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Friday, September 24, 2021

今日の Behringer Eurorack MXB1002

 memo: Behringer の MXB1002 というミキサーを入手、程度が良かったので10年以上使っているヘタリ気味の現用TAPCO MIX100と入れ替えた... 情報としては、Behringerの小型ミキサーの電源の3pinのソケットの規格は miniDIN の3pin である。

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Soundcraft Spilit のジャンク品を使えるようにしたばかりなのだが、またまた凝りずにジャンクなミキサーを入手。今回は Behringer Eurorack MXB1002 というモデルで、やはり電源アダプタなし品。この機種は006P電池2本を内蔵してバッテリー駆動が出来る機種でもあり、電源はどうにでもなるだろうと見込んで。小型ミキサーとしては結構機能充実しているし、まあ、千円だったし、ダメなら部品取り・・・

(フェーダーのノブを外している)

早速バッテリー端子にクリップで外部電源を接続して動作確認すると、入出力すべて正常で、ガリなども皆無ではないが軽微で、これは使えそうと判断した。前述の通り、この機種は006Pバッテリー2本で数時間の使用が可能という仕様で、外部電源を加えた感じだと、6V程度まではなんとか動作するようである。もちろん電圧が下がるとヘッドルームに余裕がなくなるので大きな入力で歪むのかもしれないが。


ノブはすべて外して洗浄。白色のノブは黄ばんでいたので、オキシドールと共にビニール袋に入れて、日の当たる窓に貼り付けておいた。雨ばかりの日々で、なんとか日の出ている時を狙って、概ね半日を2日ぐらい、という感じだったが、黄ばみが薄くなり、かなり白くなった。筐体はスチールで、結構しっかりしていて、重たい。大きな傷もサビもなく、問題なしだ。すすけた筐体を綺麗にする為に基板を取り出してみたのだが、この基板の作りが意外と良くて、びっくりした。


ガラス基板が分厚いし、ポット類はすべてアルプス製で、軸がぐらつくこともなくしっかりとした作り。例によってケミコンはよくわからないメーカーのものであったが。オペアンプはすべてJRCの4580で表面実装。

正常動作は確認できたので、欠品の電源アダプターをどうするか。前回のようにAC電源を作るか、あるいはDC電源を作って電池室から給電するか、など悩みどころで、しばらく放置してあれこれ考えたのだが、結局、今回は正規の電源端子から普通にAC給電することにした。

電源に使われるソケット/プラグは 3pin の miniDIN という規格品で、汎用部品として買えるという事がわかったからだ。



その電源だが、今使ってるヘタリ気味のTAPCOを休止させて、このミキサーに入れ替えれば、TAPCOのACアダプタが空くので、それを流用することにする。 TAPCO用電源のプラグを切って、3pin miniDIN に付け替えればよいので、実に簡単。TAPCO用の電源アダプタはやはりCT付きACで、電圧が18.5VとBehringer正規と同じ。純正品は電流容量が多いようだが、大きな電流を引くわけもないので、定格内で問題なく使える。

で、そのままプラグをminiDINに変えるのではなく、ひと工夫を加えた。アダプタを5pinのDINに付け替えて、そこから 5pinDIN - 3pin miniDIN という変則なケーブルを作って給電する、ということにした。前回Moogテルミンに倣って採用した 5pin DIN を今回も採用して、互換性をもたせたのだ。とりあえずどれでも使える、ということにする、まぁ保険みたいなものだ。TAPCOのアダプターから切り取ったプラグ(規格不明)と5pin DIN ケーブルを継ぎ足せば、TAPCOミキサーの再使用も可能になる・・これも保険として作っておいた。

これを実現するために5pin DIN のメスのプラグを買えば良かったのだろうけど、発注した時にその発想はなく、買わなかった。代わりに、普通のパネル用ソケットを適当な筒(手元にあった小さなコロンのスプレーのフタ)に入れて、プラグの様にして使うこととした


ということで、電源も確保できて、改めてAC電源での動作も確認でき、無事 TAPCOとの入れ替えを果たした。



入れ替えたところで、トータルの入力チャンネル数は同じで、運用上は何ら変わりはないのだが、Berhinger は全チャンネル 3バンドのイコライザーが使えるなど仕様的には有利にはなった。また、TAPCOは十数年使ってきて、当然の様にガリが出たり、ゲイン切り替えスイッチの接触がおかしく効いたり効かなかったり、そういうヘタリも出ているが、このBehringerは、ジャンク品とは言え、まだそこまでは酷くないので、若干の改善、若返りになるのかもしれない。

