google tag

My Soundcloud Channel --- Testing :D

Tuesday, March 05, 2013

今日の KORG KROME 88 ダメ出し編

入手直後にレポートした KORG KROME 88 のレポート続編...
---
昨年末納品されて以来毎日楽しく遊んでいる KORG KROME 88 であるが、2ヶ月以上経ち楽しく無かった事が起きたり色々粗も見えてきたので、ここらで一度ダメ出しをしておく事にする。

毎日面白く音をだして楽しんでいる。これは本当で嘘偽りのない気持ちだ。しかし、ただいいぞー!最高!! って煽るだけだと無責任であるとも思う。

プロのレビューは製品の良さを引き出すものだと思うがレビュー後の検証など誰もしない。それは商売にならないからである。しかし私は商売でやっているわけではないし、自分の身銭を切って買って使っているわけだから自由に書ける。

昔も今もKORGファンである事には変わりない。私のYouTubeのチャンネルは殆どKORG製品のデモになってしまっている。なのでこれは苦言とかクレームでは決してなく、KORGに対する前向きなエールでもある、と捉えていただきたいと思う。

1.音が出ない現象

KROME88を弾いていて、まれに 鍵盤を弾いたのに音が出ない.. すっぽ抜ける感じがあった。自分でも気のせいなのか、弾けてないのか (所詮素人未満だから)、それとも故障か動作不良で本当に音が出なかったのか。いつも同じ特定のキーで音が出ないのなら故障とわかるが、本当に忘れた頃にすっぽ抜けて、あれ? という感じで、狐につままれた感じがあった。

気になるので、ビデオ(Q3HD)で手元と音を記録して検証してみると、どうもやはり音が出ていない様に見えるので、KORGのサイトからサポートへ問い合わせ、下手糞な演奏で赤面ものにビデオを提示して診てもらった所、調整すれば直る可能性があるので修理サービスセンターに送付して欲しい、という事となりサービスに出した。

送付後2週間後に戻ってきたが、鍵盤を測定する限り規格内と言う事であった。ただ、環境や奏法により二度打ちが起きて音が途切れていると思われるので音が出る位置を浅くする調整を行ったと言うだった。

しかし.. 残念ながらこれでは改善されなかったのである。

そこで2度目の問い合わせ。同様に調整後にも症状が出いているというビデオを診てもらったのだが、やはり二度打ちの可能性がある、という事と共に、もしベロシティーに無関係(note on/offのみ)のオルガン音で症状があれば二度打ちではなく別の原因になる、という回答を得たので、オルガン音で確かめてみた所、やはり症状が出る。そして症状の出ているビデオと共に3度目の問い合わせをしてみると、今度はKROMEを交換させてくださいと言う事になった。ちょっと唐突にも感じたのだが、症状確認はビデオを回しながら繰り返し繰り返し症状が出るまで弾き続けるという実につまらない作業で正直辟易としていたので言われるまま交換してもらった。サーヴィス送付時は自分で梱包してヤマト便に載せたのでけっこう大変だったのだが、交換時はピアノ運送専門業者が納品と回収にやってきた。

と言う事で新品交換となり、丁度1週間が過ぎた所である。今の所前の様に音が抜けるという感じはしない.. 最初のユニットはたまたまの不具合にあたった事を祈りたい..

(なお最初の問い合わせから交換に至るまで、とても真摯に対応して頂けたと思う。サイトのフォームからの問い合わせであったけれども、素早く確実の処理されたし、検証用のビデオもちゃんと見て頂けた。こういうサポートが必要になる様な不具合は無いに越したことはないが.. 個人的にも楽器類でサポートや修理を受けたのは初めてであった.. )


2013/9/16追記
ファームウェア1.0.3へのupdateで改善出来る模様

どうも、音が出ない事がある、というのはソフト面での不具合だった感じである。本記事を書いた時点でMIDI絡みの不具合は気づいていなかったが、MIDI絡みのバグもFIXされている様である。
2.ハンマーアクション式は振動に弱い?二度打ちを起こしやすい??

音のでない件で、サポートが "二度打ち" を強調していた事がすこし気になる。軽い筐体、軽い鍵盤、しかしハンマーアクション、これが筐体そのものの振動しやすさや、架台の揺れ、奏法などとの連鎖で、そういうチャタリング的なキーのバウンド、接点ON/OFFの暴れが起きやすいのではないのか、そういう気もする。 こういう二度打ちによる発音不良という事象が、この機種に限らず過去事例にけっこう有るのではないか、と想像する。

弾いている感覚として、一度弾いた瞬間再度音が切れる程の弱音で二度目をトリガーしてしまう、なんてのはよほどの超人でも出来ないと思う。しかし鍵盤側、とくにハンマーアクションの擬似ハンマーなどが筐体の剛性不足や振動で暴れれば、そういう事が起こる様な気がするからである。本来家庭用電子ピアノの様に木製の重たいリジットな筐体及び架台で使われるべき物を、軽いプラ筐体のシンセにした事で問題が出やすい気もする..

