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My Soundcloud Channel --- Testing :D

Thursday, December 29, 2011

Today's Sliver plated KORG monotron

Finally I received the prize from KORG Inc and this is it!




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KORG の monomania コンテストの賞品が届いた!
ピカピカメッキの monotron ... KORGさんおおきにっ!
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01/13/2011追記

もう一つの賞品 monotron case も届いたゾ!


music部門佳作とあわせて2つもらってしまった

Wednesday, December 14, 2011

今日の monotron Duo / monotron Delay を買ってみた

買い物メモ
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チープなアナログシンセとして昨年発売された KORG monotronに、まさかの展開機種、新型が出たので買ってみた。


monotron Duo と monotron Delay である。

という事で、開封→試用のビデオを撮ってみた..だらだら垂れ流しで撮影したので長い..ので、まぁ適当に飛ばしながらみて欲しい。

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KORG monotron Duo


Duoの方は2VCO搭載となり、リボンコントロールは従来通り無段階に加えてメジャー/マイナー及びクロマチックのスケール機能が付いた。LFOはなしで代わりにVCO2があり、VCO2からVCO1へ変調が掛けられる。相変わらずEG/VCAは無し。

スケールがきちんとした音程で弾ける様になったのは大いなる進歩、なのだが、いかんせんリボン上の発声音域が1オクターブちょっとと狭く、既存曲のメロディー弾きをしたくてもはみ出てしまうものが多く、せっかく音階が出るようになったのに、ちょっと残念な感じだ。

DS10やM01ぐらい、せめて2オクターブあれば、もうちょっとなんとか、と思う。リボン上の鍵盤模様と発声音は合わせ込まれてある。絵柄は黒鍵部分は白鍵部分より狭いのだが、発声もちょうどそれに合わされている。つまり黒鍵は狭いので、クロマチックで弾く場合は爪先 or スタイラスなどで正確に狙う必要がある。本物の鍵盤同様に習慣的に白鍵は下側、黒鍵は上側を押してしまうのだが、リボンとして反応するのは絵に関係なくちょうど中央の所でちょっと弾きにくい感じかな(うっかりミスしやすい)。

もちろんVCOでピッチ調整出来るのだが、楽器として音域は3オクターブぐらいで、低い方は出るのだが高い方が出ない。フィルターを開けると変調で生じた高調波が出て高い音は聞こえるのだが、ファンダメンタルは出ない。monotron(無印)で出たぴゅうと言う高音までは出ない事になる。つまり2VCOでより太い心のある、あるいはより複雑な倍音が出る様になった反面、使える音域は狭くなった。

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KORG monotron Delay


Delayの方は、その名の通りディレイ機能が搭載されているのだが、こちらはリボンコントロールは無段階のまま、しかしコントロール範囲が広く公称値は4オクターブだけど当方のものは実測で6オクターブを超えて7オクターブちょっとある.. 指先で音程を取るのはかなり難しくなった。

VCOのピッチノブは省かれFlilterもカットオフだけ。ディレイはアナログタイプでノイズが多いのだがフィードバックで発振までもってゆける。これはテープディレイのシミュレートがコンセプトらしい。

元々monotronはディレイやリヴァーブをかけると音が化ける感じなのだが、外部エフェクターなしではじめから化けた音が出る。 楽曲を演奏するのは難しいが、一方適当にノブを回しただけで、いかにも、という、昭和臭いディレイで作った宇宙系SFXが延々と出てくる。"シンセで変な音を出して遊ぶのが好き"系の人にはたまらない玩具になると思う。

ビデオ後半は Duoを繋いでみているが、自ら発声も出来るエフェクタとしても使えるわけである。

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とまぁ、こんな感じだ。初代monotronは Made in Japanだったが、今回の2機種はベトナムになっている。当然だが品質感などは変わらない。その分コストダウンが進んで機能追加ではあるが売価は安くなっている。

個人的にはどちらも面白いと思うが、特にDelayは大ヒットの予感がしている。上のYouTube動画もDelayの方が受けが良いみたいなのだ。誰が聞いても面白い音が理屈抜きで出てくるのだから当然かもしれない..

また、初代は初代でしか出せない音、使い方もあってそれは今回の2機種では再現できない。つまり三位一体で大人買い、全コンプして遊ぶのが良いのではないか、と思われる..

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あと、monotronのノブはVRの軸そのままなので、つまり細くて調節しにくいのだが、上の写真やビデオ後半ででてくるのだが、ゴムの "グロメット" (直径11mm 内径5mmぐらいのもの)をはめてやると具合がよい。白や銀のマーカーでポッチをつけておくと、VRの位置がわかりやすくなり、操作調節が格段にしやすくなるのでおすすめだ。

5mm用グロメットがノブにぴったり

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Linuxメモ:本 ビデオ後半で音が若干ずれてるのだが、Q3HDで撮ったものをavidemuxで編集(頭と終わりをカットのみなのだが)するとずれるみたいだ.. これまでショートクリップばかりだったので気が付かなかったが,H.264だと長くなってくるとavidemuxじゃだめなのかもしれない。

Wednesday, November 16, 2011

今日の USBサウンド bandwidth エラー のナゾ

Linuxメモ
USBマウスが刺さっているとUSBサウンドカードの動作に悪影響を与える事がありUSBマウスを外付けのUSBハブで分離してやると問題がなくなった....

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新しいPC, NECの安サーバーを使い始めたのだが、USBサウンドにちょっとした問題があったのでメモとして書いておく事にする。

オンボードのサウンドをBIOSでDisableにして外付けのUSBサウンドカード (SBDMULX変造品)を使っていて、もちろんALSAのUSBドライバ問題なく使えているのであるが、 jackd というサウンドサーバーが起動しない。 jackdは普段は使っていないのであるが、ardour2というjackd必須のDAWを使ってみようとjackdを動かしてみたのだが動かない..という事になった。で、qjackctlで起動パラメータをあれこれ弄ってみたが全然使えない。よくわからないのだが、jackdを起動させようとするとカーネルが次のようなエラーを吐く、のである。

cannot submit datapipe for urb 0, error -28: not enough bandwidth
USBのデータを送る帯域幅が不足、というエラーなのだと思うが、USB1.1のサウンドカードであり、PCはUSB2.0仕様の、つまり高速なUSBなので帯域不足というのが不可思議だ。

実はインストール直後に、 サウンドカードを使う、acfax という無線faxデコードソフトを動かしたらカーネルがエラー吐きまくってPC操作不能、という事を経験していた。その時はacfaxのビルドの問題かなぁ、という事で滅多に使わないソフトでもあり、audacityなどでの音声録再などは問題なくできたので追求せずにアンインストールで放置していた。しかしこの時のエラーも、今思い返してみると、たしかbandwidthだった気がする...

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ということで、ACFAXは使わなくても構わないのだが、jackdは音楽録音関係では動いて欲しいので、ちょっと調べてみる事になった.. というのが今回のお題なのだが、早速全く同じ症状のレポートに行きあたる..

bandwidth allocation problems with external USB audio device


で、ここにあるように、これは EHCI 関係のトラブルというかバグらしいのだが、さてどうやって回避するか..ehci_hcd 読むの止めるとUSB自体が使えなくなるし.. 上のリンクの ehci_hcdをunbindするってのは試してみたのだが、実行するとUSBが止まる.. USB1.1にゃならなかった..

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普段PCのUSBには、このサウンドカードと、ロジクールのUSB無線マウス (VX-R) が繋がっているのだが..なんとなくマウスの方を抜いてみたら... 何事もなくjackdが起動、先のエラーも吐かない事がわかった.. サウンドは本体裏、マウスは本体表の別のポートに繋げてある.. 

今度はポートの位置をあれこれ変えてみたのだが、ポートの位置にかかわらずマウスが刺さっているとjackdは起動しない。 マウスを抜くと問題がなくなる。

USBカード買ってきてマウスとサウンドを分けたら治るのか? 他に方法は...?? とあれこれ考えてる時に、ふと、手持ちの4ポートUSBハブをPC本体に刺し、マウスをそのUSBハブ経由で使ってみると..


ビンゴ.. 今度はマウスが刺さっててもjackdが何事もなかったかのように起動した。bandwidthエラーももちろん出ない。先のacfaxを起動しても何のエラーも動作不良も起きない...マウスは本体に直接刺してはいけない、という事なのだろうか.. 

どうしてマウスがサウンドの動作に干渉するのか、ドライバのバグかマウスやサウンドカード、あるいはチップセットの問題なのか、さっぱりわからないのだが、とにかくマウスをUSBハブを通して接続する事で問題が回避できる事がわかった..

ちなみにUSBサウンドをUSBハブ経由で出すと今度は xrun エラーが出てうまくなかった.. なんだかよくわからないが、USBサウンドはPCIカードを増設してそれ専用のUSBポートを設けるのが安全そうな気もする.. 

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よく、USBハブ経由で機器を接続すると問題が出る、というのは聞くが、本件ではUSBハブで問題を解決できた。

高速なデバイス(ビデオとかHDDなど)だとハブの不具合が出そうなきもするし、実際USBサウンドだとxrunが出たりしたのだが、マウスという低速なものでは、逆に間に挟むハブはPCとマウスとの"バッファ"になっている、のかもしれない..

なんだか全然良くわからない、納得しがたい事象なのだが、とりあえず動いたからよし、とする。

Saturday, November 12, 2011

Today's KORG monomania Sound Contest part 3







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KORG monomania sound contest なのだが、日本法人枠の募集と選考は終了したのだがUSとUKの締切がまだなのでしつこく投稿している..投稿数が少ないので賑やかしになるかなと。

音楽、とは言えないものなのだが、Audacityで音をどんどん重ねてゆくと、たった一つの楽器から面白い響きが得られる。

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これらは何れもPCでAudacityのスクリーンキャプチャした動画なのだが、PCを新調したおかげでffmpegで720pや1080pのキャプチャも問題なく出来る。


ffmpeg -f x11grab -s 1920x1080 -r 24 -i :0.0 -vcodec mpeg4 -b 40000k -minrate 4000k hoge.mp4

とりあえずこうやって画を撮って後でAudacityでミックスダウンした音を合成したのだが、ビットレートの最適値がどの程度なのか、正直よくわからない。ただ -minrate で最低レートを指定しないとかなり粗い画質になってHD解像度で録る意味がなくなったりするみたいだ..

1080p フルスクリーン再生でもぼけずにくっきり見えるが、 2分の動画で250MB弱、ADSLだとuploadにとても時間がかかるのが難点だ...

Friday, November 04, 2011

Today's I won the prize

I won the prize of KORG monomania sound contest ...!
Thanks a lot, folks!

SFX Category
(1st prize)




Music Category
(honorable mention)



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KORG monomania sound contest なのだが、なんと.. SFX部門 で最優秀、Music部門で佳作に選ばれた...! 