もちろん、所詮は中古、ジャンク品なので、この先どこまで使えるかは、わからないのだが・・・まぁこれもしばらくは使えるだろう・・・

おわり 

★★★

おまけ1

TAPCOについて

休止させた、TAPCO MIX100

コレはこれで、デザインもいいし、良くできてる。

TAPCO by MACKIE というブランドは消滅したが、 上位のMACKIEブランドはもちろん継続しており、この下位のTAPCOにそっくりのデザインの低価格品を売るようになったみたいだ。しかし1万前後の価格でこれだけのものを作るというのは、国産では難しいだろう。

この機種の電源のプラグの規格は、よくわからないもので、3ピンのminiXLRに見えなくもないが、違う。 miniDINでもない。 このTAPCOは見た通りとても薄くミニマムに作ってあるので、何かを加えたりする改造には向かない。余計なスペースが全く無い。前回のサンクラや今回のベリンガーにはレギュレーターに放熱板は付いていなかったが、この機種はサイドの放熱穴に合わせて直接外気が触れるところにアルミ板金のものが付いてるなど工夫されている感じがする。

おまけ2 

MXB1002の分解について

どこかのお姉さんが、同じ機種を整備する動画があったので、よろしかったらどうぞ。




私が分解した時、筐体から基板を抜く時、背面のスイッチのノブやその周りのプラの枠が抜けることに気が付かず、相当無理して、しばらく膠着してしまったのだが、この動画でも同じところで引っかかっている。

スイッチ部は電池ホルダーと共に別基板になっているのだが、本体基板を筐体から着脱するときは、スイッチのノブや飾りのプラ枠を外すと共に、この基板も外したほうが良い、と思う。外さないであれこれヤッて、筐体背面のエッジに引っかかって、押しても引いても動かない・・・・ということになってしまったからだ。M3のナットでとまっているのだが、M3の精密なボックスレンチが無いと外しにくい。丁寧にネジロックが塗布されており、ラジオペンチだと力が掛らず滑ってナットや周辺を傷着けてしまうし、組立後しっかり閉められない。見えない所なので適当に作業したのだけど、反省してM3の精密ボックスレンチを買ってしまった・・



Friday, September 10, 2021

今日の KORG volca modular

 memo: 買い物メモ・・・ volca modularを買ってみた‥

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2013年から始まった KORG のvolca シリーズ、最初の3機種は発売間もない時点で購入した。それ以降も、新機種が幾つも発売されているのだが・・・諸般の事情で、追従はしなかった。早い話、ビンボになったのだ。

とは言え、今回買ってみた modular はとても気になる存在であった。いわゆるモジュラーシンセ・・・のエッセンスをvolcaのサイズに収めた、アナログのパッチシンセというコンセプトに惹かれるものがあった。モジュラーシンセには興味があるのだけど、一通り揃えると結構な価格になるし、今の環境だと、正直置き場所にも困るということにもなる。 だけど、volcaなら、とりあえず買っても、なんとか置ける。

ということで、発売から随分経つが、なんとなくポチッと。クレカのポイントがアマゾン商品券で5千円分になったので、それを足しにアマゾン・・・のマーケットで購入。



これまでの3台は NiMH電池で運用しているのだけど、modularは色々弄る時間が長そうなので、ACアダプタも購入した。 付属のアルカリ電池であれこれ試してみたら、あっというまに電池が減ってしまった。


で、この機種は、これまでの、VCO-VCF-VCA を基本として、キーボードで音階を出すアナログシンセとは発想が全く違う。

東海岸のMoogに対して西海岸のBuchla、という対比が言われるけれど、これまでのvolca(bass, keysなど)はMoogタイプとすると、このmodularはBuchlaタイプ、と言える。

これまでのvolcaと違って、積極的にあれこれツマミを設定したりパッチングしないと音が作れない。パッチングはパズルのようで、どこからどこへ繋ぐか、方法論を持ってないと、うまく音が作れない。

パッチングなしでも一応音は出るセミモジュラーだけど、それだと面白みのある音は出ないのだ。

適当に鳴らすだけなら、こんな ↑ 感じだけど、これも正直プイプイと言ってるだけで、うまく使えてない。しかし、プイプイと言うだけでも面白いのがシンセでもある。NoiseToasterが良い例だ。