ググってみると上位機種のより上等な鍵盤を持つKRONOSの鍵盤で二度打ちが出て困ってる.. という人の記事を見かけたが、バネの代わりに重力を利用するハンマーアクション式の弱点なのかもしれない

交換の日取り調整で電話を貰った時に、筐体の揺れと2度打ちについてちょっと聞いてみようとしたのだが、オルガン音で切れるのは二度打ちが原因ではないという事でそれ以上深く聞けなかった。 私の個体固有の現象.. という判断で交換されたわけなので、今後症状がでない限りこれ以上追求はしないが、一度分解してどういう構造なのか中身を見てみたい気もする..

3.NH鍵盤の品質 その1 グリスのはみ出し

まずは写真を見ていただきたい。







鍵盤の隙間にグリスの付着が目立つ。 黒鍵に白いグリスが着いているので嫌でも目立つ。白鍵の間にも付いてる所があるのだが、とにかく黒鍵が目立つ。

なんだかやっつけ仕事でぺっぺと塗ってるだけ、という投げやりな感じは否めない。安いキーボードなんだからこんなものさ.. と言えない値段なので、これを許すか許さないか。

これは最初に納品された個体も、上述の顛末で交換でやってきた個体もそうなのである。
ちなみに上の写真は交換後の個体で納品直後の様子である。

つまり"たまたま"はみ出た個体に当たったわけではなく、これがデフォルトの状態、という事である。たまたま新品2台を観察するハメになったのだが、サンプル数2で 2/2 = 100%の確率。これをどう見るか、である。

短期的にはグリスのはみ出しなど全然問題にならない事ではある。事実私も放置している。しかし、中長期的に考えると埃やチリが付着したらどうなるのか、基板などに垂れてはいないか、などの懸念がある。
→3/9追記: 放置と書いたが、いつのまにか指で触ってしまって鍵盤がつるつる滑る感じがしてきた。キムワイプで拭きとってみるが、鍵盤上で伸びてしまうと拭いてもツルツルがなかなか取れない気がする。やっぱりこれはダメでしょKORGさん。
→→3/20追記: 楽器店店頭の KROME88を観察してみたが同様のグリスが確認できた。またSP280というエレピの新製品にもNH鍵盤が採用されているが、SP280も同様であった。 
これはユーザーが許す許さないの問題というよりはKORGの品質管理の意識の問題であろうと思う。KORGはファブレスなのだろうと思うが、中国の組立工場にこういうモノを流さない様に監督指導改善させられるかどうか、そういう意識があるか、それともこれがコントロールの限界、これが普通で仕方がない、音が出れば関係ない、そういう姿勢であるのか問われると思う。

3.NH鍵盤の品質 その2 打鍵音

最初に納品されたものは、2ヶ月程の間で、所々、ちょっとカチャカチャと鳴りが大きくなったキーが出てきた。そして交換でやってきた個体は、初めから多くのキーがガチャガチャと、以前の個体にまして良く鳴るものであった。

ガチャガチャ鳴るキーと鳴らないキーがある。つまり個体差がとても激しい。
元々軽く響きやすいプラ筐体、肉厚の薄く軽い樹脂鍵盤、そしてハンマーアクション式、と言う事もあるのだろうが、以前使ってたSG1Dと比べると、特に指を離して鍵盤が戻る時の音が大きくガチガチと響く。

演奏が滅茶苦茶なので誰かに funny video などと書かれてしまったが、たしかに見直すと酷い.. 恥を承知で(笑)ビデオを撮ってみたので見ていただきたい。Q3HDで撮ったもので、後半のモニターからのピアノ音は住環境の関係で大きく出来ずノイズが目立つ感じではあるが、雰囲気は解ると思う。これは決して音を五月蝿く出してやろうと弾いているわけではない事を予め申し添えておく。普通ににぴょんぴょん弾いてるだけである。


私個人は住環境の関係もあって通常ヘッドフォンを使用するのだが、、常にモニターから音を出して弾きたい人、特に個人ユーザー、家庭で音を出して楽しみたい人は問題になるのではないか。