Thursday, October 27, 2011

Today's KORG monomania Sound Contest part 2

monotron SFX

http://www.korg.co.jp/monomania/Japanese/
http://www.korg.co.jp/monomania/English/






monotron Music














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KORG のサウンドコンテストなのだが、投稿数が伸び悩む中、 "好評につき" 締切が10日伸びる、という苦笑せざるを得ない様な事態になったので、まぁチャンスだと思って例によって"誰もやらないような路線"で追加投稿してしまった。 

投稿数が少なかったので数うちゃ当たるかも、などという安易な思惑だったのだが、新しい締切間際に駆け込み投稿があったり、こりゃかなわんな〜という上手なものが増えたので、まずダメでしょうな.. どれも思いつきの即席なので、後から見直すと、もうちょっと何とかならんかったものか、と思ってしまうのだが、何でもちゃっちゃと適当にいい加減にして終わらせてしまう、という昔からの悪癖は治らないものですな...

まぁ、今回は一部の編集に openshot というビデオエディターを使ってみた、という風にビデオ編集、エフェクトの実習になった..あまり凝ったことはやりにくいのだが、気楽にエフェクトがかけられる事がわかった.. 月の光のぐるぐる回る奴とか、水面の波紋のフィルターなど、まぁ面白く使えたと思う。

Wednesday, October 12, 2011

Today's KORG monomania Sound Contest

http://www.korg.co.jp/monomania/Japanese/
http://www.korg.co.jp/monomania/English/
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monotron SFX








monotron Music









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KORGがモノメイニア(モノマニア)サウンドコンテストと称した monotronとmonotribeのYouTube投稿コンテストをやってる、という事を知ったのは10月に入ってからで、出遅れたかなぁ、と思ったのだが、YouTubeでTag検索してみると、なんだか全然盛り上がってない様に見える、というか投稿がとても少ない.

日米英3カ国でそれぞれ別々に選考されるらしいのだが、投稿数のあまりの少なさに、間違って佳作にでも選ばれたらラッキーかも、などと思いつつ、まぁお遊びでいくつか即席で作ってupしてみたのが上のビデオ。

Fly me to the moonのだけは以前upしたものの編集で、これはmonotron以外の楽器で伴奏させてるのでレギュレーション違反かもしれないが、まぁダメ元でupしてみた.. とりあえず、どれもアホっぽくみっともないのだが、人がやらない様な選曲や演奏で一発芸的な受けを狙ってみた。まぁYouTubeの恥は掻き捨て、ということで..


締切は10/16日なのでmonotronかmonotribe持ってる人はとりあえず参加してみるといいことあるかも...SFXはちゃちゃっと作れるし、特に出品が少ないから狙い目かも?
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余談だけれど、 "monomania" って、完全に病気というか精神病の一種なので、言葉としてとても悪い印象なのだが、こういうコンテストの名づけ方はマズイのではないかなぁ。
日本で"マニア"って言葉が和製英語的に使われるけど、英語じゃ自分をマニアなんて呼ばない。マジな本物の病気の人ってことになるから..

Sunday, October 09, 2011

今日の DELL U2312HM (液晶モニター) を買ってみた

買い物メモ
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PCを新調したら、なんかちょっと欲が出てモニターも新調する事にした。これまで使ってたのは七尾のL465という16インチSXGAモニターで、9年間使ってきた。まだまだ使えるのだが、画面が狭いのと、消費電力的にも最近の製品の方がエコなので、まぁ換え時なのかなと。

SXGAの19インチぐらいのものにしようか、いっそ流行りの1080p仕様のワイド型にするか.. いろいろ選択肢があったのだが、PCも新しくなってせっかくHD映像も表示できる様になった事でもあり、ワイドを買ってみるかと言う事となった。

解像度比較図

横に長すぎる気もするが、SXGAのデュアルヘッドも場所を食うので、TV標準と同じこの1080pなサイズというのは一つの落とし所だろうと思う。

で今や国産メーカーは見る影もない、というか店頭では隅に追いやられているなさけなさ.. と思いつつ、安いモニターの中ではそこそこ定評のあるDellから、 U2312HM というモニターを買った..

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Dellの印象..

職場ではDellのPCは標準という感じで、当方もPentium60MHz時代から付き合いがあるので、メーカーに対する印象はそれほど悪くない..そこそこに安くてけっこうしっかりしている、という印象があるので注文したのだが...

モニター類であっても国内に在庫は持たない主義の様であり、注文してから納品されるまで12日かかった。でも届いた商品のロットは7月生産のものだったので、あちらには山ほど在庫があるのだろう。

で、時間がかかるのはともかく、Web上でおこなう納品予定などの進捗確認がお粗末で、殆ど約立たず、と言った感じであった。ステータスをメールで知らせてくれるサーヴィスもあったのだが、どういうわけかメールは一通も配信されなかった。注文時に確認メールが来ただけで、途中経過がわからないので本当に注文受けてもらえてるのだろうか、などと心配になる。意外にお粗末である。こういう物流面ではアマゾンにでも弟子入りすれば良いと思うが..

と言うことで届くまで日があったので、買った商品やDellに関してあれこれGoogleで検索してみたら、一般人のDellの評価は企業ユーザーとしてのDellのイメージとは真逆でものすごく悪い、という事を知って、面食らった。なんでもサポートは中国に丸なげで、電話すると片言の日本語で面食らったとか通じなかったとか、まぁそんな情報が山ほど見つかる。近年新聞に大きな広告だして、安さを強調した売り方をしているけれど、その反動が来ているようだ。

企業ユーザーの感覚しか持たず、普通の人から"Dellっていいの?"って聞かれたら、まぁ悪くは言わないだろう。なにかにつけサポートが必要になる並の人が、推薦されて、あるいは新聞で見てDellを買っても、サポセンに電話してみると.. そういう事だと、まぁ評判どおりの"買うんじゃなかった"と言う様な結果になるのだろう。ネットの噂、火のない所になんとやら、サポートでひどい目にあった、二度と買わないなどという記事がこれほどまで多いとは正直びっくりした.. 買う前に気がついていれば、注文しなかったかも..?なんて思った。

あと、見てると値段がコロコロ変わる。今回は購入時点で法人向け扱いが3000円値引きされていたので法人枠で買ったのだが、数日後一般向けも同じ値段になったり、次の週には割引が無くなったり..
と言う風に、タイミングが悪いと、まぁ数千円の範囲だが、安く買えたチャンスを逃してしまう事にもなる。そして、即納ではなく納期が長いので、届く前に新しい値引きが始まったり、と言うことにもなり、不誠実な感じは否めない。

納品後に気づいたのだが、書類上貼付されて来るはずのリサイクルマークも貼られてなかった..なんかちょっとお粗末過ぎやしないか...

とまぁそんなこんなで、自分的には今回、Dellという会社の印象が星2つぐらいランクダウンした感じである。彼らにしても、大手企業相手の商売だとサポートも日本法人が善処して、もし不手際などあれば営業がすっ飛んで来るのだろうと思う。

一方一般向けはサポートが外国人、まぁコストの関係なのだろうが、日本人受けはしないと思うし..企業相手と一般人相手でサポートの質を極端に変えるという事自体、自ら看板に泥を塗っている風にも見える..  もし本気でコンシューマ向けでTOPとりたいなら、早急になんとかしないといけないと思うが.. 

Googleで"デル サポート"と打つとリターンするまでもなく
さくっとこんな候補がデルのだ..悪評もここまできてる..

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12/29 追記 : Dell がダメなのは本当だった!!!!

9月にオンラインで注文、10月に納品され、その後何事もなく普通に使って暮らしていた、のだが、この年末になって、Dellの営業を名乗る人物から、いきなり
システムエラーでカード情報が確認できず決済ができないからカード番号を教えてくれ、
という内容の、考えられないというか呆れた電話がかかってきた。
だいたい、いきなり知らない人間から電話でクレジットカード番号を聞かれて、だれがハイハイと答えるのだろうか。たとえDellの営業を名乗ったとしても!



相手がどこの誰なのか電話では確かめようがない。カードに引き落としの有無もその場で確認のしようもない。と言う事で、とりあえず文書でくださいとしたらメールします、と言って、メールが来た。
本当は紙の文書が欲しかったのだが.. 

ともかくメールが来て、一応本当にDellとわかったのだが、しかし、決済の不備を何ヶ月も放置して年末に電話してくるなんて、システムエラーだかなんだか知らないけれど、そういう情報管理の杜撰な会社にクレジットカード番号など預けてよいものだろうか.. 

という事でめんど臭いし手数料もかかるが、情報管理の杜撰な、システムエラー頻発させるような企業にカード番号は教えられないので、銀行振込で対応してくれと返事をしておいた..

そもそも、今の世の中、カード番号を聞き出そうとするあの手この手の詐欺が横行しているのだから、いきなり電話で教えてくれ、なんと言って、誰が答えるのだろうか。答えると思って電話してきてる営業の常識を疑う.. Dellという大企業の営業がそんなことするのだ.. 

という事で、ネットの悪い噂を実体験するはめとなった。
これにより自分的には Dell は 要注意企業 .. ブラックリスト入りとなった.. 

脳内のDell株価大暴落、二度と買わない指数が急上昇..


こんな記事があったので参考にして欲しい.. 買う前に読んでたら買わなかった気がする..

というか現時点で決済されてないので一銭も払ってないけど手元にモノが来てる、つまりまだ買ってない事になっている.. オンラインでカード決済で注文して、そんなこと、通常ありえない。

ありえない事が起こって呆れているのだ..  

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2012 1/19 update

最初に電話が来た 2011/12/29日 のメール

現在、問題の原因について社内で確認中でございます。
2012年1月4日に状況報告をさせていただきますので今しばらくお待ちいただけますでしょうか。


と言う事だったのだが、年明け 2012 1/4に
問題の原因について引き続き社内で確認中でございます。
分かり次第ご連絡いたしますので今しばらくお待ちいただけますでしょうか。

というメールが来て、 1/19 現在、メールも、請求書も、なにも来ていない.. 

何かあったらここに追記する...
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2012 2/3 update

1/26 にメールが来た。で原因については
問題の原因について調査させていただきましたところ、システムエラーにより
お客様のカード情報がカード会社に送信されず請求が上がっていない状況となっておりました。
今後同様のエラーが発生しない様改善に努めさせていただきます。

と三行。エラーでしたという事を確認するのにひと月かかるのか。原因もエラー。さっぱりわからん。これで分かる人が居れば俺に説明しておくれ..

で、翌週に振込の請求書がハガキで送られてきたので本日銀行振込してこの件終了とした。

振込は面倒だし手数料もかかるのでカード支払いで買ったのだが、その結果がこのザマである。
DellのページにAmazonみたいな評価欄があれば当然★星一つの評価にするところである..