他のシンセ群に混じって鳴らしてみた・・・他のvolca同様にシンクをかけて、リズムに同期させると、プイプイと言ってるだけでも、なんかパーカッションの様になった・・・


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なんとなく、modular のみ、それもシーケンサーを動かさずに、ドローンぽい音を作ってみたのがこれ ↓ 


これも音楽とは呼べないなにか、にしかなってない気もするが、これはvolcaからケーブルで直接ZOOM Q4に入れて録音したもので、 modular の素の音のサンプルにはなるかな。

出力を入力に戻したりも出来るので、フィードバックで発振もする。

まだ買って間もなく、数回しか使ってないが、深堀できそうな楽器の予感がする。CVを外から入れたり、出したりも出来るので、例えば CVの出るMoog Etherwave自作のリボコンなどにも応用できるはずだ。 まぁぼちぼちと、探求してゆこう、と思う。 しないかもしれないけど。

おしまい



Monday, August 09, 2021

今日の Soundcraft Spilit Folio Notepad

 memo: Soundcraft Spilit Folio Notepad という小型ミキサーをジャンク入手したので整備して使えるようにした、というお話・・・

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またもジャンク品入手という凝りない話になるのだが、今回は小型ミキサーを入手した。Spilit というサウンドクラフトのサブブランドの小型ミキサーの電源なしのジャンクを見かけたので手に入れてみた。

Spilit by Soundcraft Folio Notepad

モノラル4ch ステレオ2ch つまり入力数は8ch、AUX1系統で、Returnがステレオで1chある。

ステレオの2chはいずれもフォノEQが掛かる様になっているので、アナログのLPプレーヤが直接2台接続可能と言うのは珍しいと思う。普通そう言う使い方ならDJミキサー使うとは思うが。

独特のデザイン、紫の樹脂筐体が格好いい感じ。少なくとも、現行の他社のものと対して変わらない形のものと違って、オリジナルで特徴的なデザイン。

あわよくば、現用の、やはりジャンク品を整備したヤマハのミキサーを置き換えようという目論見。ヤマハミのキサーは気に入っているのだが、最近スイッチ周りが接触不良になりがちだったりするので・・・出来れば置き換えたい。 ハズレても部品取りすればいいかなと。千円だったし。


1枚の基板に全部載っている、という、この手のミキサーとしては普通の構造。

何時頃の製品なのかわからないが、おそらく2000年代始めぐらいなのかな。ICはDIPで、チップ部品は不使用、そして意外なことに、中国製ではなくイングランド製となっているので、最近の商品で無さそうなことは確かだ。

筐体はプラスチックでフロントパネル面だけは金属。とても軽いミキサー。


使用オペアンプはすべてDIPパッケージのJRC製で、回路を追ったわけではないが、各チャンネルの入力系が 072,  ミキサー出力系が5532という感じに使い分けられているみたい。



ケミコンは・・・残念ながら信頼の日本製ではないし、電源レギュレーター周りに近接して居るのが気になる。このあたりのパネル裏に、うっすら茶色いヤケのような変色があった。一番の熱源はレギュレータなのだろうと思う。

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さて、電源アダプターが欠品なので、どうにかする必要がある。ネットで調べてみると、AC17.1V 400mA x2 CT付き、という定格のものらしい。 

実際回路にどれほど電流が流れるのか・・・ 最大±18V掛けられる実験用電源を持っているので、AC入力ラインに±18V掛けてみたら、


100mA程流れた。ACを入れる条件とは違うが、概ねオーダーとしてはその程度だろう。

(余談だけど、電源はAC入力だけど、DC入れても当然動くし、リップルノイズなどを極小にしたければ、DC供給にするとか、あるいはポータブルで電池駆動も可能なはずだ。レギュレーターが働かない低めの電圧でも定格は満たさないかもしれないが、動くはず。ファンタム電源はACから作ってるふうなので電圧はでなさそうだが・・)

なぜ電源なしのものを買ったか、というと、使えそうなトランスのデッドストック品を所有していたからなのであった。 

古いタンゴの製品なのだが、いずれ何かの電源に使おうと、ずっと持っていたもの。

18V0.25Aと、純正より若干電圧が高く、電流容量は少ない。電圧が高い分はレギュレータが押さえてくれるはずだし、電流もアダプタ定格までは喰わないだろう、という楽観的な考えで進める。

こんな事もあろうかと、何年か前にジャンクで入手していたケースとパーツセットが日の目をみる事にもなった。誰かが何かを作ろうとして果たせず売りに出た感のあるエレキットの未開封ジャンク品。買っておいてよかった。


