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Monday, September 11, 2006

今日の気象庁のぬるい台風予想図

このネタは過去に古いblogにも何度か書いてる事の蒸し返しなのだけれど....

台風がまた発生しましたが、ほぼ同時刻にサイトに掲示されている台風進路予想図...を比較してみます。

上の図は気象庁発表のもの。
下の図はアメリカ海軍発表のもの。
(どちらもクリックで拡大)

どちらが見る人の立場にたっているのかは一目瞭然であろう。

要警戒地域が一目で解る、予想は予想として進路をはっきり描いている米海軍の図面の方が危機意識が強い。沖縄から九州にかけて要警戒であることが一目瞭然。

一方気象庁の図面は、確率的にこの辺ですぅ、外れるかもしれないけどぉ、外れたら困るからぁ、はっきり進路は描きませんよーだぁ...丸かいてちょん..と言っているかのごとき危機感のない図面、まさにお役所仕事。毎年何十人も台風で死ぬ、被害甚大な国だというのに...なんというありさま...

と、いつも思うので今回も書いてしまいましたが、そう思いませんか?
ちなみに気象庁の予想と米海軍の予想は、いつも、多少違うけれど、大筋ではなんとなく似た感じなんだけれどね。使ってるデータだって似たようなものだろうし。要は誰のための予想図なのか、と言う事。それがはっきりしているなら、もっと危機感のあるしっかりとした図面を発表すべきである、と強く思う...

今回は、台湾東方で偏西風に当たって北上、というパターンになると思うけれど、気象庁の図ではそれが見えないでしょ? 米海軍の図ではそれを見越して沖縄へ向かう予測をはっきり書いている。 そして大事なのは、予想は予想として、定期的に情報をupdateしてそれを修正している事、そして警戒地域をはっきりさせる事だろう、と思う。

まぁ日本国民も台風慣れしてるから、余程の事でも無い限り警報で自宅待機だのにはならない。いつもの事だから、って意識があるから、毎回被害者が出てしまうのかもしれないけれど...