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Thursday, May 16, 2013

今日の KORG MS-20 mini

買い物メモ: 1978年からタイムカプセルに乗ってやってきた KORG MS-20 mini を買ってしまいましたとさ.. 
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ただ残念ながら、monotronは小さなリボンコントローラーで演奏するという形式でありEGやVCAもなく本格的な楽曲のソロを取る様な用途にはなかなか向かないものであった..  個人的に、ちゃんとしたモノシンセを手頃な値段で出さないかな.. とずっと思っていた。

時折古いシンセ本を読み返す度に、触れること無く消え去ってしまったアナログ、モノフォニックシンセサイザーに触れてみたい.. という気持ちが湧いてくる..
さりとて、プレミアのついた古い楽器を買う程酔狂でもない.. 

ところが、KORGが創業50周年という事で、35年前の MS-20というアナログシンセの復刻版を出す、というニュース.. そしてNAMMショーでの反響.. ちょっと予想外の嬉しい展開になった..
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と言う事で当方も手に入れてしまった... 
最初はアマゾンに予約を入れていたのだがいざ発売日が来てみると、受注に対して入荷が少なかった様で現時点でも入荷予定未定、つまりデリバリーも未定状態.. と言う事で気長に待つか..と半ば諦めていたのだが、マーケットで在庫有りという出店業者があったのでなんとか買うことが出来た.. 2nd batchだと思うのだがそれでもシリアルは300番台と比較的若く、つまり初期の生産量があまり多くない、と想像する.. 


意外にしっかりした造り.. 復刻ということで86%のスケールモデルになっている。残念ながらジャック類はミニプラグ仕様になってしまった。ミニプラグは壊れやすいので個人的には好みではないのだが、まぁ仕方がないところである.. 


ミニ鍵盤なのだがすこし長めでmicroKORGについてる奴よりは弾きやすい。 microKORGのやつは短くてバネ感があって剛性がなくて脆くて2年経たずに一部傾いでしまったりした..まぁ所詮はミニキーなのでガンガンと弾くのは良くないと思うが、触った感覚からいうとmicroKORGよりは丈夫そうな気がする.. .

35年前、 MS-20は 定価98000円だった。 MS-20 mini は実売 4万ちょっと、なので半分以下になった.. デフレだなぁ... 尤もオリジナルと同じ値段だったらあまり売れないであろう、という事にもなろうと思う。とは言え、オリジナルのMS-20は中古でも当時の値段に近い価格を保って売買されている..

本体は回路的にも殆どオリジナルと同じ、という事らしい。オリジナルの設計者が復刻しているので正真正銘のオリジナルの再現である。形だけ真似て中身が違う、という安易なレプリカではないところが素晴らしい。

そしてマニュアルも MS-20のオリジナルをそのまま復刻したものが添付されている。



純アナログシンセなので、当然プリセットもなにも無い.. と言う事なのだろうが、これもオリジナルの音色セッティングチャートというものが復刻版として添付されている。




さらに、これは初回限定らしいのだが、当時のシンセ入門読本的な小冊子が復刻、添付されていた... なかなか味のある内容である..





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という事で、もはや恒例になった開封〜テストの映像を撮ってみた.. ただ今回は35年も前の、当時買えなかった商品が奇跡的に復刻され、それを買う事になった... 35年前のものがレプリカとは言え手に入った.. という感慨を表現するため、冒頭にイントロ的な映像を加えてみた..  

正直、商品としてどうか、とか、音がいいとか悪いとか、品質がどうのこうの、音楽がどうの、とか.. そんな事がどうでもよくなるぐらい、不思議な感覚で一杯である..




また一つ、玩具が増えた...
KORG, Take my money!  って誰かが書いてたのだが、本当にそう思う..買わずには居られないような商品ばかり出して来る KORG .. 次はまたアレがやってくるし.. ..

Friday, May 03, 2013

今日の学研パタパタ電波時計

GWひまつぶしメモ

2013/9/12追記 : 壊れた!?
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例によって毎号面白げな大人を惑わす学研大人の科学であるが、今回はパタパタ電波時計なるものを出してきた。毎回付き合うわけにもいかず、いつものように華麗にスルー..しても良かったのだが、今回は丁度5月連休という事もあり、暇つぶしのネタに買ってみた..


基本、マニュアル通りに順番に部品を組み付けてゆくだけで完成する。道具はプラスドライバーのみ、でOKであった。





時刻を表示するのは、薄いプラスチックでできたフリップで、これを切り取りながら取り付けてゆく。




特に大きな問題もなく完成…片側の接点がちょっと開き気味で回転が止まらなかったので手で閉じ気味な位置に修正、と言う事はあった。


電池を入れるとまず0位置にあわせて、JJYと同期後現時刻へ自動設定される。噂どおり、時刻が変わる時の動作音がけっこう大きい。モーター駆動なのだけどモーター音はわからないが、爪でひとコマ進めるところがカチャンと大きく鳴る様だ。


電池寿命は、アルカリ電池で2ヶ月程度、という事で、動作音と共にあんまり実用的ではない。電池で動くプラモデル的に楽しむものなのだろう、と思う。
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組み立てがどんな感じだったか、要所をQ3HDで撮ってみたので、興味のある方はご覧あれ..