ノイズ音の出るキー、出ないキーの差、そして出るキーが少ない個体、多い個体、要するに品質のばらつきが大きいという左証ではないかと思う。

今回上述の発音問題の情報がなにかないか探してみて見つけたのだが、海外のフォーラムでもこの"ガチャガチャ”は問題視されている様で、ミュージシャンとして受け入れがたいという意見も書かれていた。私はミュージシャンでもピアニストでも何でもないただのお遊びであるが、こういうガチャガチャは無いに越したことは無いと思う。

---
と言う事でダメ出しを書いてみた。

こういう楽器の購買層のトレンドとしては、話題になった時期に買って、使い倒して、飽きたらサッサと売っぱらう、それが主流なのかもしれないし、プロ筋は特にそうなのかもしれない。そういう観点でみるなら多少の不具合は大目に見ることができるかもしれない。

しかし私の場合、元々古い機材のリニューアルとして、諸事情を含め、SG1Dを捨ててまで思い切って購入を決断したものなので、評判のよい新製品と言うこともあり期待が大きかった分、品質面でちょっと残念だったと思わなかったといえば嘘になる。88鍵盤の楽器はやはり購入には勇気がいるし、トラブルが出ると色々大変だという事を身を持って体験してしまった。 KROME88はそれでも一人でなんとか運べる重さであるが、これがKRONOS88だったらちょっと困ったかもしれない。

という事でKORGさんには品質向上ぜひ頑張っていただきたいと思う。
MS20miniどうしようか、買っちゃおうか、性懲りもなく迷いつつ筆を置く..

---
結局MS-20 mini は性懲りもなく買っちゃいましたょ..

---
2019 09/16 追記

LCDが映らない不具合、設計ミスではという解析が公開されており、それに倣って修理りしてみた・・・という記事を掲載、おまけに購入後7年目のダメだしを追記

---
2020 02/04 追記

数年前からベロシティーがおかしなキーが出ていたのであるが放置していたのだが、ダメ元でバラして接点をクリーニングしてみた。



LCDを自分で修理した時に弾き潰す決定をしたので、鍵盤バラシでベロシティー不良が直るかをチャレンジしてみたが、接点部品を交換しないとダメという結果となった・・

クリーニングだけでは、マシになったキーもあったが、悪くなるキーも出てしまった。
一度組み上げたら逆にベロシティーが最弱で普通に押したら音が出ないキーが出てしまった。
音が出ないのは困るので再度バラしてなんとか音は出るようになったが、やはりベロシティーが最大で鳴るキーがちらほら。つまり、これまでと大して変わらないという残念な結果となった。

写真撮る余裕がなかったが、ラバーカップの中の黒い導電ゴムの接点が摩滅している感じ。
この手の接点は消耗品なのだろう。日本のKORGは分解が必要な部分のパーツは一般に卸してくれないので、個人での新品交換はできない。

この鍵盤、アクションにグリースが塗られまくって、長年積もった埃を巻き込んでとても汚くなっていた。そういうのを綺麗にしてグリースも塗り直せば良いのだろうが、グリスもないし、大変なので、見なかったことにして、そのまんま組み直した。

ただ、組み直したら、なぜだかはわからないが、上述のチャカチャカと五月蝿いノイズが、マシになった。

それにしても、ピアノ鍵盤はバラすのが大変、面倒くさい。ネジの数も多く、どこを閉め忘れたのか分からないが、一個余らせてしまった。

やはり、治すなら素直にメーカー修理に出すのが筋なのだろうと思う。メーカーに送るのも、それはそれで、大きく重たいものを梱包しなきゃいけないなど、大変なのだが・・・

安いものではないとはいえ、修理にも結構お金がかかる。ならば思い切って新しいものを、という選択も視野に入る。修理しても、同様の使用頻度であれば、また数年後には同じことが起こるわけだし、購入直後からハズレ感があったが、こういう展開になると、もういいや、という気持ちにもなる。最低10年ぐらいはメンテフリーで使えればと思ったが、ダメだった。この鍵盤はせいぜい4,5年しか持たない・・

Saturday, January 19, 2013

今日の 鍵盤の支点の長さを推定をしてみた

メモ: 鍵盤楽器の鍵盤の端〜支点までの長さはどれぐらいなのだろうか、目に見える部分から推測してみるテストとその所感。
---
実際の鍵盤の支点は鍵盤面より下にあったりするのでこの図の通りではないのだが、鍵盤面の延長線上に支点があると仮定して図を書いてみると、目に見える部分の計測から目に見えない支点〜鍵盤端の長さを推測できる。



