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Tuesday, July 11, 2017

Today's Testing SONY MU-L021 with KORG KROME : SONY MU-L021の入手とテスト

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memo : SONY MU-L021 を入手

またまた例によってジャンク品を入手したのだが、今回はSONYのMU-L021という2chのコンプレッサー・リミッター。 音出ましたがエフェクト効かない様ですという注釈が付いて1080円。コンプレッサーは敢えて導入する必要性を感じていたわけではないけれど、過入力対策や音の味付けのエフェクトとして興味があったので、何時もの通りダメ元で買ってみた。正直治せる自信は全く無かったが、壊れてても部品取りになればいいかなと。 

(ちなみにMU-R201も音出ずで540円で出ていたので同時にゲット、前回同様バスバーの半田クラックが原因でハンダ修正したら使えるようになった・・MU-R201修理の記事に追記しておいた・・)

持ち帰って早速動作チェックをしてみたのだが、注釈とは裏腹に、ちゃんとエフェクトが効いた。一応完動品だった。これはちょっとラッキー。


ということで、何時もの楽器遊びのシステムの適当な位置(2mix後の最後のリヴァーブの後ろ、録音レベル設定用のミキサーの前)に繋いでしばらく使ってみることにした・・


いったいどんな効果があるのか、音がどうなのか、というテストが冒頭のビデオである。

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ネットにあまり情報が転がってないので、以下に中を開けてみた時に撮った写真を掲載しておく。マニュアルも拾えなかったので、この機種の仕様詳細など不明なのだが、コンプレッサー、リミッター、ノイズゲートとして使えるという事、ゲインはゼロで入出力レベルの調整は出来ない、プロ機のラインレベル準拠で作られているので民生用ラインレベルだとスレッショルドをかなり低く(ほぼ最小)しないとコンプが掛からない。(もしかしたら、チェックした店員はそれに気づかずエフェクトが掛からないと判断したのかもしれない)


VCAコンプという事だが、別段特殊な部品が使われているわけではなかったが、オペアンプの品種がちょっとマニアックというか、


TIの072は良いとして、シャープのIR94558 とか、おそらく松下の6458とか、4558互換と思われるチップにあまり見かけないメーカーが採用されている。JRCではなくシャープとか松下を選んだ理由は何なのであろうか興味のある所である・・









90年代初期の製品らしいので、経年変化や調整ズレなどあるかも知れないが、スペックも分からずオリジナルの状態も知る由もないので、現状のものが正常なのが要調整なのかよくわからない。プロ機なので入出力はバランスのXLRとフォンジャックという仕様。

使ってみた感じだと、コンプレッションレシオを高くすると、クリック音が出る程スパリとコンプがかかる。いわゆるハードニーという特性らしい。なので、レシオ高めで、スレッショルドを高めにすると不自然にパツパツと聞こえる。ドラムだけに掛けるなら、それはアクセントにもなるかも知れないが、2mix後にかけるとノイズっぽくなる。

またレシオを高くとるとスレッショルドを跨いでパコパコと不自然にトリガーを繰り返す感じにもなる。あくまで2mixの最後にかけるコンプとしては、コンプレッションのツマミ位置は12時以内が限度かな、という感じ。

コンプレッサーを入れると、ドラムなどの音が締まる感じもするが、当然パルシブな躍動感も後退する。ピアノ音なども、和音をゴーンと鳴らして音量があると、音が軽くなる感じ。軽めにかけて使う感じに於いて、通すと音が極端に劣化すると言うこともない感じ。
コンプなので当然ピークレベルが抑えられるので、軽く掛けておくと録音時のレベルオーバー回避に使えそうである。

という事で、しばらく軽くかけて使ってみる事にする・・

以上

Monday, June 05, 2017

Today's Timepiece : KORG DSN-12 : ニコンの実体顕微鏡 SMZを入手


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memo:ジャンクなNikonの実体顕微鏡を入手してしまったと言う話