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2013/9/12 追記 ...  壊れた!?

完成後2度の電池交換を経て動作していたのだが、一昨日止まっているのを発見。電池が消耗した様だ。 という事で電池を入れ替えてみたら、時側のドラムはリセットがかかりカチカチと回るのだが、分側が全く動かない。

観察してみるとモーターが回ろうとしている様だが全くトルクが不足してカクカクと微動を繰り返すもののドラムを回すに至らず、という現象が見られた。

つまり今回電池が無くなったのは、通常の時計動作によるものではなく、延々とモーターが回ろうとした事に因る異常消耗であった。 モーターが原因なのか、それを駆動する回路側なのか...

結局4ヶ月ちょっとで故障、使用不可となってしまった。

”付録” とは言え、品質的にちょっと残念な結果である。
これが学研の付録クォリティーなのだろう.. 

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このまま捨ててしまうのも悔しいので、本日調べてみた。
モーターはそこそこ回ろうとしているのだが、フリップを回す機構の所が渋くなっている様にも見えた。送ったまま傾いで上手く戻らない様にも見える..

試しに写真のドライバーの先のネジを少し緩めてみたら、なんとか動くようになった..


という事で、毎分1回カチャカチャと動作する部分が経時変化なのか摩滅なのかは不明だが動作不良の原因となった様である。 メーカー製品の様に保証もなく、従って耐久性試験、信頼性試験的な事も当然おこなわれていないであろうから、こういう経時変化や摩滅による影響を含めて設計されているかどうかも怪しい、という事であろう..求めても仕方がない事ではあるが、物を作って売るというのは因果なものである、と思う。

また、学研は、乾電池と比較すると電流能力が遥かに高い(内部抵抗が低い)ニカド電池などの使用を禁止しているが、この様に "どういう故障をするか分からない" (経時変化、組立ミス、イタズラ等を含めて)商品に高性能電池を使うと、最悪過電流による発熱発煙発火という危険性が予見されるわけである。 本故障は機構の不具合でモーターが止まったが、DCモーターは駆動時にトルクがかかりすぎて止まると短絡に近い電流が流れる。本機種の場合だと、駆動回路がどうなっているかによるが、過電流保護などがなされていないなら、駆動トランジスタが発熱、という事にもなる。ICやトランジスタは過電流などによって破壊する時発煙したり、パッケージが破裂したりする。

充電電池の禁止を謳っているのをいぶかる向きもいるだろうが、たいして電流が流せない乾電池に対してニカド電池などは遥かに大きな電流を流せる能力が備わっている為のフェールセーフな安全策である。

ともかく、再調整で動く様になったので、しばらく様子を見る事にする..

★

その後しばらくは動いていたが、結局完全に動作不良となった。モーターのトルク不足なのか機構の摩滅なのかドライバの能力低下なのか、モーターが正常に回転せず時間が上手く切り替わらない事が多く発生し、毎時00分にかかる位置補正でガチャガチャと空回りが始まり、補正も上手くかからず何分もガチャガチャ言って止まらない、という事になってしまった。こうなると、正しく時を表示せず無駄に電池を消費するだけのゴミ、であり、使用中止となった。

通常のモーターの回転をギヤで原則してラチェット機構で毎分一こま進める、とてもおもしろい機構だと思うけれども、実用的な耐久性はない、ということだ。

ちょっと計算してみると、分表示は毎分1回モーターが回る、一時間に60回、一日に1440回、一月に44540回、半年で262800回、一年で525600回もモーターが起動するわけで、玩具用のチャチなDCブラシモーターやその駆動回路では半年持つのがやっとこ、なのではないかと思う。機構のアイデアは素晴らしいが、実用品としての耐久性を考えると機械としてはダメな商品であると言える。 

結局学研の付録は学研の付録、これが学研クオリティーなのだ、という事なのかもしれない・・壊れたらアハハと笑って捨てるか、原因を調べて直す事を含めて楽しむか、のどちらか、という事なのだろう。

期待して買ってはいけない商品と言う結論に至った次第である・・

Tuesday, April 30, 2013

今日の Digitech JamMan Delay

買い物メモ: Digitech の JamMan Delay という デジタルディレイ付きステレオルーパーを買ってみた..