Kは目に見えてる鍵盤面の長さ 
H1とH2 は鍵盤を押した時に鍵盤が沈み込む量で H1は鍵盤の根元(支点に近い方)の沈み込み、 H2は鍵盤の端、一番手前のところの沈み込みとする。 
Lは仮想の支点〜鍵盤端までの距離
という事で、目に見えてる所の鍵盤の長さと、見えてる所の根元、手元の両端の沈み込み量を測れば長さLが計算できるはずである。

(あるいは鍵盤端と、そこから任意の距離Kとその点の沈み込みをH1として測っても良い。)

誤差や、実物は図とは違う、という事はあるが、大雑把な推定はこれで出来るはずだ。

沈み込み量の計測はなかなか微妙で、測定誤差、測定ミスなどで当然値が振れる。
普通の物差しなどの1mm単位だと誤差が大きいので、ノギスのデプス機能を使うなど工夫が必要だ。
---
例えば K=150mm 、H2=10mm つまり 目に見えている部分の鍵盤の長さ 15cm の機種で鍵盤端(手前)を1cm押した時に鍵盤根元(奥)がどれぐらい沈むものか、支点長 Lを変数に計算してみると


こんな感じになる。

---
実物を測ってみると、KORG KROME 88 は H2 10mm , H1 3mm , K 150mm 、 KORG SG1Dは H2 12mm, H1 3.4mm ぐらいだったかな、計測誤差があるので正確ではないが、計算値はそれぞれ214mm, 209mm程度と、両者近い値が出た。

微妙な測定なので誤差があり、計算値もそれにより当然ずれるのだが、設計値はL=210mm前後ではないか、という事になると思う。もちろん実際どうなのかは設計図面を見るか、分解して実測するしかないわけだが。

SG1Dは中を開けた写真があるので参考までに置いておく。支点は鍵盤面より下で、シャーシに近い所にある。開けた時には長さなど気になどしてなかったので実測はしていないのだが、この写真を見ても、上記の図式で得られたL=210mm程度という推定はさほど間違っていないと思う。
2019/09/16 追記 KROME修理時に実測してみたら、ほぼ 210mmだった


SG1Dの鍵盤 (KX88と同じものでYAMAHA製らしい)

---
という事で、実際測ってみて KROME 88の鍵盤ストロークが微妙に浅い様に感じたのは気のせいではなかった、とか、鍵盤根元の方でもSG1Dと変わらずそれなりにきちんと弾けるので支点長さは同等である、という感覚的事象の裏は取れたと思う。 

電子ピアノだと、〇〇は短鍵盤でダメとか質問箱だのレヴューサイトなどに書かれているが、実際に何センチなのか具体例を示してる意見はなかなか出ていない。電子ピアノではカシオが特に叩かれているが、店頭で触ってみてもタッチの好き嫌いは別にして、そんな酷い感じはしないのだが、執拗に貶されている感がある。 薦められないというなら、ピアノ教師に言わせれば電子ピアノはお勧めしないときっぱり言うであろう。値段と販売網の広さから既存の楽器メーカーのシェアが侵食されてるのでそれを面白くないと思う筋の人間がいるのだろうかと勘ぐってしまうぐらいである。
KORG KROME 88に関しても鍵盤が短いからダメとか見かけたのだが、根拠なく言ってるだけの様だ。 何れにしても測ってみたらこんなに短い、けしからん、という話なのであれば納得もできるのだが、そうではないのである。一種の誹謗中傷の類であろうと思う。

元々並の電子ピアノ鍵盤は本物のグランドピアノと比べるとやはり短いのは事実でもあろうとは思う。  そしてメーカーや機種によって設計値が色々ある事だろう。

しかし、そもそも楽器としては発声原理もダイナミックレンジも何もかも全く別物であるわけだ。純粋に本物のクラシックのピアニストを目指すなら本物で練習するのが筋で、電子ピアノやキーボードは夜間の譜読みとか運指確認など補助的な道具にしかならないのかもしれない。あたりまえの事だが、本物を望むなら本物を使う以外ない。電子ピアノは所詮イミテーションなのである。

けれども、電子楽器の鍵盤は本物ではないのは当たり前であり、しかしだから価値がない、という事にもならない。本物のピアノを自由に楽しめる環境を持っている人間がどれほど居るものか。電子ピアノのお陰で、それはあくまでイミテーションではあるものの、誰もがピアノを弾く楽しみの片鱗ぐらいには触れる事が出来る様になったわけである。

グランドピアノの上にキーボードを載せて両者同等に弾きまくってるプロフェッショナルは幾らでも居るわけで、彼らが、例えばシンセの鍵盤は支点が短いから弾けないなんて文句を言ってる様にも見えない。ふにゃふにゃの鍵盤だってミニキーボードだってそれが必要と思えば何だって使うし弾きこなす。 KX-5の鍵盤はとても短いのだがチックコリアは見事に弾きこなすではないか。

所詮は道具であり使いこなしなのであろうと思う...
何のための、誰のための楽器なのか、と言う事を考えれば、短いからダメとか、そいういう事を気にしてもしても仕方がない事に気づくだろう..