先日、某ハードオフで、いかにも、工場かどこかの検査工程で使われていたものが持ち込まれたという風情の、ちょっとスレた、ゴツい台座付きの実体顕微鏡がレジ前に転がされていた。税込み3240円という値札がついていた・・

実体顕微鏡は低倍率だが両眼で対象物を立体視できる、言わばハイエンドのルーペみたいなもので、持っていれば便利な事もあるが、しかしだからといって一家に一台というものでもなく、明確な使用目的を持たない人間ではなかなか買いにくいものでもある。前からちょっと欲しいとは思っていたが、だからと言って積極的に購入を検討するほどの必要性を持っていなかった。

ということでチラっと見ただけで触らずにスルーしたのだが、帰宅してちょっとオークションなどを調べて見たのだが、実体顕微鏡はけっこう人気があって、中古でも結構良い値段が付いているし、入札も盛んの様だ。数千円ではなかなか買えるものではないらしいのだ。

 大きな架台は置き場所に困る、とても重い、と言うことで2週ほど売れ残ってるのを横目に見つつ様子をみていたのだが、置き場所は後から考えればいい、オシロの時みたいに床に転がせる台座とか作るのもいいかも、などと、買わずに後悔するより買って後悔する事にした。三千円だし。
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という事で入手して清掃という程度の整備をしてみたのだが、アイピースや対物レンズ、プリズム表面などは染みの様な汚れが見られたが、外から拭ける所は、アルコール拭きなどを行い、完璧ではないが観察には問題ない程度にした。アイピースも、いかにもどこかの現場の実用品だったと言う証拠とも言える拭き傷や染みが残っているが、観察に影響が出る程でもなかった。

問題が出たのは架台の上下のピント合わせ機構で、当初大変渋く、パーツクリーナーを掛けたり、分解してみたりして上手く動くようになった・・と思いきや、突然上下動が全く動かなくなってしまった。スライド部がノブでは全く動かず分解も出来なかった。やはりジャンク、万事休す、となりかけたのだが、乱暴だがハンマーで叩いて無理やり外した。アリ型というか台形というか、スライド部の摺動面が傷んでいたのか、食いつきで動かなかったようだ。

このスライドする台形部材の取り付けボルトの締め付け加減が非常に微妙な感じで、普通に軽く閉めると動かなくなる・・正式にはすり合わせをきちんと取る、シムなどを入れてクリアランスを調整するのだろうが、道具も知識もなく、取り付けボルトをガタが出てるか出てないか、程度の、ボルトとしては全く閉めてないと言える程緩く調整して動作する様に調整した。将来振動などでボルトが閉まってくれば固くなり、逆に緩んでくればガタが出る、という不安定さが内在する事になるのだが、業務使用するわけでもなく、次にトラブルが出た時に考えることにする。3000円だし。

鏡筒を固定するローレットネジが欠品していた。また鏡筒側のネジが当たる部分周辺の溝が若干削られ気味になっていた。このネジがないと台座と本体は重力で載っているだけで固定されずガタガタで不安定になるのでこのネジは必須。手持ちのM3 ネジではスカスカ、M4ネジは入らないという事で3.5mmと予想してネジを買ってきが、ビンゴの様である。 手持ちのジャンクのなかに3.5mmの真鍮のローレットのナットみたいなものが有ったので、これを3.5mmネジに締め込んで、手で締め付けられるローレットねじの代用とした。ネジの先は丸まった鉛筆の先、程度に削って丸めておくと、鏡筒の溝にジャストミートして軽い力で閉めてもガタツキが無く固定出来る様である。


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というわけでなんとか使える様にしたのだが、問題の置き場所は、PCデスク横にプリンタ台として置いていたスチールラックの上とした。エレクター(モドキ)の頑丈なラックなのが幸い。なにせ、片手で持ち上げるのは無理というか、危ないぐらいの重さがあるから。

卓上には長すぎる水平のアームは、本来の使い方ではないとは思うが、アームの金具を逆側に使うことで、手前側の張り出しを少なくしてなんとか台の上に観察視野が入る様にした。