いつもの通り、実にテキトーに工作・・・


AC無負荷で21Vぐらい、ミキサーをつないで1V落ちるぐらい出てたので、抵抗を直列に入れてみた。これで更に1V程落ちる。レギュレーションが悪くなる馬鹿な考えでもあるが、実動作で18-19V当たりぐらいになるはず。 

シャント抵抗入れてブリーダー流すという手もあるけど、適当な抵抗も手持ちにない。追加費用を掛けない方針なので、あるものでなんとかする。


さて、元々ピンヘッダみたいな3端子のコネクタで電源供給する様になっているのだが、そんなコネクタの手持ちはないので、別のものを付けることにした。最初は3ピンのXLRにしようかとも思ったが、Moogのテルミンは5ピンのDINを使っているのを思い出した。MIDIと被るので気持ち悪いが、MIDIは真ん中の3ピン (番号で言うと2,3,4)、Moogのテルミンは 真ん中と両端(1,3,5)を使うということで、万が一寝ぼけて接続しても焼けたりはしない・・はずだ。

MIDIでつかう5ピンのソケットは2つ手持ちがあった。また、MIDIケーブルも、5ピン全部配線されている真面目なケーブルのストックが手持ちにあった。これも古いKORGのデッドストック品を入手していたものだ。ということでDIN端子を使うことに決定。

(余談だが、手持ちのヤマハのMIDIケーブルはMIDI用の3ピンしか配線されていなかった。KORGは真面目、ということなのかとも思ったが、おそらくDINシンクというMIDIとは別規格の接続にも使える様にということなのかもしれない)

信号用のケーブルで電源というのも気持ち悪いが、せいぜい100mA前後しか流れないから、問題ないだろうと。


プラ筐体に穴をあけてDINのソケットを実装して


動作確認を行った。

全チャンネル、ちゃんと音が出たし、ノイズレベルも、まぁ普通に使えるレベルだと思った。
この小さなポット、洗浄剤を吹いても中まで届くのかどうかわからない形だけど、一応軽く吹いておいたが、幸い今の所大きなガリは出ない感じで、これも普通に使えるレベル。


供給電源電圧が若干高めなのがやはり気になるだが、しばらく放置しても、筐体が極端に熱くなるという感じでもないので、大丈夫だろうと、多分。 気休めだが、レギュレータ付近の筐体裏や背面ににドリルで放熱穴を開けておいた・・ 

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ということでヤマハの代わりに使うことにしたわけだが、今度は置き場所に困った。ヤマハと入れ替えると、入出力プラグがその上に設置した棚板につっかえて挿せない。ヤマハのは背面からプラグを入れる形なので上側のスペースは要らないのだが、このミキサーは上側から挿すので上が開いていないと使えないのだ・・・

で、プラ筐体の軽さを利用して、壁から吊るす形となった。ネットに引っ掛けるラックのフックが、ちょうどプラ筐体の外周部の隙間に引っ掛けられて、安定して吊るすことが出来た。


ということで早速使いだしている。

まぁ、当たり前だけど、動いてしまえば、まぁこんなジャンクでも普通につかえる。


ただし耐久性とか、所詮は経年のジャンク品なので不安要素ではあるが、まぁ何年かは使えるんじゃないかな。

おしまい



Wednesday, July 21, 2021

今日の ZOOM Q4 のGoPro互換マウント部が破損

 memo: ZOOM Q4 の GoPro互換部分が、あっけなくポロリと折れてしまった。構造的にも応力集中、疲労破壊しやすそうな構造だ。とはいえもはや生産終了の旧機種で文句を言ってもしかたない、が記録に残しておこう・・・

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2013年末に購入した ZOOM Q4, 以来色々使ってきたわけだが、Q4はGoPro互換のマウントが装着出来るので、三脚ネジが付いてるアタッチメントを付けっぱなしにして、こんな感じで使っていた・・・






先日、新たにGoPro互換で使えるマウントのアダプター類を入手したので、ちょっと試してみた。クリップで挟むマウントや、細いポールなどに挟み込んでマウントしたり、クイックシュー的に、なにかに貼り付けてマウントする・・と言うやつなど。 