今日の さらば KORG New SG1D : 中の写真公開

メモ: 本日、KORG New SG1Dを処分したのだが、以前中を開けて写真を取ったものがあるので、さよならの記念にupすることにする。
---


両サイドのプラスチックガードを外すとぱか、と車のボンネット風に上に開く。プロ機なので現場でサーヴィスしやすい構造にしているのだろうと思う。

重たい理由は、ヤマハ製のウェイテッド鍵盤もさることながら、シャーシもパネルも全部スチール、というところにもあるのだろう。電源トランスもでかい。つまり鉄の塊なのである.. 





上側コントロールパネル面


左にはMIDIコントロール用のベンド、モジュレーションホイールのポットが2つ



これは音源の心臓部なのか、12音ポリなので12個回路が並んでいる




茶色の基板は不明だが、アフタータッチ用の基板?


リボンケーブルはROMカードリーダーに繋がっている


マイコンらしいチップが。その他のIC/LSIは全部DIPタイプというのが時代を感じさせるし、なんかほっとする.. 


これは音源のROMだと思うのだが..


3段重ねになっている.. 


電源が何系統にも分けられている。当然シリーズレギュレーターだと思う。


薄型だがけっこうでかい電源トランス.. 今ならぜったいスイッチング電源採用になるはずだ。


---
と言う事で、実に立派な造りで、ずっと手元に置いておきたかったのだが、諸般の事情もありサヨナラする事となった.. 

おしまい

Friday, December 28, 2012

今日の ZOOM Q3HD にワイドコンバージョンレンズを付けてみた

買い物メモ : ZOOM Q3HD に携帯電話カメラ用のワイドコンバージョンレンズを付けてみたというだけ
---
Q3HDの画角を広げる目的で、DIGITAL KING というブランドの 0.5X ワイドコンバージョンレンズを買ってみた。

ブリスター開封前の写真を撮りわすれたのだが、こんな台紙のやつである...



レンズの裏にリング状の磁石があり、




本体側に鉄のリングを貼り付け、磁石でレンズを取り付けるという仕組みである。


簡単に着脱出来るアイデア商品、なのだが、レンズ位置が明確に固定されるものではなく若干のズレがおきる.. まぁその程度の精度の商品である



当方は近接撮影が多いので、その場合、ピント合わせやマクロ機構のないQ3HDではこのように百均老眼鏡で作ったマクロレンズをかぶせる事になる..



付属のレンズホルダーはOリングを輪ゴムの様にレンズに巻く形式のものなのだが、なんとなく外れやすかったりする..  鉄製の板などに磁石としてレンズをくっつける、という方がいいのかも、と思ってなにかのオマケについてたこんなプレートに貼り付けてみた..が、これはこれでぶら下げて持ち歩くとショックでズレ落ちる危険もある.. 


---

 肝心の画質は、まぁこういう商品なので、周辺光量、周辺流れ、フレアやゴーストが盛大に出る、など決して褒められるものではない。 こういうワイドコンバージョンレンズは、原理的には逆ガリレオ式のファインダーと同じ仕組みなので直接目で覗いてみるとよく分かる..

要するにトイカメラ的な画質になってしまうのだが、それでも画角が広くなるし、お遊び用としては十分役に立つのではないか、と個人的には思っている。周辺が流れたり光量が落ちたりするのも、エフェクトの一つとして見ればいいのかもしれない。

画角の変化は、こんな感じ。ちょっとわかりにくい被写体であるが、

Q3HD ノーマル時


0.5X レンズ着装時

まともなレンズが搭載されたカムコーダーが欲しい気もするが、くっきりはっきり写るってのも逆に曲者で、まわりのゴチャゴチャしたもの、ゴミやら埃などが映り込んだりと、写ってほしくないものが写ることになるからね。

----

さらにアマゾンで800円位で売られている魚眼アダプタを買ってみたのだが..


これが予想以上に使い勝手がよい。





近接させた所を大きく見せ、かつ周辺を広く映し込むという効果があって、キーボード系のデモにとても都合が良いのだ..


Q3HD素のまま、あるいは上の0.5倍程度のワイドコンバージョンレンズではここまで広くかつ手元を大きく撮れない。


安物なのだが、手放せない、なかなか使える奴である..


