、そんな事はないと思った。サンプルレートやビット分解能は劣るのかもしれないけど、それぞれ個性のある強い、太い音が出る。このKROMEにはSG1Dの音も入っているのだけど、やっぱり実機とは鳴り方というか音が全然違う。デジタル楽器だから同じ音がする、というわけでもないのがおもしろい。 

とにかく、こいつが当面の遊び道具となった..
しかしKORGは、ホントに欲しくなる様な商品ばっかり開発してくるものだ.. 日本の誇りだ.. 


新しいシンセを買って.. 店頭のDX7のストリングスがふうゎぁーっと鳴った時にじーんと来てシンセを買おうと思うきっかけになった、そんな昔話も思い出してしまった。買ったのはKAWAI K1だったけど..

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2013 3/5 追記
以上は納品直後の喜びでいささか舞い上がりのレポートとなってしまった。
その後どうなったか.. → 今日の KORG KROME 88 ダメ出し編 

--- 余談 ---

今年9月発売の商品なのだが、割りと人気がある様で、2012年12月現在、特に88鍵盤モデルは品薄の様だ。

私は11月半ばにサウンドハウスに注文したのだが、その時点で在庫なし、メーカー納期未定であった。注文後丁度1ヶ月で納品されたのだが、その時点でも納期未定のままなので、入荷した分がそのまま受注分の出荷にまわり、店の在庫にはならないのだろうと思う。61鍵盤や73鍵盤モデルは普通に在庫がある様子なので、88鍵盤モデルは弾数が少ないのかもしれない。

88鍵盤にして15kgを切る重量は特筆すべき軽さではあるが、それでも梱包重量は20kgあり、箱は長さ160cm位ある大きなもので、店頭で受け取っても持って帰れないと思う。こういう大型商品はトラブル時などの事も考えると近場で買った方が良いのだろうと思う。そういう意味で、当初は、最寄りの例の島村楽器で購入するつもりでいたのだが、実際商談するべく出向いてみると、こういうたいへん残念な店であったために購入を断念し、SG1Dの処分は保留して通販の利用となった。配送や買い替えの相談すら出来ない役に立たない実店舗など存在する意味がないと思うのだが,そういう事なので仕方がない。


SG1Dは処分が決まるまでは玄関先に立てかけてある...