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寸評

と、企業としての評価は置いておいて、届いた商品について少し書いておこう。
23インチのモニターなのだが、当方のPC卓上に置くとモニターSPの間にぴったり収まるサイズだった。

非常に軽い。台座などもコストダウンが進んで、プラスチック部分が多い。必要十分なのだが、ちょっと前の、金属っぽいY字型の足の奴なんかしっかりした感じでよかったなぁ、という事を知っていると、全般的にコストダウンが更に進んだ感じかな。それでも、売りの一つ、上下の高さ調整とパネルの回転が出来る機能は健在だ。

デザイン的には前面に余計な装飾が無いのがよい。他社の物は店頭で目立つ様に枠がツルピカだったり不必要に大きなロゴが入ってたり、さすがにアジア製品という目障りな物があったりするからね。 ただDellのロゴは控えめなのだけど、銀色でピカピカ。メッキなんかせずに黒の梨地ままにすればいいと思うし、評価も上がると思う.. 

LEDバックライト、なのだが、輝度そのものはあまり絞れない。旧モデルのU2311というのは蛍光管らしいのだが、そちらの方が輝度が絞れるらしい。


普通に使う状態でも0で十分、これ以上暗くしたければコントラストを落とすしかないのだが、画質上コントラストは落とすにも限度がある..

ノングレア表面の出来も、まぁまぁ、なのだろうか、まぁあまり綺麗でもないが、ギラギラし感はさほど気にならない。

このLCDパネルは6bitだとか言われいているが、グレースケールを含んだテストチャートなどをざっと見た限りだが、別段汚いとか縞が出てるとか、そういう事は無い様に見える。LCD表面をじーっと眺めると、色が不自然とも思えない、が、じっくり見ると、ノングレアの表面が完璧ではないなぁ、という別なものが見えちゃう.. そんな感じだ。

写真や出版などプロでもなきゃ問題にはならないと思うし、大体プロはこんな安いモニター買うわけないから、一般人が一般家庭で使う分には文句は出ない水準なのだろうと思う。

動画の再生も別段、普通だと思う。一応映画モード、ゲームモードがあってオーバードライブがかかって残像が目立たないモードも用意されている。
IPSパネルなので視野角が広く、視点による色変化も当然少ない。ただ画面隅の黒浮き、というかバックライト漏れが多めで気になるといえば気になる..

直販品で店頭で確かめられない上、新製品なのでレビュー記事は少ないのだが、興味があるのなら、海外の記事だけどこれを参考にすれば、と思う。メーカーのCMの延長でしか記事を書かない日本のIT系メディアの記事より、随分まともなレヴューだね。


余談だけど、そのサイトのレビューでわかったのだが、旧モデルU2311Hも同じく6bitパネルらしい。当初8bitと書かれたのだがLGのパネル仕様書を調べるとすると6bitだったので記事を訂正する、という事が書かれていた...それが本当なら新モデルは6bitだから旧モデルより色域が悪いというのは間違いになる..

と言うことで、売り方やサポートのあり方などは、難があるのだが、商品そのものは、まぁ安モニターとしては上出来なのではないか、と思う。少なくとも失敗した、という感じは今の所ない。

信頼性やトラブル時のサポート状況など..はこれからのお楽しみ。
まぁモニターなんてそうそう壊れるものではない、と思うのだが...これは使い込んでみないとわからないからね..

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さてこのディスプレーは 1920x1080という解像度なのだが、Linux的に、新マシン+Debian squeeze (amd64) では設定変更など一切なしで、つまりDVIケーブルを刺しただけでなにもせずともきちんと認識して表示された。コンソールのフレームバッファーもフル解像度で出た。

xrandr してみるとこんな感じ..


HDMI1 connected 1920x1080+0+0 (normal left inverted right x axis y axis) 510mm x 287mm
   1920x1080      60.0*+
   1280x1024      75.0     60.0
   1152x864       75.0
   1024x768       75.1     60.0
   800x600        75.0     60.3
   640x480        75.0     60.0
   720x400        70.1


これで人並みにHD環境が出きた.. ソースは今の所せいぜいYouTube、なのだけど..

Thursday, September 29, 2011

今日の amazon MP3 代替えダウンローダーclamzをテストしてみた

Linuxメモ
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新しいPCに Debian squeeze の64bit版(amd64)をインストールしたのだが、これまで32bit環境(i386)で使っていたUnofficialかつバイナリしか配布されていないソフトはそのままでは動かなくなってしまう。

特にそういうソフトを使っていたわけでもなかったのだが、一つだけ、 amazonMP3 のダウンローダーがあった。これが使えないとamazonから音楽を買えない。
正確に言うと一曲づつならブラウザのみで買えるのだがアルバムまるごと、あるいは複数同時に、という事ができなくなる。アルバムなんかはバラで曲を買うと高くつくので実質買えないのも同然。

で、32bitのアプリを動かす方法もあるみたいなのだが、amazonMP3に関しては、代替えのダウンローダーとしてclamzというフリーのものが開発されていて、Debian squeezeにも入っている事が分かった。

と言うことで、amazon.co.jpで使えるのかどうかテストしてみた..というのが今回のお題。
(失敗したら勿体無いので無料曲を買って実験した結果デス..無料でも有料と同じ手続きだから..)

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まずaptで
apt-get install clamz
インストールする。

使い方は、
man clamz
に書いてある通りなのだが、まずウエブブラウザーで、amazonのこのページ



にアクセスする必要がある。

これを実行しないとダメな様だ。要するに純正の amazonMP3が入ってて使えるよ、という事にしないとダメなのだろう。

ここにアクセスした後は、通常通り買い物をする。欲しい曲やらアルバムをカートに入れてチェックアウトすると..


なにやら.amzという拡張子のファイルが落ちてくる。自動で落ちない場合はページにあるリンクでダウンロードする。ファイルの中身を見てもなんだかわからん文字の羅列なのだが、おそらくこれに購入情報などが入っているのだろうと思う。で、このファイルをつかって clamzでmp3をダウンロードするには
clamz AmazonMP3-1234567890.amz
の様に、先ほど落とした.amzファイルを指定してやると..


wgetでダウンロードするような感じでするするとファイルが落ちてくる...

ということで、この仕組みが将来的に永続的に使えるか疑問だが(amazonが仕様を変えたら動かなくなるかもしれない..)、今の所はこのclamzで 64bitなLinux環境でも amazonから音楽を買うことが出来る。
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PC+iTunesでつながないと何もできない、つまりLinuxユーザーは取り付く島もないClosedなAppleと違って、amazonは32bit版のみとは言え、Linux用にもダウンローダーを提供してくれるところに懐の深さを感じるね。Kindleやタブレットだけでなく、個人的には音楽プレーヤーも出してほしいなぁ、と思っている...

Tuesday, September 20, 2011

今日の 激安サーバー NEC Express 5800/S70 Type PJ のナゾ Debian squeeze パフォーマンス編

Linuxメモ 今日の 激安サーバー NEC Express 5800/S70 Type PJ のナゾ Debian squeeze インストール編からのつづき
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とりあえずインストールと環境設定がひととおり終わったので、実際の使用感などをレポートして激安サーバーシリーズを終えたいと思う。
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動作音は?

 電源投入時一瞬 動作確認シーケンスなのだろうか、ブォーンと唸る以外は、まぁ普通のPCと同程度、なのかな。残念ながらこれまで使ってきたPCは何れも電源その他がダメダメで耳障りなノイズの目立つ五月蝿いケースだったので、それに比べれば耳につきにくい。
例えばこれまで使ってきたボロケースのAtomマシンよりは確実に静か。
エアコン使用時ならエアコン音にまぎれて音を感じない、そういう感じだ。五月蝿くて使えない、というものではない。並のデスクトップマシン、ありきたりのノイズ音、って感じなのかな。自分的にはこんなでも過去最高に静かなマシンとなった。

ちょっとしたコンパイルをしてみたが、まぁ唸る程の事にはならない模様。ただ室温30度超えてくると、負荷によってはファンの風量が増加して、温度によってはいざとなれば最大パワーでファンがブォーンと唸るのかもしれない..が未確認。

(夏季には帰宅時に室温34,5度ぐらいの時がままあるので、そのうち確認できるかもしれない..)

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CPU/グラフィック性能

 Pentium G6950 Dual core というGPU内蔵らしいCPUなのだが、果たしてその性能はどうなのか..スペックだけじゃピンとこないので、実際にアプリを動かしてみた様子をビデオで撮ってみた。

(ピンぼけなのはピント調整できないQ3HDで撮影したので1m以内はボケるからである。これでも老眼鏡で作ったマクロレンズを被せているのだが..あとゴーッと言う音が入っているが、これはエアコンの音で本安サーバーの音ではないので念の為.. )

Flightgearという3D フライトシミュレータ、 Tux Raceという3Dゲーム、YouTubeでのFlashPlayerによる720p動画のフルスクリーン再生、Google earth を実際に動かしてみた。


個人的にゲームはまずやらないし、3Dアプリをグリグリ動かすこともあまりない、のだが、例えばGoogle earthの3Dがこれぐらいグリグリとスムースに動けば全然問題ないと思う。

導入前は、グラフィック性能があまり良くなかったら安いグラフィックカードでも入れてみるか、と思っていたのだが、実際にこのビデオで示したぐらい動いてるので、その必要はなさそうである。

最新の3Dゲームをガンガン楽しみたい、なんて人はこんな安いマシン買わないだろうと思う。そういう意味で、普通の人間が普通に使う分には、別段CPUやグラフィックカードのアップグレードを考慮する必要はないのではないか、と思う。

参考までに、CPUやグラフィックカードのベンチマークサイトで見てみると、G6950はそこそこの立ち位置にある様で、

CPUベンチ


グラフィックカードのベンチ

最新トレンドのCPU群のみと比較すると落ちこぼれかもしれないが、ここ2,3年ぐらいの製品の範囲中では、Topは狙えないけれども、やらせればそれなりにできる、成績中の中〜中の上、って感じなのだろうか。

これが1万円台のマシン、値段はローエンドの頂点というかボトムにちかい物である事を考えると、なかなかどうして、けっこう良い線いってるのではないか、と思う。

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とまぁ、こんなところかな。疲れてきたので、このへんで止めよう。

もし、Linuxを入れるなどOSを自分で手当てすることができて、安価な新しいマシンを探してる人が居れば、このマシンを選択肢に入れていいのではないか、と思う。いつまで超特価で販売されるのかはわからないけど、ヘタなケースにしょぼいボードやCPUで組むより、よほどしっかりと出来ている、性能の良いマシンが手に入るのだから..

Socket370(Celeron 1.3GHz)に7年、その後に Atom330 で2.5年過ごした人間だから、今時のトレンドに対して並の性能でも十分速く感じられる。そういう意味でも、自分的にはいい買い物だった、と思う、久々に大満足の一品であった..

Monday, September 19, 2011

今日の 激安サーバー NEC Express 5800/S70 Type PJ のナゾ Debian squeeze インストール編

Linuxメモ:今日の 激安サーバー NEC Express 5800/S70 Type PJ のナゾ 購入編 からのつづき

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一般的には、新しいマシンにLinuxを入れる場合、マシンに使用されているデバイスがうまく動くかなど、情報収集する必要がある。今時大抵はうまく動くのだが、そこはそれ、誰が保証してくれるわけでもなし、世の中すべてのチップがLinuxで動く保証も無いから、下調べは必要..