---
2018/12/21 追記

37mmフィルター枠を付けてみた

先日偶然、Q3HDにコンバージョンレンズを付ける改造という内容のYouTube動画を発見・・・

https://www.youtube.com/watch?v=ZgLJLikTXTM


27mm-37mm のステップアップリングを接着する、というもので、常々フィルター枠があればと思っていた自分としては、その手があったか、という感じのナイスなアイデアの動画だった・・

ということで、早速27-37mm のステップアップリングを入手して、とりあえず安直にアロンアルファで付けてみた・・・

レンズはジャンクで買ってきたビデオカメラ用のワイドコンバージョンレンズなのだが、






こんな感じで着装することが出来る様になった・・

実は、49mmのリングを付けるべく、板切れに穴を開けてリングをはめ込んでQ3HDにくくりつける、というものを試作していたりしたのだが、なんとも不安定でボツにしていた。
このフィルター用のステップアップリングを接着するというのは、とても簡単に行え効果的な手法だと思う・・・ 


レンズは元々カムコーダー用で、Q3HDに対しては大きすぎてアンバランス感はあるのだが、これまで使ってきた小さなレンズよりは画質もよく、入手したものは画角も使いやすい。

Q3HDは楽器関係のメインレコーダーとして使って来ているのだが、もはや古くなったとは言え、まだまだ現役。 こうなったら、とことん使い倒す、という境地になってきた・・・


今日の KORG KROME 88 鍵盤 のエッジ

KROME 88 メモ:別にどうでも良いことなのだが、KORG KROME 88 について一つ気付いた事があるのでメモとして書いておく。
---

元々下手糞未満で適当に鍵盤を弾いて遊んでいる、という類なので、ちゃんと弾けてないからこそ気付いた事だと思うのだが、なんか、微妙に..指が鍵盤の端に引っかかる感触がある.. 

なんか尖ってる気がするような?? という事で比較してみたら、エッジのまるみ、Rのとりかたが他の機種と違ってKROME 88 は Rが小さく、目視では尖って見える、のである。

SG1Dの鍵盤と比較してみたのがこれ


楽器店で、電子ピアノ類の鍵盤を色々見てみたのだが、ここまでRの小さい機種は無かった様である。

まともな弾き方であれば全然問題にならないとおもうけど、グリッサンドの時に鍵盤のエッジに指や掌を当ててしまうと、他の鍵盤と比較すると微妙に余計な引っかかりを感じるかもしれない..

---
追記: なお、ネット上で誰かが KROME 88 の NH鍵盤は短鍵盤と騒いで、その結果実物を触らずしてそれを気にしている人がいる模様なので書いておきます。 現物を触ってみれば明らかなのだが、 KROME 88の鍵盤の支点が短い、根元の方で押せない、という事はありません。

短鍵盤とは何を指すのか知りませんが、KROME 88は SG1Dと比較しても支点が短く根元で押しにくいとは全く感じられません..

KROME 88は 感触がすこし軽い、あるいはソフト、ストロークがちょっと浅い?という感じはするけれど、安いファミリーキーボードみたいに支点が短くて根元で弾きづらい、という事は全くない。

実物は押鍵時に鍵盤面手前が約10mm,この時 根元が約3mm 沈み込む。鍵盤面は150mm。微妙な測定だが、この値を元に仮想的な支点〜鍵盤端の長さを推定すると計算上214mmと言う事になる。測定誤差があるはずで、当然誤差により計算値が振れるので正確ではないが、大雑把に設計値は210mm程度ではないか、と推定できる。 (推定方法はこちら)

Today's KORG KROME 88 Demo 03: COMBI Bank A #097 The Orchestra

Tuesday, December 18, 2012

Today's KORG KROME 88

買い物メモ: 唐突だが、KORGの新製品、 KROME 88 を買ったので、簡単にレポートしてみる。
---
これまで使っていた KORG の SG1Dを、この KROME 88 に置き換えたのである。SG1Dは購入後20年を過ぎたとはいえきちんといい音で動作しているのだが、この先ずっとこいつを保有したまま新しいものを買い足す空間的余裕もなく、転居などのおりに持て余すのは目に見えてる。

つまり買い替えなのだが、長らく欲しいと思っていたKORGのSV1というステージピアノが最近かなり安く買える様になったので、初めはSV1を買うつもりでいたのだが、店頭でKROMEの88鍵盤モデルに触れたり、YouTubeでデモを観たりしていたら欲しくなってきた。