5/25/2013 追記

買ってみたという記事を書いたわけだが、買わなきゃよかった、という事象がおきてしまったので追記しておきます。

購入後にちょっとテストした以外大して使っていなかったが、最近やっと入手できたMS-20miniを繋いでテスト中、プリセットのゴキゲンなバッキング再生中に突然ぷっつりと音が出なくなり、操作でEr つまりエラー表示でうんともすんとも言わなくなった。工場出荷状態に戻す操作をしても直らない.. つまり完全に故障してしまった。
返品期限まさに丁度その日の夜であった.. 電源の問題かとも思ったが音家から100V仕様のアダプタを取り寄せて確認したが直らず..

個人輸入なら販売店にクレームも付けられるが、アマゾンのマーケットの並行輸入品なのでいかんともしがたい。不運としか言い様がないが、ハズレを引いてしまった様だ...

2万円がパー..  アマゾンのマーケットは色々なものが買えて便利であるがこういうリスクも
同時に存在する、と言う事である。もちろん承知はしていたが実際にこういうことがあろうとは思わなかった..

という事を念頭に以下の購入直後のこの記事をご覧ください..

こういう事を嗤って済ませられる覚悟がないなら買わない方がいいです.. 平行業者は売りっぱなしが基本で不良が出ようが関係ないしアマゾンはルールに厳格なので片目もつむってもらえないし何のあてにもならない。

この機種を検討されている方の参考になれば..

6/1/2013追記

最終的に返品することが出来た。
その経緯をまとめました→こちら

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実は話題のKORG MS-20mini を発売日ひと月前頃にアマゾンに予約したのだが、発売日が過ぎてみると見事に在庫なし入荷未定状態..となってしまった。注文数に対して入荷数が大幅に下回ったのではないか、と思う。


楽器専門店なども軒並み売り切れ、という事で、5月連休はインドアレジャー、アナログシンセ三昧でのらくら過ごす..という予定が狂ってしまった。

で、このMS-20miniと組み合わせて遊ぶ予定としてルーパーを考えて居たのだが、MS-20miniのデリバリーが未定なので、先にルーパーだけを買ってみた、というわけである。

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なぜルーパーなのか、というと、KORGのKaossilator がヒントだった。

Kaossilatorは音声のルーパーにシンセ音を重ねていって演奏する新しいタイプの楽器なのであるが、似た様な事をルーパーとモノシンセでやってみよう、という魂胆であった。

Kaossilatorのルーパーは8beat まで、裏コード使っても16beatの長さまで、つまりせいぜい2小節か4小節分ぐらいのループしか作れない、という制限がある。個人的にもっと長く入れられたらもっと面白い事できるのに、と常に思っていた。

単体のルーパーなら機種にもよるがはるかに長いループを作れる。という事でルーパーというもの自体を試してみたいという気持ちもあった。
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とにかくルーパーなのだが、元々ギターエフェクタの延長として商品開発やマーケティングされている様で、したがって殆どが足踏み式。最近テーブルに置いて手で操作するタイプの新商品がBOSSから出てきたが、近年はギター以外にも使われる事が多くなってるのかもしれない。

この方面の機材には全然詳しくなく、色々あってよくわからない、実物を見て選ぶ環境もないのでAmazonで買える機種と値段をにらめっこしつつ、メーカーサイトにある説明書や仕様、YouTubeにあがってるデモなどを見て、えいやっ、選定、Amazon.co.jpで買ったのがこれ...

Digitech JamMan Delay という機種である。

Digitech JamMan Delay 

国内正規品だと4万前後の機種だが並行輸入品だと2万ちょっと、というものである。当然並行品を選んだ。USのアマゾンでもUS$200を切る価格の下がっている商品だからね。

(この機種はAC9Vのアダプタが付属している。並行品なので北米120V (115V)仕様、つまり日本の100Vだと20%前後の減電という懸念があるが、一応100Vでも問題なく動作する事が確認できた。100V-9VのAC-ACアダプタも音家などから安く買えるので、もし不安定になるようだったらそういうのを利用するのも手だろう.. 9Vのトランス見つけて自作してもいいし.. )

決め手はステレオ入力という事と、ディレイが付いている、という事。ディレイはどんな楽器にも使えるし、ギターだけじゃなく、シンセ繋ぐのにもってこいの仕様だと思う。

このディレイが8秒までという結構長いデジタルディレイ、テープエコーやアナログディレイのシミュレーションも付いてる。

ガイド用のリズム音源が付いてたりもする。
入力調整するものがない、入力レベルを示すものもない、という欠けたものもある。

仕様的にはギターの各種エフェクタ類を通った最後につなげるもので、それに不自由のないもの、という事なのだろうと思うので、ギター系以外の接続はレベル合わせなど考えなきゃいけない事になるかもしれない。Moogのテルミンだと入力大きすぎるみたい、とか、モノに寄っては工夫が必要。一番楽なのは小型ミキサーを使って調整する事だと思う。

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SDカードにループ音を保存もできる。保存フォーマットは44.1kHz16bitのwav形式そのまま。カードのフォーマットは普通にvfatでマウント出来る事を確認。

このJamMan DelayにはUSB端子も付いているが認識は残念ながらストレージではなく
usb 4-1.3: Product: JamMancdc_acm 4-1.3:1.0: ttyACM0: USB ACM device
と モデム類の認識となる。シリアル通信になるのかなこれ..どうしようもない..