とはいえ、メーカー自ら、Linux環境での幅広い用途に最適なセルフカスタマイズを前提とした低価格“フレームサーバとコピーを付けて売っているマシンだけあって、メーカーからオフィシャルなLinux動作確認情報などが一応出ている

また、激安のためなのだろうが人気があって、まとめサイトてきなものが出来ている。このシリーズは以前なぜか鼻毛カッター付きで売られてたらしく ネットでは"鼻毛"というアダ名で呼ばれている人気マシンらしい。

そういう事もあって、特に心配することもなく、Linuxをインストールしてみる。
Linuxはもちろん、Debian squeezeである。今回はこれまでのi386環境から決別してamd64すなわち64bit版を入れることにする。

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インストールは全く問題なし

RAMを増設して合計9GB, HDDも/home 用に 1Tを増設して、予め焼いておいたsqueeze amd64のネットインストールCDを入れてマシンの電源を入れるとインストーラーが走り... インストーラーの指示に従って進めると、何の問題もなくインストールができた。いわゆるグラフィック環境を選ぶとパッケージのダウンロードが始まり最終的には当たり前の様にGnomeな環境が出来上がる...

わけであるが、私はどうも頭が悪いのか、このインストーラーのパーティション分割のやり方が苦手で"あれ??"やり直し また"あれ??”というアホぅなループにハマってしまったので、シェルに落ちてfdiskで手動分割して割り当てた。本体付属のHDDを起動用、システム用として使い、/home は増設した別ディスクにする。

インストーラーが自動で細かくパーティションを割り振る場合に自動で振り分けられる容量だと、場合によっては後年updateなど/usr などが不足して困る可能性がある..のは 過去のupdate時に経験済みなので、今回は / 一つ、 swap のみにする。ただし付属HDDは160GBもあって、まるまる/に使うのも悪くはないのだが、一応予備エリアもとっておこう、という事で、80GB弱を2つと、swap一つの3つのパーティションを割った。 /home 用の増設HDDは1Tまるまる使うことにした。

まぁ、HDD一つを全部まるまる/にするとか、インストーラーお任せでよいなら、何も悩むことはないと思う。特に問題なく各デバイスが認識され、動作するので、インストールが止まるとか動かないとかXが走らないなどといった過去にありがちだったデバイス認識やらドライバに関するトラブルには遭遇しなかった。ビデオも自動検出自動設定で起動直後のフレームバッファー、Xの動作とも完璧。

(ただし当方はサウンドボードはUSBオーディオ利用で、オンボードデバイスはBIOSでDisableに設定しているので未確認..多分問題ないとおもうが..)

あとこのマシンはPCIソケットが一つ付いているのでこれまで使ってきたビデオキャプチャカードを挿しているが、これもこれまで同様正常に認識され動作している。

ちなみにDebian HCL でチェックした結果がこれ↓ (クリックで拡大)


残念ながら、 lm-sensors はsensors-detectでセンサーが検出されず、となった。したがってCPU温度などがsensorsで取得できない。  → カーネルupdateで取得出来る→追記参照

HDD温度はhddtempで取れた。

2011/11/16追記
カーネルを debian backportsの linux-image-2.6.39-bpo.2-amd64 にupgradeしてみたらsensorsで温度、ファン回転数、電源電圧のモニターが出来るようになった。ただ温度に関してはtemp1,M/B,temp2という3種が出るのだがM/Bはボードだとしてもtemp1とtemp3が何を意味するのか、これらモニターの値が本当に正しいのか、まではよくわからない..
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環境の移行

インストールそのものは、何の問題もなくスルスルっと終る。

ただマシンの入れ替えとして、過去のマシンと同じ環境に持ってゆくのがちょっと面倒で、大半の時間がそれに費やされることになる。

で、使っていたパッケージをあれこれ思い出しながらapt-getで入れて、それぞれを設定する、というやり方だと時間がかかるので、引き継ぐ元になる環境で
dpkg --get-selections >list
して仕様パッケージのリストを作って、新しい環境にこの listを持って行って
dpkg --set-selections < list
apt-get dselect-upgrade
として、とりあえず一挙に使用していたパッケージ類をインストールしてみた。

インストール後、各アプリの設定ファイル (~/ 以下のドットファイルなど)を新マシンに持って来て動作確認すれば作業終了...

今回のマシンはamd64を入れたのだが、i386のパッケージ数とamd64のパッケージ数はかなり近いので、殆どのアプリは用意されている、と考えてよいのだろう。


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xrandr コマンドで デュアルヘッド化が可能

本機種は アナログのD-SubとデジタルのDVI の2つのビデオ出力端子が出ているが、これはそれぞれ独立してコントロールすることが出来る様で、ちょっと変則的だがデジタルーアナログ混在のいわゆるデュアルヘッドとかデュアルディスプレー、あるいはデュアルモニターと呼ばれる2モニタ出力にすることが出来る。 参考サイト

アナログ、デジタルの出力端子両方にモニターを繋げてXを立ち上げた場合、2つのモニターには同じ画像が映る。
 xrandr -q
コマンドを打つと、出力デバイスとしてアナログ端子がVGA1, デジタル端子がHDMI1と認識され、それぞれに繋がっているディスプレーの解像度や周波数が表示される。

そして、例えばデジタルディスプレーの左側にアナログディスプレーを置く場合だと、次の様に
xrandr --output VGA1 --left-of HDMI1
とすると、一つのデスクトップが左右のモニターに分割されて表示させる事ができる。
アナログ出力は、シビアに見るとデジタルに比べると僅かにぼやける傾向にあるが、個人的にはまぁ許容範囲内だと思っている..

残念ながら当方ディスプレーは一つしか持っていないのだが、現用の七尾L465はデジタル、アナログ両方の入力を持っているので、両方共繋いで認識させ、デジタル、アナログの入力を切り替えてXが左右2分割のデュアルヘッド状態となる事を確認した。つまりSXGAモニター2台のデュアルヘッドは問題がない。(最近流行りのHD解像度のモニタだとどうなるかはよくわからないが..)

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非公式アプリ

Debian以外のパッケージや、バイナリ配布しかしてない様な非公式アプリ類。64bit版が出ているかどうか。主にネットに関係するものが多いのだが..
amazon mp3 
ダウンローダーは32bit版しかないので使えなくなる.. 
どこかに32bit版を動かす方法書いてた気もするが.. 未確認
あと、Debianにclamzというパッケージがあって、これがコマンドライン版のamazon mp3用ツールらしいのだが、使えるのかどうか(amazon.co.jpを含めて)未確認.. 
Adobe Flashplayer
 Adobeから  amd64版 flashplayer11のRC版を持ってくる。
Google Chrome
amd64版のunstableを入れてみた。
i386版だとflashplayerが含まれていたのだがamd64版は含まれてない様だったので、 上記の64bit 版FlashplayerをAdobeから持ってきて /opt/google/chrome/ に放り込むと動く様だ。 chromeのflashは普通 libgcflashplayer.so という名前で置かれているので、それに習って同じ名前でおいてみたが、一応動作した。
Google Earth 
64bit版があってちゃんと動く。
Google Picasa
Linux版は今だ3.0betaだが、これも64bit版があって、動く。 
 Firefox
 Debian的には iceweasel なのだが、DebianとFirefoxのセキュリティーポリシーが違ってアップグレードの時などいろいろ妙な事になるので、便宜上 Firefoxのバイナリをそのまま使う。 amd64用 バイナリのtarを展開して含まれる firefox ディレクトリを /usr/local とか、あるいは自分の~/以下でもいいけど、適当なところに持って行ってパスを通せば使える。 Firefox自身のupdate機能も動作する。
Opera
64bit版バイナリが出ていて、一応動く。 
mozc
Googleの日本語変換アプリであるが、最新版(1.2.831.102-1)は前マシン(i386)で X上のアプリの動作に支障をきたすなんらかのバグ、動作不具合を確認している。前マシンで一つ古いバージョン(1.1.773.102-1)をコンパイルして使っていた。
 今回そのバグの存在を失念して最新版をamd64環境でコンパイルしたら、やはり同じバグでX上のアプリが上がらないなどおかしな動作となった。これも古いソースをコンパイルして対処...
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その他

個人的にWindowsやMacクローン的な最近のGnome や KDEのデスクトップ、ファイルやフォルダやゴミ箱アイコンが散らばってる、ああいうデスクトップが嫌いだったりするので、もう何年もEnlightenment (e16)を使い続けてきてる。かなり古いものだが、いつまでも消えずに残ってるのはやっぱり同じように思ってる人が結構いるのだろう..

Windowsのデスクトップがアイコンで溢れているのはよく有る光景だ。ようするにランチャーやファイル置き場として使ってるというわけで、メニューのシステムや使い勝手が悪い事からおこるユーザーサイドの苦肉の策ではないかと思う。

 Macはまだましなのだが、あのドッグにしたって結局デスクトプに溢れたアイコンを収納しているにすぎないので、ドックにアイコンが溢れかえることになる。 iPhoneやiPodに溢れかえるアイコンもそう.. 結局アプリが多くなるとあれれれれ..となってしまう... 実に美しくない..

個人的にアイコンによるGUIはアプリケーションやファイル数が数えられるぐらいの場合に有効なものだと思っている。結局膨大になったファイルやシステムのカオスをうまく渡れるのは"検索"であり、どうせ分類整理しても何時かは分類が破綻して埋もれてしまう、だったら最初から分類だのせずに検索、というGoogle的な考えが勝利するのではないかと思っている。



という事で当方のデスクトップ、主要なアプリはgkrellmのプラグインのランチャーと、e16のメニューに仕込んであるのでさっと立ち上げられる。おおむね単純作業しかしないのでその他雑多な事は端末エミュレータで事が済む。アプリの最小化アイコン以外アイコンのないシンプルでクリーンな世界..
バージョンup毎に違うインターフェースを押し付けられたり、ある日突然サポート切られたり、というお仕着せのない世界.. 自分が良いと思うものを自由に選んで使える、それがLinuxのデスクトップの良いところである、と思う。

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ということでインストール編おわり

最後はつまらないウンチクになってしまったが、逆に言うと、Debian squeeze amd64のインストールは全く問題なしで他に語る事が無かった、という事である..

最終回 パフォーマンス編 につづく

今日の 激安サーバー NEC Express 5800/S70 Type PJ のナゾ 購入編

買い物メモ+ Linuxメモ
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これまで使ってきたPCは2009年に組み立てたAtom330マシンである。

省エネながらそこそこのパフォーマンスを持つ新世代のCPU、という事で一時流行ったわけであるが、YouTubeで720pの動画が普通にupされるような状況の昨今、これではやはりパワー不足。巡回するWebサイトなんかもやたら重いサイトがあってなかなか開かない、なんて事もある。Google-Earthも動作するというだけで地球をグリグリなどはとてもできない。





そもそもこのケースがボロで、電源がうるさく熱がこもる窒息ケース、本来ファンレスのAtomにCPUファン追加しなきゃならなかった、など、3万以下で組めたとはいえ、正直満足度は低かったのである... しかしまぁそこは大人、買ってしまったものは仕方がない、という事で細かいことは気にしない様に使ってきたのであるが、そろそろ潮時かなぁと..