ピアノタッチのウェイテッド鍵盤でありながら15kgを切る軽さ、そしてピアノ音源は全鍵サンプルされているなど、ピアノ音に特に力をいれた商品、という事で、SV1ではなく、KROME 88を買うことにした。

(オールインワンタイプのワークステーションであり、これがあれば古い楽器を捨てられる、という事もある..ずっと保有していたくても諸般の事情が発動しそうな事もある.... )
---
ボディーはシャーシが樹脂製、鍵盤の上のパネルがアルミ、奥がヘアラインのアルミパネルになっている。


88鍵盤で15kg未満という軽さの理由はこの樹脂ボディーと軽い鍵盤にあるのだろうと思う。鍵盤のタッチはSV1に比べると微妙に劣るというか、僅かに軽いというかソフトなのかな、表現し難いが、そういう感じ。

無音で触ってみると、なんとなく安っぽく、頼りなさがある様な、無い様な、でもピアノ音を出して弾いてみると、音源に入っている”コツン”という打鍵音と指先の感覚がシンクロする感じで、ピアノっぽくもある。人間の感覚などいい加減なものなのだと思う。

なお、ネット上で誰かが KROME 88 の NH鍵盤は短鍵盤と騒いで、その結果実物を触らずしてそれを気にしている人がいる模様なので書いておきます。 現物を触ってみれば明らかなのだが、 KROME 88の鍵盤の支点が短い、根元の方で押せない、という事はありません。

短鍵盤とは何を指すのか知りませんが、KROME 88は SG1Dと比較しても支点が短く根元で押しにくいとは全く感じられません.. 
 
KROME 88は 感触がすこし軽い、あるいはソフト、ストロークがちょっと浅い?という感じはするけれど、安いファミリーキーボードみたいに支点が短くて根元で弾きづらい、という事は全くない。 

実物は押鍵時に鍵盤面手前が約10mm,この時 根元が約3mm 沈み込む。鍵盤面の長さは150mm。微妙な測定だが、この値を元に仮想的に支点〜鍵盤端の長さを推定すると計算上214mmと言う事になる。測定誤差があるはずで、当然誤差により計算値が振れるので正確ではないが、大雑把に設計値は210mm程度ではないか、と推定できる。(推定方法はこちら)




コントロール系はシンプルでわかりやすい。今時のシンセにしてはすっきりしている。


カラーLCDディスプレー搭載、これがタッチパネル式で、各種設定などをタッチして行えるようになっている。タッチの反応も悪くない。


ベンドやモジュレーションはホイールではなくラジコンみたいなジョイスティック式。人によっては遠いと思うかもしれない。なにせ88鍵盤の端に装備されているので、左手を大きく伸ばさないと届かない。

今時のシンセらしくSDカードスロットとUSB端子が装備されている。


USBはLinux (Debian squeeze ) からでも認識し、MIDIデバイスとしてMIDI信号の送受信が出来る事を確認した。 USB経由で専用エディターで色々プログラムできる様なのだが当方はWindowsもOSX環境も持ちあわせていないので試していない。



なぜか背面のKORGロゴのRの所がLEDで光る...

なお下のビデオの最初で測ってみた通り、起動に約1分かかる。なんらかのOS的な物が走ってるのだろうと思う。

---
こういう本格的なPCM系のキーボードは初めてなので、なにもかも新しく新鮮。

例によってデモになってないド下手なデモを撮ってみた.. いい音なのは解ると思う.. (後半ノイズが入ってるのはケーブルのトラブルなのだと思う..) 長いのと、下手糞で耳が腐るので、各自適当に飛ばしながら観ておくれ..


適当にビデオ回しながらあれこれ試していたのだが、2時間3時間休みなく弄りっぱなし.. という様におもしろくて、たまらない、止まらない、という状況であった...  個人的には弦楽器やオーケストラ、つまりクラシック系のパッチがツボで、これだけで何時間も遊べる感じだと思った。

つまり相当音がよい、のであるが、ではこれまで使ってきた古いKORG SG1DやKAWAI K1 の音はそんなに悪いか、というと、そんな事はないと思った。サンプルレートやビット分解能は劣るのかもしれないけど、それぞれ個性のある強い、太い音が出る。このKROMEにはSG1Dの音も入っているのだけど、やっぱり実機とは鳴り方というか音が全然違う。デジタル楽器だから同じ音がする、というわけでもないのがおもしろい。 

とにかく、こいつが当面の遊び道具となった..
しかしKORGは、ホントに欲しくなる様な商品ばっかり開発してくるものだ.. 日本の誇りだ.. 