この鋳鉄の台座がとても重たいのである。まるでバーベルのウエイトそのもの。


照明はとりあえず自在アームに挟んだLEDライト・・

この機械は型番の書かれた銘板などがどこにもなく、Nikonとシリアル番号が印刷されたシールが一枚貼られているだけなのだが、どうも形から言うとSMZという機種らしい。結構スレてはいるが、つまり一応今でも新品を買える現行品という事になる。ジャンクでこれほど格安で出てなければ、まず買うことはなかったであろう。不思議な巡りあわせであると思う。
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入手してから何に使おうなどというのは本末転倒なお粗末な話だが、とりあえず、音楽のためのムービー作り、ムービーのための音楽作り、という何時もの趣味のネタになるかもしれないと、ビデオ撮影をしてみよう、と思いついて、適当な端材などで撮影用治具の試作。いわゆるコリメート撮影を行う治具である。


普通のデジカメやカムコーダー用で作るのはカメラの固定が難しそうだが、小型軽量かつ棒状のQ3HDなら簡単ではないかと言う事でこのような物を作ってみた。




 なんとなくこんな感じ。見てくれも使い勝手も良いとは言えないが、なんとかカメラを保持する事ができた。 光軸と、アイピースとカメラレンズの位置合わせはとても微妙で、少しでもずれるとブラックアウトする。光軸が合ってるのは当然として、アイピース表面から近す過ぎてもダメ、遠すぎてもダメ。人間の瞳(絞り)にあたる位置にカメラのそれを合わせる感じ。このNikonのアイピースでは、アイピース端面からQ3HDの間の距離は、図らずも工作に使った板切れ1枚分(10mmから11mm程度)の距離で上手く行った。



このアダプタをアイピースに嵌め込んでカメラを輪ゴムで止めるという寸法。工作精度や重量バランスの問題で、Q3HDは天地逆にしないとアダプタが微妙に傾いで光軸がズレてブラックアウトしてしまう。


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と言うことで、いい加減だがなんとか動画撮影が出来る様になったので、どんな絵が撮れるのか試してみたのが、冒頭のビデオ、という事であった。

実体顕微鏡は元々両眼で立体視するものであり、小さなものがものすごく奥行き深く、あるいは高低差を感じる、とても立体感を伴って見える。単眼のルーペで見るのとは別次元の見え方がする....これはビデオで撮影しても再現はできないのが残念ではある。


冒頭ビデオを白黒作品にしたのは、気分的な問題が主なのだが、照明がプアで暗めに撮れてしまい、また普通のLEDライトという事もあり色味があまりよくなかった事に対するごまかしでもある。 ライティングは今後の課題かな。





この時計は15年程前に買ったもので、裏がガラス張りでメカが丸見えなので面白い素材になるか・・と思ったのだが、自動巻きローターやその機構でメカの大半が良く見えない機械なので、メカ部は絵的にはイマイチではあった。

ビデオには撮らなかったが、アンクルの爪とガンギ車の部分を拡大してみると・・ たいして使っては居ないが経年変化でオイルが劣化したスラッジの様なものがゴミとしてまとわりついているのが見えた・・やはり言われているように機械式の時計は定期的なメインテナンス、分解洗浄給油が必要なのだな、という、肉眼では見えないそういう物が見えてしまうのである。 

顕微鏡が発明されたら世の中が不潔になった、という話があるのだが、まさにそういう感じである。 潔癖症の人は普段手に触れているものは観察しない方が良いかも知れない。ちょっと皮脂で曇ってる、汚れてる、という普通の日常を拡大してみるとものすごく汚れて見えるからである。 