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んで、以前からNECやHPのエントリークラスのサーバーが超特価で、具体的には1万円台で売られている、という事は知っていた、のであるが、サーバー用なのでちょっと五月蝿いのでは、とか、一般家庭に持ち込むにはどうかな、と様子を見ていたのである..

が、今回とうとう、えいやっ、と購入してしまった。仕様をみて、これは結構ワークステーションとして普通に使えるのではと確信したからである..

どーん..
Assembled in Japan

NEC Express 5800/S70 Type PJ

NTT-Xという、怪しげだが あの NTTの関連企業という.. そういうネットショップでで購入。
他にもHPのエントリーサーバーも激安品が出てたりして、面白い店である.. 火曜夜に注文したら水曜に発送され木曜に到着、なかなか素早いデリバリーであった。

本体16800円送料無料。常識的にはちょっとありえない値段なのだが、買って後悔するか、買わずに後悔するか、天秤にかけて買ってしまった。8GB (4G+4Gデュアルチャンネル用)の安メモリも同時発注して19985円。

メインメモリー9GB搭載の小型サーバーが2万円....ありえない...
見た感じは、まぁ見ての通り、いわゆるミニタワーという感じの筐体なのだが、


腐っても鯛じゃないけど、そこはNECのサーバーマシンであり、それなりにきちっとカッチリ出来ている。今時USBが主流なので背面に6個もポートがあるが、しかしPS/2なキーボード、マウスとか、シリアルが2つ付いてるとか、この辺はマシン室に設置されたり、UPSと繋げたりというサーバー仕様からくるものなのだろう..

サーバーなので前後の給排気に気を使った作りで、上述のそれしか選べず仕方なしに買ったボロケースとか、宣伝文句だけで吸気口がほとんどない窒息ケースをうっかり買ってしまって後で困った...というこいつ

昔使ってた宣伝文句だけのボロ、SOLDAM MT-1200..
左が改造前エアフローなし品、右が改造後

....冷却性能だの低騒音だの嘘ばっかりの売らんがなありきの宣伝文句に騙された、ものを見る目のなかった馬鹿なおいらが悪いのだが..(まぁ全部アルミなので軽くて捨てるときに楽だった).....

という悲しい過去を持つ私としては、この当たり前に理にかなった、というか当たり前の設計のケースにとても良い印象を持った... 裏面から排気する分前面から吸気するわけで、それなりの面積の吸気口を然るべき所、つまりHDDの前あたりに設けるのが常識的な設計となるわけだ。
SUNのマシンなんかも昔から前面穴だらけでスースー。HPやDELLのサーバー機もそうだ。


これ、デザイナーがちゃんとデザインしてる風情があるよね。
ケース単体で10000〜15000円ぐらいの値段がついててもおかしくないと思う
(PCDepoなんかロクなのおいてない..)

肝心の中身は microATXな基板ですっきりまとまっている...
HDDのベイには3台積めるがさすがに今時のサーバー、SATAのみである。
ちゃんと増設用のSATAケーブルと取り付けネジも付属していた。


電源も高効率のもので、それなりの製品が採用されているように見える...


メモリーは DDR3 の1GB 一枚が実装されていた。まぁLinuxでファイルサーバーみたいな用途だとこれでも大丈夫だと思うが


当方はデスクトップというかワークステーションとして使うので増設した。
SILICON POWERという、なんとなく怪しげなブランドだが一応日本に代理店がある。
4GB二枚の8GBで3185円..


デュアルチャンネルは1と2、3と4とスロットを選ぶのだが、スロットの番号は端から1,2,3,4、ではなくこんな風になっている.. 


二枚の4GBを1と2, 付属の1GBを3に差して、合計9GB.. 


HDDは160GBのものが搭載されていた。で、こいつをシステム用にしてLinuxを入れて、ユーザーのデータ領域つまり /home 用にはHDDを新調することにした。これまでのAtomマシンは500Gだったので、今度は1Tを積むことにした。というか、PCDepotみたいな地方の郊外大型店などは売れ筋を高め価格で売る商売なので、500GB、1T,1.5T, 2T,3Tぐらいしか置いてない.. で、500Gと1Tの値段差は殆ど無い..ので1T、WD,日立、サムスンからしか選べないので3年保証の日立( 他は1年保証) という選択...

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という事で.. 次回は Debian Squeeze amd64 インストール編...

Sunday, August 07, 2011

今日の Logitech VX-Revolution チャタリング不良交換 II

メモ..(こうやって書いとくと、あれ何時交換したんだっけ..って時に便利 ;-)
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2006年秋に買ったLogicool のマウス VX-Rが2009年夏にチャタリング不良で交換となったのは以前書いた通りなのであるが、それをきっかけに、それとは別に予備として買っておいた新品のVX-Rを使い始めた。これは2009年1月頃買ったものである。

でそれが、最近急に左ボタンのクリックミスが出るようになった.. 前と同じチャタリングが出たのである。 前の個体は3年弱、今回の個体は2年の使用でそうなった事になる。

Logicoolのマウスは結構長く使ってきてるが2,3年でへタるのはちょっと弱すぎる。マイクロスイッチの品質が悪いのかな。同じ機種が同じ故障を同じくらいの使用年数で発生する、というのは、まぁ限りなく欠陥に近い不良なのだと思われる。マウスにしては高価な部類の商品なのだが、部品代ケチッて信頼性落とすなんてのは本末転倒だとおもう。


とにかく、今回の個体も保証期間内なので交換してもらえたのだが、VX-Rという機種は既に廃番でMX-1100かM705rのどちらかに交換..というオファーを受けたので M705rの方を選んでみた。単三二本で3年の電池寿命というやつなのだが、動作確認だけしてストック。

というのは、以前交換してもらった既に保証切れのVX-Rがあるので、交換品到着を待つまでもなくそれを使い始めたからである。マウスなんてのは壊れたらPC使えないに等しいから予備を引っ張り出してくるか、店に買いに走るのどちらかだろう。

Logicoolみたいに保証期間内は交換してくれる、にしてもそれまでの間マウスなし、というわけには行かない。この辺の返品交換率みたいなのを睨んでうまくやっているのだろうが、やはり壊れないに越したことはない。せめてスイッチ周りの部品ぐらいは良いもの使ってほしい。

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なお前回は、良品先送りでも、返送料やパッキングは自分持ち、着払いは一切認めない、とちょっと高飛車なサーヴィスであったのだが、今は改善されたらしく、交換品と共に宛名送り主その他印刷済みのヤマトの着払い伝票と返送用バッグが送られて来た。

サポートは電話かサイトのフォームから、ということなのだが、電話してもなかなかつながらない上に結局保証書や伝票を別途電送させられるので特に急ぎでなければサイト経由で気長に待つのがよいかと。最初から、上に貼ったみたいな保証書とレシートの写真を添付して対応お願いしますと書くと話が早いと思う。

サポートサイトはユーザー登録しなければいけない。しかしサポートサイトはlogicool外のドメインに飛ばされるのだがそいうう説明はない。見た目的にもセキュリティーは大丈夫的?とちょっと不安なサイトではある。Google Chromeでinfoを出してみるとあからさまに盗聴の危険がありまっせ、と出てくる。100%安心とかは出てこない。
結果的には大丈夫なのだが、こういう時代だし、要改善事項だと思うね.. 
個人情報を扱うサイトが外部に丸なげってのは信頼されないと思う.

Sunday, July 17, 2011

今日の富士通アクセス FA11-M2 の proxyDNSは 腐っている

PCメモ.. 忘れない為の自分用メモ
ーーー
いつからか、このBloggerの"写真"が壊れる、表示されない、という症状が出た。壊れた写真をクリックするとブラウザに名前解決できない、という画面が出る。自分がupした記事の写真の大半が見えない状態。

初めは Linux (Debian squeeze) のipv6関係を疑った、のだがipv6を切っても症状はよくならず。pingはまれに通るが、通らない時が圧倒的に多い。通らないというか名前解決出来ず打てないというエラーである。

不思議なのは、気づいた範囲ではこのBloggerの写真のみ症状が出るのである。
Bloggerの写真は

1.bp.blogspot.com
2.bp.blogspot.com
3.bp.blogspot.com
4.bp.blogspot.com

というURLに適当に割り振られているのだが、この名前解決がうまく行かないのだ。

名前解決できないのはDNSが悪いのでは、とプロバイダーに確認してもらったら、DNSは正常で、きちんと上記ドメインを引けるという答えが帰ってきた..

DNSが悪くないんじゃ、PCの設定が悪いのか?

俺が悪いってか.. ?

なんか悔しいので何度もpingを打ったり nslookupしてみたり..モデムもPCも別段おかしな設定をしてるわけでもなし..

で、最終的にたどりついたのが、モデムで走っているproxyDNS。
このモデム (富士通アクセスFA11-M2) はプロバイダーDNSアドレス自動取得、かつproxyDNS有効の設定がデフォルトなのである。 で、PCがDHCPでアドレスをもらう時、DNSはこのproxyDNS、つまりモデムのLAN側アドレスとなる。

 proxyDNSはプロバイダー側のDNSに代わってDNSの役割を果たすわけだ。本来はそれで何の問題もないわけだし、大半のURLは普通にアクセス出来るのでモデムやPCの設定が間違っているわけでもない。

で、プロバイダーのDNSは正常と言うことなので、もしやこのモデムのproxyDNSがおかしいのでは?と推測。PC側のDNS設定をモデムのアドレスではなく、プロバイダー側のDNSアドレスとしてみたら、pingもnslookupも正常動作し、bloggerの写真も問題なく見ることができるのを確認..

つまり富士通アクセスFA11-M2の仕業だったのだ...!!

やられた...