と言う事で、Linuxでループ音を取り出したり、PCで作った音源を使うなら、SDカード経由、と言う事になる。SDカードのディレクトリー構造はこんな感じ
./JamManDelay
./JamManDelay/Patch99
./JamManDelay/Patch99/PhraseA
./JamManDelay/Patch99/PhraseA/phrase.xml
./JamManDelay/Patch99/PhraseA/phrase.wav
./JamManDelay/Patch99/patch.xml
これに則ってディレクトリやファイルを作成すると別段専用ソフトがなくてもwavファイルの挿げ替えなどが出来る。 xmlなファイルには各種セッティングが書かれているけど、それは本体側で変えられるはずだと思う。

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で、恒例のデモビデオを.. 例によって長いのと、随分長い期間ギターを休止してて、今回超久しぶりに弾いてみたら..以前にも増して弾けなくなってて耳が腐るので適当にすっ飛ばして欲しい。

音は十分使えるクオリティーだと思う。このビデオにはミキサーでリヴァーブかけてるのだが、下手糞は差し置いてもけっこういい音で撮れてるという気がする。


0:00〜7:00までがギター、 7:00〜最後までは KORG monotron Delayを繋いで遊んでみた、という映像である。長めのディレイのループ、そしてルーパーのループとのオーバーダブ、音の重なり〜カオス..

客観的に見ると酷いのだけど、演ってる本人はいたって楽しい、失敗も成功も全然関係ない、人に聞かせるために、ではなく、自分が楽しむ為のエフェクタでもあろう、と思う。Kaossilatorが楽しいのと同じ事を、全く別の楽器でも出来る、という事である。

ただKaossilatorと同じくセンスの良し悪しは当然出るし、操作の上手下手も出てしまう。このへんはやはり楽器..

楽器遊びの玩具がまた一つ増えた..

という事でおしまい..

Sunday, March 24, 2013

Today's Q3HD keyboard recording test with boom mic stand

メモ: ZOOM Q3HDを安いブームマイクスタンドにマウントしてキーボード上から撮影してみるテスト.. 演奏は耳が腐る/(^o^)\
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Q3HD程度の軽いカムコーダーならブームマイクスタンドにマウントして撮影できるだろう、という事で実験してみた...




こんなセッティングだ。

ブームマイクスタンドはハードオフで新品が投げ売りされていたPeaveyのPV-MSP1というセットで、スタンド、ダイナミックマイク、ケーブル、キャリングケース付きというものを買ってきたもの。

これに、 K&Mの238B , 23550, Tomokaの1/4 - 3/8 アダプタを使ってQ3HDをマウントしてみた。Q3HDにはワイドコンバージョンレンズを付けて画角を稼いでいる。


カメラが高い位置になるのでQ3HDのモニター確認がやりにくい。
という事で、Q3HDのアナログTV出力を、死蔵してた小型アナログTVの入力に入れてブームの反対側にYazawaの自在クリップでぶら下げてみた。

モニターと言ってもQ3HDのアナログTV出力は解像度が悪い上に15年以上前のアナログポケットTVなので色調もわるくぼんやりとしか見えないのだが、アングル確認などは格段にしやすくなった。また丁度カウンターウェイトとしても働くのでスタンドの安定性もよくなる。

Q3HDぐらいの小型軽量のカムコーダーで室内でデモを撮る程度であれば、下手なカメラやビデオ用三脚より、こういうマイクスタンドを利用する方が安上がりで簡単かつ普通の三脚では撮影不可能なアングルからでも撮影出来る。


Webcamとか使ってUstreamで自宅から中継する時なんかにもいいんじゃないかな。

重たいカメラでなければ、マイクスタンドを三脚代わりに、普通のカメラ三脚以上に便利に使える、という事である。安定度があまり良くないのは仕方ないが、なんとかと鋏は使いよう、なのだと思う。お遊びの撮影にゃ十分使える。

Tuesday, March 05, 2013

今日の KORG KROME 88 ダメ出し編

入手直後にレポートした KORG KROME 88 のレポート続編...
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昨年末納品されて以来毎日楽しく遊んでいる KORG KROME 88 であるが、2ヶ月以上経ち楽しく無かった事が起きたり色々粗も見えてきたので、ここらで一度ダメ出しをしておく事にする。

毎日面白く音をだして楽しんでいる。これは本当で嘘偽りのない気持ちだ。しかし、ただいいぞー!最高!! って煽るだけだと無責任であるとも思う。

プロのレビューは製品の良さを引き出すものだと思うがレビュー後の検証など誰もしない。それは商売にならないからである。しかし私は商売でやっているわけではないし、自分の身銭を切って買って使っているわけだから自由に書ける。