アマゾンなんかで安く売っているGoProモドキに付属している各種アタッチメントなのだろうが、例によってジャンク入手したのである。 

とにかく、入手したアタッチメントを軽く試した後、ふと、何気なく、このマウントのヒンジになる部分を軽く押してみたのであるが・・・


(この反対側が折れた・・・)
ポロリと折れてしまった・・・ 


疲労でクラックが入っていたのか。
最後のひと押しをしてしまった感じで、実にあっけなく、ぽろりと折れた


こうして壊れて判明したのだが、このギザギザの部分は別部品となっており、接着剤で軽く止められているだけだったようだ。 当然本体側はこの部分を収納させるために肉厚が薄くなるし、他の部分と段差が出来、応力がかかった場合その段差に応力集中するのではないか。

丸い段差に沿って破損している・・・

今回入手したアタッチメント、ヒンジの真ん中に入る部分の肉厚が若干薄い感じなので、試した時にストレスがかかったのは確かだろうが、それ以前に疲労していたようでもあり、アタッチメントの出来不出来など公差を吸収出来る柔軟性も無さそうだし、こうして壊れてみると、そういうQ4の材質や構造、設計の欠点が見える・・・

一応接着剤で付けては見たが、おそらく使用すると、またポロリと行くであろうことは想像出来る。

もともと、Q4の三脚穴や、このGoPro互換部分は、筐体の最後部にあって、重量バランス的には最悪ではある。ネジをキツく締めていないと、頭が下がってしまうのである。自転車に積んで使ったこともあるが、やはり途中で頭が下がった。

板切れに小さな三脚雲台を付けて車のダッシュボードに置いて使ったこともあるが、やはり重量バランスがわるく、小さな安もの雲台では支えられずやはり頭が下がってしまう・・ 最近では、ダッシュボードに直置きしてテープで固定するという不細工な事を試したりしている。

それでも撮影アングルの自由度、取り付け場所の自由度を広げてくれるので、今回新たにアタッチメントを仕入れてみたのだが、とても残念な結果となった。 

GoProは、外付けのケースにこのマウント機構が付いているので、万一破損してもケースを交換すれば済む。本体には何の影響もない。Q4は本体に仕組まれているので、折れてしまっては・・・そこでおしまいになる。ユーザーから見れば、アクションカムとしては設計思想が悪い、と言える。Q4はアクションカムではないが、GoPro互換マウントを売りの1つとしてアクションカム的に使える、みたいな売り方をしていたはずだから。

とはいえ、GoPro用マウントが使えなくなるだけで、本来の三脚ネジは使えるので、まだまだ、使い続けると思う・・・ 

Friday, July 02, 2021

今日の ZVEX FUZZ FACTORY

memo: ZVEXのFUZZ FACTORY というギターエフェクトを破格値で入手した・・・というお話。

これがジャンクになった経緯を考えると、もしかしたら珍事なのかも、ということで記す…

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ハードオフ某店をいつもの様に散策して、いつものように、買うものないなー、この店ジャンク高いよなー誰が買うんだコレ・・・といつものような感想を胸に帰ろうとしたのだが、ふとジャンクの入ったカゴが目に止まったので覗いてみると、こいつが居た・・・

ZVEX FUZZ FACTORY

セッティングによっては勝手に発振して自ら音を発してしまう、ブチブチノイズも入るという異端のファズペダルである。

珍品堂でレプリカの基板キットが出ている(出ていた) ということは知っていた、だからコレは珍しい、と興味を引いたのだ。そして、初めて実物を見た。

ただ、ギターは生音が好きな方なので、ファズかー、弾きこなせないし、KORGの小型エフェクトで掛けられるし、と思ったのだが、値札を見て悩んでしまった・・・ 

だって・・・


エッ・・・せんごひゃくえん・・・ 千五百円 ?


ベリンガーの中古ジャンクでも、もう少し高くないかい、という値段がついていたのだ・・・

しかし、ジャンクに手を出すようになって、大丈夫だろうと買って帰って中を開けたらウギャーという経験が何度かあるので、この値段、絶対なにか裏があるはず・・・こいつは罠かも・・・

外観はとても綺麗で、あまり使われてなかったようにも見える・・・が 

中がグチャグチャなんだろうか、アルカリ電池の液漏れでズタボロなんだろうか、素人修理で壊れてるのだろうか、部品だけ抜かれて死んでいるのではないか 奴ら時々やってくれちゃうから・・・等々、いろんな可能性が頭に浮かんだ。さてどうする・・ 当たりか外れかのギャンブル・・・