正常に引ける状態で


$ nslookup 1.bp.blogspot.com

するとこんな感じで、アドレスが16も出て来る

Non-authoritative answer:
1.bp.blogspot.com canonical name = bloggerphotos.l.google.com.
Name: bloggerphotos.l.google.com
Address: 74.125.235.164
Name: bloggerphotos.l.google.com
Address: 74.125.235.165
Name: bloggerphotos.l.google.com
Address: 74.125.235.166
Name: bloggerphotos.l.google.com
Address: 74.125.235.167
Name: bloggerphotos.l.google.com
Address: 74.125.235.168
Name: bloggerphotos.l.google.com
Address: 74.125.235.169
Name: bloggerphotos.l.google.com
Address: 74.125.235.170
Name: bloggerphotos.l.google.com
Address: 74.125.235.171
Name: bloggerphotos.l.google.com
Address: 74.125.235.172
Name: bloggerphotos.l.google.com
Address: 74.125.235.173
Name: bloggerphotos.l.google.com
Address: 74.125.235.174
Name: bloggerphotos.l.google.com
Address: 74.125.235.175
Name: bloggerphotos.l.google.com
Address: 74.125.235.160
Name: bloggerphotos.l.google.com
Address: 74.125.235.161
Name: bloggerphotos.l.google.com
Address: 74.125.235.162
Name: bloggerphotos.l.google.com
Address: 74.125.235.163


この富士通アクセス FA11-M2という奴のproxyDNSは、こういうgoogleのサーバー群を正常に扱えないのであった。

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このボロモデム、Acca からのゼロ円のレンタル品なのだが、以前から、月に何度か WWWのアクセスが非常に遅くなり、モデム本体で走ってるはずの本体設定ページにアクセスも出来ず、電源切断、再起動させなければ治らない、という欠陥がある。一度交換した事があるのだが症状は変わらず、ネット上でも同様のクレームが結構見受けられるので、結局は欠陥品なのだろうと思う。

全部自動設定で手間いらず、が売りのモデムのはずだが、企画倒れの粗悪品、という事なのだろう..  症状が続くばあい交換しますと言われてはいるが、交換したところでファームがなおらなきゃ意味がないし、ファームのupdateはまったくされていない様だから、結局直らない、直せない、直す気持ちがない、のだと思う...

Saturday, July 16, 2011

今日のイヤーマフヘッドフォン製作のナゾ

工作メモ
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2006年の3月に買った AKG K26p という小型のヘッドフォンのイヤパッドがいつのまにかボロボロになっていた..
このヘッドフォンは買ったものの大してつかってないのだ。盆暮れなどの帰省先でPCで動画視聴やDS上の KORG DS10やM01を使う時に使うぐらいで、ほとんどPC用カバンに入れっぱなしであったのだが...



つまり、ほとんど使っていないのにも関わらず劣化してしまったで、ポリウレタン系の人口皮革が加水分解したのだろう...

で、交換パッドは手に入るのだが、値段を見てビックリした... 片耳1400円。ペアで2800円プラス送料、代引き手数料などを足すと3千数百円..  本体はたしか4千円ぐらい、5千円はしなかった、と思うのだが、あまりにボッタクリ価格なのに閉口した.. ペアで千円がせいぜいじゃないかと思う程度のものなのだが..

まぁ買ってもいいのだが、どうせまた何年かすると加水分解でダメになるわけだし、だったら別の選択肢があろうと言うものである...

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捨てて新しいものを買うというのでもよいのだが、ユニットその他は健全なのでちょっともったいない..

と言うことで、 MAKE:Blog に載ってたあれを作ってみよう..

イヤーマフは値段がピンキリなのだが、とりあえず安いのを見つけた。


安物だけど、一応ANSI規格品であるらしい、イヤマフとしてはそれなりの性能を備えている。

で、最初はこいつにヘアバンドを外したK26pのユニットをののまま突っ込んで..つまりMakeの記事同様に使ってみたのだが、それだけだと耳にコンプレッションがかからずに低音が出ず能率低下、音量上げると中高音がキンキン響く、あんまり使いたくない感じの音であった。

なので、ちゃんとコンプレッションがかかる様に、


つまりユニットの圧力がイヤーマフ内部に逃げない様にユニットを固定した上隙間を塞いでみた...

イヤーマフの耳当て基部を外して裏からユニットを接着して


プラスチック板で隙間を塞いで...


イヤーマフ左右下部に穴をあけゴムのグロメットを接着してケーブルのブーツとして組み込んだ。使い勝手を考えると、本当はケーブルは片側のみにしたいところなのだが、反対側への取り回しが面倒なので単純に両出しとなった


組み込み後に音を聞いてみると、予想通り、K26p本来の低音が下まで伸びてる感じの音が戻ってきた...

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と言う事で、電子式のノイズリダクションと違ってヒスノイズもでない、非常に静かなヘッドフォンがとても簡単かつ安価に完成させる事ができた。使ってみると、空調やPCのノイズが軽減され、ハムなどの低音ノイズも聞こえやすいので、モニター用途にはいいのではないかと思う。野外で録音する時なんかにもよいはずだ。K26pは低インピーダンスなのでポータブル機器の出力でもガンガン鳴るから使用機器も選ばない。

ただし欠点が一つ。聴覚器官保護用の作業用イヤーマフなので、遮音性を高める為、かつ作業時の脱落防止の為なのだろうが、側圧がとても高く、従って着装感が非常に悪い。けっこう我慢が必要、人によってはダメだろうなぁ、と思う..

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上の写真に写ってるAKG  K270は、少なくとも15年以上は使っているはずなのだが、くたびれてきたとはいえイヤパッドは健在である。おそらく塩ビ系かなにかの人工皮革なのだろうと思う。

環境にはポリウレタンの方がよいのだろうが、長く使えるものには塩ビを使うのも悪くないのでは、と思ってしまうね...

Monday, July 04, 2011

今日の KORG PANDORA PX4D

特売中の PX4Dというギター/ベース用ポケットマルチエフェクタを買ってみた買い物メモ
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ギター、ベース兼用のポケットサイズデジタルマルチエフェクタ、KORG PANDORA PX4Dというのが Amazon.co.jp で特価だったので買ってしまった。最初は新型のPANDORA mini を買おうかと思ったのだがいつもの音家で品切れ、なんか悔しかったのだが、Amazonでこいつの値段を見て飛びついた、という場当たり的な買い物であった。3980円って、ちょっとありえない、なにか大人の事情があるのだろう、というか販売数量の見積り間違って在庫捌けなくてこまってるのかな?

KORG PANDORA PX4D

実は初代PANDORAは持っているのだが、ほとんど使わず。これも使わないかもな、とおもったが、まぁリズムマシンが内蔵だし、ベース用エフェクトもあるし、初代PANDORAよりプログラムも多いしつまみやボタン類の操作性も良さげだし、買っても損はしないかなと。

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と言うことで開封とベース、ギターで音だしビデオを撮ってみたのだが、例によって耳が腐るのでさらっと流していただきたい(笑)


この手のエフェクタは本当にうまく綺麗にエフェクトがかかる。特にプリセットは音色がきつくてギターの種類やPUなんか何でも全然関係なくプログラムされた音が出るという感じ。下手は下手なりに、けっしてうまくなる訳ではないのだが、でも音だけは綺麗という事で、ちょっと妙な気分になる..
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で、これはギター・ベース用エフェクタなのだが、別にギターやベースだけじゃなくってもおもしろく遊べる。という事で KORG monotronに繋いで遊んでみた。(これも音痴な演奏なので耳が腐るから注意の事)


別にKORGファンというだけで回し者でもなんでもないのだが、なにしろ考えられないぐらい安いので、俺はギターなんか弾かねぇんだよっ!というキーボード系な人でも買って損はしないと思う。リード系に掛けるとおもしろく遊べると思うよ。
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歪み系は綺麗にかかるし、コンプもゲートも付いてるからヘボが弾いてもミスタッチが音になりにくかったりする。初代PANDORAと違ってプリセット数が多いしアンプ・キャビネットモデルもダイヤルで瞬時に変えられ、単調とはいえリズムボックスが使えるので、初代とちがって下手は下手なりに飽きずに遊べる感じがする。

クリーン系も綺麗、なのだが、個人的感想は、PUの音ストレート、Jazzyでmellowな音については、やっぱり音の抜けはD.I.Box経由でミキサー直+軽くリヴァーブ付加にはかなわない、と言う気がする。ま長らくそういう生音で遊んでるから、耳が普通のギターアンプのクリーンの音に慣れてないだけかもしれない.. そもそもエレキの世界でアンプ通さずミキサー直ってのは邪道なのだが..

ろくに弾けもしないのに音の良し悪しもクソもないのだけどね..
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まぁ消費者としては安いのはいいのだが、こんなんじゃメーカーは干上がるよなぁ.. TVの値段なんかもそうだけど、ちょっと行き過ぎてる感じだよね..

Sunday, June 05, 2011

今日の LinuxでMIDIシンセのパッチの送受信

Linux メモ
amidi や aplaymidi でシンセのパッチの送受信ができる..
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KAWAI K1 のSRAMカードを発見して、その中に残っていたパッチをあれこれ楽しんでいるうちに、ちと欲が出てきた。KAWAI USAからパッチのデータが落とせるので、そいつをK1に入れてみたいのだが、さてLinuxマシンからどうやってK1に送ればよいのやら..

という事で調べてみたら何の事はない、 amidi という Debianではalsa-toolsパッケージに含まれるコマンドを利用すればよい事が分かった。先のパッチデータ .syx というのは、シンセのMIDI エクスクルーシブデータをダンプしたものらしい、のだ。で、amidiはMIDIインターフェースを介してシンセへバイナリデータを送受信するコマンドというわけだ。

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まずMIDIインターフェース、買ったきり動作確認だけして使って無かった、EDIROLのUM-1EXというUSBインターフェースをPCに繋げて、 amidi の lオプションでポート名を調べる

amidi -l
Dir Device Name
IO hw:1,0,0 UM-1 MIDI 1

で、A101.SYX を転送したければ、

amidi -p hw:1 -s A101.SYX

とやると転送できる..

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KAWAI K1でうまく行ったので、KORGのmicroKORGもいけるのでは、と言うことで試してみたら、これもOKであった。

ネットで拾ったmicroKORG用データには .prg という拡張子がついていたのだが、これは1音色単体のバイナリの様である。
amidi -p hw:1 -s EchoOrgan.prg
とやると、microKORGにデータが送られた。また.syx形式のパッチのセットも同様に送信できた。


microKORG側からPCへデータダンプも可能であった。
amidi -p hw:1 -r microkorg_data.syx
とコマンドを打ってからmicroKORG側でデータダンプ操作するとPC側にデータがダンプされる。転送が終わったら Ctrl+c で止めればOK..これでシンセ側のパッチがPCに保管できる...

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ネットで拾ったパッチデータの中には amidiだと転送できないものがあった..
.mid というファイルとか.. で、これはどうも 普通のというか楽曲と同じmidiデータ扱いなのでamidiだと
転送できない。
Bonus_Bank_MicroKorg.mid is a Standard MIDI File; use aplaymidi to send it
なんてエラーメッセージが出る、ので、この場合はメッセージどおり aplaymidi を使う。
aplaymidi -l
Port Client name Port name
14:0 Midi Through Midi Through Port-0
20:0 UM-1 UM-1 MIDI 1

でポートを調べて、
aplaymidi -p 20:0 Bonus_Bank_MicroKorg.mid
とやると転送できる... amidi とポート名の指定方法が違う...
aplaymidi は普通の楽曲データを再生するmidiプレーヤーコマンド。

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と言うことで、LinuxからもMIDIシンセのデータのやりとりができる事が分かった。元々Linuxからのやり取りはできなくてもしかたがないと諦めてたので、目から鱗というか、もっと早く気がつくべきだった..

Thursday, May 26, 2011

Today's KAWAI K1 Demo 3


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手持ちのKAWAI K1は購入後22~23年経つのだが、いちおう動くし、内臓メモリーも保持している。SRAM保持用の内臓電池がまだ生きてるのだ...