ビデオ 第二弾追加





おわり






Saturday, April 01, 2017

Today's Tape delay patching with a 3 head cassette tape recorder


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解説: とうとう、カセットデッキのジャンクを入手してしまった。とりあえず使える様に軽く整備して、3ヘッドという特徴を利用してテープディレイとして使ってみるという実験をしてみたのが上のビデオ。以前SONYのデンスケでも同じことをしているのだが、本機種はステレオかつ録再ヘッド間隔がデンスケより狭いのでディレイタイムが短い2ヘッドのテープディレイという事になる・・
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DENON DR-M2という機種を見つけた。かなりくたびれた、使用感のある個体だったのだが、電源が入り実走行を確認、3ヘッドでシングルキャプスタンではあるがDDすなわちダイレクトドライブ機でベルト未使用、整備マニュアルもネットで拾えるという事での入手してしまった。 ボリウムやスイッチ類のガリ取り程度で使えるだろうという目論見。

基本動作するのだが、テープ送りでカラカラと異音がする、テープ蓋の閉まりが悪くテープのロード時にテープの位置ずれが起きる、スイッチやボリウムはガリガリで音が途切れる、という感じ。 ということで、とりあえず分解してみたのだが・・


外装固定用のビス類の一部ネジ穴がバカになっていたり、コネクタ類や基板にマジックで番号が振られていた。つまり以前分解修理された形跡があった・・ 変な弄られ方してなければよいのだが・・基板上は特に修正等の形跡は見られず


テープ部蓋の枠の樹脂割れの形跡・・接着修理されていた・・ また外装蓋の収まりが悪くテープロードのミスが起きるのは、この枠の根本の金属部が変形していた為らしく、とりあえずだいたい真っ直ぐにしておいたが、収まりは正常に戻った・・


テープ送りの異音は、この回転センサー用のLEDが検出用ホイールと擦れている為の様だった・・擦れた筋が入ってる。これはLED位置を適当に指で修正・・・


シングルキャプスタンだが一応3ヘッド・・テンションサーボ付きというもの。この辺は鬼門なので下手に弄らない・・


キャプスタンはDDモーター、テープ送り用モーター、そしてメカ駆動用の3モーターのトランスポート。 ピンチローラーは見た目は普通だけど、アルコールで拭いても拭いても黒いものがうっすら付いてくるのはゴムが劣化しているからなのだろうと思う・・


カセット蓋はエアダンパーが効かず。パーツクリーナーで脱脂したら一応正常に戻ったのだが、効きがイマイチのようだったのでクリーナーで再度クリーニングしたら今度は効きすぎて動きにくくなり・・あれこれ弄ってるうちに、ピストンのゴムが傷んだのか、全く効かなくなって元の木阿弥・・ ガチャリとラジカセ風に開くご愛嬌となった。

ガリ取りは、アルコール洗浄と接点復活剤噴射で済ませた。録音レベル用フェーダーはガリは取れたのだが、最大値の所で接触がなくなり音が途切れる。これは洗浄や復活剤では治らず・・

テープ速度は、以前テープスピード測定の件で作った自作のなんちゃってテストテープで合わせておいた。DDだけあって、ワウフラは殆ど感じず。基準テープを録音したテレコのワウフラがあるので、チューナーはフラフラするが、ラフなカセット規格の中には入ってるとは思う。 録再系のレベル調整などは機材やテストテープが無いので手が付かない・・メーターや出力レベルが狂ってる気もするが仕方がない。

できる範囲の調整の後、やっと組み上げたら、なぜかネジが余ってもう一度バラすなど、何度も開け閉めするはめになった・・ 

学生時代に同じDENONの DR-F2という同等価格帯の製品を使っていてDENONに悪いイメージはないのだが、この機種はそれより新しくメカ的には進歩しているのだが、作りはちゃちにもなってる。この機種の筐体のシャーシは樹脂で、そういう意味で作りは安物なのだが、3モーターのDD機種という強みもある。DDで3ヘッド機でなければスルーしてたと思う。 34,5年前の機種だけど、曲がりなりにもちゃんと稼働するのだから大したものなのだが、この80年代から90年代にかけては電子立国の黄金期、この機械も内部部品は一部チップを除いてICもCRパーツも全て国産品・・という事だからかもしれない。