もう一つ頭に浮かんだのは、もし店員がこのZVEXの変態エフェクトを知らなければ、変なメーカーの壊れてるエフェクトと判定して、ジャンクの値付けをしてジャンクのカゴに入ってしまう可能性もあるんじゃないかと・・アンプにつないだだけでピギャーとか鳴ってしまって、それが正常だという事を知らなければ・・・あるいは・・・

 ということで、このギャンブルを受けてみることにした・・・ 


 で、中を開けてみると、ご丁寧にまだ電圧がキッチリ残ってるアルカリ電池が入っていて、見た目は何も問題無さそう。ということで、早速ギターをつないでテストしてみたのだが、このとおり

(耳が腐る、下手くそ御免 俺弾けないからこうなる)

プギャーとかピギャーとかシュワーとか派手に発振しているけれども、ファズとしての音も出ている。

普通の製品なら、発振するのはありえないので、壊れていると判定するのだろうが、これは発振するのが当たり前で、むしろ発振しない固体があればトランジスタが死んでるなど故障品判定になるのではないか・・・ 初めて経験するエフェクトなので、何が正常なのかわからない・・・

ということで、YouTubeのレビュー動画などを幾つか見たりしたのだが、どれも、全く同じ様に発振して同じような音が出てる感じだ・・・  つまり、私の買った固体は、正常品なのだろう。


ということで、掛けに勝った、当たりを引いた、ということになる。
以来、ギター鳴らす時に使ってみているのだけど、面白い音がする。

(下手くそ注意)


人に聞かせるためではなく、自分の楽しみ、遊びで弾いてる身としては、ノイズも発振も楽しめる気がする。自分でも回路を組んでシンセに使ってみるなどしてみたい気もする・・・ 

発振するエフェクトが容認できたので、それ即ちどんな回路だって音が変われば、音が出ればOKという可能性の扉が開いた。あるいは価値観の破壊かもしれないが。

(ゲルマトランジスタは手持ちが少しある・・・なにか作るだけの部品はあるが、やる気だけがない、部品は金で買えるけれどやる気はお金じゃ買えないので困る…)






おしまい





Thursday, November 05, 2020

今日の CASIO VL-1

memo: 

CASIO VL-1のジャンク品を入手、スピーカーから音が出なかったものを修理してみたというお話・・・

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カシオの VL-TONE VL-1という楽器のジャンク品を入手してみた。電子楽器の歴史のなかでも、このおもちゃの様な楽器は特異な存在であり、プロミュージシャンの使用例があるなど、割と人気がある感じである・・・これでも一応、シンセサイザー・・・と呼んで良い機能、即ちADSRによる音作りと、シーケンサーと内臓リズムによる自動演奏が出来たりする。

ライン直結の生音

で、1000円ジャンクとして売られていたので、微妙だなと思いつつ、暇つぶしに手を出してしまった。

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購入したものは、電池の液漏れで電極が錆びていたが、おそらくマンガン電池の液漏れであったのか、それほど深刻なものではなかった。さほど悪い状態では無さそうであったのだが、電池を入れてみたがスピーカーから音が出ない。

しかし、ミニジャックのライン出力から音が出た。

LCDの偏光フィルターが劣化しているのか、LCD表示が微かにしか見えないが、基本動作は問題無い様子であった。ということで、お約束、とりあえず分解してみた・・・


スピーカーが独立したエンクロージャーに収まっていたり、各部にシールド処理が行われていたり、けっこうお金が掛かっている感じがする・・・ 一応80年台初頭に数万円の価格で売られていたものだけのことはある感じの作り。



この基板は音声と電源のアナログ回路が載っている。

音声用のオペアンプとパワーアンプは三洋製だった。LA6358とLA4140で、 6358は汎用オペアンプ4558の互換品。LA4140は探せば売っているところはあるようだし、トランジスタやFETもC1815とかK30A、CR類もありふれた汎用部品なのでこのアナログ基板の故障なら修理できそうである。

何故か自由に使えるプリントパターンがある・・・

で、音の出ない原因を探ってみたのだが・・・


松下製のスピーカーが断線していた。

しかし、試しに別のものを繋いでも音がでなかった・・・一旦諦めてスピーカーを外して組み立てたのだが、悔しいので、後日再度チャレンジ・・・念の為出力のコンデンサを交換してみると、あっさり音が出るようになった・・・ コンデンサだったのか、最初開けた時になにか勘違いしてたのか不明だが、結果オーライ・・・ 