昔も今もKORGファンである事には変わりない。私のYouTubeのチャンネルは殆どKORG製品のデモになってしまっている。なのでこれは苦言とかクレームでは決してなく、KORGに対する前向きなエールでもある、と捉えていただきたいと思う。

1.音が出ない現象

KROME88を弾いていて、まれに 鍵盤を弾いたのに音が出ない.. すっぽ抜ける感じがあった。自分でも気のせいなのか、弾けてないのか (所詮素人未満だから)、それとも故障か動作不良で本当に音が出なかったのか。いつも同じ特定のキーで音が出ないのなら故障とわかるが、本当に忘れた頃にすっぽ抜けて、あれ? という感じで、狐につままれた感じがあった。

気になるので、ビデオ(Q3HD)で手元と音を記録して検証してみると、どうもやはり音が出ていない様に見えるので、KORGのサイトからサポートへ問い合わせ、下手糞な演奏で赤面ものにビデオを提示して診てもらった所、調整すれば直る可能性があるので修理サービスセンターに送付して欲しい、という事となりサービスに出した。

送付後2週間後に戻ってきたが、鍵盤を測定する限り規格内と言う事であった。ただ、環境や奏法により二度打ちが起きて音が途切れていると思われるので音が出る位置を浅くする調整を行ったと言うだった。

しかし.. 残念ながらこれでは改善されなかったのである。

そこで2度目の問い合わせ。同様に調整後にも症状が出いているというビデオを診てもらったのだが、やはり二度打ちの可能性がある、という事と共に、もしベロシティーに無関係(note on/offのみ)のオルガン音で症状があれば二度打ちではなく別の原因になる、という回答を得たので、オルガン音で確かめてみた所、やはり症状が出る。そして症状の出ているビデオと共に3度目の問い合わせをしてみると、今度はKROMEを交換させてくださいと言う事になった。ちょっと唐突にも感じたのだが、症状確認はビデオを回しながら繰り返し繰り返し症状が出るまで弾き続けるという実につまらない作業で正直辟易としていたので言われるまま交換してもらった。サーヴィス送付時は自分で梱包してヤマト便に載せたのでけっこう大変だったのだが、交換時はピアノ運送専門業者が納品と回収にやってきた。

と言う事で新品交換となり、丁度1週間が過ぎた所である。今の所前の様に音が抜けるという感じはしない.. 最初のユニットはたまたまの不具合にあたった事を祈りたい..

(なお最初の問い合わせから交換に至るまで、とても真摯に対応して頂けたと思う。サイトのフォームからの問い合わせであったけれども、素早く確実の処理されたし、検証用のビデオもちゃんと見て頂けた。こういうサポートが必要になる様な不具合は無いに越したことはないが.. 個人的にも楽器類でサポートや修理を受けたのは初めてであった.. )


2013/9/16追記
ファームウェア1.0.3へのupdateで改善出来る模様

どうも、音が出ない事がある、というのはソフト面での不具合だった感じである。本記事を書いた時点でMIDI絡みの不具合は気づいていなかったが、MIDI絡みのバグもFIXされている様である。
2.ハンマーアクション式は振動に弱い?二度打ちを起こしやすい??

音のでない件で、サポートが "二度打ち" を強調していた事がすこし気になる。軽い筐体、軽い鍵盤、しかしハンマーアクション、これが筐体そのものの振動しやすさや、架台の揺れ、奏法などとの連鎖で、そういうチャタリング的なキーのバウンド、接点ON/OFFの暴れが起きやすいのではないのか、そういう気もする。 こういう二度打ちによる発音不良という事象が、この機種に限らず過去事例にけっこう有るのではないか、と想像する。

弾いている感覚として、一度弾いた瞬間再度音が切れる程の弱音で二度目をトリガーしてしまう、なんてのはよほどの超人でも出来ないと思う。しかし鍵盤側、とくにハンマーアクションの擬似ハンマーなどが筐体の剛性不足や振動で暴れれば、そういう事が起こる様な気がするからである。本来家庭用電子ピアノの様に木製の重たいリジットな筐体及び架台で使われるべき物を、軽いプラ筐体のシンセにした事で問題が出やすい気もする..

ググってみると上位機種のより上等な鍵盤を持つKRONOSの鍵盤で二度打ちが出て困ってる.. という人の記事を見かけたが、バネの代わりに重力を利用するハンマーアクション式の弱点なのかもしれない

交換の日取り調整で電話を貰った時に、筐体の揺れと2度打ちについてちょっと聞いてみようとしたのだが、オルガン音で切れるのは二度打ちが原因ではないという事でそれ以上深く聞けなかった。 私の個体固有の現象.. という判断で交換されたわけなので、今後症状がでない限りこれ以上追求はしないが、一度分解してどういう構造なのか中身を見てみたい気もする..