新しいシンセを買って.. 店頭のDX7のストリングスがふうゎぁーっと鳴った時にじーんと来てシンセを買おうと思うきっかけになった、そんな昔話も思い出してしまった。買ったのはKAWAI K1だったけど..

-------------
2013 3/5 追記
以上は納品直後の喜びでいささか舞い上がりのレポートとなってしまった。
その後どうなったか.. → 今日の KORG KROME 88 ダメ出し編 

--- 余談 ---

今年9月発売の商品なのだが、割りと人気がある様で、2012年12月現在、特に88鍵盤モデルは品薄の様だ。

私は11月半ばにサウンドハウスに注文したのだが、その時点で在庫なし、メーカー納期未定であった。注文後丁度1ヶ月で納品されたのだが、その時点でも納期未定のままなので、入荷した分がそのまま受注分の出荷にまわり、店の在庫にはならないのだろうと思う。61鍵盤や73鍵盤モデルは普通に在庫がある様子なので、88鍵盤モデルは弾数が少ないのかもしれない。

88鍵盤にして15kgを切る重量は特筆すべき軽さではあるが、それでも梱包重量は20kgあり、箱は長さ160cm位ある大きなもので、店頭で受け取っても持って帰れないと思う。こういう大型商品はトラブル時などの事も考えると近場で買った方が良いのだろうと思う。そういう意味で、当初は、最寄りの例の島村楽器で購入するつもりでいたのだが、実際商談するべく出向いてみると、こういうたいへん残念な店であったために購入を断念し、SG1Dの処分は保留して通販の利用となった。配送や買い替えの相談すら出来ない役に立たない実店舗など存在する意味がないと思うのだが,そういう事なので仕方がない。


SG1Dは処分が決まるまでは玄関先に立てかけてある...

Saturday, September 15, 2012

Today's KORG microMADNESS : Two minutes of microMADNESS




---
KORGのコンテスト、ダメ元でもう1本ビデオを作ってエントリーしてしまった..

Linux的なメモとして、こいつは openshot で編集したものなのだが、途中で出てくる4x3のビデオのタイルは mplayer と ffmpeg の組み合わせで作ってみた。

つまり、 mplayer で個々のビデオを画面上にタイル状に並べて同時再生して、それをffmpegでスクリーンキャプチャする、という事で、簡単なスクリプトでやってみたら、けっこううまく行った。 320x240 というQVGAサイズを 4x3で並べると丁度720pと同じサイズになる..

コマンドを羅列しただけのいい加減かつドン臭い即席スクリプトだけど、役に立った...


#!/bin/bash
mplayer -loop 0 -noborder -ontop -geometry 0:0   mad_0.mp4  &
mplayer -loop 0 -noborder -ontop -geometry 320:0   mad_1.flv  &
mplayer -loop 0 -noborder -ontop -geometry 640:0   mad_3.flv  &
mplayer -loop 0 -noborder -ontop -geometry 960:0   mad_2.flv  &
mplayer -loop 0 -noborder -ontop -geometry 0:240 mad_4.flv  &
mplayer -loop 0 -noborder -ontop -geometry 320:240 mad_5.flv  &
mplayer -loop 0 -noborder -ontop -geometry 640:240 mad_10.flv  &
mplayer -loop 0 -noborder -ontop -geometry 960:240 mad_11.mp4  &
mplayer -loop 0 -noborder -ontop -geometry 0:480 mad_8.flv  &
mplayer -loop 0 -noborder -ontop -geometry 320:480 mad_9.flv  &
mplayer -loop 0 -noborder -ontop -geometry 640:480 mad_7.flv  &
mplayer -loop 0 -noborder -ontop -geometry 960:480 mad_2.flv  &
ffmpeg -f x11grab -s 1280x720 -r 30 -i :0.0 -vcodec mpeg4 -b 40000k -minrate 4000k madmulti.mp4

昨年買った激安マシンなのだが、QVGA動画を1ダース同時再生して720p 30fps でキャプチャ出来るぐらいは問題なくできるという検証にもなった.. atomマシンだったら無理だと思うが..

Saturday, August 25, 2012

Today's KORG microMADNESS : Electronic Piano and microKORG



---
KORG が microMADNESS という microKORGのビデオコンテストをやっているので記念にupしてみた。ちゃんと弾けるものは何もないのでmonotronの時の様に数打って当てる方式はできないのでダメ元にもならないのだが、まぁ参加することに意義がある、炎上する掲示板に記念カキコと書くのと同じ様なものである...  

多重録音、打ち込みなどは不得意だしPCのMIDIのレイテンシーがとんでもないのでやる気もしないのでエレピにMIDI接続してそのまま適当に弾く、エレピにトッピングするという形..