ということで、代替のスピーカーを入れることにしたのだが、これはSONYの小型テレコのジャンクから外したもので口径が合わない。 とりあえず、ボール紙をドーナッツ状に切り出したものを代替スピーカーに接着して口径を合わせる事にした。バッフル板をボール紙で作ったわけである。


こんな小さな筐体の楽器に、筐体とは別にわざわざエンクロージャーを使うというのは凝った設計だと思う。機能的にも音的にも、チープで本格的楽器とは言い難いのに、実装機構はちゃんと作り込んでる。



この固体はLCDの偏光フィルタが劣化して表示がかなり薄いけれど、偏光フィルムが入手できれば、LCDの上に置けばはっきり見えるようになるはずだ。 
しかし、楽器として使う場合表示はそれほど重要ではないので、このまま置いておくことにする。


スピーカー交換後の音

ということで、ちゃんと音が出るワーキングコンディションのビンテージシンセが手に入ったわけだが、こんなものでも、弄ってると楽しい、妙な愛着が湧いてくる、不思議な製品だと思う。


早速Liveで試してみたり・・・

おしまい


Friday, October 23, 2020

今日の YouTubeマルチカメラ配信環境のナゾ

memo: 実験的に行っているYouTubeやperiscopeでのライブ配信環境についてのメモ・・

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ある時、YouTubeでライブ配信が出来る機能が実装されていることに気がついたので、試しに楽器を弄ってる所をやってみた・・・というのが、そもそもの始まり。以来毎週末夜中に楽器遊びの実験配信する習慣となった・・ただバカを晒しているだけではあるのだが・・

ともかく、紆余曲折、カメラ1台から試行錯誤を経て、最近だいたい環境が固まってきたので、ここらでまとめておくことにする。この形になったのは、PCを新調して、処理能力が上がり、配信にOBSというソフトが使えるようになったからだ。それ以前はPCIのキャプチャーカードだけ、ffmpegでエンコードしてVGA15fpsというショボい画質のエンコードで配信、それすらコマが落ちる感じが否めなかった・・

新PCになって処理能力が上がり、OBSで複数のビデオデバイスを組み合わせて使えるようになったのでこの形となったのである。 720p30fpsという標準的な画質で、PC上の都合3種のビデオデバイスを使ってマルチカメラでの配信ができる様になった。

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ということで

ハードウエア構成


カメラ

このシステムのキモは、NTSCのカメラ群だ。NTSCの監視カメラのジャンクが、格安でハードオフに転がってたりすることがあり、見つけ次第コツコツ少しづつ買ってシステムに加えていったものだ。

何れも300円〜1000円でジャンク売り場の箱に転がってたもの・・・

CSマウントのCCD(CMOSかも知れないが)監視カメラは、監視用なので暗い所でも映る設計になっている。


一般的なカメラとしては、暗い所は暗く、見たままに映った方が良いのだが、この手の監視カメラは暗所対応で、薄暗い所でも自動で絞りを開けたりシャッタースピード、感度を調整して、限界までは何がなんでも写そうという設計になっている。暗所では白黒になったり、赤外線フィルターを自動で外して赤外域が映るものもある・・・


これは天井に設置するタイプ・・・外装は邪魔なので中身を取り出して使っている。


これらのカメラを楽器の周りに適当に置いて


ビデオスイッチのシーケンサーで自動切り替えとしている。これは2000円だった。

Victor SW-501

このビデオスイッチは自動切り替え用の出力(AUTO OUT)と、どこか1つ固定の出力(SPOT OUT)が出ているので、それを2つのビデオデバイスで受ける。カメラ切り替わり時に、カメラ間のフレーム同期がとれていない故に画像が乱れるのだが、これは仕方がない。プロの放送ではこんな事はご法度なのでカメラ間の同期を取る仕組みが必要なのだが、無視する。これはお遊びネット配信のご愛嬌。

2つのカメラ用ビデオキャプチャーカードについて、一つはPCIバスのビデオキャプチャーカード、もう一台はUSBのビデオキャプチャーで、これもジャンク品で入手した EasyCAPというメーカー不詳の怪しいUSBデバイスを使っている。とても怪しい感じの商品であるのだが、ちゃんとLinuxで普通にビデオデバイスとして認識して使える。