3.NH鍵盤の品質 その1 グリスのはみ出し

まずは写真を見ていただきたい。







鍵盤の隙間にグリスの付着が目立つ。 黒鍵に白いグリスが着いているので嫌でも目立つ。白鍵の間にも付いてる所があるのだが、とにかく黒鍵が目立つ。

なんだかやっつけ仕事でぺっぺと塗ってるだけ、という投げやりな感じは否めない。安いキーボードなんだからこんなものさ.. と言えない値段なので、これを許すか許さないか。

これは最初に納品された個体も、上述の顛末で交換でやってきた個体もそうなのである。
ちなみに上の写真は交換後の個体で納品直後の様子である。

つまり"たまたま"はみ出た個体に当たったわけではなく、これがデフォルトの状態、という事である。たまたま新品2台を観察するハメになったのだが、サンプル数2で 2/2 = 100%の確率。これをどう見るか、である。

短期的にはグリスのはみ出しなど全然問題にならない事ではある。事実私も放置している。しかし、中長期的に考えると埃やチリが付着したらどうなるのか、基板などに垂れてはいないか、などの懸念がある。
→3/9追記: 放置と書いたが、いつのまにか指で触ってしまって鍵盤がつるつる滑る感じがしてきた。キムワイプで拭きとってみるが、鍵盤上で伸びてしまうと拭いてもツルツルがなかなか取れない気がする。やっぱりこれはダメでしょKORGさん。
→→3/20追記: 楽器店店頭の KROME88を観察してみたが同様のグリスが確認できた。またSP280というエレピの新製品にもNH鍵盤が採用されているが、SP280も同様であった。 
これはユーザーが許す許さないの問題というよりはKORGの品質管理の意識の問題であろうと思う。KORGはファブレスなのだろうと思うが、中国の組立工場にこういうモノを流さない様に監督指導改善させられるかどうか、そういう意識があるか、それともこれがコントロールの限界、これが普通で仕方がない、音が出れば関係ない、そういう姿勢であるのか問われると思う。

3.NH鍵盤の品質 その2 打鍵音

最初に納品されたものは、2ヶ月程の間で、所々、ちょっとカチャカチャと鳴りが大きくなったキーが出てきた。そして交換でやってきた個体は、初めから多くのキーがガチャガチャと、以前の個体にまして良く鳴るものであった。

ガチャガチャ鳴るキーと鳴らないキーがある。つまり個体差がとても激しい。
元々軽く響きやすいプラ筐体、肉厚の薄く軽い樹脂鍵盤、そしてハンマーアクション式、と言う事もあるのだろうが、以前使ってたSG1Dと比べると、特に指を離して鍵盤が戻る時の音が大きくガチガチと響く。

演奏が滅茶苦茶なので誰かに funny video などと書かれてしまったが、たしかに見直すと酷い.. 恥を承知で(笑)ビデオを撮ってみたので見ていただきたい。Q3HDで撮ったもので、後半のモニターからのピアノ音は住環境の関係で大きく出来ずノイズが目立つ感じではあるが、雰囲気は解ると思う。これは決して音を五月蝿く出してやろうと弾いているわけではない事を予め申し添えておく。普通ににぴょんぴょん弾いてるだけである。


私個人は住環境の関係もあって通常ヘッドフォンを使用するのだが、、常にモニターから音を出して弾きたい人、特に個人ユーザー、家庭で音を出して楽しみたい人は問題になるのではないか。

ノイズ音の出るキー、出ないキーの差、そして出るキーが少ない個体、多い個体、要するに品質のばらつきが大きいという左証ではないかと思う。

今回上述の発音問題の情報がなにかないか探してみて見つけたのだが、海外のフォーラムでもこの"ガチャガチャ”は問題視されている様で、ミュージシャンとして受け入れがたいという意見も書かれていた。私はミュージシャンでもピアニストでも何でもないただのお遊びであるが、こういうガチャガチャは無いに越したことは無いと思う。

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と言う事でダメ出しを書いてみた。

こういう楽器の購買層のトレンドとしては、話題になった時期に買って、使い倒して、飽きたらサッサと売っぱらう、それが主流なのかもしれないし、プロ筋は特にそうなのかもしれない。そういう観点でみるなら多少の不具合は大目に見ることができるかもしれない。

しかし私の場合、元々古い機材のリニューアルとして、諸事情を含め、SG1Dを捨ててまで思い切って購入を決断したものなので、評判のよい新製品と言うこともあり期待が大きかった分、品質面でちょっと残念だったと思わなかったといえば嘘になる。88鍵盤の楽器はやはり購入には勇気がいるし、トラブルが出ると色々大変だという事を身を持って体験してしまった。 KROME88はそれでも一人でなんとか運べる重さであるが、これがKRONOS88だったらちょっと困ったかもしれない。

という事でKORGさんには品質向上ぜひ頑張っていただきたいと思う。
MS20miniどうしようか、買っちゃおうか、性懲りもなく迷いつつ筆を置く..