またまたジャンク品入手という感じだが、録音機材の一つとして手に入れておきたかったものでもあった・・MTRと同じで、殆ど使うこともないであろうに・・
テープコンプ効果や、わざとノイズの交じるアナログ音にするマスタリングなど試してみたい気がする・・

Saturday, March 11, 2017

Today's Yamaha QY-8 demo


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memo

ヤマハの QY-8という音源内蔵のポータブルシーケンサーのジャンク品を入手した。
まだ使い方が良くわからないが、デモ曲と、プリセットのバッキングに別パートを手弾きで加えてみた、というのが上記のビデオ。

ジャンク置き場の箱に無造作に放り込まれていた古びた昔のゲーム機・・・と思って手に取ると、ヤマハのシーケンサーだったという落ち。

このシリーズ、QY10など、QYシリーズは人気のあるポータブルシーケンサーという事は知っていたのだが、その中で尤も簡素なもの。他のモデルは12音階の鍵盤的なキーボードがあるのだが、この機種は見たとおりゲーム機のごときカーソルキーや押しボタンがあるだけ。

なんか気になったので、悪い癖とは知りつつ500円だったので買ってみたのだが、持ち帰ってみると、出荷時からそのままのディスプレーの保護用フィルムが張りっぱなしで、剥がしてみると無傷でツルピカ画面になった。 ゴムっぽいボタン類もよく見ると綺麗で汚れも傷もない。 電池部は残念ながら液漏れ腐食で端子がボロボロだったが、ACアダプタで通電すると正常に動作し音も出た。 おそらく、元の所有者は、買ったものの、余り使わず電池が入ったまま長年放置の後処分、というところか。



液漏れ跡を掃除し、腐食部を磨き、折れた電極部はホームセンターで買った電池バネをハンダ付けして修理完了。

音源的にはモノラルでエフェクトもない。色んなジャンル、曲調のプリセットのバッキングパターンが内蔵されていて、それを並べて、4つのソロパートを打ち込んで曲に仕上げる、というタイプのシーケンサー。 

機能が良く解らないまま、ちょっといじってみたのだが、やはり打ち込みなので、音程やその長さをチマチマと打ち込んでゆかねばならない。それをカーソルキーやボタンでポチポチと入れてゆくという手法で、ピアノロールでも面倒と思う性格の私には全く向かない方式の様に思える。 YouTubeに、これでちゃんと曲を打ち込んだ人の曲が出てるけど、結構手間暇がかかっているはずだ。私には無理。


ただ、MIDI INとOUT端子が出ており、MIDI INからの情報で音源を鳴らせたり、シーケンスを録音することもでき、押さえたキーによって、バッキングのコード認識もでき、オートコード的な伴奏も付けられる事は確認できた。 

バッキングのコード進行を打ち込めば、他のシンセ演奏用のバッキング音源で使えそうではある・・

音質は、今時で言うと量販店のファミリーキーボード的な感じで時代を感じさせるもので、デモを聞いても分かる通り、なんかカラオケにも似た感じ。


Monday, January 30, 2017

Today's Fixing and testing SONY MU-R201 Digital reverb : SONY MU-R201 の修理とテスト


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Abstract : If your SONY MU-R201 having unstable hush and buzz noise you may fix it with re-soldering the bus-bars.
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解説

またしてもジャンク品修理の記録なのだが、今回はSONYのMU-R201というデジタルリヴァーブ。
以下結果的に3台修理した記録としてのメモ、所感です


1986年頃の製品で、つまり30年前のものである。当時の雑誌に広告が出ていたのをなんとなく覚えている、当時としては画期的なデジタルリヴァーブで、今でも使っている人が居る割と評価の高い製品。 別に探していたとか、どうしても欲しかった、というわけでは全然無かったのだが、たまたま1000円ジャンクとして転がって居たのを見つけてしまったので、電源が入るのを確認した上、例によって当たりのくじ運を引くべく買ってみた・・・

SONY MU-R201

持ち帰って埃をはらって、カオシレーターを入力として、軽くチェックしてみると、ちゃんとエフェクトが効く・・・! 