これらNTSCのビデオカメラの解像度は、キャプチャーカードでキャプチャーしてVGA 640x480 程度なので、これを720p画面一杯に拡大して使うと、やはり画質の粗さが露呈する。VGAのまま配信しても、結局再生側でそれなりの大きさに拡大してしまうから同じことだ。したがって、720p送り出しで、NTSCカメラの映像はワイプで小さく出すことにした。手持ちの音楽用カムコーダーZOOM Q4はUSBカメラとしても使えて、720pの解像度でも問題なく使えるので、このQ4をメインカメラ・・720pの背景として画を作って主画面とし、他のNTSCカメラ画像はワイプで出すわけである。


720pで再生して小窓はVGA相当で配置すれば、仮に1080pサイズで再生しても、画質の粗さもさほど目立たない感じになる。メイン画面半は小窓に隠れるけど、最下段のキーボードはほぼ映る感じなので、これはこれでアリなレイアウトだと思っている。

今どき金かけりゃ4K配信だって出来る時代であるのだが、手持ちの機材、二束三文で転がってるガラクタの寄せ集めで人とは違った画作りは出来ると言うことでもある。今の構成、ワイプで最大8台、背景1台、合計9台を、仮にフルHD機材で構成したら・・・お遊びとは言えない金額がかかる。

ジャンクと言えば、監視カメラのスイッチャーを使う前は、こういう、ジャンク品300円ぐらいで転がっていた、シンプルなビデオ切り替えスイッチ(AVセレクター)を使っていた。また、ビデオタイトラーでテロップを流したりもしていた。OBS導入で使わなくなったが。

AVセレクター

最後に、音声。以前はUSBサウンドブラスター改造品を使っていたが、2年前に EdirolのUA-25EXを入手したので以来それを使っている。これもジャンク品入手・・ いや1000円だったら、とりあえずビンボで無くても買っちゃうよね・・ どこも壊れておらず、外装も綺麗で、取り込みも再生も十分なクオリティを保っている。

ジャンクばかりなのは、みんなビンボが悪いんやー・・・割愛するが、楽器用のエフェクト類もジャンクばかりになってきた・・・

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ソフトウェア

 OSB Studio

古いPCでは 1画面のみ、VGA解像度で ffmpeg を使っていた。CPU能力の問題が大きいとおもうのだが、VGAで 標準は30fpsのところ、15fps というフレームレートで出していた。それ以上上げても、どうしてもコマ落ちしてしまうのだ。15fpsでもギクシャクしていたのだが、他に方法がないので仕方なく使っていた。ffmpegの呪文のようなコマンドをスクリプトに書いて起動していた。

新PCに変えた時、OBS Studio を導入してみた。Debian 10 buster パッケージに含まれるものだが、簡単に使用出来て、うまく働いてくれる。


PC上に有るビデオデバイス、あるいは動画ファイルなどを自由に配置して画を作って配信出来るもので、WindowsやMac版も出ているマルチプラットホームのOSSフリーソフトである。

使い方は・・・画面構成などは弄っていると割と簡単に理解出来る感じ。マルチプラットフォームかつフリーという事で使用者が多いらしく、設定などの情報はネットで多数見つかる。

OSBは録画機能もあり、録画設定で録画をファイルではなく、任意の配信サーバー接続とする設定にすると、メインのストリームとは別サーバーに配信ができる、つまり同じ内容を同時に別の2箇所に配信が出来る。 とりあえず、YouTubeを主として、twitterの動画配信であるPeriscopeにも繋いで配信する設定にしているが、うまく働いている。

OBSがうまく動けばそれでオシマイな感じだで、オープニングやエンディングの動画を作ったり、本番をうまくやり、オペレーションをうまくこなす・・これは使う人次第ということになる・・

qv4l2

ビデオキャプチャーの画面調整は qv4l2という v4l2のGUI設定のアプリケーションを使っている。


V4L2で得られる画面で、明るさなどの調整が必要な場合に便利で、監視カメラは明るく映るので調整して暗くするなど、OBSでモニターしながら画質調整出来るので便利だ。

今の所はこれぐらいか・・・

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ということで、それなりの配信環境が出来上がったのであるが、肝心の配信の中身については出鱈目な即興ばかりで、全く改善が見られない・・・ 

遊びだから、誰も見て無くても関係ないんだけど・・・不毛なことでもあるけれど 
やってると、なんか、何かしてるって気がしてくる。逃避かもしれないけど。
大抵は見直すと酷いって感じだけど、面白い瞬間もある(当社比)気がする・・ 
自動的に記録が残るので、たまに面白い箇所を切り出して他の映像のサウンドトラックにしたり・・

しかし、これから先、新しい試みなど、なにか考えないと、進歩がないのも確かだ・・


おわり