で、今回長い間紛失したと思ってたKAWAI K1用のメモリー(SRAM)カードがコロリと出てきた。マニュアルを入れてたケースに隠れてた。驚くべき事に、保存データが元のまま保持されていた。こいつは20年以上前に買ったものなのだが、購入以来一度もバッテリーは交換した記憶が無いのだ。

つまり20年以上バッテリーが死なずに生きていたのだ... という事でどんな音が入ってたのか記念に録音してみたのがこのビデオ...

演奏が滅茶苦茶なのは仕様ですので気にしないでください...

Saturday, February 19, 2011

今日の PowerShot G12のフィルタアダプタとニコンの28mm外付けファインダのナゾ

買い物メモ
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Canon PowerShot G12というデジタルカメラを買ったのであるが、実物を手に入れるまで、このレンズの根元についてるリング、これは同社のS90やS95と同じような操作リングかなにかなのだろう、と思っていた。しかし実際は、レンズ根元にアクセサリを付加するアクセサリマウントがあって、したがってこのリングはアクセサリ未使用時の保護リングであった。


で、そこに付くアクセサリとは、今のところテレコンバーターや接写ライト着装用の延長筒と、フィルターアダプターというのがある。自分的にテレコンバーターは使う事はないと思うのだが、フィルターはPLなんかは物品の撮影時にテカリを抑えたり出来るし、ソフトフォーカス系なんかも使ってみたいなー、なんてふと思った..

写真なんてめったに撮らないのに、ちょっと新しいカメラを買ったとたんこれだ..カメラは大人の合体超合金ロボット、なのかもしれない...

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結局買ってしまった。

FA-DC58B



鏡筒の伸び縮みに追従し、58mmという比較的口径の大きいフィルタを使用するので、ワイド端でもケラレなくフィルターが着装できるものである。また、撮影時にこのアダプタを左手で支える事ができてとても具合がよい。という事で常時着装がデフォルト状態になりそうである。

しかし、このアダプタ、一つだけ欠点がある。
これを付けると、本体の光学ファインダがケラレてしまうのである。
特にワイド端、35mmフィルム換算で28mm相当の使いやすい広角..この時、本体の光学ファインダを覗くと、画面下半分がアダプタに隠れて完全に見えなくなる。

まぁそれでも心眼をもってすれば使えないことはないし、野外では嫌でもそうせざるを得ないのであるが、やっぱりどうにかしたいなぁと思う。テレ端はほとんどケラレずOKなのだがワイド端はちょっと..

LCDディスプレー使えばよい、のだろうが、あの構え方がやはり好きではないのと、何より晴天時の野外ではやはりとても見辛い。

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なんとかならんか、という事で外付けファインダーの導入を考えてみた。

G12はアクセサリーシューがあるのでそれが使える。で、28mmの外付けのファインダーは他社品がいくつか出ているのは知っていたのだが、どれも結構高い。なんでこんなものが2万以上するのか.. ちょっと理解しがたい価格であるが、まぁあまり数が出ないのと、そういう相場でも売れてしまうニッチさという事なのだろう.. あぁやっぱりEVFの付く機種にした方がよかったのか..なんて思ったりもしたのだが... ひとつだけ、安いのを見つけた。

Nikon P7000用の"アンティークキット"という商品がAmazonで8000円程で買える事に気がついた。これはNikon P7000用の革ケースと、NH-VF28という28mm外付けファインダのセットなのだが、NH-VF28は単体で定価 26250円、Amazonでも 21420円と言う値段が付いている商品。これに約6000円もする革ケースが付いて、合計がなぜか8480円@Amazon.co.jp と言う不思議な値段が付いている。

値段だけ見ると、もってけドロボー的なやけくそ感が漲る。
この不思議な値段のナゾ..いったいどういう事なのだろうか...

これは想像というより、妄想に近いのだが、仮説として...

P6000の外付けアクセサリとしてこのファインダを社外にオーダー(コシナ製OEM品らしい)してカタログに載せた、のだが、ふたを開けてみると値段が値段だし、リコーやシグマの顧客と違って外付けファインダーなんか心に響かない客層が多かった.. このまま延々と不良債権的な長期在庫状態が続く事になってしまう...それほどまでに売れてない、数が出ない商品となってしまったのではないだろうか..

このご時世、長期在庫なんて持ちたくない..しかしOEM元の関係もあるだろうし、既に買った顧客の手前もあるから、極端な値引きで在庫を捌くわけにもいかない..  

..そうだ、!販促グッズとして革ケースにおまけで付けて原価で出しちゃえば在庫は捌けるし赤字にもならないしP7000も売れるかも...特別限定セットと言うことにしとけば既に購入済の顧客にもOEM元にも"今回限りのスペシャル限定"でなんとか言い訳がたつし.. 

と言うことなのかどうか、まったく分からないが、ともかく不思議な値付けがされている。
これが現時点で調べる限り、28mm外付けファインダの最低価格品なのではないか、と思う。

問題は28mmファインダが相場よりかなり安く手に入るのはいいにしても、革ケースが余分である。
もったいない。おまけ欲しさにグリコを買うようなものではないか..という感じがして、P7000を持ってないし買う予定もないので買うのにちょっと躊躇した..

実際数週間、Amazonで眺めてるだけだが、この値段でも売れてないのか、限定品?にしては全然終了しない..でもいつまで続くかわからないし..

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結局、えいめんどくさい、 革ケースなんて知るか!と買ってしまった。




予想より小さかったのがうれしい誤算。もっと安っぽいかとも思ったが、金属製で大きさの割に重く感じる、金属とガラスで出来たきちんとした光学機器という感じ。光学系もちゃんとコーティングされていてちゃんと作ってある。しかしこれが25000円と言われたらさすがに.. うーんという感じだが、8000円だったら悪くない、という感じかな。これも今時貴重なMade in Japanだった..



で見え方はどうか、というと、これは昔懐かしいアルバタ式ブライトフレームのファインダそのものである。つまり、昔の安いカメラのファインダの見え方にそっくり。視野率も85%と言うことで精密なフレーミングはできない... アルバタ式、目とファインダの光軸がずれると、フレームもちょっとズレる..そんなに精度が高いものではないのだが、それでもこんなでもファインダが使えるというだけで大いに助かる。

元々キチキチにアングルを決める目的にはかなわないものだが、逆にそうではない、まったりと構える、野外のスナップ目的には十分使える。

非P7000ユーザーとして、革ケースが無駄になってしまうが、それでもお得感のある、不思議な買い物であった。

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余談

某所などではG12やP7000の光学ファインダはえらく評判が悪い。こんなの使えない、ただののぞき穴、なんていわれ方。ではVF28みたいな外付けファインダはどうかというと、これも、こんな固定ファインダ意味が無い、ズームと連動してない、写る範囲が違う etc... パナソニックにも同様のファインダ(ほぼ同じものらしい...)があって、そいつもよく言われてない。無理解にも程がある、とも思ったが、大手でもあり、そういう客層が多いのかもしれない。

あぁ、そういう人たちって、本当に最近のデジタルカメラしか知らない、そういう人たちなのだなぁ、そういう物を知らない人たちが多数派となってあれこれ書いてるのかぁ、そういう時代なのかぁ.. という複雑な気分になった。彼らの言い分通り、これが使えないって言うなら、昔の人間はどうやって写真撮ってたのよ.. 一眼レフは別にしても..

一方リコーやらシグマやらコシナやら、どちらかと言うとマニア受けするカメラの話題では、同様の外付けファインダにはもっと好意的で、おそらくは昔からカメラを使っててよく知っている客層が多い様に思われる。

私は中高生の時に親の古いカメラを使っていたのだが、ライカIII-f型のコピーモデル(ニッカ)で、レンズはニッコールの35mmと50mm,ファインダもニコンの35-135のズーム式、視差手動補正、ってやつ。先に書いた、こんなのぞき穴は使えない、なんて言ってる類の人だったら、おそらくIII-f型なんてとても使えないのだろうなぁ.. あの頃の私はそんなでも写真を楽しんでたと思うのだが.. ま、時代が変わったのだろう..

しかしデジタル時代にアルバタ式の外付けファインダなんて買うことになるとは思わなかったなぁ。

多分次にカメラを買うことになるとすれば、EVF付きなのかな、フジの最新型みたいなハイブリットのやつが流行って各社から出ればいいなぁ、あるいは昔のPen-Fみたいな、あるいはPentax Auto110ぐらいの超小型の一眼レフが出ればなぁ、と思ったりする..

今日の Debian GNU/Linux Lenny → Squeeze にupgrade

Linuxメモ
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この2/6に、Debian GNU/Linux 6.0 Squeeze がリリースされたので、早速 5.0 Lennyからupgradeしてみた。

作業その物は、リリースノートに書いてある手順通りにおこなえばよいので簡単である...カーネルのupdateの都合で一度はリブートする必要があるが、すべてのデータ、アプリケーションを抱えたままたった一度のリブートのみで更新できるのは毎度ながら素晴らしいと思う...

のだが、まったく問題が出なかったわけではない。という事で、自分の管理している3台に関して気づいた事を、自分の為のメモとして書いておく事にする..

1. 会社のDell Optiplex GX260

(1)パーティションの容量不足

20GB程のHDDをSargeあたりの頃、インストーラーで自動に割ったパーティションで運用して来たのだが、 / (ルート)と /usr が不足。

/が不足、というのはカーネル、特にモジュール関係が大きくなったのではないのか、と思うが、とにかく新しいカーネルがインストールできない、という事態になってしまった。Debianは新カーネルを入れると旧カーネルは自動的に予備で起動できる様になるのだが、新カーネルが入らない以上古いカーネルも消せない..つまり容量の確保が出来ない.. さてこまった..

で、苦肉の策、おっかなびっくり、/lib/modules 以下の 現在起動中のカーネルモジュールをディレクトリ丸ごと、余裕がある /home 以下に移動して、 /lib/modules にリンクを貼る事にした。動いてるカーネルのモジュールの場所移動なんてちょっと無茶なのだが、しかたがない。こうして/の容量を稼いで新カーネルを入れてから新カーネルで再起動後、旧カーネルをアンインストールした。今後セキュリティーfixなどでカーネルのupgradeが必要な場合、同様な綱渡りをする事になるのだが..まぁ仕方がないか..