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結局MS-20 mini は性懲りもなく買っちゃいましたょ..

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2019 09/16 追記

LCDが映らない不具合、設計ミスではという解析が公開されており、それに倣って修理りしてみた・・・という記事を掲載、おまけに購入後7年目のダメだしを追記

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2020 02/04 追記

数年前からベロシティーがおかしなキーが出ていたのであるが放置していたのだが、ダメ元でバラして接点をクリーニングしてみた。



LCDを自分で修理した時に弾き潰す決定をしたので、鍵盤バラシでベロシティー不良が直るかをチャレンジしてみたが、接点部品を交換しないとダメという結果となった・・

クリーニングだけでは、マシになったキーもあったが、悪くなるキーも出てしまった。
一度組み上げたら逆にベロシティーが最弱で普通に押したら音が出ないキーが出てしまった。
音が出ないのは困るので再度バラしてなんとか音は出るようになったが、やはりベロシティーが最大で鳴るキーがちらほら。つまり、これまでと大して変わらないという残念な結果となった。

写真撮る余裕がなかったが、ラバーカップの中の黒い導電ゴムの接点が摩滅している感じ。
この手の接点は消耗品なのだろう。日本のKORGは分解が必要な部分のパーツは一般に卸してくれないので、個人での新品交換はできない。

この鍵盤、アクションにグリースが塗られまくって、長年積もった埃を巻き込んでとても汚くなっていた。そういうのを綺麗にしてグリースも塗り直せば良いのだろうが、グリスもないし、大変なので、見なかったことにして、そのまんま組み直した。

ただ、組み直したら、なぜだかはわからないが、上述のチャカチャカと五月蝿いノイズが、マシになった。

それにしても、ピアノ鍵盤はバラすのが大変、面倒くさい。ネジの数も多く、どこを閉め忘れたのか分からないが、一個余らせてしまった。

やはり、治すなら素直にメーカー修理に出すのが筋なのだろうと思う。メーカーに送るのも、それはそれで、大きく重たいものを梱包しなきゃいけないなど、大変なのだが・・・

安いものではないとはいえ、修理にも結構お金がかかる。ならば思い切って新しいものを、という選択も視野に入る。修理しても、同様の使用頻度であれば、また数年後には同じことが起こるわけだし、購入直後からハズレ感があったが、こういう展開になると、もういいや、という気持ちにもなる。最低10年ぐらいはメンテフリーで使えればと思ったが、ダメだった。この鍵盤はせいぜい4,5年しか持たない・・

Saturday, January 19, 2013

今日の 鍵盤の支点の長さを推定をしてみた

メモ: 鍵盤楽器の鍵盤の端〜支点までの長さはどれぐらいなのだろうか、目に見える部分から推測してみるテストとその所感。
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実際の鍵盤の支点は鍵盤面より下にあったりするのでこの図の通りではないのだが、鍵盤面の延長線上に支点があると仮定して図を書いてみると、目に見える部分の計測から目に見えない支点〜鍵盤端の長さを推測できる。



Kは目に見えてる鍵盤面の長さ 
H1とH2 は鍵盤を押した時に鍵盤が沈み込む量で H1は鍵盤の根元(支点に近い方)の沈み込み、 H2は鍵盤の端、一番手前のところの沈み込みとする。 
Lは仮想の支点〜鍵盤端までの距離
という事で、目に見えてる所の鍵盤の長さと、見えてる所の根元、手元の両端の沈み込み量を測れば長さLが計算できるはずである。

(あるいは鍵盤端と、そこから任意の距離Kとその点の沈み込みをH1として測っても良い。)

誤差や、実物は図とは違う、という事はあるが、大雑把な推定はこれで出来るはずだ。

沈み込み量の計測はなかなか微妙で、測定誤差、測定ミスなどで当然値が振れる。
普通の物差しなどの1mm単位だと誤差が大きいので、ノギスのデプス機能を使うなど工夫が必要だ。
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例えば K=150mm 、H2=10mm つまり 目に見えている部分の鍵盤の長さ 15cm の機種で鍵盤端(手前)を1cm押した時に鍵盤根元(奥)がどれぐらい沈むものか、支点長 Lを変数に計算してみると


こんな感じになる。

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実物を測ってみると、KORG KROME 88 は H2 10mm , H1 3mm , K 150mm 、 KORG SG1Dは H2 12mm, H1 3.4mm ぐらいだったかな、計測誤差があるので正確ではないが、計算値はそれぞれ214mm, 209mm程度と、両者近い値が出た。

微妙な測定なので誤差があり、計算値もそれにより当然ずれるのだが、設計値はL=210mm前後ではないか、という事になると思う。もちろん実際どうなのかは設計図面を見るか、分解して実測するしかないわけだが。