中を開けてみても問題なさそうだし、メモリー保持用の電池も生きていた。 つまり筐体やジャック類のクリーニング以外必要ない。 つまり、当たりを引いた!


銅メッキのビスが使われていたり

 
銅のバスバーや銅箔スチロールコンデンサー、音響用電解コンデンサーなどが使われていたり、 信号処理ICやDACもSONY謹製のカスタム品と、それなりにコストをかけた作りになっている。 基板が片面紙エポというのが残念といえば残念なのだが、なかなかよいものを手に入れた・・

と思ったのだが、いざシステムに組み込んでみると・・・・ 一転して、バズ音とシャーシャー言うヒスノイズ、ブツブツ言うデジタル的なノイズに加え、筐体の振動を拾ってでボコボコと大きな音を立てた・・・ やっぱハズレだったのだ・・

なるほど、1000円という値付けはこういう事だったのか・・・ 

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 という事で、修理することになったわけだが・・

エフェクトは一応かかるが、大きなノイズが出て、叩くとボコボコ言う、つまり配線系で何処か外れてるか接触不良なのだろう、と察したのだが、ググってみると、全く同じ症状を直したというこの記事に行き当たった



これと同じであれば、簡単に治せるはず、ということで、早速開けて調べてみると・・・



電源とGNDの接続にこういう銅のバスバーが何本か走っているのだが、


こいつのハンダ付け箇所をルーペで観察してみると・・・


クラックが出ている!


叩くとボコボコ言ったり、ノイズが出たのは、やはりこれが原因らしい・・・


 という事で、半田を付け直してみた。

このバスバーは、プリント基板の銅箔より遥かに厚く幅も広いので、意図としては電源やGNDのインピーダンスを下げるための配線である。 通常の部品のリード端子より、遥かに熱容量が大きく熱が逃げやすいので、ハンダが乗りにくかった。

一番幅広のバスバーは、温度調節コテ(ちゃんと温度でフィードバックがかかるもの)の最高出力でも出力不足気味だった・・

熱的な特性で製造時点でハンダの乗りが悪かった可能性もあるし、この通常部品より重たいバーという事で、温度変化、運送時の衝撃や振動、筐体のたわみの影響を受けやすく、結果としてこういうクラックが生じるのだろう。

と言う事で、酷いノイズが収まって、ちゃんと使えるものになった。


16bit 26kHzサンプルという仕様だからか、経年なのか、エフェクト出力を最大にすると、若干ヒス音が感じられるし、今時の24bit な製品より音が暗めの気もする。

けれども、リヴァーブタイムを長くとっても、あまりゴロゴロ感が無い、割と自然な感じ。 
と言う事でシステムの仲間入りさせ、全体にかけるリヴァーブとして使ってみることになった・・・

というのが冒頭のビデオという次第。 アンビエントたっぷり、ホワホワな深いリヴァーブは、音楽的にはともかく、鳴らしていると気持ちが良い。

★★

07/06/2017 追記 2台目入手 やはりバスバーの半田クラック

先日、この MU-R201の Ibanez OEM版である SDR-1000という機種のジャンクが2000円で出ていた。ちょっと気になったのでチェックしてみると、電源を入れてもディスプレーが不点灯、スタンバイスイッチのLEDも付かない、と言う感じであったのでパス。

なにせMU-R201は古いし、デジタル系はSONYのカスタムチップが使われていたり、電源のヒューズはトランス内蔵で、つまり飛ばしてしまったらそれでオシマイ、なかなか凝った電源回路構成で薄型でタップが多いこの機種専用のカスタムトランスで、当然交換部品はない。 

という事で、予備とか部品取り用として持っておきたいという煩悩が生じてしまったのだが、流石にLEDが点かないようなものは買いたくない。

しかし、翌週別の店で、MU-R201がエフェクト効きません、という物が、なんと500円で出ていた。

電源を入れてみると・・この個体は、ディスプレーやLEDは点灯するし、プログラムも変わる。音はチェックしなかったが、筐体を叩くと、例によってLEDレベルメーターがポンポンと飛び跳ねる・・これは上記修理の場合と同じ症状なのでバスバーの半田修正で治る可能性が高い・・という事で入手した。 もし治らなくても、500円だし、部品取りとしても文句はない・・