/usrが不足というのは、どうもSqueezeにupgradeすると推奨パッケージなどがどっと入るのか、あるいは引きずられるパッケージが多いのか、予想以上に"太る"傾向にある?感じ。構成にもよるだろうが、GnomeやKDEのアプリを使ってる場合は空き容量は相当余裕を持たないとダメな様だ。個人的にはGnomeやKDEはデスクトップとしては使っていないのだがそのアプリは使っているので、今回引きずられてGnomeやKDEの標準システムがどっと入ってしまったのかもしれない.. (Etch→Lennyの時は容量不足にはならなかったのだが...)
仕方がないので、一時的にあれこれアンインストールして凌いだ。つかってなさそうなアプリ、読まないであろうドキュメント類を外した。
また、例えば非公式なGoogleやAdobeのソフトは/opt なんてディレクトリーに入ってしまうのだが、そのままでは/が不足してしまうのでこれまでは/usr/local に optを作って "/"にリンクを置くという形にしていた。で今回は/usrも不足してしまう状況だったので、一番余裕のある/home にoptを持ってゆく、という事にした。アプリケーションを/homeに置くというのも妙な感じだが、そういう事も柔軟に出来る、というのはUNIXのよさでもある。
Cドライブが不足なので\Windows\System32 や \Program Files フォルダをそのまま丸ごと Dドライブに移動してそのまま無設定で使えるようにする..なんてWindowsじゃ出来ない事だからね。
upgradeは各種アプリの入れ替えになるのだから/usrに関しては1GBほどの空き容量があれば問題なかろう、と思ったのだが、ちょっと甘かった。何とかやりくりしてぎりぎりupgradeを終了させると、逆に不要になったパッケージがけっこう大量に出たりして、色々整理しなおすと元通り、容量に余裕が出来た。
今時細かくパーティション割るのは流行りでは無いのかもしれないが、今度Linux用にパーティション切る事があるなら/usrの容量はもっと取っておこう、と思う。
(2) x.org の設定
Squeezeになったら、X-Windowがとても遅くなった。ウインドウマネージャには e16 (Enlightenment) を使っているのだが、起動時の、あの "幕が開く"スピードがとても遅くなった。アプリのウインドウを移動させたりシェードさせたりする時もぐっと速度が落ち、なんじゃこりゃ状態..
GX260はビデオカードがintelチップセット内臓、なのでintelドライバーで動くのだが、/var/log/Xorg.0.log を見ると、 どうも新しいXorgのintelドライバでは、いわゆる2Dアクセラレーションがデフォルトでは効かない設定になっている事が分かった。なので /etc/X/xorg.conf にそれを有効にする設定が必要になるわけだが /etc/X/xorg.conf ってのは最近は無かったりするのでコンソールに落ちてX止めてrootになって
Xorg -configure
で xorg.conf.newという 雛形を作ってそいつを/etc/X/xorg.conf として置く。で Video Device としてintelドライバが指定されているセクション内に
Option "Shadow" "False"
というオプション行を追加する。これで2Dアクセラレーションが有効になって速度が元に戻った...

2. 自宅のMSI WindBoard (Atom330)マシン

こいつも同様にインストール時に/usrの容量不足が起きたので、同様にやりくりして凌いだ..
それ以外は問題がなかったかな..いや、USBオーディオデバイスの問題が出た。
このマシンはオンボードのサウンドをBIOSでdisableしてUSBのデバイスを使っているのだが、YouTubeなどで音が出なくなった、が、amaroKでは音が出るという症状... どうもUSBオーディオデバイスの番号が"0"ではなく"1" に振られてる模様.. BIOSで切ってるのになんで1なのか..
/etc/modprobe.d/alsa-base.conf
を編集して
options snd-usb-audio index=0
としてみたが、ダメ..おかしい..で、/etc/modprobe.d/sound.conf ってのがあったので中を覗いてみると
alias snd-card-0 snd-hda-intel
options snd-hda-intel index=0
なんて書いてやがるではないか。このファイルが本当に必要かどうか知らないけど、この記述をコメント化するとUSBが0になって、つまりデフォルトのカードとなりデフォルト決め打ちのFlashなどのアプリでも音が出る様になった..

3. MSI U100 (ネットブック)

(1) こいつも同様に/usrの容量が以下同文。

(2)無線LANの設定
Lenny では、U100で使われているwlanカード用の rtl8187seドライバの読み込みからif up までの手順をwlan接続スクリプトとして作って繋げていたのだが、Squeezeにしたらその手順では繋がらなくなってしまった。
ifupすると p80211なんてねーぞとエラーが出たり、なんでrtl8187seなのにp80211を読もうとするのか..とかわけ分からん状態。これは p80211がない、のではなく、p80211が不要なのにそれを供給するlinux-wlan-ngパッケージが入ってるからこそ出るエラーの様だ..ややこしい.. とりあえずlinux-wlan-ngはアンインストールした。
また、 ifup しても /etc/network/interfaces の essidを読んで動作してくれてない?とか、ifup時にdhcpの為か firestarterを切るスクリプトが動く仕組みが追加になってたり、システム的に動作が変わったみたいでもある。もともとハード的にもソフト的にも無線LANの仕組みをよく理解してないので、あれこれ弄って接続を試してみるしかなかった..
で、iwconfig wlan0 essid で essid を指定したのちifupするとアクセスポイントに繋がるとこまでは行ったがdhcpでアドレスが取れずリンクできず.. 放置するとavahiという仕組みで代替のアドレスが入ってしまう..しかし、タイミングによっては、そのまま放置した後ふと見るとアドレス取れてリンクできてたりと、非常に訳がわからない事になった。
まずドライバの読み込み、これはLennyの時と同様一度rmmod か modprobe -r してから modprobeで読み込ませるとちゃんと読んで認識する。
で、ifup だと interfacesで指定した essidを読んでくれないので、ifupの前にiwconfigでessidを指定してからifupする..これで指定アクセスポイントと物理的な通話は出来ている様である、のだがdhcpでアドレスもらえるまではネット的にはリンク出来てない事になる..
dhcpでのリンクが遅いのはどういう事かわからなかった。有線のeth0ではなんの問題もなくサクッとアドレス受けて繋がるからである.. 無線アクセスポイント側、あるいはADSLルーターの設定がわるいのか..で、 squeezeでは標準でipv6 が使える設定になっている? らしいのだが.. (ifconfig で ipv6のアドレスがどうとか出てくるから...) それが悪さをしてるのかも..と言うことで ipv6をdisableにしてみた..ら、なんとかリンクする様になった..
無線ルーターとのリンクはipv6だとダメ(というか極端に遅くなる..)なのかな..よく分からないが、とにかくipv6をdisableにすると早く接続出来るので、
/etc/sysctl.conf に
net.ipv6.conf.all.disable_ipv6=1
を追加してipv6を使わない設定にして、再起動する。
とまぁ、3晩程あれこれ試行錯誤したのだが、最終的にこれまでの方法、独自スクリプト経由でドライバ読んだりifupしたりする方法を止めてwicdというGUIなツールを使う事にした。やっぱりessidが固定とか、事ある度に起動スクリプトやinterfacesを書き換えするってのは使い辛いから。
GnomeもKDEもデフォでは使いたくないから、簡単と言われるそれらのネットワーク設定ツールをこれまであえて使わなかったわけである。
が、そうも言ってられないので Debian wikiにあるとおり wicdをインストールして、interfacesをほとんど何もない状態にして、wicd -n でGUIを立ち上げて、スキャンして現れたアクセスポイントに essidやらセキュリティー指定、パスフレーズ設定など、必要な設定をするだけ、なのだが、U100の特性としてwlanデバイスに関して接続前にデバイスドライバを読み直す形に、つまりこれまで手動や独自スクリプトでやってたのと同じ事をしないとうまく繋がらない。wicdでこれを行うには、ドライバの読み直しスクリプトを書いて、それをwicdの設定の Script から、Pre-connection Scriptとして指定してやればよい。

あるいは
/etc/wicd/scripts/preconnect
に接続前に走らせるスクリプトを置いておくだけで動くみたい..
スクリプトは単純に..
#/bin/sh
modprobe -r rtl8187se
modprobe rtl8187se
wpa-supplicant パッケージを入れてると、ちゃんと 認証WPA2-PSK 暗号化AESと言うモードでWPA2で使える様にもなった。
実はLennyの時もwpa-supplicantは入れていて、手動設定でやってたのだけどWPA2だとどうにも繋がらず普段は有線で、無線はWEPで使うという情けない運用をしていた..
以上の様にU100では無線LANにちょっとハマった..
まぁ今回 wicdで人並みの Wlan 環境が使える様になったのは収穫ではあるのだが、以上の一連の試行錯誤、相変わらずタコだなぁ...と感じた..
(3) mplayerのフルスクリーン時の表示
マルチメディア系はこれまで通りdebian multimediaの方がなにかと新しいのでmplayerを含めそちらのリポジトリを利用する事になるのだが、今回squeezeにupgradeしたら 再生時 -fs オプション、または fキーを押す、つまりフルスクリーンモードで動画再生すると、元動画が4:3の場合だと横一杯フルスクリーンになって、縦の下が切れてしまうという状態になってしまった。 U100は16:9に近いので、そこに4:3を再生する場合、本来上下一杯、左右は余って黒枠が出る、と言うのが正しいのだが、そうはならない。
mplayerのビデオドライバをsdlやらxvやら指定を変えてみたり、monitor aspectを弄ってみたりしたが、どれもうまくない.. 結局 man mplayerの中から見つけた答えは..
-fstype -fullscreen
と言うオプションを付ける事だった。でいちいち面倒なので /etc/mplayer/mplayer.confに
fstype= -fullscreen
を追加記述しておいた。
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とまぁ、こんな感じかな.. いずれも/usrの容量不足に陥ったり、デバイスやら無線やらで変わった所があって、手放しですんなり、とはいかなかったけれど、終わってみると普通に動作するいつものDebian である。

OSと各種アプリがupgradeされたわけで、当然各アプリも色々進化している。gqviewはgeeqieになってヒストグラムやデジカメのraw画像の表示まで出来る様になってたり、



gkrellmやe16のこれバグかな、ってちょっと動作が変だった所が治ってたりする。 rxvt-unicode ってのがあって、unicode対応に加えてEtermみたいな透ける設定にもできたり.. U100では画面ブランク復帰時に輝度が最大になってしまう、という問題があったのだが squeezeでは治ってるし、無設定でもFn+F12 でちゃんとスリープモードに入る..ACPIが改良されている様だ.. そういう地味な改良もちゃんとされていたりするのがいいね。

ただ大きく変わって使い辛いかな、と思ったものもある。例えばamaroKは1.4 が2.3と大幅にバージョンupしたので大いに期待していたのが...使ってみると...


iPodにはちゃんと繋がるのだが、iPod内のプレイリストの編集とかがさくっと出来ないとか、Tabでの切り替えがメニュー式になって使い辛くなってたり..Amazonで買ったmp3ファイルはカバー写真が出てこなくなったり(1.4だと何もせずに出たのに).. KDEは使ってないので設定してない為か、ブラウザのレンダリングも変だ.. と言う風に、今のところ新バージョンはちょっと期待はずれ..

w3mmee は起動すると、以前と違って、なぜかCPUパワーを無駄に食ってる模様.. w3m そのものはそうではないので、w3mmeeはやめてw3mに戻す、とか...

まぁOSSを利用してると、そういう事もあるわけで、折り合いを付けたり、代替を探したりってことになるわけですが...いずれにしても、選択の自由があるわけで、この自由さ、居心地のよさがOSSやLinuxのよさであるわけだ。時々多少時間を食ったり悩んだりもするが、その自由さは何物にも替えがたい..