SG1Dは中を開けた写真があるので参考までに置いておく。支点は鍵盤面より下で、シャーシに近い所にある。開けた時には長さなど気になどしてなかったので実測はしていないのだが、この写真を見ても、上記の図式で得られたL=210mm程度という推定はさほど間違っていないと思う。
2019/09/16 追記 KROME修理時に実測してみたら、ほぼ 210mmだった


SG1Dの鍵盤 (KX88と同じものでYAMAHA製らしい)

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という事で、実際測ってみて KROME 88の鍵盤ストロークが微妙に浅い様に感じたのは気のせいではなかった、とか、鍵盤根元の方でもSG1Dと変わらずそれなりにきちんと弾けるので支点長さは同等である、という感覚的事象の裏は取れたと思う。 

電子ピアノだと、〇〇は短鍵盤でダメとか質問箱だのレヴューサイトなどに書かれているが、実際に何センチなのか具体例を示してる意見はなかなか出ていない。電子ピアノではカシオが特に叩かれているが、店頭で触ってみてもタッチの好き嫌いは別にして、そんな酷い感じはしないのだが、執拗に貶されている感がある。 薦められないというなら、ピアノ教師に言わせれば電子ピアノはお勧めしないときっぱり言うであろう。値段と販売網の広さから既存の楽器メーカーのシェアが侵食されてるのでそれを面白くないと思う筋の人間がいるのだろうかと勘ぐってしまうぐらいである。
KORG KROME 88に関しても鍵盤が短いからダメとか見かけたのだが、根拠なく言ってるだけの様だ。 何れにしても測ってみたらこんなに短い、けしからん、という話なのであれば納得もできるのだが、そうではないのである。一種の誹謗中傷の類であろうと思う。

元々並の電子ピアノ鍵盤は本物のグランドピアノと比べるとやはり短いのは事実でもあろうとは思う。  そしてメーカーや機種によって設計値が色々ある事だろう。

しかし、そもそも楽器としては発声原理もダイナミックレンジも何もかも全く別物であるわけだ。純粋に本物のクラシックのピアニストを目指すなら本物で練習するのが筋で、電子ピアノやキーボードは夜間の譜読みとか運指確認など補助的な道具にしかならないのかもしれない。あたりまえの事だが、本物を望むなら本物を使う以外ない。電子ピアノは所詮イミテーションなのである。

けれども、電子楽器の鍵盤は本物ではないのは当たり前であり、しかしだから価値がない、という事にもならない。本物のピアノを自由に楽しめる環境を持っている人間がどれほど居るものか。電子ピアノのお陰で、それはあくまでイミテーションではあるものの、誰もがピアノを弾く楽しみの片鱗ぐらいには触れる事が出来る様になったわけである。

グランドピアノの上にキーボードを載せて両者同等に弾きまくってるプロフェッショナルは幾らでも居るわけで、彼らが、例えばシンセの鍵盤は支点が短いから弾けないなんて文句を言ってる様にも見えない。ふにゃふにゃの鍵盤だってミニキーボードだってそれが必要と思えば何だって使うし弾きこなす。 KX-5の鍵盤はとても短いのだがチックコリアは見事に弾きこなすではないか。

所詮は道具であり使いこなしなのであろうと思う...
何のための、誰のための楽器なのか、と言う事を考えれば、短いからダメとか、そいういう事を気にしてもしても仕方がない事に気づくだろう..

今日の さらば KORG New SG1D : 中の写真公開

メモ: 本日、KORG New SG1Dを処分したのだが、以前中を開けて写真を取ったものがあるので、さよならの記念にupすることにする。
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両サイドのプラスチックガードを外すとぱか、と車のボンネット風に上に開く。プロ機なので現場でサーヴィスしやすい構造にしているのだろうと思う。

重たい理由は、ヤマハ製のウェイテッド鍵盤もさることながら、シャーシもパネルも全部スチール、というところにもあるのだろう。電源トランスもでかい。つまり鉄の塊なのである.. 





上側コントロールパネル面


左にはMIDIコントロール用のベンド、モジュレーションホイールのポットが2つ



これは音源の心臓部なのか、12音ポリなので12個回路が並んでいる




茶色の基板は不明だが、アフタータッチ用の基板?


リボンケーブルはROMカードリーダーに繋がっている


マイコンらしいチップが。その他のIC/LSIは全部DIPタイプというのが時代を感じさせるし、なんかほっとする.. 


これは音源のROMだと思うのだが..


3段重ねになっている.. 


電源が何系統にも分けられている。当然シリーズレギュレーターだと思う。


薄型だがけっこうでかい電源トランス.. 今ならぜったいスイッチング電源採用になるはずだ。


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と言う事で、実に立派な造りで、ずっと手元に置いておきたかったのだが、諸般の事情もありサヨナラする事となった.. 

おしまい