で、早速バスバー接続部の半田修正を行ったのだが


予想通り、エフェクトが効くようになった。メモリー保持のバッテリーもまだ生きてるし、ボリウムのガリも無い個体だった。 上記個体同様、やはりデジタルノイズ的なものはやや大きめだったが、例によって経年なのか機種固有なのかは不明


という事で、この機種、もし電源が入る個体であれば、案外簡単に治る・・かもしれない。 完動品の中古は案外高いけど、1万円出すなら、最近評判のよいZOOMの小型のペダルの方がお勧めとおもうが、五百円、千円のジャンクを拾えれば、自己責任の上でチャレンジしてみる価値はあるかもしれない。

★★★

2017/11/17追記

3台目・・やはり全く同じ

ある日何気なく入ったリサイクルショップが新装とかで、ほとんど無かった楽器のジャンク機材が置かれてるようになっていた。MU-R201も置いて有ったのが、既に2台保有でお腹いっぱいで様子をみていた・・・やはり古い楽器機材はあまり売れないのかその他の商品と共に全然売れる気配がないので、暇つぶしにもなるので、馬鹿だとは思ったが、買ってみた。千円だったし。

持ち帰ってみると、ACプラグが”これは使えないよ”と言わんばかりにわざと捩じられていたのだが・・ 修正して電源を入れてみると、上記2台と全く同じ、入力なしでメーターLEDが点灯しっぱなし、筐体を叩くとメーターに反応がある、蛍光表示管は点灯しプログラムも変わる、という症状・・

早速開けてみたら



やはり


銅のバスバーのはんだ付け部分が 


 多数クラックが出ている

バスバーの半田修正を加えると通常動作するようになった。
この機種は、年式も古いということもあってか、ヒスノイズやデジタルノイズ的なものが若干多め、というのはこの3台目も変わらず。



ともかく、電源が入って、蛍光表示管が点灯して、ボタン操作が出来て、入力を入れなくてもLEDメーターが点灯する、筐体を叩くとLEDメーターが動く、などというという症状であれば、回路は生きており、この電源、グランド系のバスバーのはんだ付け箇所がクラックで接続が怪しくなっているのが原因なので、半田箇所の修正だけで治せる確率がかなり高い、と言うことができると思う。

繰り返すけど、1万円予算があるなら、ZOOMのペダルが良いと思うけど、電源の入るようなものが500円とか、千円で放り投げられていたら、研究用に買ってみるのは悪くないと思う。なにせかつてはプロのスタジオで多用された有名な機材だから、腐っても鯛だとおもう。アマチュアの楽器遊びには、音が出れば今でも十分使えるものと思います。

★★

2019/01/05 追記

おかしなエラー表示が出たのだが・・・ 


はて、SRAM用のバッテリーかもと思ったので開けてみたのだが、バッテリーは古いままだがちゃんと電圧が出ていた・・・ 何度も電源を入れたり切ったりしたのだが治らない・・ とごちゃごちゃといじってたら、なぜか元に戻った・・・ 何かが狂ったのだろうと思うが原因不明・・ジャンク品だし仕方がないけど、お遊びで使うものだから、使えればOKだ・・・


んで、調べてる時に、バッテリーで内容を保持しているSRAMの電源を一度GNDに落として、SRAMの内容を飛ばしてみたらどうなるのか調べてみた。バッテリーを交換したときにどうなるのか、知りたかったからなのだが、 ご覧の通り



Err.9という表示が出て、ボタンのLEDが流れるようにフラッシュする。そのごボタンを押すとリセットされるのか、元に戻る。当然SRAMに記録されていたユーザーデータは消えてしまうのだが、リセットされると、ユーザー領域にはプリセットと同じデーターがロードされる様だ。 特に外からリセットをかける仕組みはなさそうだ。






おしまい